JP3036968U - ステッチ・ボンディングされた複合体 - Google Patents

ステッチ・ボンディングされた複合体

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JP3036968U
JP3036968U JP1996010171U JP1017196U JP3036968U JP 3036968 U JP3036968 U JP 3036968U JP 1996010171 U JP1996010171 U JP 1996010171U JP 1017196 U JP1017196 U JP 1017196U JP 3036968 U JP3036968 U JP 3036968U
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JP
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stitch
bonded composite
thread
forming
mesh
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JP1996010171U
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English (en)
Inventor
グロース ギゼラ
シェーファー フーベルト
トロムペルト ベルント
Original Assignee
グラースザイデン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング オーシャッツ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経糸方向における著しく改善された裂断伸び
を有している、ステッチ・ボンディングされた複合体を
提供する。 【解決手段】 メッシュ形成する糸を備えた、経糸方向
において供給された単層又は多層の面状物から成る、ス
テッチ・ボンディングされた複合体において、緯糸方向
に延びる糸ストランド(ロービング)3が、密な表面層
を形成しながら糸層において配置されており、かつメッ
シュ形成する糸2によって面状物とステッチ・ボンディ
ング技術でしっかりと固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、改善されたステッチ・ボンディングされた複合体(naehgewirkter Komplex)、特に、ホース又は管を製造するための、ステッチ・ボンディングさ れた複合体であって、ランダム−レイド層(Wirrlage)における無端の繊維から 成っており、かつメッシュ形成する糸系を用いて、緯糸方向における糸層を成す フィラメントから成る糸ストランドとしっかりと固定(verfestigen)されてい るものに関する。緯糸方向における糸層はこの場合、密な表面層を形成する。
【0002】
【従来の技術】
ステッチ・ボンディングされた複合体は以前から知られている。
【0003】 ステッチ・ボンディングされた複合体は経糸方向において、例えば織布、フリ ース、ニッテッド−ファブリック又はシートであってもよい面状物を有しており 、このような面状物は、メッシュ形成する糸系によって結合されている。
【0004】 公知のステッチ・ボンディングされた複合体は、ラミネート法で例えばブーツ 構造、車両構造及び容器構造において使用される。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許第4326503号明細書及びドイツ連邦共和国特許出 願公開第4339756号明細書に基づいて最近公知になった、ホース又は管を 製造するための生産的な巻付け法(Wickelverfahren)では、その使用は、プラ スチック複合体において期待される高い強度に基づいて、極めて望ましいもので ある。
【0006】 しかしながら実地においては次のことが分かっている。すなわち、公知のステ ッチ・ボンディングされた複合体から製造されたホースは、該ホースを通路再構 成作業(Kanalsanierungsarbeiten)時に、欠陥のある流出管内に引き込み、拡 大して、管内壁に密に接触させること、又は通路管代用物として前製造された管 として使用することが望まれている場合には、半径方向における必要な伸びを有 していない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに本考案の課題は、経糸方向における著しく改善された裂断伸び(Reissd ehnung)を有している、ステッチ・ボンディングされた複合体を提供することで ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の構成では、、ランダム−レイド層における 無端の繊維から成る裁断マットが、緯糸方向に配置されていて密な表面層を形成 する、糸層における糸ストランドと、ステッチ・ボンディング技術において結合 されている。
【0009】
【考案の効果】
メッシュ形成する糸系は、有機的な糸から成っており、大きなステッチ長さと 少ない糸数とをもって配置されている。
【0010】 本考案によれば、ポリエステル又はポリアミドを使用することが提案されてい る。
【0011】 材料の選択は、使用される樹脂とのいわば相性を保証するために役立つ。
【0012】 本考案によって提案された、3mm〜6mm有利には5mmのステッチ長さ及 びトリコット編みは、本考案による製品の生産的な製造を可能にする。
【0013】 本考案の別の構成によれば、ガラス繊維及び/又は玄武岩繊維を繊維製の面状 物及び糸ストランドのために使用することが提案されている。
【0014】 本考案によるステッチ・ボンディングされた複合体によって、プラスチック複 合体における高い強度が得られ、本考案による複合体は、経糸方向において著し く改善された裂断伸びを有しており、しかも同時にこの場合における強度損失は わずかである。
【0015】 本考案によるステッチ・ボンディングされた複合体は、特にホース又は管を製 造するために、半径方向における高い変形可能性を有する必要がある繊維補強さ れた対象物に、特に適している。
【0016】
【考案の実施の形態】
次に図面につき本考案の実施の形態を説明する。
【0017】 880g/mの全面積質量を備えたステッチ・ボンディングされた複合体は 、経糸方向における30texの繊度(Feinheit)と50mmの繊維長さをと備え たE-ガラスフィラメント製の裁断マット1から成っている。
【0018】 メッシュ形成する糸系2は、トリコット編み(Trikotlegung)されたポリエス テル糸であり、このポリエステル糸のステッチ長さは5mmである。またこの糸 系2もしくはポリエステル糸の、全面積重量における質量分は、2%未満である 。
【0019】 緯糸方向において糸系2は、1200texの繊度を備えた糸ストランド(ロー ビィング)3としてのE-ガラスフィラメントから成っている。
【0020】 糸ストランド3は糸層として形成されている。緯糸方向における糸層は、42 0g/mの面積質量を有している。
【0021】 本考案によるステッチ・ボンディングされた複合体には、DIN53857 Teil2に基づく最高裂断力における裂断伸びが規定された。
【0022】 検査速度: 100mm/min 自由な緊張長さ: 200mm 検査方向: 経糸方向 検査機械: Tiratest2150 結果: 25% 下記のデータつまり、 経糸方向における裁断マット、 面積質量:300g/m 経糸方向におけるロービング織布、 面積質量:580g/m メッシュ形成する糸系: トリコット編みされたポリエステル糸 ステッチ長さ:5mm から成る、全面積質量880g/mを備えたE−ガラスフィラメント製の択一 的なステッチ・ボンディングされた複合体においては、上に述べた検査方法によ って、 2%の結果が得られた。
【0023】 したがって本考案によるステッチ・ボンディングされた複合体の、経糸方向に おける裂断伸びは、公知のステッチ・ボンディングされた複合体におけるよりも 12倍大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるステッチ・ボンディングされた複
合体を示す斜視図である。
【図2】図1に示された複合体の左側をA−A線に沿っ
て断面して示す図である。
【符号の説明】
1 裁断マット、 2 糸系、 3 糸ストランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ベルント トロムペルト ドイツ連邦共和国 クリミチャウ フリッ ツ−ハムペル−ヴェーク 10

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッシュ形成する糸を備えた、経糸方向
    において供給された単層又は多層の面状物から成る、ス
    テッチ・ボンディングされた複合体において、緯糸方向
    に延びる糸ストランド(ロービング)(3)が、密な表
    面層を形成しながら糸層において配置されており、かつ
    メッシュ形成する糸(2)によって面状物とステッチ・
    ボンディング技術でしっかりと固定されていることを特
    徴とする、ステッチ・ボンディングされた複合体。
  2. 【請求項2】 緯糸方向に延びる糸ストランド(ロービ
    ング)(3)のフィラメントが、300〜2400te
    x、有利には1200texの繊度を有している、請求
    項1記載のステッチ・ボンディングされた複合体。
  3. 【請求項3】 複合体の面積重量が、ほぼ880g/m
    である、請求項1又は2記載のステッチ・ボンディン
    グされた複合体。
  4. 【請求項4】 メッシュ形成する糸(2)のステッチ長
    さが、緯糸方向に延びる糸ストランド(3)の幅に相当
    している、請求項1から3までのいずれか1項記載のス
    テッチ・ボンディングされた複合体。
  5. 【請求項5】 メッシュ形成する糸(2)のステッチ長
    さが、3〜6mm、有利には5mmである、請求項1か
    ら4までのいずれか1項記載のステッチ・ボンディング
    された複合体。
  6. 【請求項6】 単層又は多層の面状物及び糸ストランド
    (ロービング)(3)が、ガラス繊維及び/又は玄武岩
    繊維から成っている、請求項1から5までのいずれか1
    項記載のステッチ・ボンディングされた複合体。
  7. 【請求項7】 メッシュ形成する糸(2)が、トリコッ
    ト編みされたポリエステル又はポリアミドから成ってい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載のステッチ
    ・ボンディングされた複合体。
  8. 【請求項8】 巻付け技術においてホース又は管を製造
    する場合に、ロービングを使用する、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載のステッチ・ボンディングされた
    複合体。
JP1996010171U 1996-10-09 1996-10-09 ステッチ・ボンディングされた複合体 Expired - Lifetime JP3036968U (ja)

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