JP3036672B2 - 射出成形機の速度制御方法 - Google Patents

射出成形機の速度制御方法

Info

Publication number
JP3036672B2
JP3036672B2 JP6205330A JP20533094A JP3036672B2 JP 3036672 B2 JP3036672 B2 JP 3036672B2 JP 6205330 A JP6205330 A JP 6205330A JP 20533094 A JP20533094 A JP 20533094A JP 3036672 B2 JP3036672 B2 JP 3036672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
speed
screw
pressure
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6205330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0866944A (ja
Inventor
潔 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP6205330A priority Critical patent/JP3036672B2/ja
Publication of JPH0866944A publication Critical patent/JPH0866944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036672B2 publication Critical patent/JP3036672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の速度制御
方法に係り、特に射出時のチェック弁の閉り特性のばら
つきの悪影響を最小限に抑制するように配慮した射出成
形機の速度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融樹脂の射出成形においては、
図3に示すように、横軸を射出スクリュの位置Sまたは
時間tとし、縦軸を射出スクリュの前進速度Vまたは圧
力Pとし、高速で金型キャビティ内へ溶融した樹脂を充
填する充填工程S1 と、溶融樹脂の充填後に金型キャビ
ティ内樹脂に圧力を加えて成形する保圧工程S2 によっ
て射出制御され、多くの場合、充填工程S1 は油圧回路
の圧力調整弁を高圧に設定し、射出開始からの経過時間
または射出スクリュの前進位置を基準に速度を複数段に
変化させるように流量制御弁の開度を時間経過ととも
に、あるいは射出スクリュのストローク位置に応じて変
化させるように設定し、該流量制御弁の調整により射出
シリンダのピストン、すなわち、射出スクリュの射出速
度を制御し、キャビティ内の樹脂が空気を巻き込まない
程度に高速で溶融樹脂をキャビティ内へ充填するものと
し、溶融樹脂がキャビティに充填された後は流量制御弁
を比較的小さい開度に固定し、圧力調整弁により油圧を
調整する保圧工程S2 とし、この保圧工程S2 は時間経
過に応じてキャビティ内に充填された溶融樹脂に所定の
圧力を加え得るように圧力調整弁の開度を変化させ、キ
ャビティ内で溶融樹脂が冷却されることにより樹脂が収
縮し、製品の形状や寸法がキャビティ形状の寸法に対し
て誤差を生じさせることのないように防止するとともに
製品内部に大きな残留応力が生じないようにしている。
【0003】一般に充填工程における射出プロセス制御
は、前述したように射出スクリュの検出値が予め設定さ
れた射出速度位置に一致したことによって複数段の射出
速度の制御目標値を切替えていた。図4はこの場合の実
施例を示し、充填工程S1 において3段の速度設定値V
1 、V2 、V3 に切替制御した場合の射出速度Vならび
に圧力Pの変化の状況を示している。ところで、射出に
際して射出スクリュ前方の溶融樹脂が射出スクリュ側へ
逆流することを防止するチェック弁の動作は毎ショット
同じタイミングで作動するわけではなく微妙に異なって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように充填工程に
おける複数段の射出速度の変更切替は、これまで稀には
時間切替を行なった例もあるが、大半は射出スクリュが
予め設定された位置に到達したときに切替える位置切替
をすべての変更切替点で実施していた。この場合チェッ
ク弁の閉りが遅れたときには、チェック弁の閉りが早い
ときに比べて、同じスクリュ位置における金型キャビテ
ィ内への樹脂の充填量は逆流が多く起る分だけ少なくな
る。従って、充填工程から保圧工程へ移行するV−P切
替点では、一般に予め設定した圧力切替を実施している
ので、チェック弁の閉りが遅れた場合のショットでは、
V−P切替が行なわれる射出スクリュ位置(以後、V−
P切替位置という)はスクリュ前進限側に近くなる。こ
のようにして、充填工程の最終段の設定速度で制御され
る領域が長くなる。図4から、チェック弁の閉りの早い
ショットAの最終段射出領域SA に比べて、チェック弁
の閉りの遅いショットBの最終段射出領域SB が大きい
ことがわかる。特に、ナイロンのように溶融粘度が低
く、しかも溶融粘度の温度依存性が強い樹脂材料を成形
すると、他の樹脂材料よりもさらに大きくチェック弁の
閉り特性がショット毎にばらつき、その結果としてV−
P切替位置もばらつき、最終段の設定速度で制御される
領域のばらつき幅が大きくなり最終段射出時間のばらつ
き幅も大きくなる。図5は、従来の位置切替における最
終段射出速度時間がチェック弁の閉りのばらつきに起因
してショット毎にばらついている状況を示している。こ
のように、チェック弁の閉りが遅いショットでは、射出
時間が長くなり射出時間が長くなった分だけ金型キャビ
ティ内の樹脂は多く冷却されることになり、金型キャビ
ティ内の流動抵抗が大きくなって、キャビティ内への充
填量が不足し軽量の不良成形品が生じていた。以上のよ
うに、従来はショット毎に異なるチェック弁の閉り特性
のばらつきがキャビティ内樹脂充填量不同を招き、成形
品重量のばらつきやそれにともなう成形品質のばらつき
を惹起していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明においては、射出スクリュ位置を検
出する位置検出器と射出シリンダの作動油圧を検出する
圧力検出器と前記位置検出器を介して検出した射出スト
ロークの時間微分値を算出する速度演算器もしくは射出
スクリュの射出速度検出器とを装備し、かつ、充填工程
を複数段の異なる射出速度で射出スクリュの速度制御を
行なう射出成形機において、チェック弁閉り判定圧力を
予め充填工程の任意点に設定するとともに、充填開始後
射出圧力が該判定圧力に達したときの射出スクリュ位置
と予め設定した基準ショットにおける該判定圧力到達時
の射出スクリュ位置との差異を演算記憶しておき、前記
複数段の射出速度の変更切替点のうち、該判定圧力に達
する前の切替は各々予め設定した射出スクリュの基準変
更切替位置で速度切替を行ない、該判定圧力に達した後
の切替に際しては各々予め設定した射出スクリュの基準
変更切替位置に前記差異分を増減して修正した射出スク
リュ位置による位置切替によって速度切替を行なうこと
とした。
【0006】
【作用】本発明においては、複数段の射出速度の変更切
替点における速度切替は、すべて予め設定した基準変更
切替位置による位置切替によって行なうものであるが、
充填工程の任意点にチェック弁閉り判定圧力を設定し、
充填開始後に射出圧力がこの判定圧力に達したときの射
出スクリュ位置と予め設定した基準ショットにおける判
定圧力時の射出スクリュ位置の差異を演算記憶してお
く。この判定圧力に達した後の速度切替は前記差異分だ
け、前記の基準変更切替位置を修正した位置で各段の速
度切替を実施する。従って、チェック弁の閉りの遅いシ
ョットは全体的に速度切替位置が差異分だけ遅れ、逆に
チェック弁閉りの早いショットは各速度切替位置とも差
異分だけ早くなり、結局、チェック弁閉りの遅速に関係
なく、最終段射出時間はほぼ一定となり、キャビティ内
充填量は一定に保持されるから、毎ショットとも成形品
品質が安定する。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図2は本発明の実施例に係り、
図1は射出成形機における射出制御装置の構成図、図2
は射出プロセス制御を示す特性曲線図である。図1にお
いて、射出成形機100は、ホッパ1を備えた加熱シリ
ンダ2内に射出スクリュ(スクリュ)3が回転自在かつ
前後進可能に配置されており、スクリュ3の後端部には
スクリュ3と連結された連接ロッド4がフレーム7を貫
通し、フレーム7の後端に固設された油圧モータ6によ
って連接ロッド4およびスクリュ3が回転される。ま
た、フレーム7は左右一対の射出シリンダ5のピストン
ロッド5bと連結され、ピストン5aの作動によりピス
トンロッド5b、フレーム7、連接ロッド4および射出
スクリュ3は一体となって往復動できるよう構成され、
射出スクリュ3の位置は、フレーム7に連結されたレバ
ー7aの動きをスクリュ位置検出器30によって測定さ
れる。一方、射出シリンダ5は油圧源10およびこれに
接続する油圧ユニット20と配管で接続されるととも
に、圧力検出器40によりその作動油圧が測定される。
加熱シリンダ2の先端のノズル2aは金型9のノズル口
へ押圧され、キャビティ9aへ加熱シリンダ2内部の溶
融樹脂を供給するよう構成される。射出制御装置50に
は、速度演算部50aと微分器50bと圧力演算部50
cが内蔵され、スクリュ3の位置情報と射出シリンダ圧
の圧力情報が入力され、速度指令および圧力指令が出力
される。射出成形機100の作動について説明すると、
油圧モータ6によって射出スクリュ3を回転することに
よりホッパ1から加熱シリンダ2内に樹脂材料が供給さ
れ、加熱シリンダ2とスクリュ3によって形成される溝
空間を通過する間に樹脂材料は加熱されて溶融し、スク
リュ3前方に蓄えられる。それとともに、スクリュ3は
徐々に後退し、スクリュ3が所定の位置に達すると油圧
モータ6は停止されて計量工程が終了する。次に、射出
シリンダ5近傍に設置されたサーボ弁(図示せず)を制
御して射出シリンダ5に作動油を送り、スクリュ3を前
進させ金型9のキャビティ9a内へ溶融樹脂を射出す
る。射出プロセスの初期の段階ではスクリュ3の前進に
よってスクリュ3前方の溶融樹脂の一部はスクリュ溝を
介して逆流するが、その後はチェック弁8がチェックシ
ート8aに着座して逆流を防止する。チェック弁8がチ
ェックシート8aに着座する動作は、スクリュ3の前進
とそれに伴なうスクリュ前方の溶融樹脂の逆流によるチ
ェック弁前後の圧力差に関係し、そのタイミングはショ
ット毎にばらつく。射出プロセス(充填工程)ではスク
リュ3の射出速度を制御し、保圧プロセス(保圧工程)
では射出シリンダの油圧力、樹脂圧力、金型内圧力のい
ずれか(図1の実施例では射出シリンダ圧を採用する)
の圧力を制御する。
【0008】本発明においては、図2に示すように、充
填工程における複数段の射出速度(図2の実施例では第
1段速度設定値V1 、第2段速度設定値V2 、第3段速
度設定値V3 、最終段速度設定値V4 の4段階)の各々
の射出速度の変更切替を次の手順によって行なう。ま
ず、従来の速度制御方法と同様に、複数段の射出速度の
変更切替は、予め想定した基準ショット(最も正常な射
出状態と思われる切替操作手順を示すショット)におけ
る設定された射出スクリュ3の位置に実際の射出スクリ
ュ3が到達したときに速度切替を実施する、いわゆる位
置切替を行なうものである。しかしながら、図2に示す
ように、基準ショットの想定カーブMに対して、充填開
始直後のチェック弁8の閉り動作のばらつきにより閉り
動作に遅速が生じ、それぞれカーブAやカーブBのよう
にショット毎に少しずつずれた状態となる。そこで、基
準ショットで設定した基準変更切替位置m1 、m2 、m
3 、m4 で位置切替を実施せず、充填工程の任意点にチ
ェック弁閉り判定圧力PJ (図2の実施例では、基準変
更切替位置m1 と基準変更切替位置m2 との間)を設定
し、射出圧力Pが判定圧力PJ に達したときに計測され
た射出スクリュ3の位置と基準ショットの想定カーブM
が判定圧力PJ に達したときの射出スクリュ位置との差
異を演算したうえ記憶しておき、チェック弁閉り判定圧
力PJ に達した以降における各々の基準変更切替位置m
n 、mn+1 、mn+2 、‥‥をそれぞれこの差異分だけ修
正し、それぞれ修正された修正切替位置で速度切替を実
施する。以上のような操作により速度切替を行なうこと
により、たとえばチェック弁8の閉りの遅いショットB
では、判定圧力到達時の差異△S1 だけ、次々に基準シ
ョット想定カーブMより遅れていくことになり、V−P
切替点SC においても、基準変更切替位置m4 より差異
分△S1 だけ遅れた位置でV−P切替が実施されるか
ら、最終段射出速度領域SB はほぼ基準ショットの最終
段射出速度領域SMと等しくなる。逆に、チェック弁閉
りの早いショットAでは差異分△S2 だけ早くV−P切
替が起り、最終段射出速度領域SA はやはりSM にほぼ
等しくなる。以上のように、最終段設定速度が同じであ
るから、最終段射出速度領域SM 、S A 、SB がほぼ同
じであれば最終段射出時間tfは、チェック弁8の閉り
特性のばらつきに左右されずにほぼ同じ値となる。以上
のように速度切替を実施することによって、充填工程初
期にチェック弁の閉り動作が遅れたショットBやチェッ
ク弁閉りの早いショットAにおいても、基準ショットM
と同時に、最終段射出速度領域ならびに最終段射出時間
がほぼ一定に保たれ、その結果、金型キャビティ9a内
へ充填される樹脂量が毎ショット一定に保持されるので
成形品品質が安定する。
【0009】つまり、本発明の意図するところは、充填
工程初期に作動するチェック弁8の閉り動作が遅れた
り、あるいは逆に早くなって作動しても、チェック弁閉
り判定圧力PJ を設定した以降における基準速度切替位
置mn では、その途中に設けたチェック弁閉り判定圧力
J に到達したときの射出スクリュ位置と基準ショット
における射出スクリュ位置との差異分を演算記憶して、
後続の基準変更切替位置mn 、mn+1 、mn+2 、‥‥で
はこの差異分だけ修正して位置切替することによって、
ショット毎の射出第1速射出時間が異なっても、それ以
降の射出時間、殊に最終段射出時間をほぼ一定とするこ
とによって、キャビティ充填量を一定に保持しようとす
るものであり、ショット毎にばらつきの有るチェック弁
閉止タイミングの違いを最終段射出時間へ反映させない
ようにした。すなわち、射出第1速の初期のチェック弁
閉り動作が早いか遅いかを、判定圧力PJ 時の射出スク
リュの位置で判断しようとするものであり、射出圧力が
判定圧力PJ に達したときに射出スクリュ位置が射出成
形機の後退側にあるショットはチェック弁閉りの早いシ
ョットであり、射出スクリュ位置が前進側にある場合は
チェック弁閉りの遅いショットであることを示し、生じ
た差異分だけ以後の基準変更切替位置を修正して他の射
出時間、とりわけ、最終段射出時間を一定にしようとす
るものである。種々のテストの結果、すべての速度切替
を位置切替とする図5に見られるショット毎の最終段射
出時間のばらつきは、本発明の方法を実施することによ
り、非常に少なくなり、変動幅は運転初期を除いて約2
0%程度に小さくなった。本発明の方法は、特にナイロ
ンのような溶融粘度の温度依存性の強い樹脂材料では、
従来の制御方法では、チェック弁の閉りのばらつきによ
って最終段射出時間がばらつき、この結果として同じV
−P切替圧力PC で圧力制御に移行し、保圧工程に入っ
ても最終段射出時間の長いショットの場合には、金型内
溶融樹脂の温度が低下して粘度が高くなり流動抵抗が増
大するので充填に支障があり、このV−P切替時の全金
型充填量を一定に保つことができず、成形品品質が安定
しないという難点を解消するもので、V−P切替点であ
る基準変更切替位置m4 でも差異分△S1 だけ遅らせた
り、差異分△S2 だけ早めたりすることによって最終段
射出時間がほぼ一定することは既述したとおりであり、
成形品が安定する。
【0010】なお、図2に示す本発明の実施例では、V
−P切替点SC である基準速度切替位置m4 も前記差異
分を修正した位置切替としているが、V−P切替点SC
では従来技術(図4に例示)のようにV−P切替圧力設
定値PC による圧力切替とすることもできる(ただし、
判定圧力PJ 以外にV−P切替圧力PC を別途に設定し
なければならず、制御も複雑となり煩わしいので、あま
り望ましいものではない)。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
すべての射出速度切替を予め設定した位置切替とする従
来の射出プロセス制御に見られるショット毎にばらつく
最終段射出速度領域の長さや時間の不同を極力排除し、
チェック弁の閉り特性のばらつきが起ってもショット毎
の成形品重量のばらつきやそれに起因する成形品品質の
ばらつきを防止できるようになった。従って、成形品品
質が安定し、信頼性の高い運転を継続することができ、
生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る射出成形機の射出制御装
置の構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る射出プロセス制御を示す
特性曲線図である。
【図3】従来の射出制御における実施例を示すグラフで
ある。
【図4】従来の射出プロセス制御を示す特性曲線図であ
る。
【図5】従来の射出プロセス制御における最終段射出時
間のデータを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 加熱シリンダ 3 射出スクリュ(スクリュ) 4 連接ロッド 5 射出シリンダ 5a ピストン 5b ピストンロッド 6 油圧モータ 7 フレーム 8 チェック弁 8a チェックシート 9 金型 9a キャビティ 10 油圧源 20 油圧ユニット 30 スクリュ位置検出器 40 圧力検出器 50 射出制御装置 50a 速度演算部 50b 微分器 50c 圧力演算部 100 射出成形機 A チェック弁の閉りの早いショット B チェック弁の閉りの遅いショット M 基準ショット P 圧力 PC V−P切替圧力設定値 Pk 保圧設定値 PJ チェック弁閉り判定圧力 V 射出速度 V1 第1段速度設定値(射出第1速) V2 第2段速度設定値(射出第2速) V3 第3段速度設定値(射出第3速) V4 最終段速度設定値(射出第4速) S 位置 S1 充填工程 S2 保圧工程 SA チェック弁の閉りの早いショットにおける最終段
射出領域 SB チェック弁の閉りの遅いショットにおける最終段
射出領域 SM 基準ショットにおける最終段射出領域 m1 基準変更切替位置 m2 基準変更切替位置 m3 基準変更切替位置 m4 基準変更切替位置(V−P切替点) mn チェック弁閉り判定圧力設定以降の基準速度切替
位置 t 時間 tf 最終段射出時間 N ショット数

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出スクリュ位置を検出する位置検出器
    射出シリンダの作動油圧を検出する圧力検出器と前記
    位置検出器を介して検出した射出ストロークの時間微分
    値を算出する速度演算器もしくは射出スクリュの射出速
    度検出器とを装備し、かつ、充填工程を複数段の異なる
    射出速度で射出スクリュの射出速度制御を行なう射出成
    形機において、チェック弁閉り判定圧力を予め充填工程
    の任意点に設定するとともに、充填開始後射出圧力が該
    判定圧力に達したときの射出スクリュ位置と予め設定し
    た基準ショットにおける該判定圧力到達時の射出スクリ
    ュ位置との差異を演算記憶しておき、前記複数段の射出
    速度の変更切替点のうち、該判定圧力に達する前の切替
    は各々予め設定した射出スクリュの基準変更切替位置で
    速度切替を行ない、該判定圧力に達した後の切替に際し
    ては各々予め設定した射出スクリュの基準変更切替位置
    に前記差異分を増減して修正した射出スクリュ位置によ
    る位置切替によって速度切替を行なう射出成形機の速度
    制御方法。
JP6205330A 1994-08-30 1994-08-30 射出成形機の速度制御方法 Expired - Fee Related JP3036672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6205330A JP3036672B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 射出成形機の速度制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6205330A JP3036672B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 射出成形機の速度制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0866944A JPH0866944A (ja) 1996-03-12
JP3036672B2 true JP3036672B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=16505143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6205330A Expired - Fee Related JP3036672B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 射出成形機の速度制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036672B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724946B1 (en) 1999-03-26 2004-04-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method, apparatus and storage medium therefor

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3255609B2 (ja) 1998-06-05 2002-02-12 東芝機械株式会社 電動射出成形機の射出速度切換制御方法
WO2003106136A1 (de) * 2002-06-14 2003-12-24 Netstal-Maschinen Ag Verfahren zum spritzgiessen von gewichtsgenauen teilen sowie spritzgiessmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724946B1 (en) 1999-03-26 2004-04-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method, apparatus and storage medium therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0866944A (ja) 1996-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5425906A (en) Speed control method for injection molding machine
JPWO2004089599A1 (ja) 射出成形機の制御方法
JP2770131B2 (ja) 射出成形方法及び射出成形機
JP4494472B2 (ja) 射出成形機の運転方法
JP3036672B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
US6994537B2 (en) Electrical injection velocity-pressure switching and pressure holding device
JPH08174609A (ja) 射出成形機の速度制御方法
JP2985168B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
JP2985167B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
JP2739752B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
JP2021535852A (ja) 射出成形機を制御するためのシステムおよびアプローチ
JP2739753B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
JP2739751B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法
US6680012B2 (en) Injection moulding method
JPH079514A (ja) 射出成形機の成形条件設定方法
JP3232550B2 (ja) 射出圧縮成形における型締圧力の制御方法
JP2628753B2 (ja) 射出成形機のスクリュ後退速度制御装置
JP3880441B2 (ja) 射出成形機におけるスクリュ前進速度の制御方法
JP3806787B2 (ja) 射出成形方法
JPH0142816B2 (ja)
JP2628260B2 (ja) 射出成形機の射出制御装置
JPH0516197A (ja) 射出成形機の射出制御方法
JP2828801B2 (ja) 射出成形機
JP3986246B2 (ja) 射出成形機
JP2649118B2 (ja) 射出成形機の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees