JP3036389U - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JP3036389U
JP3036389U JP1996009910U JP991096U JP3036389U JP 3036389 U JP3036389 U JP 3036389U JP 1996009910 U JP1996009910 U JP 1996009910U JP 991096 U JP991096 U JP 991096U JP 3036389 U JP3036389 U JP 3036389U
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pressing
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洋 川北
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スタンダードメタル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要なワークを押し固めるあるいは砕破する
ための安価なプレス装置を提供する。 【解決手段】 プレス装置1は、ドラム缶99を押し固
めるための装置であり、載置台3と、押さえ板9と、油
圧シリンダー8と、フレーム4と、油圧ユニット20
と、制御ユニット60とを備えている。載置台3にはド
ラム缶99が載置される。押さえ板9は、ドラム缶99
を載置台3に押し付けるための部材であり、載置台3に
対し接近及び離反が可能である。油圧シリンダー8は押
さえ板9を移動させる。フレーム4は載置台3と油圧シ
リンダー8とを連結している。油圧ユニット20は油圧
シリンダー8に作動油を供給する。制御ユニット60
は、ドラム缶99を押し固める1工程の後、所定の時
間、作動を禁止するように制御を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、プレス装置、特に不要なワークを廃棄等のために押し固めるあるい は砕破するためのプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
不要になったドラム缶や段ボールなどを産業廃棄物などとして投棄するような 場合、押し固めたり砕破したりすることにより容積を減らして運搬・投棄するこ とが、環境上からも経済上からも望ましい。また、投棄する前に一時的に保管し ておく際にも、減容(空間を占める容積を減らすこと)しておけば取り扱いや積 み置きに便利である。
【0003】 このような要請から、缶などをプレスする装置が種々提供されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来販売等されているプレス装置では、コスト的に採算が合わないこ とが多い。すなわち、プレスによって減容することによる廃棄などにおけるコス ト的なメリットよりもプレス装置の価格およびランニングコストのほうが上回り 、結局、減容せずにドラム缶などを運搬・投棄していることがある。これでは、 運搬回数の増加や投棄あるいは保管場所の確保の困難化を招く。このため、廃棄 物所有者の経済的観点からも、環境という公共の利益の観点からも、採算の合う 低コストのプレス装置の実現が望まれる。
【0005】 本考案の課題は、不要なワークを押し固めるあるいは砕破するための安価なプ レス装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のプレス装置は、ワークを押し固めるあるいは砕破するための プレス装置であって、載置部と、押さえ板と、油圧シリンダーと、フレームと、 油圧ユニットと、制御部とを備えている。載置部にはワークが載置される。押さ え板は、ワークを載置部に押し付けるための部材であり、載置部に対し接近及び 離反が可能である。油圧シリンダーは押さえ板を移動させる。フレームは載置部 と油圧シリンダーとを連結している。油圧ユニットは油圧シリンダーに作動油を 供給する。制御部は、ワークを押し固めるあるいは砕破する1工程の後、所定の 時間、作動を禁止するように制御を行う。
【0007】 本プレス装置でワークを押し固めるあるいは砕破するときには、まずワークを 載置部にセットする。そして、油圧ユニットを作動させ、油圧シリンダーにより 押さえ板を載置部へと移動させる。すると、押さえ板がワークに当接し、ワーク を載置部へ押し付ける。これにより、ワークが押し固められあるいは砕破され、 ワークが減容される。
【0008】 ここでは、制御部によって、ワークを押し固めるあるいは砕破する1工程の後 に、所定の時間(休止時間)、作動を禁止するように制御を行っている。すなわ ち、本プレス装置を連続して作動させることはできない。但し、休止時間の間に 減容されたワークを取り出して次のワークをセットする作業を行えば、実質とし て連続作業を行うことが可能である。
【0009】 上記のような強制的に作動を禁止する時間が設定されていない場合、実際はワ ークの取り換え時間等が存在するにもかかわらず、制御上は連続運転も考えられ るため、油圧ユニットの駆動源を選定する際に高負荷の連続運転に耐え得るもの を選定することになる。このため、駆動源の能力(サイズ)が過剰気味となり、 駆動源自身のコストが高くなるとともに、実際の作動状態に適合していないため 効率の運転とならずランニングコストも高くなる。
【0010】 本装置では、休止時間の間はプレス装置が作動しないため、油圧ユニットの駆 動源は連続運転ではなく間欠的な運転に耐えるものであればよく、駆動源、例え ばモーターなどのサイズを小型化することができる。これにより、駆動源自身の コストが抑えられ、また、効率のよい駆動源の運転でランニングコストも迎えら れる。
【0011】 なお、休止時間は、減容されたワークを取り出して次のワークをセットする取 り換え時間を考慮して決定することが望ましい。 請求項2に記載のプレス装置は、ワークを押し固めるあるいは砕破するための プレス装置であって、載置部と、押さえ板と、油圧シリンダーと、フレームと、 油圧ユニットと、制御部とを備えている。載置部にはワークが載置される。押さ え板は、ワークを載置部に押し付けるための部材であり、載置部に対し接近及び 離反が可能である。油圧シリンダーは押さえ板を移動させる。フレームは載置部 と油圧シリンダーとを連結している。油圧ユニットは油圧シリンダーに作動油を 供給する。制御部は、1つの操作ボタンにより、ワークの押し固めあるいは砕破 の1工程を行う。
【0012】 作用については、請求項1に記載のプレス装置と同様である。 ここでは、制御部によって、1つの操作ボタンにより、ワークの押し固めある いは砕破の1工程を行うように制御されている。したがって、操作が簡易で、操 作者の操作ミスが起こりにくい。このため、操作ミスに対応する余分な安全装置 や安全制御回路などを設ける必要がなくなり、部品点数や製作コストを抑えるこ とができる。また、1つの操作ボタンによる1工程に作動が限定されており、油 圧ユニットの作動パターンが安定するため、油圧ユニットの駆動源を選定する際 の選定条件が緩和され低コストの駆動源を選定することが可能となる。
【0013】 請求項3に記載のプレス装置は、ワークを押し固めるあるいは砕破するための プレス装置であって、載置部と、押さえ板と、油圧シリンダーと、フレームと、 油圧ユニットと、カバーとを備えている。載置部にはワークが載置される。押さ え板は、ワークを載置部に押し付けるための部材であり、載置部に対し接近及び 離反が可能である。油圧シリンダーは押さえ板を移動させる。フレームは載置部 と油圧シリンダーとを連結している。油圧ユニットは油圧シリンダーに作動油を 供給する。カバーは、載置部あるいはフレームの少なくとも一方に取り外し自在 に装着され、ワークを囲う。
【0014】 作用については、請求項1に記載のプレス装置と同様である。なお、カバーは 、主として安全上の観点から装着される。 ここでは、載置部あるいはフレームに装着されるカバーを取り換えることによ り、任意のワークを減容することができる。したがって、例えば、1種類のワー ク(ドラム缶など)を押し固めるためだけにプレス装置を購入することは採算が 合わないときにも、2種類のワーク(ドラム缶と段ボールなど)を処理できるの であれば適用範囲が広がり採算が合うようなことが考えられる。
【0015】 請求項4に記載のプレス装置は、内径が570mm以下、外高が895mm以 下、細別が1.6mm以下のドラム缶を押し固めるためのプレス装置であって、 載置部と、押さえ板と、油圧シリンダーと、フレームと、油圧ユニットとを備え ている。載置部にはドラム缶が載置される。押さえ板は、ドラム缶を載置部に押 し付けるための部材であって、載置部に対し150〜250mmの間の所定の距 離までの接近及び離反が可能である。油圧シリンダーは押さえ板を移動させる。 フレームは載置部と油圧シリンダーとを連結している。油圧ユニットは油圧シリ ンダーに作動油を供給する。
【0016】 本プレス装置でドラム缶を押し固める作用については、請求項1に記載のプレ ス装置と同様である。 ここでは、減容するワークをJIS規格に規定されたドラム缶に限定し、この ドラム缶の構造上の性質を考慮して効率的にドラム缶の減容を行う。すなわち、 ドラム缶を押し固める力とドラム缶の押し固められる寸法との相関関係からドラ ム缶の減容率とプレス装置のコストとを比較考量して、低コストで効率的にドラ ム缶を減容する。具体的には、押し固めるワークのうち最も押し固めるためにプ レス力が必要とされるものとしてJIS Z 1600,1601のH級1種を 設定している。
【0017】 ドラム缶を押し固める試験の結果(図7参照)を検討すると、押し固めていく とある地点から急激に押し固めるために必要な力が増大しており、ドラム缶をつ ぶし始める初期のプレス力によって押し固めることのできる寸法は、ドラム缶外 高が150〜250mmである。これ以上押し固めるためには、プレス力を大幅 に増やさなければならず、油圧ユニットの駆動源をはじめ各部品・部材の容量や 寸法を増強することになりコストが上がる。
【0018】 本プレス装置では、ドラム缶外高を150〜250mmの間の所定の距離以下 には押し固めない、つまり、効率的に減容できる範囲でドラム缶を減容するよう にプレス装置を構成しているため、コスト的な採算性が向上する。
【0019】
【考案の実施の形態】
図1から3に本考案の一実施形態であるドラム缶のプレス装置1を示す。図1 から3は、それぞれ、プレス装置1の正・上・側面図である。図4は、プレス装 置1のフレーム組立体2の斜視図である。図5は、プレス装置1の油圧ユニット 20の油圧回路図である。図6は、プレス装置1の制御接続図である。
【0020】 プレス装置1は、ドラム缶99を押し固めて減容するための装置であって、主 として、フレーム組立体2と、油圧シリンダー8と、押さえ板9と、油圧ユニッ ト20と、制御ユニット60とから構成される。ここでは、プレス装置1で減容 することのできるドラム缶を、内径が570mm以下、外高が895mm以下、 細別が1.6mm以下のドラム缶に限定して、プレス装置1が設計されている。 このドラム缶のサイズはJIS規格に基づいており、このように対象を絞ること により設計をシンプルにしている。
【0021】 フレーム組立体2は、図4に示すように、主として、載置台3と、フレーム4 と、前カバー5と、後カバー6とから構成される。 載置台3の上面には、後述する押さえ板9と対向する位置に図示しないリング 枠が設けられている。また、載置台3の側面には、中央部前寄りにカバー装着用 孔3aが、中央部後寄りにカバー装着用孔3bが設けられている。
【0022】 フレーム4は、後述する油圧シリンダー8を支持する支持部42と、載置台3 と支持部42とを連結する連結部41と、装着部43とから構成されている。連 結部41は、プレート41aを溝形鋼41bで補強した2つの部材から成り、そ れぞれの下部が載置台3の両側部中央に溶接されている。支持部42は、プレー ト42aをプレート42bで補強したものであり、端面が両連結部41の上部に 溶接されている。装着部43は、中央に孔を有するプレート部材であり、連結部 41の上部に連結部41から前後に突出するように溶接されている。
【0023】 前カバー5は、薄肉のプレートから構成され、側面に孔3aに対応する孔5a 及び装着部43の孔に対応する孔5bが設けられており、これらの孔を貫通する ボルトとナットによりフレーム4に取り外し自在に固定される。また、前カバー 5の前面には、ドラム缶99を搬入搬出する開口が設けられ、この開口を塞ぐ扉 7が取り付けられている。
【0024】 後カバー6は、側面に孔3bに対応する孔6a及び装着部43の孔に対応する 孔6bが設けられており、これらの孔を貫通するボルトとナットによりフレーム 4に取り外し自在に固定される。このように、両カバー5,6は、フレーム4に 対して容易に着脱可能となっている。 油圧シリンダー8は、図1〜3に示すように、鉛直方向にピストンロッドが移 動するような向きに、フレーム4の支持部42のプレート42aにボルト・ナッ ト44によって固定される。
【0025】 押さえ板9は、油圧シリンダー8のピストンロッド先端に装着されるもので、 主として、ドラム缶99の上部と当接するプレート9aと、プレート9aと油圧 シリンダー8との結合を補強する8枚のリブ9bとから構成される。 油圧ユニット20は、油圧シリンダー8を作動させるものであり、図5に示す ように、主として、モーター21と、油圧ポンプ22と、タンク23と、切換弁 24と、リリーフ弁25とから構成されている。油圧ユニット20では、モータ ー21によって作動する油圧ポンプ22によってタンク23から油圧回路内に油 が供給される。油圧回路の油圧はリリーフ弁25により一定に保たれる。油圧シ リンダー8には切換弁24を介して油が供給される。なお、油圧ユニット20は 、フレーム4の支持部42の後方の側面に固定されている。
【0026】 制御ユニット60は、油圧ユニット20のタンク23の上面に配置されており 、図6に示すように、1つの操作ボタン71、非常ボタン72、扉7のリミット スイッチ(扉L.S.)73、押さえ板9の上限リミットスイッチ(押さえ板上 限L.S.)74、及び押さえ板9の下限リミットスイッチ(押さえ板下限L. S.)75からのオン/オフ信号が入力され、これらの信号を基に制御を行い、 モーター21及び切換弁24を作動させる出力を行う。なお、操作ボタン71及 び非常ボタン72は、フレーム4の支持部42の前方の側面に固定されている操 作パネル30に取り付けられている。扉L.S.73は、図示しないが、扉7の 開閉を検知するように前カバー5に装着されている。両押さえ板L.S.74, 75は、図示しないが、図3に示す押さえ板9のホームポジション(H.P.) 及び載置台3の上面よりも200mm高い位置(H.P.−800)を検知する ように、フレーム4の連結部41に取り付けられている。
【0027】 以下に、制御ユニット60によるプレス装置1の制御、及びプレス装置1の操 作方法について説明する。 まず、押し固めたいドラム缶99を、図3に示すように、載置台3にセットす る。このとき、プレス時にドラム缶99に平均に荷重がかかるように、載置台3 のリング枠内にセットすることが望ましい。次に、扉7を閉める。扉7が開いて いると、扉L.S.73がオフの状態となっており、安全のため制御ユニット6 0がプレス装置1を作動させない。扉7を閉めた後に操作ボタン71を押すと、 1つのプレス工程全てが自動で行われる。すなわち、切換弁24を切り換えて油 圧シリンダー8の上流側へ油を供給して押さえ板9を下降させ、一定時間後に切 換弁24を切り換えて油圧シリンダー8の下流側へ油を供給して押さえ板9を上 昇させ、上限L.S.74の信号によって切換弁24を切り換えて油圧シリンダ ー8の作動を停止させるという一連の動作を、自動で行う。押さえ板9の下降中 に押さえ板9がH.P.−800の位置を超えると、言い換えれば、ドラム缶9 9が外高200mmまで押しつぶされると、下限L.S.75がオンとなって切 換弁4が切り換わり、押さえ板9は上昇に転じる。
【0028】 なお、プレス装置1の作動中に非常ボタン72が押されれば、切換弁24が切 り換わり、押さえ板9がH.P.まで上昇する。また、これらの動作は操作パネ ル30に設けられたランプによって確認することができる。 1つのプレス工程が完了すると、制御ユニット60によりプレス装置1の作動 が所定の時間(例えば2分間)ロックされ、扉7を閉めて作動ボタン71を押し てもプレス装置1は作動しない。但し、この間に減容されたドラム缶99を取り 出し、次のドラム缶99をセットすることにより、実際上は連続的に効率よくプ レス作業を行うことができる。
【0029】 上記のように、本実施形態のプレス装置1では、制御ユニット60によって、 1つのプレス工程の後に所定の時間の作動を禁止するように制御を行っており、 モーター21は高負荷の連続運転ではなく高負荷が間欠的にかかる運転に耐えう る程度のサイズのものを選定することができる。これにより、モーター21のコ ストが抑えられる。
【0030】 また、本プレス装置1では、1つの操作ボタン71によってドラム缶99の押 し固めの1工程を自動的に行うように制御されている。したがって、操作が簡易 であり操作者の操作ミスが起こりにくい、操作ミスに対応する余分な安全装置や 安全制御回路などを設ける必要がなく部品点数や製作コストを抑えることができ る、作動パターンが安定するためモーター21を選定する際の選定条件が緩和さ れ低コストのものを選定することが可能となるなどのメリットがある。
【0031】 さらに、本プレス装置1では、減容するドラム缶としてJIS規格に規定され たドラム缶を想定し、図7に示すドラム缶を押し固める力とドラム缶の押し固め られる寸法との相関関係からドラム缶の減容率とプレス装置1のコストとを比較 考量して、低コストで効率的にドラム缶を減容できるようにドラム缶を外高20 0mm以下には押しつぶさないような構造及び制御としている。これにより、モ ーター21をはじめとして各部品・部材の容量や寸法を最小限に抑えることがで きる。
【0032】 以上のように、1工程後の所定時間の作動禁止、1つの操作ボタンによる1工 程の処理、及びドラム缶の最大押しつぶし量の制限により、プレス装置1のコス トを抑えることができる。 また、本プレス装置1はドラム缶を押し固める装置であるが、両カバー5,6 をフレーム4から容易に取り外すことができるため、例えば、他の大きさや形状 などが異なるカバー(図示せず)を載置台3のカバー装着用孔3a,3b及びフ レーム4の装着部43を使って装着することにより、他のワーク(段ボールなど )を押し固めるあるいは砕破する装置として使用することができる。したがって 、ドラム缶を押し固めるためだけにプレス装置1を購入するのでは採算が合わな いときでも、ドラム缶以外のものも処理できるのであれば採算が合うという場合 には、本プレス装置1が購入される。このようにして本プレス装置1が広く普及 すると、それぞれの本装置1の所有者の経済的利益が向上するとともに、ドラム 缶等の運搬回数の減少や産業廃棄物等の減容による環境の向上が期待できる。
【0033】
【考案の効果】
本考案のプレス装置では、1工程後の所定時間の作動禁止、1つの操作ボタン による1工程の処理、ドラム缶の最大押し固め寸法の制限、カバーの着脱容易化 プレス装置の汎用化などにより、コスト的な採算性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態のプレス装置1の正面図。
【図2】プレス装置1の上面図。
【図3】プレス装置1の側面図。
【図4】フレーム組立体2の斜視図。
【図5】油圧ユニット20の油圧回路図。
【図6】プレス装置1の制御接続図。
【図7】プレス力とドラム缶外高との相関グラフ。
【符号の説明】
1 プレス装置 2 フレーム組立体 3 載置台 4 フレーム 5 前カバー 6 後カバー 8 油圧シリンダー 9 押さえ板 20 油圧ユニット 21 モーター 60 制御ユニット 99 ドラム缶

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを押し固めるあるいは砕破するため
    のプレス装置であって、 前記ワークを載置する載置部と、 前記ワークを前記載置部に押し付けるための、前記載置
    部に対し接近及び離反可能な押さえ板と、 前記押さえ板を移動させる油圧シリンダーと、 前記載置部と前記油圧シリンダーとを連結するフレーム
    と、 前記油圧シリンダーに作動油を供給する油圧ユニット
    と、 ワークを押し固めるあるいは砕破する1工程の後、所定
    の時間、作動を禁止する制御部と、を備えたプレス装
    置。
  2. 【請求項2】ワークを押し固めるあるいは砕破するため
    のプレス装置であって、 前記ワークを載置する載置部と、 前記ワークを前記載置部に押し付けるための、前記載置
    部に対し接近及び離反可能な押さえ板と、 前記押さえ板を移動させる油圧シリンダーと、 前記載置部と前記油圧シリンダーとを連結するフレーム
    と、 前記油圧シリンダーに作動油を供給する油圧ユニット
    と、 1つの操作ボタンによりワークの押し固めあるいは砕破
    の1工程を行う制御部とを備えたプレス装置。
  3. 【請求項3】ワークを押し固めるあるいは砕破するため
    のプレス装置であって、 前記ワークを載置する載置部と、 前記ワークを前記載置部に押し付けるための、前記載置
    部に対し接近及び離反可能な押さえ板と、 前記押さえ板を移動させる油圧シリンダーと、 前記載置部と前記油圧シリンダーとを連結するフレーム
    と、 前記油圧シリンダーに作動油を供給する油圧ユニット
    と、 前記載置部あるいは前記フレームの少なくとも一方に取
    り外し自在に装着され、前記ワークを囲うカバーと、を
    備えたプレス装置。
  4. 【請求項4】内径が570mm以下、外高が895mm
    以下、細別が1.6mm以下のドラム缶を押し固めるた
    めのプレス装置であって、 前記ドラム缶を載置する載置部と、 前記ドラム缶を前記載置部に押し付けるための、前記載
    置部に対し150〜250mmの間の所定の距離までの
    接近及び離反可能な押さえ板と、 前記押さえ板を移動させる油圧シリンダーと、 前記載置部と前記油圧シリンダーとを連結するフレーム
    と、 前記油圧シリンダーに作動油を供給する油圧ユニット
    と、を備えたプレス装置。
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