JP3037047B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP3037047B2
JP3037047B2 JP31862893A JP31862893A JP3037047B2 JP 3037047 B2 JP3037047 B2 JP 3037047B2 JP 31862893 A JP31862893 A JP 31862893A JP 31862893 A JP31862893 A JP 31862893A JP 3037047 B2 JP3037047 B2 JP 3037047B2
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洋一 松田
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山口日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置に関し、
特に自動温度制御機構を有するドライエッチング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドライエッチング装置は、図5の
構成図に示すように、ウエハー1をばね12の圧力でウ
エハークランプ2により下部電極3に押圧し、下部電極
3内の配管からウエハー冷却用ヘリウム4を供給し、圧
力計6に表示されるウエハー裏面圧力を一定にするよう
にマスフローコントローラー5でヘリウムの流量を調整
する。そして、下部電極3へ印加したRFパワー7とエ
ッチングガス8によりエッチングガスプラズマ9を発生
させ、エッチングを行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体製造
装置では、エッチングの際に、ウエハーの反り、下部電
極の傷や歪み、下部電極に付着した反応生成物、ウエハ
ークランプのウエハー押圧力の不均一、その他種々の要
因によりウエハー面内及びウエハー間に温度差が生じて
いた。このため、ウエハー面内及びウエハー間でエッチ
ングレート差やデポジション膜の付着量の差によりエッ
チング形状差が生じるという問題点があった。また、ウ
エハーの冷却不十分による部分的なレジスト焼けが生じ
るという問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
は、ウエハーを載置する下部電極及びウエハーを押圧固
定するウエハークランプのウエハーとの接触面に、複数
のウエハー温度モニターセンサーを配置し、このセンサ
ーからの信号に基づきウエハー面内の温度差を無くすた
めにウエハークランプ圧力を部分的に制御する圧力制御
クランプ機構と、ウエハー面を流れるウエハー冷却用ヘ
リウムの流量を制御し、ウエハー面を設定温度にするた
めのウエハー冷却用ヘリウム流量調整機構とを備えてい
る。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図、図2は一実施例
における温度モニターセンサーの配置を示すウエハーク
ランプの平面図である。
【0006】図1、図2において、ウエハー1はクラン
プ駆動用エアーシリンダー11a〜11dによりウエハ
ークランプ2を介して下部電極3に均一に一定圧力
(1.0〜3.0kg/cm2 )で押圧固定され、温度
制御部(図示せず)により一定の温度に制御された下部
電極3内の配管からマスフローコントローラ5で制御さ
れたウエハー冷却用ヘリウム4を一定流量(5〜15s
ccm)流し、ウエハー1を冷却する。そして、下部電
極3へ印加したRFパワー7とエッチングガス8により
エッチングガスプラズマ9を発生させ、エッチングを行
なう。
【0007】次に本実施例の動作について説明する。図
3は本実施例における温度制御方法を説明するグラフで
ある。例えば、エッチング時にウエハーが図3(A)に
示すような温度分布になった場合、ウエハークランプ2
及び下部電極3に配置された合計5個所のウエハー温度
モニターセンサー10a〜10eはそれぞれのウエハー
内位置(a〜e)における温度をモニターする。次に、
ウエハー内で温度が高い位置(a、b)のクランプ圧を
図3(B)のように下げてウエハー冷却用ヘリウム4が
流れ易いようにし、位置(a、b)の温度を下げる。ま
た、ウエハー内で温度が低い位置(c、d)のクランプ
圧を上げてウエハー冷却用ヘリウム4が流れ難いように
し、位置(c、d)の温度を上げる。
【0008】以上の制御を行なうことにより、ウエハー
面内温度は例えば90℃と均一になる。この後、ウエハ
ー設定温度が80℃である場合には10℃温度を下げる
必要があり、そのために図3(C)に示すようにウエハ
ー冷却用ヘリウム4の流量をマスフローコントローラー
5で10sccmから11sccmに増加させる。
【0009】以上のように本実施例は、ウエハー温度モ
ニターセンサーからの信号に基づきエアーシリンダーを
駆動することによってウエハークランプ圧力を制御し、
同時にマスフローコントローラーを制御してヘリウム流
量を調整する。このクランプ力とヘリウム流量の2つの
制御を繰り返し行なうことによりウエハー面内及びウエ
ハー間の温度差は抑えられ、図5(A)、(B)のグラ
フに示すように、従来技術と本発明を比較するとウエハ
ー面内及びウエハー間のエッチングレートばらつきは減
少していることがわかる。
【0010】本実施例ではウエハーを押さえるクランプ
圧を制御する機構としてエアーシリンダーを使用した
が、クランプ駆動用ギアモーターを使用してもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ウエハー
面内及びウエハー間の温度差を無くすことができるの
で、ウエハー面内及びウエハー間でのエッチングレート
ばらつきが従来技術に比較して減少する。また、デポジ
ション膜の付着量が均一となってエッチング形状差がな
くなり、冷却不十分による部分的なレジスト焼けもなく
すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】一実施例におけるウエハー温度モニターセンサ
ーの配置を示す平面図である。
【図3】一実施例における温度制御方法を説明する図
で、同図(A)はウエハー温度、同図(B)はクランプ
圧力、同図(C)はウエハー冷却用ヘリウム流量をそれ
ぞれ示すグラフである。
【図4】従来技術と本発明との比較図で、同図(A)は
ウエハー面内及びウエハー間のエッチングレート、同図
(B)はエッチングレートばらつきをそれぞれ示すグラ
フである。
【図5】従来の半導体製造装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ウエハー 2 ウエハークランプ 3 下部電極 4 ウエハー冷却用ヘリウム 5 マスフローコントローラー 6 圧力計 7 RFパワー 8 エッチングガス 9 エッチングガスプラズマ 10a〜10e ウエハー温度モニターセンサー 11a〜11d クランプ駆動用エアーシリンダー 12 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハー冷却用ヘリウムの配管を有する
    下部電極にウエハーを載置し、ウエハークランプにより
    ウエハーに押圧固定してドライエッチングを行なう半導
    体製造装置において、前記ウエハーと接触する下部電極
    面およびウエハークランプ面に複数のウエハー温度モニ
    ターセンサーを配置し、このセンサーからの信号に基づ
    いて前記各接触位置における押圧力を増減する圧力制御
    クランプ機構と、マスフローコントローラーを制御し前
    記ヘリウム流量を増減する冷却用ヘリウム流量調整機構
    とを備え、ウエハーエッチング時の温度制御を行なうこ
    とを特徴とする半導体製造装置。
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