JP3036503U - 照光式キーパット - Google Patents

照光式キーパット

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JP3036503U
JP3036503U JP1996008304U JP830496U JP3036503U JP 3036503 U JP3036503 U JP 3036503U JP 1996008304 U JP1996008304 U JP 1996008304U JP 830496 U JP830496 U JP 830496U JP 3036503 U JP3036503 U JP 3036503U
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light
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key top
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田 泰 三 久
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Sunarrow Co Ltd
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Sunarrow Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キートップ天頂部に形成される文字等のパタ
ーンだけを各種の色分けで形成でき、またキーパット全
体の色を変えることも自由にできる照光式キーパットを
安価に提供する。 【解決手段】 キーパット上面に透光性でかつ光の一部
を内方に反射する白色等の光反射塗膜を形成し、キー作
動部のキートップ天頂部を除いて前記光反射塗膜の上に
さらに黒色等の光遮蔽膜を形成し、少なくとも一部の個
数のキートップ天頂部に文字、記号、図形等のパタ−ン
を形成するための透光性ベタ色印刷層を形成し、該透光
性ベタ色印刷層の周縁は光遮蔽膜で被覆形成され、かつ
透光性ベタ色印刷層の上にポジ又はネガパターン印刷層
を形成するとともにキートップ天頂部周縁に位置する該
パターン印刷層部分はキートップ天頂部周縁に位置する
光遮蔽膜の端縁で被覆形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯電話や自動車電話等の各種移動通信用照光式キーパットあるいは 電子式手帳その他の各種端末照光式キーパット等として夜間や暗い場所等におい て使用に便利で、かつ文字、記号、図形等のパターン形成を各種の色分けで表示 できる照光式キーパットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の照光式キーパットは、透光性のシリコンゴムを成形して得た板状の非作 動部と、該非作動部と連接し該非作動部から膨出するキー作動部とを一体成形し てキーパットを形成していた。そしてこのキーパット上面全体に白色塗膜を形成 し、その白色塗膜の上にさらに黒色等の光遮蔽膜を形成し、前記キー作動部のキ ートップ天頂部に文字、記号、図形等のパターンを形成するためにレーザー光線 照射により黒色部分を除去して白色の文字等のパターンが現れるように形成して いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の照光式キーパットは、文字等のパターンを形成する場合に、レーザ ー光線を照射したときに下地の白色塗膜は光が反射して除去されないがその上に ある黒色塗膜はレーザー光線により除去されることとなる。しかし、各キートッ プ上に形成されるパターンを各種の色分けで形成しようとする場合には、下地を 白色以外の別の色とするとレーザー光線で照射除去する際に、下地材までがレー ザー光線照射によって除去されてしまい、所望する色分けパターンが得られにく いという難点があった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的とするところは、レーザー 光線照射によることなく、キートップ天頂部に形成される文字等のパターンだけ を各種の色分けで形成することができ、またキーパット全体の色を変えることも 自由にできる照光式キーパットを安価に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る照光式キーパットは、透光性のシリコンゴム、EPDMその他の ゴム製又は透光性のエラストマー製の平坦状の非作動部と該非作動部から膨出す るキー作動部とよりなるキーパットを形成し、該キーパット上面に透光性でかつ 光の一部を内方に反射する白色等の光反射塗膜を形成し、前記キー作動部のキー トップ天頂部を除いて前記光反射塗膜の上にさらに黒色等の光遮蔽膜を形成し、 前記キートップ天頂部が複数個あるうちの少なくとも一部の個数のキートップ天 頂部に文字、記号、図形等のパターンを形成するための透光性ベタ色印刷層を形 成し、該透光性ベタ色印刷層の周縁は上記光遮蔽膜で被覆形成され、かつ透光性 ベタ色印刷層の上にポジ又はネガパターン印刷層を形成するとともにキートップ 天頂部周縁に位置する該パターン印刷層部分はキートップ天頂部周縁に位置する 上記光遮蔽膜の端縁で被覆形成するものである。
【0006】 また本考案に係る照光式キーパットは、前記パターン形成したキートップ天頂 部の全体をプラスチック又はガラス等の硬質又は軟質透明材で被覆形成するもの である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。 1は透光性のシリコンゴム、EPDMその他のゴム製又は透光性のエラストマ ー製の平坦状の非作動部1aと該非作動部1aから膨出するキー作動部1bとよ りなるキーパットである。このキーパット1上にはキー作動部1bとなるテンキ ーの他各種の機能キーが設けられる。またキーパット1はゴム成形により非作動 部1aとキー作動部1bとが同時に形成される。
【0008】 2はキーパット1上面に形成した透光性でかつ光の一部を内方に反射する白色 等の光反射塗膜である。この光反射塗膜2はキーパット1上面に密着させて強固 に接着するために、例えばキーパット1がシリコンゴムの場合、該キーパット1 上に塗布する塗膜は液状シリコンゴムに白色その他、透光性でかつ光の一部を内 方に反射する有色顔料を添加混合しさらにMEK、トルエン、キシレン等の溶剤 を加えて得た塗料を使用する。
【0009】 3はキーパット1上面全体に形成した光反射塗膜2のうちキー作動部1bのキ ートップ天頂部1cにさらに文字、記号、図形等のパターンを形成するために被 覆形成した赤、青、緑等の透光性ベタ色印刷層である。この透光性ベタ色印刷層 3は機能キー同士を色分けして区別する等の場合に便利である。そしてこの透光 性ベタ色印刷層3も強固な密着性を確保するために光反射塗膜2と同様に密着性 の良好な材料が選ばれる。
【0010】 4はキー作動部1bのキートップ天頂部1cを除いて光反射塗膜2の上にさら に被覆形成した黒色等の光遮蔽膜である。キーパット1の上面に形成した光反射 塗膜2の上にさらに黒色等の光遮蔽膜4を被覆形成するに当たり、キー作動部1 bのキートップ天頂部1cは除く必要があるが、この製造法を説明する。 すなわちキートップ天頂部1cに形成した前記透光性ベタ色印刷層3の上及び 透光性ベタ色印刷層3を形成しないキートップ天頂部1cには予め該透光性ベタ 色印刷層3に接着しない(非接着性)の剥離樹脂印刷をしておく。例えばシリコ ン塗料に接着しない樹脂としてポリエステル、ウレタン、エポキシ樹脂等の樹脂 印刷を行う。
【0011】 透光性ベタ色印刷層3に接着しない(非接着性)剥離樹脂印刷を行った後に、 該剥離樹脂印刷を行った部分を含めたキーパット1上の全体を黒色等の光遮蔽膜 4で被覆する。この被覆後、キートップ天頂部1c上に位置する剥離樹脂及び黒 色等の光遮蔽膜部分を除去し、キートップ天頂部1cに透光性ベタ色印刷層3及 び又は透光性ベタ色印刷層3を形成しない光反射塗膜2が現れるようにする。 キートップ天頂部1cの一部の個数(機能キー)を透光性ベタ色印刷層3で形 成し、残りの個数(テンキー)を光反射塗膜2で形成した場合、あるいはキート ップ天頂部1cの全部の個数を透光性ベタ色印刷層3で形成した場合の何れであ ってもよい。
【0012】 そして最後に、透光性ベタ色印刷層3をした箇所及び透光性ベタ色印刷層3を 形成しない光反射塗膜2で形成した箇所のそれぞれのキートップ天頂部1cに、 ポジ又はネガパターン印刷層5を形成するとともにキートップ天頂部1cの周縁 に位置する該パターン印刷層5の部分はキートップ天頂部1cの周縁に位置する 上記光遮蔽膜4の端縁で被覆形成する さらに必要に応じて、パターン形成したキートップ天頂部1cの全体又はキー トップ天頂部1cの全体及びその側面並びに非作動部1a上をプラスチック又は ガラス等の硬質又は軟質透明材6で被覆形成する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から判るように、レーザー光線照射によることなく、キー トップ天頂部に形成される文字等のパターンだけを各種の色分けした印刷層を接 着剤を使用することなく密着状態で形成することができる照光式キーパットを安 価に得ることができる。 またキーパット全体の色を変えることも自由にでき、各種の端末キーとして多 様な対応が可能である。
【0014】 さらに透光性ベタ色印刷層の周縁は上記光遮蔽膜で被覆形成され、かつ透光性 ベタ色印刷層の上にポジ又はネガパターン印刷層を形成するために、透光性ベタ 色印刷層の保護が確実になされ、またキートップ天頂部周縁に位置する光遮蔽膜 の端部もポジ又はネガパターン印刷層によって確実に被覆保護される。 またパターン形成したキートップ天頂部の全体又はキートップ天頂部の全体及 びその側面並びに非作動部上をプラスチック又はガラス等の硬質又は軟質透明材 で被覆形成することにより、キートップ天頂部の透光性ベタ色印刷層やポジ又は ネガパターン印刷層の確実な保護がなされ、かつ光遮蔽膜も保護されることとな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の他の一実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の他の一実施例を示す断面図である。
【図4】(a)及び(b)は剥離インクを形成し該イン
ク及び光遮蔽膜の除去工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キーパット 1a 非作動部 1b キー作動部 1c キートップ天頂部 2 光反射塗膜 3 透光性ベタ色印刷層 4 光遮蔽膜 5 ポジ又はネガパターン印刷層 6 硬質又は軟質の透明材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性のシリコンゴム、EPDMその他
    のゴム製又は透光性のエラストマー製の平坦状の非作動
    部と該非作動部から膨出するキー作動部とよりなるキー
    パットを形成し、該キーパット上面に透光性でかつ光の
    一部を内方に反射する白色等の光反射塗膜を形成し、前
    記キー作動部のキートップ天頂部を除いて前記光反射塗
    膜の上にさらに黒色等の光遮蔽膜を形成し、前記キート
    ップ天頂部が複数個あるうちの少なくとも一部の個数の
    キートップ天頂部に文字、記号、図形等のパタ−ンを形
    成するための透光性ベタ色印刷層を形成し、該透光性ベ
    タ色印刷層の周縁は上記光遮蔽膜で被覆形成され、かつ
    透光性ベタ色印刷層の上にポジ又はネガパターン印刷層
    を形成するとともにキートップ天頂部周縁に位置する該
    パターン印刷層部分はキートップ天頂部周縁に位置する
    上記光遮蔽膜の端縁で被覆形成することを特徴とする照
    光式キーパット。
  2. 【請求項2】 パターン形成したキートップ天頂部の全
    体を硬質又は軟質の透明材で被覆形成することを特徴と
    する請求項1記載の照光式キーパット。
JP1996008304U 1996-07-31 1996-07-31 照光式キーパット Expired - Lifetime JP3036503U (ja)

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