JP3037306U - 反射カバー結合型交通安全コーン - Google Patents

反射カバー結合型交通安全コーン

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JP3037306U
JP3037306U JP1996008331U JP833196U JP3037306U JP 3037306 U JP3037306 U JP 3037306U JP 1996008331 U JP1996008331 U JP 1996008331U JP 833196 U JP833196 U JP 833196U JP 3037306 U JP3037306 U JP 3037306U
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JP
Japan
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cone
cover
reflection
reflection cover
reflective cover
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996008331U
Other languages
English (en)
Inventor
保雄 米屋
Original Assignee
株式会社キタイチ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は,コーンとしての素材が持つ物性
と,反射カバーが持つ素材とが大きく異なる2種類の素
材を各々の特性を生かしながら,結合(一体化)するこ
とを目的としており,コーンと反射カバーが別々のもの
として考えるのではなく,コーン本体に反射カバーが最
初から装着した一体品として捕らえ,コーン筒下端部と
反射カバー最下端部1〜2cm幅円周上とを接着するこ
とにより,コーンの重要な機能である収納性・移動性と
いう特性を保持しながら,カバー下端部のめくれ及び波
打ち現象(皺)を防止し,それと同時に踏み倒し等によ
るコーン変形時にもカバーの亀裂・破壊を防ぐ。 【構成】コーン本体に,コーン筒部と同じ円錐形状に作
られた反射カバーが,その最下端部1〜2cm幅の円周
上のみでコーン筒下端部接着されている交通安全コー
ン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,道路工事現場や建設工事現場などにおいて,歩行者・車両あるいは 二輪車の規制・誘導を行う為などに使用されているコーンに係わるものである。
【0002】 詳しくは,コーンとカバーを別々のものとして捕らえるのではなく,使用開始 時においてコーンは既に反射カバーを装着しており,しかもコーン及び反射カバ ーの二者は互いに結合(一体化)しており,反射機能を装備しながら,かつコー ン本来の持つ移動性・収納性及び,踏み倒しなどによる変形に対する耐久性を有 するコーンに係わるものである。
【0003】
【従来の技術】
コーンは通常,道路工事現場や建設工事現場のような屋外での使用が一般的で ある。
【0004】 近年,交通量の急増に伴い,工事による渋滞緩和対策として,比較的交通量が 少くなる夜間の工事や,昼夜間連続して行う集中工事へと工事方法も移行してき ているが,特に夜間は車両及び工事区間への安全対策上,視認性の向上が求めら れており,その結果,ヘッドライトの照射に対して反射光を発する反射型規制器 材使用の要望が高まっている。
【0005】 その様な状況の中で,現在あるコーンを簡易的に,かつ安価に臨時反射型規制 器材として一時的に利用する目的で,コーンに臨時仮設的に被せる反射カバーが 使用されているケースも増えてきている。 但し,これらの反射カバーは,ナイロン地の反射布を加工したものや,軟質塩 化ビニールシートの上に反射材を張り付け加工して製品化したものであり,これ らは総じて単純なキャップ式で,コーン上端部より被せるだけか,もしくは接着 剤または両面テープ等で張り付けて使用するケースもあるが、その時にはコーン 本体筒部に場所の特定をせず,全体もしくは不特定の部位に接着剤を塗布するか 両面テープを適当な部位に配置し張り付けている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコーンカバーは,基本的に着脱の容易さを主眼としたキャップ式のもの である為,コーン本体に反射カバーが結合(一体化)されていない。 その為に,路面に設置してある反射カバーを被せたコーンを,カバーを被せた まま回収して積み上げていった場合,再度コーンを路面に設置する為に,積み上 げられていたコーンを上から順に外そうとした時,上のコーンの内側に下のコー ンのカバーが密着して一緒に外れてしまったり,密着しないまでもコーンを外し た勢いで被っていた反射カバーが,下のコーンから外れたりするという課題を有 している。
【0007】 その結果,工事規制をかける際にコーン本体を一度設置した後に,再度反射カ バーをかけ直しに廻るという時間的にも安全対策上にも問題のある方法を取らざ るを得ない状況を有している。
【0008】 コーン筒胴体下部周囲,もしくは反射カバー裏面の適宜箇所に両面接着テープ を施し,反射カバーと本体を密着させる試みもあるが,コーンのほとんどが屋外 での使用の為,雨水・泥水・高温に影響され,両面接着テープの性能が長期に持 続できず,結局剥がれてきている現状を有している。
【0009】 一部には,コーン本体筒部に場所を特定せず接着剤を塗布し,コーンと反射カ バーを接着したりしている場合があるが,この場合,転倒時及び設置回収の脱着 時に反射カバー最下端部がめくれ返る現象や,経時変化に於けるコーン本体と反 射カバーとの伸縮率が違うためカバー表面に波打ち(皺)状態が出てくる現象が 生じている。
【0010】 また一部には,筒部全面に接着剤を塗布することで本体と反射カバーを接着し ているケースもあるがこの場合には,コーン本体の伸縮率と反射カバーの素材の 伸縮率が異なるため,踏み倒されたとき等の筒部屈曲時にコーン本体の伸びに反 射カバー素材の伸びがついて行けず,反射カバー素材の部分破壊もしくは亀裂が 生じている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の反射カバーは,綿もしくは合成繊維素材の布地を基盤とする反射シー トを,コーン本体筒部と同様の大きさの円錐形状に成型する。 成型のしかたは,コーンの筒部分を展開したときの扇型に反射シートを切り抜 き,その扇形の反射シートの両側縁を15mm程度重ね合わせ,縫製もしくは接 着剤接合で円錐形状にする。
【0012】 コーンと反射カバーが結合された一体型になっていることにより,コーン本体 がもつ利便性,つまり収納性・移動性という重要な特性を保持すると同時に,コ ーン使用時に反射性能や危険表示などの作業の安全性に係わる機能を維持出来る ようにしている。
【0013】 本考案は,コーン筒部下端部に1〜2cm幅で円周上に接着剤を塗布しかつ, 反射カバー最下端部1〜2cmにも接着剤を塗布した後,接着(一体化)するこ とで,コーンが転倒したとき及び踏み倒されたときにも反射カバー下端部がめく れ返るのを防止しかつ,反射カバーがコーン本体から外れることを防止している 。
【0014】 また,接着部位をコーン本体の下端部のみでの接着方式をとることで,踏み倒 し及び転倒時等に於けるコーン本体の変形による力が,反射カバーに及ぼす影響 を最小限小さくしている。 なぜなら,踏み倒し及び転倒時にもコーン筒下端部はその底部にベース部分を 有しており,コーン変形時にも最も影響の少ない部位である。
【0015】
【作用】
コーンを工事規制などにおいて使用し,設置・回収を繰り返した際も,コーン 本体と反射カバーが分離する事がない。
【0016】 コーンが車両との接触や車両の巻き込み風,あるいは横風などで転倒した場合 においても,反射カバーだけが離脱することがない。
【0017】 コーン筒部及び反射カバー下端部のみでの接着により,両素材が各々独立した 単体として持っている物性を最大限保持することが出来るので,従来の部分接着 で見られたコーン本体と反射カバーの伸縮率の差による波打ち現象(皺)や,反 射カバー最下端部のめくれが生じない。
【0018】 全面接着とは異なり,コーン本体変形時におけるカバーの破壊・亀裂が生じな い。
【0019】
【実施例】
高速道路などの工事規制において,常に反射カバーがコーンと一体化している ことで,設置作業時にコーンを一度設置した後から,再度コーンに反射カバーを 被せて廻る作業が必要なくなり,設置作業時間の短縮と危険性の回避が出来る。
【0020】
【考案の効果】
コーン本体に直接反射カバーが取り付けられた状態,つまりコーンと反射部分 がどんな状態でも分離しない一体品の機能を有しながら,かつ反射カバーの波打 ち現象やめくれによる醜形化を防ぎ,踏み倒された際の極度な変形にも反射カバ ーにかかる影響が最小限となっていることで反射カバーの破壊や亀裂が生じにく くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射カバーを結合した状態のコーン本体側面図
【図2】反射カバーを結合した状態のコーン本体平面図
【符号の説明】
1.コーン本体 2.反射カバー 3.筒部 4.ベース部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 反射カバー結合型交通安全コーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交通安全コーン(以下「コーン」と表示)
    筒下端部と反射カバー最下端部1〜2cmを円周上に接
    着した反射カバー結合(一体化)型コーン。
JP1996008331U 1996-07-15 1996-07-15 反射カバー結合型交通安全コーン Expired - Lifetime JP3037306U (ja)

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JP1996008331U JP3037306U (ja) 1996-07-15 1996-07-15 反射カバー結合型交通安全コーン

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JP3037306U true JP3037306U (ja) 1997-05-16

Family

ID=43172032

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123595A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社イケガミ 交通整理用コーン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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