JP3037083U - 糖衣錠形冷菓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は冷菓に関するものである。 【解決手段】本考案は粒状の冷菓を糖衣で覆う事を要旨
とし，冷菓として，アイスクリーム，シャーベット，か
き氷等を用いてなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は，冷菓に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の冷菓製品に，一口で食する事が出来るアイスクリーム，シャーベット等の 全体をチョコレートのみで覆ったものはある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし，チョコレートのみで覆った冷菓は，そのチョコレートが溶けて手指につ く為，楊枝等を使用しなければならず，又，冷菓同士もくっつきやすいのが現状 である。

【０００４】 その為，従来の製品には楊枝，プラスチックトレー，紙箱等を付設しなければな らなかった。

【０００５】 一方，需要者においては新しい感覚の冷菓が求められており，さらに，環境保全 の観点から省資源・ゴミの減量化が求められている。

【０００６】 本出願人は，手指を汚す事なく手軽に食する事が出来，その包装も簡易になし得 る，新感覚の冷菓を提供しようとするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は，粒形の冷菓の全体を糖衣で覆う事によって，上記課題を解決せんとす る。

【０００８】 又，冷菓としてはアイスクリーム，シャーベット，かき氷等を用いてなる。

【０００９】

【実施例】

添付した図面により説明する。図１は本考案の断面図である。

【００１０】 図中１は糖衣であり，図中２の冷菓を覆い固める役割を果す。

【００１１】 図中１は，着色料の使用により，様々な色彩を施すことが出来る。

【００１２】 又，図中２の冷菓は，アイスクリーム，シャーベット，かき氷等である。

【００１３】 図２は冷菓をチョコレートで覆い，更に糖衣を施したものである。

【００１４】 製造方法は，糖衣菓子における周知方法を利用する事が可能である。

【００１５】 その包装についても，ビニール袋のみか，あるいは紙箱・紙カップのみで簡易に なし得る事が出来る。

【００１６】

【考案の効果】

上述の様に，本考案は粒形の冷菓を糖衣で覆う事により，手指を汚すことなく， 手軽に食べられる冷菓を提供するものである。

【００１７】 本考案は，糖衣の歯ざわりと冷菓の食感を同時に楽しむ事ができる。

【００１８】 さらに本考案は，糖衣への彩色によって，従来の冷菓に得られなかった鮮やかな 色合いを楽しむ事が出来るものである。

【００１９】 又，一つの冷菓の直径を１０ｍｍないし２０ｍｍ程度の粒形にすれば，色彩，味 覚の異なる冷菓をまとめて一度に食する楽しさを得る事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す糖衣錠形冷菓の断面図
である。

【図２】本考案の他の実施例を示す糖衣錠形冷菓の断面
図である。

【符号の説明】

１ 糖衣 ２ 冷菓 ３ チョコレート

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】砂糖，コーンスターチ，ふどう糖，安定
   剤，着色料等を用いてなる糖衣で覆い固めた，粒形の冷
   菓。
2. 【請求項２】冷菓として，アイスクリーム，シャーベッ
   ト，かき水等を用いてなる，請求項１記載の冷菓。