JP3036058U - 缶飲料用の商品サンプル - Google Patents

缶飲料用の商品サンプル

Info

Publication number
JP3036058U
JP3036058U JP1996010294U JP1029496U JP3036058U JP 3036058 U JP3036058 U JP 3036058U JP 1996010294 U JP1996010294 U JP 1996010294U JP 1029496 U JP1029496 U JP 1029496U JP 3036058 U JP3036058 U JP 3036058U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display sheet
holder
lid
holding
lower lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996010294U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 上井
祐勝 小堀
Original Assignee
日本エースパック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本エースパック株式会社 filed Critical 日本エースパック株式会社
Priority to JP1996010294U priority Critical patent/JP3036058U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036058U publication Critical patent/JP3036058U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 缶飲料の缶胴と同じ絵柄が印刷された表示シ
ートと、表示シートを筒形に保持するホルダーとからな
る缶飲料用の商品サンプルにおいて、ホルダーを単一部
材にして低コスト化を図る。併わせて表示シートの交換
を容易化する。 【解決手段】 上蓋4と、下蓋5と、両者4・5を繋ぐ
背枠6とを一体にプスラチック成形してホルダー2を形
成する。両蓋4・5の周縁対向面に沿って、周回溝から
なる保持部7・8を設ける。背枠6に両保持部7・8と
連続する差込口17を開口する。表示シート3を上下の
保持部7・8へ差し込み案内し、両保持部7・8に沿っ
て表示シート3を丸く湾曲させて、表示シート3をこれ
自体の弾性復元力で筒形状に維持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、缶飲料の自動販売機に適用される商品サンプルに関する。その商品 サンプルは、一般にダミー缶とも称されているが、缶飲料の缶胴と同じ絵柄を印 刷した表示シートと、表示シートを筒形に保持するためのホルダーとからなるも のである。
【0002】
【従来の技術】
かかる商品サンプルに関して、例えば実開平6−2487号公報には、缶状に 成形したダミー缶本体と、その胴部に巻き付けられるラベルと、ラベルの巻き付 け始端および巻き付け終端を押え保持するラベル保持部材とで構成した商品サン プルがみられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の商品サンプルは、ラベル保持部材でラベルの巻き付け始終端を押え保持 する形態を採るので、販売する缶飲料の変更に伴うラベルの交換が容易に行える 。しかし、ダミー缶本体と、これに係合固定されるラベル保持部材とでラベルを 固定保持するので、三部材からなり、製作コストが高く付く。
【0004】 実開平2−119778号公報には、上記のダミー缶本体を省略して、表示シ ート自体を円筒状に形成し、その上下の開口を上ぶたと下ぶたで塞ぐようにした 商品サンプルが開示されている。この商品サンプルによれば、ダミー缶本体を省 略できるが、上下一対のふた本体でホルダーを構成するので、依然としてホルダ ーの製作コストが高く付く。表示シートの交換時には、一対のふた本体を分解し 、表示シートの側端どうしを接着して円筒状に組む必要があり、シート交換に手 間が掛かり、表示シート自体に力を加えられないので、薄い下ぶたを操作して展 示台への着脱を行わなければならず、着脱しにくい。形状の保形性も悪い。
【0005】 より簡単な構造の商品サンプルとして実開平3−41379号公報に記載され たものがあり、缶形状のダミー缶本体と、その外面に巻き付け固定される表示シ ートとで商品サンプルを構成している。この商品サンプルによれば、ホルダーを ダミー缶本体のみで形成するので、上記の商品サンプルに比べてホルダーのコス トを低減できる。問題は、ホルダーの胴部周面に表示シートを貼り付けるので、 シート交換時に古い表示シートを完全に剥ぎ取ったうえで、新しい表示シートを 貼り付ける必要があり、表示シートの張り替え作業に手間が掛かるうえ、表示シ ートを歪んだ状態で貼り付けてしまうと、その位置修正や弛みの除去を行えず、 貼り直しに余分な手間が加わる。
【0006】 そこで本考案の目的は、1個のプラスチック成形部品からなるホルダーと、ホ ルダーで筒状に保持される表示シートとの二部材のみからなり、部材点数を少な くして全体の製作コストの低減化が図れる缶飲料用の商品サンプルを提供するに ある。本考案の目的は、ホルダーに対する表示シートの着脱が簡単に行え、販売 商品の変更に伴うシート交換が容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の商品サンプルは、図1ないし図5に示す代表例で説明すると、展示台 1に着脱可能に装着されるホルダー2と、ホルダー2に対して筒状に保持される 表示シート3とからなる。ホルダー2は、表示シート3の上縁および下縁を保持 する上蓋4および下蓋5と、両蓋4・5を後面側において接続する背枠6とを一 体に形成したプラスチック成形品からなる。上蓋4および下蓋5の対向面の周縁 に沿って、表示シート3の上縁および下縁を筒状に保形するための保持部7・8 を設ける。上蓋4の保持部7は、少なくとも上蓋4の周側壁4aを含み、下蓋5 の保持部8は、少なくとも下蓋5の周側壁5aを含んでいる。かくして、筒状に 湾曲した表示シート3の上下縁は、これ自体の弾性復元力で各保持部7・8の周 側壁4a・5aに受け止めて、ホルダー2に表示シート3を筒状に保形して保持 するようにしたものである。。
【0008】 すなわち上蓋4の保持部7は、上蓋4の周側壁4aと、この周側壁4aに沿っ て内側に設けた内周壁部分とで、内外に溝側面を有して下向きに開口する一連の 周回溝で形成されている。ここでの上蓋4側の内周壁部分とは、図示例で説明す ると、周側壁4aより内側に凹ませた上壁4bの周壁に該当する。下蓋5の保持 部8は、下蓋5の周側壁5aと、この周側壁5aに沿って内側に設けた内周壁部 分とで、内外に溝側面を有して上向きに開口する一連の周回溝で形成されている 。ここでの下蓋5側の内周壁部分とは、図示例の内周壁5bに該当する。 上下縦長の背枠6には、表示シート3を一側縁より保持部7・8に導入案内す るための差込口17が上下の保持部7・8と連続する状態で開口している。下蓋 5の底壁には、照明器13の照明光の通過を許す採光口10を開口している。差 込口17の左右の開口側縁の内面には、表示シート3の側縁3a・3bを受け止 める位置決め用のストッパー20がそれぞれ突設されている。そして、採光口1 0の周縁には、展示台1側の取付口11に弾性係合する取付爪12を設け、差込 口17は背面採光口を兼ねていて、背枠6の周方向長さの約半分を占める状態で 左右広幅に開口したものとなっている。
【0009】 また、本考案商品サンプルは、図7および図8に示すごとく、展示台1に着脱 可能に装着されるホルダー2と、このホルダー2に対して筒状に保持される表示 シート3とからなる缶飲料用の商品サンプルにおいて、ホルダー2は、表示シー ト3の上縁および下縁を保持する上蓋4および下蓋5と、両蓋4・5を後面側に おいて接続する背枠6とを一体に形成したプラスチック成形品からなり、上蓋4 および下蓋5の対向面の周縁に沿って、表示シート3の上縁および下縁を筒状に 保形する保持部7・8が設けられており、上蓋4側の保持部7が一連の周回溝で 形成されており、下蓋5側の保持部8が下蓋5の底壁5cの周側壁5aに沿って これの内側に表示シート3がこれの上縁側より挿通し得るよう設けた差込口17 と、差込口17の外周に前記周側壁5aにつながるよう設けられて表示シート3 の下縁を受け止める受け壁23とからなり、筒状に湾曲した表示シート3の上下 縁をこれ自体の弾性復元力で各保持部7・8に受け止めて、ホルダー2に表示シ ート3を筒状に保形して保持する形態を採ることもできる。
【0010】
【作用】
表示シート3はプラスチックシート、紙、あるいは紙にプラスチックフィルム を積層したラミネートシート等で形成してあり、これを筒形に湾曲成形した場合 には、平坦な状態へ戻ろうとする弾性を有する。表示シート3を予め筒形状にく せ付けしておいた場合にも、常にくせ付けされた形状へ戻ろうとする弾性を発揮 する。この表示シート3の弾性復元力を利用して、ホルダー2に表示シート3を 筒形に保持するために、ホルダー2の上蓋4と下蓋5にそれぞれ表示シート3の 上下縁を受け止める保持部7・8が設けられている。そこでは、ホルダー2に表 示シート3を貼り付ける手間を要しない点が注目できる。
【0011】 図1ないし図5の例では、ホルダー2の背枠6には差込口17を有するので、 表示シート3はその一側縁から差込口17を介して上下の保持部7・8にすべり 込ませて一周するよう導入案内する。表示シート3は、その上下縁が上下の保持 部7・8の周回溝に導入案内されて筒状になり、内外方向にずれ動くことなく保 形される。
【0012】 下蓋5に採光口10を開口し、さらに背枠6に背面採光口を兼ねた広幅の差込 口17を開口したホルダー2によれば、メーカーの違いや機種の違い等で照明器 13が展示台1の下面側、又は商品サンプルより背方側にあっても、一種類の商 品サンプルで支障なく対応できる。差込口17の内面に位置決め用のストッパー 20を設けてあるので、表示シート3を保持部7・8に差し込み装填する際に、 表示シート3の両側縁3a・3bの一方がストッパー20に接当するまで、表示 シート3を送り込んで行くことにより、表示シート3の周方向位置を正しく位置 決めセットできる。最終的には表示シート3の両側縁3a・3bが両ストッパー 20・20に係止する状態になり、例えば車輛の走行に伴う外部振動を受けて、 表示シート3が周方向へずれ動くことも確実に防止できる。
【0013】
【実施例】 (実施例1) 図1ないし図5は本考案に係る商品サンプルの実施例1を示す。図2において 本案商品サンプルは、展示台1に着脱可能に装着されるホルダー2と、ホルダー 2に平面視でC形のほぼ円筒状に保形されて保持される表示シート3とからなる 。表示シート3はポリエチレン、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチ レンテレフタレートなどの透明ないし半透明のプラスチックシートで形成し、そ の表面に缶飲料の缶胴と同じ絵柄が耐候性を有するインクで印刷されている。
【0014】 ホルダー2は、上蓋4および下蓋5と、両蓋4・5を後面側において繋ぐ上下 縦長の背枠6とを一体に形成したプラスチック成形品からなり、図4および図5 に示すようにその平面視形状が、前方側の円弧周面と背面側の直線状の弦周面と でD字状に形成してある。表示シート3をC形筒状に保持するために、上蓋4の 下面周縁に沿って保持部7を設け、下蓋5の上面周面に沿って保持部8を設ける 。両保持部7・8はそれぞれ一連の周回溝で形成されている。 詳しくは、上蓋4の保持部7が上蓋4の周側壁4aと、この周側壁4aに沿っ てこれより内側に凹ませた上壁4bの周壁とで、内外に溝側面を有して下向きに 開口する一連の周回溝に形成されている。下蓋5の側では、下蓋5の周側壁5a と、周側壁5aに沿ってこれより内側に立設した内周壁5bとで、内外に溝側面 を有して上向きに開口する一連の周回溝を形成し、この周回溝を以て下蓋5の保 持部8としてある。
【0015】 下蓋5の底壁5cの中央部にD字形の採光口10を開口し、この採光口10に 沿って底壁下面側へ突設した周回壁の左右両側に、展示台1に設けた取付口11 に弾性係合する取付爪12を一体に設ける。採光口10は、展示台1の下方に配 置した照明器13からの照明光の通過を許す。取付爪12は、図5に示すごとく 取付口11の開口縁に凹み形成した係合凹部14に弾性係合して、ホルダー2の 全体を遊動不能に起立固定する。取付口11の開口縁の2個所には、取付爪12 を嵌入案内する組付口15が切り欠き形成してある。
【0016】 先に説明したように、上蓋4および下蓋5は前方側の円弧周面と背面側の弦周 面とで平面視形状がD字形に形成してある。かくして背枠6は、上下の蓋4・5 を弦周面と、弦周面に連続する円弧周面の左右後端とを接続しており、その弦周 面の左右中央に差込口17が上下間にわたって開口している。この差込口17は 背枠6を左右に分断する縦長の開口からなり、その上下端において上蓋4および 下蓋5に設けた保持部7・8に連続している。 詳しくは、上下蓋4・5の保持部7・8は、周回溝を構成する周側壁4a・5 aが差込口17の上下端で存在せず、差込口17の上下縁を両保持部7・8の溝 底面と一致させている。この差込口17は背面採光口としても利用され、差込口 17の左右開口幅を背枠6の周方向長さの約半分(2〜3.5cm)に設定して、先 の照明器13が商品サンプルの背方に配置される場合にも対応できるようになっ ている。広幅に開口した差込口17は、本来的に表示シート3の出し入れを容易 化するにあることは言うまでもない。
【0017】 図3において差込口17の左右の開口側縁は、上下端で開口幅が小さく、上下 中央部において開口幅が最大になるよう階段状に形成されており、開口幅が最小 となる上下両端のそれぞれの内面に、表示シート3の上下の保持部7・8への装 填を容易化する合計4個の案内面19が設けられている。図4において案内面1 9は、差込開口の側へ向かって下り傾斜している。 差込口17の左右の開口側縁には、更に上下中央部位にそれぞれ合計4個のス トッパー20を突設する。図3および図5に示すように、ストッパー20は、ホ ルダー2に装填した表示シート3の両側縁3a・3bを受け止めて、表示シート 3の周方向のずれ動きを規制して位置決めする。ストッパー20の内面壁は、先 の案内面19と同様に傾斜させてあり、その内方端に受止面21を有する。
【0018】 案内面19を開口幅が最小となる側縁部に形成し、これより広幅の次段側縁に ストッパー20を突設すると、表示シート3を装填する際に、シートの側縁3a ・3bがストッパー20に引っ掛かるのをよく防止できる。
【0019】 本案商品サンプルは、これが使用に際して、図1に示すごとくホルダー2の差 込口17の左右いずれか一方の開口側縁から表示シート3の一側縁3aを上下の 保持部7・8の周回溝内に当て付けた状態で、案内面19に沿ってすべり込ませ 、シート上縁およびシート下縁のそれぞれを上下の保持部7・8の周回溝内へ差 し込む。さらに、表示シート3を保持部7・8に沿って周回状に送り込み移行さ せ、差し込み始端側の側縁3aをストッパー20の受止面21に接当したうえで 、差し込み終端側の側縁3bを他方のストッパー20の受止面21の側へ落とし 込む。この状態では、表示シート3は平坦な自由状態へ戻ろうとする弾性を発揮 し、上下縁のそれぞれが保持部7・8の周回溝の内外側面で受け止められて、前 方側においては実質的に円形の断面C形の筒形状に保持される。従って、接着剤 や保持枠等を用いる必要もなく、表示シート3を筒形に保形保持できるうえ、ス トッパー20によって周方向へ遊動不能に保持固定できる。
【0020】 表示シート3の交換時には、ホルダー2を反時計回転方向へ捻じって展示台1 から取り外す。そのうえで、背枠6の近傍に位置する表示シート3の端部分を内 面側へ押し込んで、左右側縁3a・3bのいずれか一方をストッパー20より内 面側へ弾性変形させ、この状態を維持したままで表示シート3を差込口17側へ 送り込み操作する。次に差込口17に突出した側縁3a(又は3b)をつまんで 引き出すことにより、表示シート3の全体を簡単に取り外すことができる。後は 、先の要領で新規な表示シート3をホルダー2に装填し、ホルダー2を再び展示 台1の取付口11に係合固定することでシート交換が終了する。
【0021】 次に、本案の別実施例を説明すると、上下の保持部7・8は、いずれか一方を 溝で形成し、他方を周側壁4a(又は5a)のみで形成することができる。また 、表示シート3を保持部7・8の溝形状よりひと回り小さな筒形に予めくせ付け する場合には、例えば上方の保持部7の周側壁5aは省略できる。 上下の蓋4・5は平面視において円形に形成できる。ホルダー2の外形寸法は 販売商品の大きさによって複数種を用意するので、ホルダー2の大きさの違いに 応じて差込口17の開口幅やストッパー20および案内面19の形成個所および 形成位置を適宜変更できる。
【0022】 (実施例2) 図6は小形のホルダー2を用いるのに適した本考案の実施例2を示しており、 これでは差込口17を上下に長い長方形状に開口し、その左右の開口側縁の全長 にわたって案内面19を形成し、案内面19の上下中央にストッパー20を1個 ずつ突設してある。 表示シート3はプラスチックシートで形成する以外に、紙、あるいは紙にプラ スチックフィルムを積層したラミネートシート等で形成できる。
【0023】 (実施例3) 図7および図8は差込口17を下蓋5に設けた本考案の実施例3を示す。そこ では、下蓋5の底壁5cに周側壁5aに沿ってこれの内側にC字形の溝状の保持 部8を設けるが、該保持部8の内周側の溝底を上下貫通状に抜いて差込口17と した。差込口17の溝内縁と周側壁5aの基端内面との間には、表示シート3の 下縁を受け止める受け壁23が設けてある。つまり周側壁5aとこれにつながる 受け壁23とで保持部8を構成した。この場合の背枠6の長方形状の開口17は 背面採光口としてのみ機能する。他は実施例1と同じであるので、同一部材に同 一符号を付してその説明を省略する。
【0024】 この実施例3に係る商品サンプルの場合には、表示シート3の上縁を差込口1 7に沿わせてC字形に湾曲した後、シート全体を筒軸心に沿って上蓋4側へ押し 込み、シート上縁を上蓋4の保持部7の周回溝内へ係入する。シート下縁はシー ト自体の弾性復元力を利用して受け壁23で受け止め支持する。表示シート3を ホルダー2から取り外す場合には、表示シート3の筒壁の左右両側を同時につま んで筒内方へたわみ変形させ、その状態のままでシート全体をホルダー2の前方 へ抜き出すことにより、表示シート3を簡単に取り外すことができる。
【0025】
【考案の効果】 本考案では、1個のプラスチック成形部品であるホルダー2と、ホルダー2で 筒形に保形される表示シート3とで商品サンプルを構成し、ホルダー2の上蓋4 及び下蓋5に設けた保持部7・8で表示シート3を筒形状に維持する。従って、 従来例に比べて部材点数が必要最小限で足りるため、ホルダー2の製作コストを 削減し、その分だけ商品サンプルを安価に供給できる。表示シート3これ自体の 弾性復元力を利用しているので、接着剤や保持枠を用いずに着脱も簡単に行え、 自動販売機の設置現場におけるシート交換をより少ない手間で容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す背面側から見た全体の斜視図で
ある。
【図2】実施例1を示す使用状態を示す縦断側面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【図6】実施例2に係る商品サンプルの縦断正面図であ
る。
【図7】実施例3に係る商品サンプルの縦断正面図であ
る。
【図8】図7におけるD矢視図である。
【符号の説明】
1 展示台 2 ホルダー 3 表示シート 4 上蓋 5 下蓋 6 背枠 7・8 保持部 10 採光口 17 差込口

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展示台1に着脱可能に装着されるホルダ
    ー2と、このホルダー2に対して筒状に保持される表示
    シート3とからなる缶飲料用の商品サンプルであって、 ホルダー2は、表示シート3の上縁および下縁を保持す
    る上蓋4および下蓋5と、両蓋4・5を後面側において
    接続する背枠6とを一体に形成したプラスチック成形品
    からなり、 上蓋4および下蓋5の対向面の周縁に沿って、表示シー
    ト3の上縁および下縁を筒状に保形する保持部7・8が
    設けられており、 上蓋4の保持部7は、少なくとも上蓋4の周側壁4aを
    含み、下蓋5の保持部8は、少なくとも下蓋5の周側壁
    5aを含んでおり、 筒状に湾曲した表示シート3の上下縁をこれ自体の弾性
    復元力で各保持部7・8の周側壁4a・5aに受け止め
    て、ホルダー2に表示シート3を筒状に保形して保持す
    ることを特徴とする缶飲料用の商品サンプル。
  2. 【請求項2】 上蓋4の保持部7は、上蓋4の周側壁4
    aと、この周側壁4aに沿って内側に設けた内周壁部分
    とで、内外に溝側面を有して下向きに開口する一連の周
    回溝で形成されており、 下蓋5の保持部8は、下蓋5の周側壁5aと、この周側
    壁5aに沿って内側に設けた内周壁部分とで、内外に溝
    側面を有して上向きに開口する一連の周回溝で形成され
    ており、 上下縦長の背枠6には、表示シート3を一側縁より保持
    部7・8に導入案内するための差込口17が、上下の保
    持部7・8と連続する状態で上下間にわたって開口して
    いる請求項1記載の缶飲料用の商品サンプル。
  3. 【請求項3】 差込口17の左右の開口側縁の内面に、
    表示シート3の側縁3a・3bを受け止める位置決め用
    のストッパー20がそれぞれ突設されている請求項2記
    載の缶飲料用の商品サンプル。
  4. 【請求項4】 下蓋5の底壁には、照明器13の照明光
    の通過を許す採光口10が開口しており、 採光口10の周縁には、展示台1側の取付口11に弾性
    係合する取付爪12が設けられており、 差込口17が背面採光口を兼ねていて、背枠6の周方向
    長さの約半分を占める状態で広幅に開口している請求項
    3記載の缶飲料用の商品サンプル。
  5. 【請求項5】 展示台1に着脱可能に装着されるホルダ
    ー2と、このホルダー2に対して筒状に保持される表示
    シート3とからなる缶飲料用の商品サンプルであって、 ホルダー2は、表示シート3の上縁および下縁を保持す
    る上蓋4および下蓋5と、両蓋4・5を後面側において
    接続する背枠6とを一体に形成したプラスチック成形品
    からなり、 上蓋4および下蓋5の対向面の周縁に沿って、表示シー
    ト3の上縁および下縁を筒状に保形する保持部7・8が
    設けられており、 上蓋4側の保持部7が、一連の周回溝で形成されてお
    り、 下蓋5側の保持部8が、下蓋5の底壁5cの周側壁5a
    に沿ってこれの内側に表示シート3がこれの上縁側より
    挿通し得るよう設けた差込口17と、差込口17の外周
    に前記周側壁5aにつながるよう設けられて表示シート
    3の下縁を受け止める受け壁23とからなり、 筒状に湾曲した表示シート3の上下縁をこれ自体の弾性
    復元力で各保持部7・8に受け止めて、ホルダー2に表
    示シート3を筒状に保形して保持することを特徴とする
    缶飲料用の商品サンプル。
JP1996010294U 1996-09-20 1996-09-20 缶飲料用の商品サンプル Expired - Lifetime JP3036058U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010294U JP3036058U (ja) 1996-09-20 1996-09-20 缶飲料用の商品サンプル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010294U JP3036058U (ja) 1996-09-20 1996-09-20 缶飲料用の商品サンプル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3036058U true JP3036058U (ja) 1997-04-08

Family

ID=43170838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996010294U Expired - Lifetime JP3036058U (ja) 1996-09-20 1996-09-20 缶飲料用の商品サンプル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036058U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256136A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Kubota Corp 自動販売機のサンプル展示体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256136A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Kubota Corp 自動販売機のサンプル展示体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4726132A (en) Molded plastic signholder
US8388913B2 (en) Reagent container system
EP1671840A1 (en) Hand grip
JP3036058U (ja) 缶飲料用の商品サンプル
US4932529A (en) Display and storage container with a liner having a spacer flap for photographic prints
US8028452B2 (en) Enhanced patch panel indicia system
US5853259A (en) Binder labeling assembly
US5564210A (en) Price cassette
CN101137544A (zh) 接触透镜的包装件
EP1349133B1 (en) System for fixing label holders and shelves
US4152048A (en) Stereoscopic viewer
JP3051550U (ja) 商品見本の展示構造
JP2000098895A (ja) 瓶首に取り付ける宣伝広告具
EP0900671A2 (en) Folding leaflet
CN213070534U (zh) 广告牌
JP3041012U (ja) 自動販売機用サンプル缶及びその陳列棚
GB2153108A (en) Transparency mount
US7121406B2 (en) Device for storing a plurality of protective containers
CN218497701U (zh) 标签固定架
JP3057833U (ja) 商品見本用ラベル
JP2001319269A (ja) 自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造
JP3091976U (ja) 自動販売機用のダミー体および自動販売機
JP3584376B2 (ja) 自動販売機用商品見本
JPH1111565A (ja) カバー
JP2001155227A (ja) 自動販売機用ダミー体