JP3036738U - 着雪防止機能を具備した交通安全装置 - Google Patents

着雪防止機能を具備した交通安全装置

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JP3036738U JP1996011097U JP1109796U JP3036738U JP 3036738 U JP3036738 U JP 3036738U JP 1996011097 U JP1996011097 U JP 1996011097U JP 1109796 U JP1109796 U JP 1109796U JP 3036738 U JP3036738 U JP 3036738U
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勝正 藤井
智 古岡
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株式会社テクノニジュウイチ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に蓄熱剤を具備した道路標識や反射鏡に
おいて、曇天や降雨等の悪天候が連続しても防曇機能が
十分発揮できるようにする。 【解決手段】 蓄熱剤入り容器10と電気ヒーター12
とを表面板28又は鏡面に対して熱伝導可能なように密
接して付設し、その電気ヒーターへの電気の入・切を制
御部24で制御するように構成し、その制御を降雨雪セ
ンサー22,外気温度センサー20,表面板温度センサ
ー18からの各信号の組合せによる条件によって行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、道路標識又は反射鏡等の交通安全装 置の表面が冬期の寒冷時に結露,結氷あるいは着雪等によりその本来の機能が害 されることを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から道路標識又は反射鏡(いわゆるカーブミラー)の 表面が冬期の寒冷時に結露あるいは結氷してその機能が害されることを防止する ために、蓄熱剤や断熱材を用いた装置が提案され、それなりの効果を得ている。 (例えば特開平5−25808号公報)
【0003】 しかしながら、これらの装置では該蓄熱材に日中温暖時に 蓄えた熱のみを利用しているために、例えば日中の大部分の時間が曇天や降雨等 のために十分な熱量を蓄熱できなかった場合等には、その防曇機能を十分発揮で きなかったり、さらに降雨時には表面に着雪して交通安全装置として全く機能し なくなるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 内部に蓄熱剤を具備した道路標識又は反 射鏡等の交通安全装置において、日中の大部分の時間が曇天や降雨等のために十 分な熱量を蓄熱できなかった場合等には、防曇機能が十分に発揮できないことが あるが、このような場合であっても、あるいは悪天候が数日間継続しても防曇効 果や、結氷防止あるいは着雪防止効果が得られるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を解決するために、本考案は交 通安全そうちにおける構成を次のようにするものである。 (その1)道路標識又は反射鏡の内面に、少なくとも蓄熱剤33が入った蓄熱剤 入り容器10と電気ヒーター12とを表面板28又は鏡面30に対して熱伝導可 能なように密接して設け、その裏面に断熱材14を介して裏板16を設けて箱状 の一体構成とし、さらに表面温度センサー18,外気温度センサー20,降雨雪 センサー22,制御部24並びにヒーターコントローラー26で構成した交通安 全装置において、該降雨雪センサーが降雨あるいは降雪を検知した場合であって 、そのときの外気温度が氷点よりも高いときには該表面板又は鏡面の温度を外気 温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで加温し、同じくそのときの外気 温度が氷点付近又は氷点以下のときには該表面板又は鏡面の温度を氷点より高い 所定の温度によるように制御部24でヒーターコントローラー26を介して該電 気ヒーターを制御するように構成したことを特徴とする蓄熱剤と電気ヒーターを 構成要素に含むハイブリッド式の着雪防止機能を具備した交通安全装置。
【0006】 また、本考案は交通安全装置における構成を次のようにも するものである。 (その2)道路標識又は反射鏡の内面に、少なくとも蓄熱剤32が入った蓄熱剤 入り容器10と電気ヒーター12とを表面板28又は鏡面30に対して熱伝導可 能なように密接して設け、その裏面に断熱材14を介して裏板16を設けて箱状 の一体構成とし、さらに表面恩センサー18,外気温度センサー20,降雨雪セ ンサー22,制御部24並びにヒーターコントローラー26でに構成した交通安 全装置において該降雨雪センサーが降雨あるいは降雪を検知しない場合であって も、そのときの外気温度が氷点付近以下のときには該表面板又は鏡面の温度を外 気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで加温し、同じくそのときの外 気温度が氷点よりも高く、かつ、その外気温度が該表面板又は表面の温度よりも 高いときには、該表面板又は鏡面の温度を外気温度と等しくするかこの外気温度 よりも若干高くなるように制御部24でヒーターコントローラー26を介して該 電気ヒーターを制御するように構成したことを特徴とする蓄熱剤と電気ヒーター を構成要素に含むハイブリッド式の着雪防止機能を具備した交通安全装置。
【0007】 さらに、本考案は交通安全装置における構成を次のように もするものである。 (その3)道路標識又は反射鏡の内面に、少なくとも蓄熱剤32が入った蓄熱剤 入り容器10と電気ヒーター12とを表面板28又は鏡面30に対して熱伝導可 能なように密接して設け、その裏面に断熱材14を介して裏板16を設けて箱状 の一体構成とし、さらに表面板温度センサー18,外気温度センサー20,降雨 雪センサー22,制御部24並びにヒーターコントローラー26で構成した交通 安全装置において、該降雨雪センサーが降雨あるいは降雪を検知した場合であっ て、そのときの外気温度が氷点よりも高いときには該表面板又は鏡面の温度を外 気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで加温し、同じくそのときの外 気温度が氷点下のときには該表面板又は鏡面の温度を氷点より高い所定の温度に なるように制御部24でヒーターコントローラー26を介して該電気ヒーターを 制御するようにし、さらに該降雨雪センサーが降雨あるいは降雪を検知しない場 合であっても、そのときの外気温度が氷点付近又は氷点以下のときには、該表面 板又は鏡面の温度を外気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで加温し 、同じくそのときの外気温度が氷点よりも高く、かつ、その外気温度が該表面板 又は鏡面の温度よりも高いときには、該表面板又は該表面板又は鏡面の温度を外 気温度と等しくするかこの外気温度よりも若干高くなるように制御部24でヒー ターコントローラー26を介して該電気ヒーターを制御するように構成したこと を特徴とする蓄熱材と電気ヒーターを構成要素に含むハイブリッド式の着雪防止 機能を具備した交通安全装置。 (その4)前記外気温度が+20℃以上の場合には、前記電気ヒーターによる加 温をしないように構成したことを特徴とする前記(その1)乃至(その3)のい ずれかに記載の着雪防止機能を具備した交通安全装置。
【0008】
【考案の実施の形態】 前記の課題を解決するための一実施例のブロックダ イヤグラムを図1(A)に示す。なお、同図では電源部及び電源線の図示は省略 した。 同図において、蓄熱剤32はこの分野における従来公知の蓄熱剤と変わりはな く、その作用効果も同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0009】 電気ヒーター12は蓄熱剤入り容器10の背面に密接して 付設したが、これは絶縁体を適当に選択することによって、該蓄熱剤入り容器の 内部に収納することも可能である。該電気ヒーターは、制御部24の指示によっ てヒーターコントローラー26を介して電気の入り、切りを制御するように構成 した。
【0010】 該ヒーターコントローラーはSSR(ソリッドステートリ レー)を主体にして構成した。本実施例では該電気ヒーターを加熱する電源は商 用電源(交流100V)を使用したので交流用SSRを使用し、しかも該SSR はゼロクロス制御(交流の瞬時電圧がゼロボルトになった時点で電源をオンとす る制御)のものを使用したが、この例に限らず、この電源は直流であっても良い 。
【0011】 この電源が直流の場合には、例えば太陽電池と風力発電機 で得られた電流でバッテリーを充電して電源とする等が考えられる。このように 電源に直流を用いる場合にはSSRも直流用のものを用いる必要があることはむ ろんである。
【0012】 前記の制御部の指示で電気ヒーターを入・切する素子はS SRに限らず他の方法、例えば機械的リレー等であっても良いが、リレーや電気 ヒーターの寿命の点を考慮すれば、SSRの方がより好ましい。そして制御部2 4は本実施例ではマイクロコンピューター(プログラムソフトを含むマイコン) を主体に構成したが、この例に限らず、複数個の比較器(コンパレーター)を組 合わせた、いわゆるハード部品のみで構成することも可能である。
【0013】 この制御部24に情報を入力するためのセンサーが必要で あり、それらは表面板温度センサー18,外気温度センサー20帯び降雨雪セン サー22である。このうち、温度センサーは市販品も多々あり、本実施例でも市 販品の銅・コンスタンタン熱電対を用いた。
【0014】 降雨雪センサーは市販品に適当なものがないので、次のよ うに構成した。 一辺が7cmのほぼ正方形のプリント基板上に、ピッチ約3mmで相互に接触 することがないように、約1mm幅のくし形の電極が2ヶ向き合って組合わさる ように構成し、かつその電極の表面を金メッキしたもをの用いた。 この2ヶの電極からそれぞれ電線を引出すことで、両電極間の電気抵抗を検出 できるようにする。この降雨雪センサーの構成を模式的に図示したものが図1( B)である。 この降雨雪センサーを道路標識又は反射鏡の上部に約45度の傾斜で取付ける 。
【0015】 このように構成した降雨雪センサーは次のように作用する 。前述のように、この降雨雪センサーは降雨あるいは降雪を検知できれば本考案 の目的は達成されるので、両者を区別する必要はない。 「降雨時」 降雨時には、雨水が両電極間にそれぞれ接触して、短絡状態になり、両電極間 の電気抵抗が著しく低下するので、降雨を検出できる。 雨が止むと、降雨雪センサーの表面が傾斜しているので雨水は直ちに流下し、 その面は乾燥して電気抵抗は絶縁状態になる。 「降雪時」 降雪時も前記の降雨時と同様に水分を含有した雪が両電極間に着雪して電気抵 抗が急激に低下するので同様に検知できる。 雪が止むと、降雨時とは異なり、センサー面に着雪したままとなることがある が、このことは道路標識の表面や反射鏡の鏡面にも着雪している可能性があるの で、引続き「降雨雪有り」の信号を制御部に情報として入力する。 「厳寒の降雨時」 厳寒、例えば外気温度が−20度とか−30度の雰囲気で降雪があると、この 雪はサラッとした粉雪で降雨雪センサーに着雪することもなく、従って、降雨雪 センサーの信号出力は「降雨雪なし」のままとなるが、この場合でも後述の実施 例2のように構成することにより本考案の目的は達成されるので、何ら支障とは ならない。
【0016】 以上のように構成した本考案の実施例について、図を参照 して説明する。 (実施例1)図2は本考案の道路標識を支柱に取付けた様子を示す要部を断面と した一部切欠断面図である。
【0017】 同図において、連結金具36に位置決用止金38,38′ によって固定されている向かって左側の部分が本考案を実施した道路標識の断面 を示すものである。そしてこの実施例の特徴は前述のように各センサーの出力信 号に基づいて制御部24の指示で電気ヒーター12を次のように制御するもので ある。 降雨雪センサー22が降雨あるいは降雪を検知した場合であって、そのときの 外気温度が氷点よりも高いときには表面板28又は鏡面30の温度を外気温度よ りも若干高く(例えば3℃)なるように電気ヒーター12で加温する。 同じくそのときの外気温度が氷点付近又は氷点以下のときには該表面板又は鏡 面の温度を氷点より高い所定の温度(例えば6℃)になるようにする。
【0018】 (実施例2)第2の実施例もその構造は前記の第1の実施 例と同じであるが各センサーの出力信号に基づいて制御部24の指示で電気ヒー ター12を制御する条件が異なり、次のように制御するものである。 降雨雪センサー22が降雨あるいは降雪を検知しない場合であっても、そのと きの外気温度が氷点付近又は氷点以下のときには表面板28又は鏡面30の温度 を外気温度よりも若干高くなるように電気ヒーター12で加温する。 同じくそのときの外気温度が氷点よりも高く、かつ、その外気温度が該表面板 又は鏡面の温度よりも高いときは、該表面板又は鏡面の温度を外気温度と等しく するか、この外気温度よりも若干高く(例えば3℃)なるようにする。 外気温度が+20℃以上の場合には、前記電気ヒーターによる加温を行なわな いようにする。(各実施例とも共通)
【0019】 表面板温度センサー18は、道路標識又は反射鏡の外気側 (表面)に直接付設することが温度測定の正確さという点では好ましいが、視界 の妨げになることもあるので、本実施例では1.5mm厚のステンレス板の内面 側に付設した。この1.5mm厚のステンレス板で外気側と内面側の温度さは約 1℃であったが、その差はマイクロコンピューターのプログラムソフト上で補正 してデータ処理した。 もし、道路標識板や反射鏡鏡面がアクリル等の合成樹脂の場合には、1.5m m厚で外気側と内面側の温度差が約4℃もあるので、本考案の実施の対象とした 場合には、該表面板温度センサーは内面に付設しない方が良い。
【0020】
【考案の効果】 本考案を実施することにより、次のような優れた作用効果 を奏する。 冬期の寒冷時に降雨あるいは降雪があっても道路標識や反射鏡の表面板や鏡面 が結露して曇ったり、着雪してその機能を害うことがない。 冬期における氷点下の雰囲気では、降雨あるいは降雪がなくても該表面板や鏡 面が結露して曇ることがあったが、本考案を実施すればそのようなことがない。
【0021】 前記の第1の実施例と同第2の実施例とでは、その構造は 同一であり、相違するのは各センサーの出力信号に基づいて電気ヒーター12を 制御するプログラムソフトのみである。 従って、このプログラムソフトを第1の実施例と第2の実施例の両方の機能を 兼ね備えるように構成することにより、 我国の冬期厳寒時を含むほとんど全ての気象雰囲気全般にわたって、しかもそ の雰囲気が長期間継続しても優れた防曇機能を有する道路標識や反射鏡を提供で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は本考案の一実施例のグロックダ
イヤグラムである。図1(B)は降雨雪センサーの構成
を模式的に図示したものである。
【図2】 本考案を実施した道路標識を支柱に取付けた
様子を示す要部を断面とした一部切欠断面図である。
【図3】 本考案を実施した反射鏡を支柱に取付けた様
子を示す要部を断面とした一部切欠断面図である。
【符号の説明】
10 蓄熱剤入り容器 12 電気ヒーター 14 断熱材 16 裏板 18 表面板温度センサー 20 外気温度センサー 22 降雨雪センサー 24 制御部 26 ヒーターコントローラー 28 表面板 30 鏡面 32 蓄熱材 34 支持金具 36 連結金具 38,38′ 位置決用止金 40,40′ 締付金具 42 支柱 44 庇

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路標識又は反射鏡の内面に、少なくと
    も蓄熱剤(32)が入った蓄熱剤入り容器(10)と電
    気ヒーター(12)とを表面板(28)又は鏡面(3
    0)に対して熱伝導可能なように密接して設け、その裏
    面に断熱材(14)を介して裏板(16)を設けて箱状
    の一体構成とし、さらに表面温度センサー(18),外
    気温度センサー(20),降雨雪センサー(22),制
    御部(24)並びにヒーターコントローラー(26)で
    構成した交通安全訴追において、該降雨雪センサーが降
    雨あるいは降雪を検知した場合であって、そのときの外
    気温度が氷点よりも高いときには該表面板又は鏡面の温
    度を外気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーター
    で加温し、同じくそのときの外気温度が氷点付近又は氷
    点以下のときには該表面板又は鏡面の温度を氷点より高
    い所定の温度になるように制御部(24)でヒーターコ
    ントローラー(26)を介して該電気ヒーターを制御す
    るように構成したことを特徴とする蓄熱剤と電気ヒータ
    ーを構成要素に含むハイブリッド式の着雪防止機能を具
    備した交通安全装置。
  2. 【請求項2】 道路標識又は反射鏡の内面に、少なくと
    も蓄熱剤(32)が入った蓄熱剤入り容器(10)と電
    気ヒーター(12)とを表面板(28)又は鏡面(3
    0)に対して熱伝導可能なように密接して設け、その裏
    面に断熱材(14)を介して裏板(16)を設けて箱状
    の一体構成とし、さらに表面温度センサー(18),外
    気温度センサー(20),降雨雪センサー(22),制
    御部(24)並びにヒーターコントローラー(26)で
    構成した交通安全装置において、該降雨雪センサーが降
    雨あるいは降雪を検知しない場合であっても、そのとき
    の外気温度が氷点付近又は氷点以下のときは、該表面板
    又は鏡面の温度を外気温度よりも若干高くなるように該
    電気ヒーターで加温し、同じくそのときの外気温度が氷
    点よりも高く、かつ、その外気温度が該表面板又は鏡面
    の温度よりも高い%ときには、該表面板又は鏡面の温度
    を外気温度と等しくするかこの外気温度よりも若干高く
    して該電気ヒーターを制御するように構成したことを特
    徴とする蓄熱剤と電気ヒーターを構成要素に含むハイブ
    リッド式の着雪防止機能を具備した交通安全装置。
  3. 【請求項3】 道路標識又は反射鏡の内面に、少なくと
    も蓄熱剤(32)が入った蓄熱剤入り容器(10)と電
    気ヒーター(12)とを表面板(28)又は鏡面(3
    0)に対して熱伝導可能なように密接して設け、その裏
    面に断熱材(14)を介して裏板(16)を設け箱状の
    一体構成とし、さらに表面温度センサー(18),外気
    温度センサー(20),降雨雪センサー(22),制御
    部(24)並びにヒーターコントローラー(26)で構
    成した交通安全装置において、該降雨雪センサーが降雨
    あるいは降雪を検知した場合であって、そのときの外気
    温度が氷点よりも高いときには該表面板又は鏡面の温度
    を外気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで
    加温し、同じくそのときの外気温度が氷点付近又は氷点
    以下のときには該表面板又は鏡面の温度を高い所定の温
    度になるように制御部(24)でヒーターコントローラ
    ー(26)を介して該電気ヒーターを制御するように
    し、さらに該降雨雪センサーが降雨あるいは降雪を検知
    しない場合であっても、そのときの外気温度が氷点付近
    又は氷点以下のときには、該表面板又は鏡面の温度を外
    気温度よりも若干高くなるように該電気ヒーターで加温
    し、同じくそのときの外気温度が氷点よりも高く、か
    つ、その外気温度が該表面板又は鏡面の温度よりも高い
    ときには該表面板又は鏡面の温度を外気温度と等しくす
    るかこの外気温度よりも若干高くなるように制御部(1
    4)でヒーターコントローラー(26)を介して該電気
    ヒーターを制御するように構成したことを特徴とする蓄
    熱材と電気ヒーターを構成要素に含むハイブリッド式の
    着雪防止機能を具備した交通安全装置。
  4. 【請求項4】 前記外気温度が+20℃以上の場合に
    は、前記電気ヒーターによる加温を行なわないように構
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の着雪防止機能を具備した交通安全装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215027A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Hakukin Corp 融解ヒーター、前記融解ヒーターを用いた標識およびカーブミラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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