JP3036462U - ハンモック式枕 - Google Patents

ハンモック式枕

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JP3036462U
JP3036462U JP1995006259U JP625995U JP3036462U JP 3036462 U JP3036462 U JP 3036462U JP 1995006259 U JP1995006259 U JP 1995006259U JP 625995 U JP625995 U JP 625995U JP 3036462 U JP3036462 U JP 3036462U
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Inventor
龍夫 浦田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンモックのように支柱に架け渡した布によ
り頭部を支える枕で、その支柱を頑丈にし、頭部を囲っ
て保護するようにした防災枕、および腕枕をする時ガー
ドして腕が痺れないようにすることができる愛情枕があ
り、衛生的で枕の変形がなく、涼しくて肌触りの素晴ら
しいのが特徴である。 【構成】 コの字形に組んだ頑丈な支柱2組を平行に並
べ、1本のパイプで固定し、これに厚手の布を環状にし
て架け渡し、マジックテープで固定した構造の枕であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は図3、図4に示す地震多発地域における防災枕として用いるものと、 それより支柱の低い図5、図6に示す愛情枕として用いるものとの2種類の用途 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1.震災時、タンスやピアノなどの家具の倒壊により、頭部顔面胸部などに損 傷を受け多くの人が死傷した。もし図3のように頭部だけでも支えて安全を確保 できれば、その支柱によって家具と床に間隙を生じ、胸部腹部などに及ぼす打撃 を少なくして、危機を免れる可能性が多い。しかし、現在使用されている枕では このような利点は存在しなかった。 2.従来の枕は高さと形を調節して就寝しても、睡眠中に低くなり、枕の形が 変形して不具合になる場合が多かった。また夏などは頭部や首部肩部が汗ばみ寝 苦しい欠点があった。 3.また、従来の枕では相手の頭部を自分の腕にのせて腕枕をする場合、次第 に腕が痺れて長時間腕枕ができない欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
1.防災枕については、丈夫な鉄パイプなどで頭部を保護するような支柱の囲 いを必要とする。 2.愛情枕については、夫婦同きんの場合、枕の下に空間を設けてそこに腕を 挿入し、腕が痺れないようにする必要がある。 3.防災枕、愛情枕、いずれも使用中に枕の高さが低くなったり、形が変化し たりしないようにする必要がある。
【0004】
【考案が解決するための手段】
図2のように2つの平行な平面PおよびQ上に、パイプAB,BC,CD,を コの字形に互いに直交させるとともに、パイプab,bc,cdも同様に直交し 、パイプABとab、BCとbc、CDとcdを平行にし、かつDdを平面Pお よびQに垂直になるようにパイプを連結してABCDdcbaの一連のパイプと し、これがハンモック式枕の骨格となるようにする。
【0005】 図7のようなキルチング布を主体とする枕布(4)を、環状にしてパイプAB 、ab間に架け渡し、高さを調節してマジックテープ(6)で固定する。マジッ クテープはキルチング布の適当な部分に貼付する。 また防災枕に用いる枕布(4)には、上記のほか必要に応じ伸縮可能な布(9 )を組み込んで弾性を保たせるようにする。
【0006】 防災枕は図3図4のように、パイプABおよびabの高さを就寝時の頭の高さ より高くなるようにし、パイプの直径も大きく、かつ頑丈な構造とする。 愛情枕は図5図6のように、防災枕よりパイプABおよびabの高さを低くし 、パイプの直径も小さくて軽いものを使用する。
【0007】
【作用】
地震発生時、瞬間的な家具類の倒壊において、図3図4のように防災枕は頑丈 なパイプによって頭部を保護し、またそのパイプが支柱となり家具と床との間に 間隙を作って、胸部や腹部に及ぼす打撃を少なくする作用がある。
【0008】 夫婦同きん時には、図6に示すように頭が敷布団の外側になるように愛情枕を セットする。このようにすれば枕の底面とマットまたは畳みとの間に腕を挿入す るのに十分な空間(8)ができるので、相手の枕の下に腕を挿入して肩を組むよ うにすればピッタリと体を密着することができ、いつまでも腕が痺れない。
【0009】
【実施例】
防災枕は外径25mm程度の丈夫な都市ガスのガス管を用い、支柱の高さを2 50mmとした。 また枕布(4)はキルチングの厚手の布を用いるか、または必要に応じてこの 布に伸縮可能な布(9)を組み合わせて弾性ある布とし、これを環状にしてパイ プABとabの間に架け渡す。この場合図3のように、就寝時の状態でこの枕に 頭を乗せたとき、パイプAB,abの高さよりも頭の上辺が低くなるように調節 してマジックテープ(6)を貼付し固定する。
【0010】 愛情枕は外径18mm程度の電線管を用い、支柱の高さを200mmとした。 枕布(4)は防災枕のように伸縮可能な布(9)を組み合わせる必要はなく、キ ルチング布を環状にしてパイプABとabに架け渡し、就寝時の頭の高さに調節 してマジックテープ(6)で固定する。 また夫婦同きんの際は、図6に示すように夫婦それぞれ、枕を敷布団の外側に おき、腕枕をしてやる者は、腕を相手の枕の下の空隙(8)に挿入し、相手の肩 を組むようにして使用する。
【0011】 防災枕、愛情枕、いずれも鉄のパイプが骨格となっているから、柔らかな雰囲 気をもたせるために、パイプが露出する部分少なくともBC,bcの箇所ぐらい を奇麗な布で飾っておく。
【考案の効果】
1.地震多発地域においては防災枕を使用し、常に本考案を用いて就寝すれば 、万一地震の場合でも危機を免れる度合いも大きく、安心して睡眠をとることが できる。 2.愛情枕は相手の頭の重みで腕が痺れるようなことがなくなり、相手を抱く ような形で就寝できるので気持ちの良い快適な生活ができる。 3.防災枕,愛情枕いずれもハンモック式であるため睡眠中に枕が低くなるこ とがなく、形が崩れず、頭を動かしても摩擦を感ずることがなく、その上夏は涼 しく清潔で、きわめて快適な肌触りを感ずる効果がある。
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は図3、図4に示す地震多発地域における防災枕として用いるものと、 それより架設枠の高さが低い図5図6に示す愛情枕として用いるものとの2種類 の寝具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1.震災時、タンスやピアノなどの家具の倒壊により、頭部顔面胸部などに損 傷を受け多くの人が死傷した。もし図3のように頭部だけでも支えて安全を確保 できれば、その架設枠によって家具と床に間隙を生じ、胸部腹部などに及ぼす打 撃を少なくして、危機を免れる可能性が多い。しかし、現在使用されている枕で はこのような利点は存在しなかった。 2.従来の枕は高さと形を調節して就寝しても、睡眠中に枕が変形して低くな り不具合になる場合が多かった。また夏などは頭部や首部肩部が汗ばみ、寝苦し い欠点があった。 3.また、従来の枕では相手の頭部を自分の腕にのせて腕枕をする場合、次第 に腕が痺れて長時間腕枕ができない欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
1.防災枕については、丈夫な鉄パイプなどで頭部を保護するような架設枠を 必要とする。 2.愛情枕については、二人が同きんする場合、枕の下に空間を設けてそこに 腕を挿入し、腕が痺れないようにする必要がある。
【0004】
【課題を解決する手段】
図2に示すように、 適当に切断したパイプをエルボー(1)〜(6)によりコ の字型に連結して一対の架設枠を作り、パイプ(9)と(11)の一端をパイプ (10)により接続して図2のような架設枠を作る。この架設枠のパイプ(7) と(13)に帯び状のキルト布など厚地の布(16)を架け渡し、面ファスナー でとめる。
【0005】 このハンモック式枕には防災枕と愛情枕の2種類がある。 防災枕は図3及び図4に示すようにパイプ(7)および(13)を就寝したとき の顔面の高さよりも高くして頭部を保護するようにしたものである。またパイプ の外形を大きく頑丈な構造とした。
【0006】 愛情枕は図5に示すように防災枕よりも架設枠の高さを低くし、パイプの外径 が小さくて軽いものとする。これを普通の枕として使用するときは、パイプ(9 )(10)(11)を敷布団の下に敷き、枕布の高さを調節して使用する。二人 同きんする場合は図6に示すように、敷布団の外側に愛情枕をセットして使用す る。
【0007】
【作用】
地震発生時、瞬間的な家具の倒壊において、図3図4のように防災枕は頑丈な パイプによって頭部を保護し、またそのパイプが支柱となり家具と床との間に間 隙を作って胸部や腹部に及ぼす打撃を少なくする作用がある。
【0008】 普通の枕として使用するときは、パイプ(10)を敷布団の下に敷こんで使用 するが、腕枕をする場合は図6に示すように敷布団の外側に架設枠をセットする 。 このようにすれば枕布と床との間に十分な間隙ができるので、ここに腕を挿入し て肩を組むようにすれば、体を密着させることができいつまでも腕が痺れない。
【0009】
【実施例】
防災枕は外形25mm程度の丈夫な都市ガスのガス管を用い、架設枠の高さを 250mmとした。またキルト布などの厚地の枕布(16)を、パイプ(7)お よび(13)に図1のように架け渡し、枕布の高さを調節して面ファスナーでと める。 これを使用する場合は図4のようにパイプ(9)(10)(11)を敷布団に敷 くか、または敷布団の上において使用する。
【0010】 愛情枕は18mmの電線管を用い、架設枠の高さを200mmとした。枕布は パイプ(7)および(13)に架け渡して枕布の高さを調節して面ファスナーで とめる。
【0011】 防災枕、愛情枕いずれも金属パイプを使用し、パイプの屈曲が容易でないため 、パイプを切断し、エルボーにより連結固定することにした。
【0012】
【考案の効果】
1.地震多発地域においては本考案の防災枕を使用して就寝すれば、万一地震 の場合でも危機を免れる度合いも大きく、安心して睡眠を取ることができる。 2.愛情枕は普通の枕としても使用できるが、腕枕をするときには相手の頭の 重みで腕が痺れることがなくなり快適な睡眠がえられる。 3.防災枕、愛情枕いずれもハンモック式であるため睡眠中に形が崩れて低く なるようなことがなくその上夏は涼しく清潔で極めて重宝な枕である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の支柱の図解式説明図である。
【図3】頭をのせた防災枕の背面図である。
【図4】頭をのせた防災枕の側面図である。
【図5】頭をのせた愛情枕の背面図である。
【図6】愛情枕を夫婦同きんの際に使用する場合の側面
図である。
【図7】枕布の斜視図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)支柱の継ぎ手 (3)支柱のキャッ
プ (4)枕布 (5)頭 (6)マジックテープ (7)敷布団
(8)空隙 (9)伸縮可能な布
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【考案の名称】 ハンモック式枕
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案全体の斜視図である。
【図2】本考案の架設枠の斜視図である。
【図3】頭部をのせた防災枕の背面図である。
【図4】頭部をのせた防災枕の側面図である。
【図5】頭部をのせた愛情枕の背面図である。
【図6】腕枕をするときの愛情枕の側面図である。
【図7】枕布の斜視図である。
【符号の説明】 (1)〜(6) エルボー (7)〜(13) パイプ (14)(15) キャップ (16) 枕布 (17) 頭部 (18) 面ファスナー (19) 敷布団
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図2のように2つの平行な平面Pおよび
    Q上に、線分AB、BC、CDを互いにコの字形に直交
    させるとともに、線分ab、bc、cdも同様に直交
    し、ABとab,BCとbc,CDとcdをそれぞれ平
    行にし、かつ線分Ddが平面PおよびQに垂直になるよ
    うにして、ABCDdcbaを一連の連結するパイプと
    して、これを枕の骨格とするハンモック式枕。
  2. 【請求項2】 図2の支柱ABとabの間に、布を環状
    にして掛け渡し、マジックテープで固定するようにした
    請求項1記載のハンモック式枕。
  3. 【請求項3】 厚手の布、または必要に応じ、これと伸
    縮可能な布とを適当に組み合わせて枕布(4)とし、頭
    部を支えるようにした請求項1記載のハンモック式枕。
JP1995006259U 1995-05-18 1995-05-18 ハンモック式枕 Expired - Lifetime JP3036462U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345906A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Osada Res Inst Ltd 歯科往診専用安頭台
JP2014233615A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 俊雄 楠見 腕枕
JP2015173694A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 健一 八木 あごハンモック

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JP2014233615A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 俊雄 楠見 腕枕
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