JP3036369U - 道路標識 - Google Patents
道路標識Info
- Publication number
- JP3036369U JP3036369U JP1996010763U JP1076396U JP3036369U JP 3036369 U JP3036369 U JP 3036369U JP 1996010763 U JP1996010763 U JP 1996010763U JP 1076396 U JP1076396 U JP 1076396U JP 3036369 U JP3036369 U JP 3036369U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road sign
- road
- strip
- reel
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 略円錐状の道路標識を見やすくする。
【解決手段】 略円錐状体(1)の上端にリール(7)
を回転自在に配設し、該リールには戻しばね(9)を備
えさせると共に帯状体(11)を繰出し巻取り自在に巻
き付け、該帯状体の先端にフック(13)を備えさせ、
当該道路標識の帯状体を該フックにより他の道路標識に
連結し得るようにしたことを特徴とする道路標識。
を回転自在に配設し、該リールには戻しばね(9)を備
えさせると共に帯状体(11)を繰出し巻取り自在に巻
き付け、該帯状体の先端にフック(13)を備えさせ、
当該道路標識の帯状体を該フックにより他の道路標識に
連結し得るようにしたことを特徴とする道路標識。
Description
【0001】
本考案は、「セーフティコーン」、「カラーコーン」、「ラバーコンーン」等 と呼ばれる自立性を備えた略円錐状の道路標識に関するものである。実用新案登 録請求の範囲を含む本明細書において「道路標識」とは、道路工事等の際に車輌 、歩行者等の通行を規制し、或いは危険を防止するために、道路工事現場等の路 上に所定の間隔をおいて自立状態で配設される略円錐状体をいうものとする。
【0002】
道路標識としては、合成樹脂、ゴム等により略円錐状に形成されたものが既に 使用されている。この略円錐状の道路標識は軽量且つ運搬容易であって、自立性 を備えている。この道路標識は、道路工事等の際に車輌、歩行者等の通行を規制 し、或いは危険を防止するために、道路工事現場等の路上に所定の間隔をおいて 自立状態で複数本配設される。
【0003】
しかるに、上記従来の道路標識は、単に複数本を自立状態で配設するに過ぎな いため、走行中の車輌からは必ずしも見やすいものではなく、車輌に視認されな いおそれもある。また、上記従来の道路標識を道路工事現場等の路上に所定の間 隔をおいて配設した場合でも、歩行者が当該道路標識間の隙間から容易に道路工 事現場等に入り込んでしまうおそれもある。 本考案は、従来の道路標識におけるこのような問題を解決しようとしてなされ たものである。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案は下記の道路標識を提供するものである。
【0005】 (1)略円錐状体の上端にリールを回転自在に配設し、該リールには戻しばねを 備えさせると共に帯状体を繰出し巻取り自在に巻き付け、該帯状体の先端にフッ クを備えさせ、当該道路標識の帯状体を該フックにより他の道路標識に連結し得 るようにしたことを特徴とする道路標識(請求項1)。
【0006】 (2)道路標識にはフックを係止させる環状部を設けることが望ましい(請求項 2)。
【0007】
[請求項1の道路標識] 請求項1の道路標識は、道路工事現場等の路上に所定の間隔をおいて自立状態 で複数本配設し、各道路標識における略円錐状体の上端に回転自在に配設された リールに巻き付けられている帯状体を戻しばねの力に抗して引き出し、該帯状体 先端のフックを他の道路標識に係止する。このようにして、複数本の道路標識を 帯状体により相互に連結する。帯状体を繰出すときには、リールは戻しばねの力 に抗して所定の方向に回転する。帯状体先端のフックを他の道路標識から外した ときには、各道路標識における略円錐状体の上端に回転自在に配設されたリール は戻しばねの力により前記と逆の方向に回転し、帯状体を該リールに巻取る。道 路標識は帯状体をリールに巻取った状態で運搬、保管される。
【0008】 [請求項2の道路標識] 請求項2の道路標識の帯状体を他の道路標識に連結する際には、該帯状体を他 の道路標識における環状部に係止させる。
【0009】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 符号1に示すものは道路標識の略円錐状体である。略円錐状体1は合成樹脂、 ゴム等により形成し、好ましくは蛍光色その他の色を付する。また、略円錐状体 1の表面に反射材を取り付けてもよい。
【0010】 略円錐状体1の上端には中空の収納部3を設け、該収納部3内に垂直軸5を取 り付け、該垂直軸5にリール7を回転自在に配設する。リール7にはぜんまいば ね等の戻しばね9を備えさせると共に帯状体11を繰出し巻取り自在に巻き付け る。帯状体11にも好ましくは蛍光色その他の色を付する。また、帯状体11の 表面に反射材を取り付けてもよい。符号12に示すものは帯状体11を通過させ るために収納部3に形成した開口部である。
【0011】 帯状体11の先端にはフック13を備えさせ、当該道路標識の帯状体11を該 フック13により他の道路標識に連結し得るようになす。
【0012】 道路標識にはフック13を係止させる環状部15を設けることが望ましい。環 状部15は一例として前記収納部3の側面に取り付ける。 状部15は一例として前記収納部3の側面に取り付ける。
【0013】 図4は本考案による道路標識の使用状態の一例を示すものである。この事例に おいては、道路標識を道路の縁部に斜め方向に略直線状に配設し、これらの道路 標識を帯状体11、11・・・により相互に連結している。
【0014】 図5は本考案による道路標識の使用状態の一例を示すものである。この事例に おいては、複数の道路標識を道路における工事現場21の周囲に配設し、これら の道路標識を帯状体11、11・・・により相互に連結している。
【0015】
[請求項1の道路標識] 請求項1の道路標識は、道路工事現場等の路上に所定の間隔をおいて自立状態 で複数本配設し、各道路標識の帯状体を繰出し、該帯状体先端のフックを他の道 路標識に係止することにより、複数本の道路標識を帯状体により相互に連結する ことができる。このように複数本の道路標識を帯状体により相互に連結したとき には、これらのものは極めて目立つ状態となり、走行中の車輌からも容易に視認 される。また、複数本の道路標識を帯状体により相互に連結したときには、歩行 者が道路工事現場等に入り込むおそれは小さくなる。また、帯状体は先端のフッ クによる係止を解除したときには、戻しばねの力により自動的に道路標識のリー ルに巻き取られる。
【0016】 [請求項2の道路標識] 請求項2の道路標識はフックを係止させる環状部を備えているため、帯状体の フックを他の道路標識における環状部に係止することにより、複数本の道路標識 を帯状体により相互に極めて容易に連結することができる。
【図1】本考案による道路標識の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】同上道路標識における帯状体、リール、戻しば
ね等を示す断面図である。
ね等を示す断面図である。
【図3】同上道路標識における帯状体、リール、戻しば
ね等を示す別の断面図である。
ね等を示す別の断面図である。
【図4】同上道路標識の使用状態の一例を示す平面図で
ある。
ある。
【図5】同上道路標識の使用状態の別の一例を示す平面
図である。
図である。
1 略円錐状体 3 収納部 5 垂直軸 7 リール 9 戻しばね 11 帯状体 12 開口部 13 フック 15 環状部 21 工事現場
Claims (2)
- 【請求項1】 略円錐状体の上端にリールを回転自在に
配設し、該リールには戻しばねを備えさせると共に帯状
体を繰出し巻取り自在に巻き付け、該帯状体の先端にフ
ックを備えさせ、当該道路標識の帯状体を該フックによ
り他の道路標識に連結し得るようにしたことを特徴とす
る道路標識。 - 【請求項2】 フックを係止させる環状部を設けたこと
を特徴とする請求項1の道路標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010763U JP3036369U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 道路標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010763U JP3036369U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 道路標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3036369U true JP3036369U (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=43171137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996010763U Expired - Lifetime JP3036369U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 道路標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036369U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013007991A (ja) * | 2011-05-24 | 2013-01-10 | Chuhatsu Hanbai Kk | シートリール |
JP2017002670A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 中国電力株式会社 | メジャーを格納したパイロン |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP1996010763U patent/JP3036369U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013007991A (ja) * | 2011-05-24 | 2013-01-10 | Chuhatsu Hanbai Kk | シートリール |
JP2017002670A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 中国電力株式会社 | メジャーを格納したパイロン |
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