JP3036428U - 耐火板 - Google Patents

耐火板

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JP3036428U
JP3036428U JP1996010751U JP1075196U JP3036428U JP 3036428 U JP3036428 U JP 3036428U JP 1996010751 U JP1996010751 U JP 1996010751U JP 1075196 U JP1075196 U JP 1075196U JP 3036428 U JP3036428 U JP 3036428U
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mesh
mixture
cloth
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JP1996010751U
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Inventor
シン フォン リン
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シン フォン リン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートインシュレーションの効果も良く、製
造コストが高価とならない耐火板の提供。 【解決手段】 混和物1をメッシュグラスファイバーク
ロース2,2間とメッシュノンウォーベンクロース3,
3間に結合する。25%〜30%の酸化マグネシウム
と、20%〜25%の塩化マグネシウムと、10%〜1
5%の水とを均等に混合してから、更に15%〜20%
のフォームプラスチックと、15%〜20%のウッドン
チップと、5%〜10%の石英砂とを均等に混合して混
和物1を形成する。メッシュグラスファイバークロース
2,2間とメッシュノンウォーベンクロース3,3間に
混和物1を挟んで結合して耐火板を成型する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、耐火板に関し、それは酸化マグネシウムと塩化マグネシウムと水と を適当な比率によって均等に混合してから、更にフォームプラスチックとウッド ンチップと石英砂とを適当な比率によって均等に混合して混和物を形成し、加熱 を必要としない状態の常温下において、混和物は高圧によって2枚のメッシュグ ラスファイバークロース間と2枚のメッシュノンウォーベンクロース間に包蔵し て挟まれて結合され、耐火板を成型することができる耐火板に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
建築物の消防に対する安全を考慮するため、消防を研究する専門家は家屋にも っと多くの耐火板の採用を奨励し、もし火災を発生した場合に建築物の燃焼時間 を耐火板により遅延し、被災者が避難の機会を獲得する。
【0003】 しかし、従来の耐火板の価格は一般の仕切り板或いは天井板等よりも3倍以上 と高く、一般の家庭が負担できないため、そこで耐火板の採用を普遍に推し広め られないばかりでなく、且つ、耐火板は建築物の燃焼を遅延する機能を具有する とはいっても、やはり耐火板のヒートインシュレーションの効果は十分に理想で ないので、そのために被災者が屋内で火事場の高温を感受して恐怖を発生し、ま たひどい場合になると被災者の理性の判断に影響する。
【0004】 また、従来の耐火板は、それ自体の物理的性質に基づくために、耐火板の使用 上に局限を具有するのである。
【0005】 一般に用いる耐火板は下記の欠点を有する。
【0006】 1.石膏板は、衝撃に耐えないばかりでなく、その比重も0.65と高くて非 常に重たく、容易に水を吸収して破損するので、島嶼型の気候或いはその他の湿 気が多い地域には適さないのである。
【0007】 2.セメントファイバーボードは、その収縮性が大きくて、加工が難しいので ある。
【0008】 3.珪酸カルシウムボードは、その原価が非常に高くて、切断も難しく、ダイ ヤモンドツールを使わなければ切断を行えない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上述する問題点に対処して、衝撃に耐えると共に、その材質 が軽くて防音の効果を具有し、混和物が水を吸収して破損することがなく、島嶼 型の気候或いはその他の湿気の多い地域にも適し、混和物,メッシュグラスファ イバークロース,メッシュノンウォーベンクロースを酸素アセチレンの高温な炎 により直接に加熱しても、その表面のメッシュノンウォーベンクロースが燃えて 黒くなるのみで、混和物,メッシュグラスファイバークロースが燃焼するおそれ もなく、混和物のヒートインシュレーションの効果も良く、被災者が屋内で火事 場の高温を感受して恐怖を発生せず、一般の仕切り板或いは天井板等に完全に取 って代わり、従来の石膏板,セメントファイバーボード,珪酸カルシウムボード 等の耐火板に比べて、製造コストが高価とならない耐火板を提供することにある 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の耐火板は、25%〜30%の酸化マグネシウムと、20%〜25%の 塩化マグネシウムと、10%〜15%の水とを均等に混合してから、更に15% 〜20%のフォームプラスチックと、15%〜20%のウッドンチップと、5% 〜10%の石英砂とを均等に混合して混和物を形成し、前記混和物を2枚のメッ シュグラスファイバークロース間と2枚のメッシュノンウォーベンクロース間に 挟まれて結合したことを特徴とする構成を有するものである。
【0011】 まず、常温下において、25%〜30%の酸化マグネシウムと、20%〜25 %の塩化マグネシウムと、10%〜15%の水とを適当な比率によって均等に混 合する。
【0012】 前記の化合物を均等に混合してから、常温下において、更に15%〜20%の フォームプラスチックと、15%〜20%のウッドンチップと、5%〜10%の 石英砂とを適当な比率によって均等に混合して混和物を形成する。
【0013】 2枚のメッシュグラスファイバークロース間と2枚のメッシュノンウォーベン クロース間に混和物を高圧により挟んで結合し、耐火板を成型する。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】 図1に示すように、本考案は耐火板とその製造方法を提供するものであり、そ れは主として以下の製造ステップを包括する。
【0016】 (a)化合物を適当な比率によって均等に混合し、該化合物は、25%〜30 %の酸化マグネシウム(MgO)と、20%〜25%の塩化マグネシウム(Mg Cl2 )と、10%〜15%の水(H2 O)とを包括し、それを常温において加 熱する必要もなく、均等に直接混合すれば良いのである。
【0017】 (b)上記の化合物を均等に混合してから、更に15%〜20%のフォームプ ラスチックと、15%〜20%のウッドンチップと、5%〜10%の石英砂とを 均等に混合して混和物を形成させ、それもまた常温において加熱する必要もなく 、均等に直接混合すれば良いのである。
【0018】 (c)該混和物を2枚のメッシュグラスファイバークロース間と2枚のメッシ ュノンウォーベンクロース間に包蔵して挟まれて結合し、耐火板を成型する。
【0019】 図2に示すように、該メッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウ ォーベンクロース3は事前に適当な数量の網状物を造りあげてから、混和物1と メッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウォーベンクロース3とを 結合する場合は、成型機に相対して設置する一対のプレスロール4,4の両側方 に円筒形に巻回されたメッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウォ ーベンクロース3とを設置すると共に、円筒形に巻回されたメッシュグラスファ イバークロース2とメッシュノンウォーベンクロース3とを繰り出す場合に、該 メッシュグラスファイバークロース2をメッシュノンウォーベンクロース3の上 面に重畳させ、該メッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウォーベ ンクロース3とが一対のプレスロール4,4の間を通過する際に、メッシュノン ウォーベンクロース3をメッシュグラスファイバークロース2の外側に位置させ る。
【0020】 これによって、上記の混和物1を一対のプレスロール4,4の間に送り出し、 メッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウォーベンクロース3を一 対のプレスロール4,4の回転に伴って率い動かして下方に移動すると同時に、 混和物1を2枚のメッシュグラスファイバークロース2,2の間に引き入れてか ら、混和物1とメッシュグラスファイバークロース2とメッシュノンウォーベン クロース3とが一対のプレスロール4,4の間を経由し、混和物1は一対のプレ スロール4,4の高圧により圧制され、メッシュグラスファイバークロース2と メッシュノンウォーベンクロース3を一対のプレスロール4,4の高圧により圧 制して該混和物1に結合し、メッシュグラスファイバークロース2を混和物1と メッシュノンウォーベンクロース3との間に位置させ、図3に示すように、これ によって本考案の耐火板を成型する。
【0021】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案の耐火板によれば、衝撃に耐えると共に、その材 質が軽くて防音の効果を具有し、混和物が水を吸収して破損することがなく、島 嶼型の気候或いはその他の湿気の多い地域にも適し、混和物,メッシュグラスフ ァイバークロース,メッシュノンウォーベンクロースを酸素アセチレンの高温な 炎により直接に加熱しても、その表面のメッシュノンウォーベンクロースが燃え て黒くなるのみで、混和物,メッシュグラスファイバークロースが燃焼するおそ れもなく、混和物のヒートインシュレーションの効果も良いため、被災者が屋内 で火事場の高温を感受して恐怖を発生せず、一般の仕切り板或いは天井板等に完 全に取って代わり、従来の石膏板,セメントファイバーボード,珪酸カルシウム ボード等の耐火板に比べて、製造コストが高価とならず、非常に高い産業上の利 用価値を具する創造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耐火板の製造ステップを示すフローシ
ート
【図2】本考案の混和物とメッシュグラスファイバーク
ロースとメッシュノンウォーベンクロースとを結合する
耐火板の製造方法を示す正面図
【図3】本考案の実施の形態の耐火板を示す要部拡大断
面図
【符号の説明】
1 混和物 2 メッシュグラスファイバークロース 3 メッシュノンウォーベンクロース 4 プレスロール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 25%〜30%の酸化マグネシウムと、
    20%〜25%の塩化マグネシウムと、10%〜15%
    の水とを均等に混合してから、更に15%〜20%のフ
    ォームプラスチックと、15%〜20%のウッドンチッ
    プと、5%〜10%の石英砂とを均等に混合して混和物
    を形成し、前記混和物を2枚のメッシュグラスファイバ
    ークロース間と2枚のメッシュノンウォーベンクロース
    間に包蔵して挟んで結合成型されたことを特徴とする耐
    火板。
  2. 【請求項2】 該メッシュグラスファイバークロースは
    混和物とメッシュノンウォーベンクロースとの間に挟ま
    れている請求項1記載の耐火板。
JP1996010751U 1996-10-03 1996-10-03 耐火板 Expired - Lifetime JP3036428U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0464116U (ja) * 1990-10-16 1992-06-01

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