JP3035710B2 - 画像形成装置のクリーニングブレード再生方法 - Google Patents

画像形成装置のクリーニングブレード再生方法

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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は静電複写機、同プリンタなどの静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニン
グブレードの再生方法に関するものである。
(従来の技術と解決すべき課題) 像担持体表面に静電的に形成された可転写トナー像を
紙などの転写材に転写する周知の画像形成装置にあって
は、転写後も像担持体に残る残留トナーその都度充分に
除去することが良質の画像を得るための必須要件であ
る。
残留トナーを除去する手段としては従来から幾多の提
案がなされているが、弾性部材からなるクリーニングブ
レードの一つのエッジを像担持体に当接させて残留トナ
ーをかき落し除去するものが、構成が簡単で小型であ
り、トナー除去機能が優れ、コスト的にも有利であるの
で、広く実用されていることはよく知られているとおり
である。
このような残留トナーを除去手段は、ブレードの尖鋭
なエッジが像担持体に強く当接しているので使用につれ
て該エッジが摩耗したり、微少な切欠が発生したりして
クリーニング不良を生じ、ひいては画質の劣化を発生す
るおそれがある。
ところで、画像形成装置には、像担持体と、その周辺
に配備する一次帯電器、現像器、転写手段、クリーニン
グ手段などの部材の幾つかと、を一体としてカートリッ
ジに構成し、これを画像形成装置本体に着脱自在に装着
するようなものが多用されている。
この種のカートリッジでは、通常収納したトナーが消
費された時点でカートリッジを新品と交換するのが普通
であるが、内装されたクリーニングブレードは先端エッ
ジは摩耗したり、切欠が発生したとしてもその量は2〜
3μm程度、大きい場合でも20μm程度の三角状の切欠
であって、ブレード本体は充分再使用に耐え得る特性を
維持しているのが普通である。
したがって、理論的には、ブレードエッジ側先端縁を
0.5〜1mm切除することによって再使用が可能となる。
ところが単にブレードエッジを単に切除するだけで
は、これをそのままクリーニング装置に配設してブレー
ドエッジを像担持体に当接させても、当初とはブレード
の像担持体への当接状態が変化してしまうので、良好な
クリーニング作用を期待することは出来ない。
本発明はこのような事態に対処すべくなされたもので
あって、使用済みのクリーニングブレードの像担持体側
のエッジを適宜量切除するとともに、クリーニング装置
に装着したときにも、当初に設定したのと同様の状態を
維持できるようなクリーニングブレードの再生方法を提
供することを目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、画像形成装置
のクリーニング装置に配設されるクリーニングブレード
の、像担持体に当接するブレードエッジ近傍部分を適量
切除する切除工程と、切除後のブレードエッジの像担持
体に対する位置を、切除前のブレードエッジの像担持体
への当接状態と同様にするべく、切除後のクリーニング
ブレードの侵入量が切除前の侵入量よりも小さくなる
か、または同量となるようになるように調整する調整工
程とからなることを特徴とするクリーニングブレードの
再生方法(1)、または、 上記(1)のものにおいて、前記調整工程が、ブレー
ド支持部材とこれを保持するクリーニング装置のケーシ
ング表面間に配設された取付調整用のスペーサによって
行われることを特徴とするクリーニングブレードの再生
方法(2)、または、 上記(1)のものにおいて、前記調整工程が、ブレー
ド支持部材のブレードのない側の端縁からの距離を異に
する複数の取付け用の孔によって行われることを特徴と
するクリーニングブレードの再生方法(3)である。
このように構成することによって、低コストでクリー
ニングブレードの再生が可能となり、長期にわたって安
定して良好なクリーニングができる。
(実施例の説明) 第1図は本発明本発明の実施例を示す画像形成装置の
カートリッジを示す側断面図であって、紙面に垂直方向
に延設されて図示矢印1方向に回転走行する像担持体1
と、その近傍に配置された一次帯電器7、現像器8、ク
リーニング装置5がハウジング9内に一体に収納されて
カートリッジを形成しており、このハウジングが不図示
の画像形成装置本体に着脱自在に挿脱されるものとす
る。
第2図はクリーニング装置5のみを示す側断面図であ
って、該クリーニング装置の像担持体1に対向する側に
形成した開口部には、クリーニング装置のケーシングに
取り付けられた支持部材2に一方の端縁が取着された弾
性クリーニングブレード3の他方の端縁の一つのエッジ
が当接するように配置されている。なお、図中符号4は
すくいシートである。
不図示の転写部位において生じた残留トナーは 像担持体の回転走行にしたがって前記クリーニングブ
レード3の位置に到り、該ブレード3によってクリーニ
ングされる。
クリーニング作用を有効に行うために、第1図、第2
図に示すように、クリーニング装置を像担持体に対して
正規の位置に配置した場合、クリーニングブレード3の
像担持体への当接エッジは自然状態で像担持体表面より
も内部に食い込むような位置を取るようになっている。
従って、像担持体1、クリーニング装置を所定位置に
置くと、クリーニングブレードは図示のように湾曲して
ブレードエッジが像担持体表面に圧接してクリーニング
作用を奏することになる。
第2図は、クリーニングブレード3の自然状態におけ
るブレードエッジaと、該ブレードの端と像担持体表面
とが交わる点bとの間の距離αを示している。
例えば、カートリッジの寿命が尽きて新品と交換する
際、クリーニングブレードを交換再使用する場合、それ
までにブレードエッジも磨耗、切欠の発生などクリーニ
ング不良を招来するおそれのある事態が存在するので、
第2図にハッチングを付した部分を切除する必要があ
る。切除量は前述のように0.5〜1mm程度である。
このようにブレードエッジ部を切除しただけでは切除
後のブレートエッジの像担持体への当接状態が当初とは
異なるのでそのまま使用することは出来ない。
そのため、本発明においては、第1図に示すように、
支持部材2と、これを保持するクリーニング装置側ケー
シング側との間にスペーサ6を配設して新たなブレード
エッジの位置を変えて侵入量αを確保するものとす
る。
この場合、侵入量αは、ブレード先端部分を切除し
てあるので、ブレードの第1図符号cの部分が短くなつ
て弾性が強くなっているから、前記当初侵入量αより
も小さく設定することによって、所望のクリーニング条
件を得る事が可能である。
クリーニングブレードの像担持体への当接圧には勿論
許容範囲があるから、スペーサ6を装着することによっ
てブレードの像担持体への相対位置が変化することにな
るが、その量は微少であるから無視できる程度である。
また、前記の場合α=αとすることもできる。
第3図は、他の実施例を示すもので、このものにおい
ては、ブレード支持部材2の、ブレード3を保持する側
と反対側の端縁に、該支持部材をクリーニング装置のケ
ーシングに取着するための孔対を、図示j1、j2及びi1
i2のように2組設け、これらのi1、i2及びj1、j2の前記
反対側端縁からの距離h、gを、g<hのように設定す
る。
また、クリーニング装置のケーシングの前記支持部材
を保持する側の面には前記各孔に対応する位置にねじ孔
i2、j2を設ける。
クリーニング装置に当初支持部材を設置するときには
支持部材の孔i1とねじ孔i2とを合致させてビスなどでブ
レードをケーシングに固定し、ブレード端縁切除後には
支持部材の孔j1とねじ孔j2を合致させて固定する。
前記各孔、ねじ孔等の位置を適宜に設定し、ブレード
エッジの損傷に応じてブレードエッジの位置を順次変化
させることによって長期にわたってクリーニングブレー
ドを良好な状態に維持でき、カートリッジの場合を含め
てクリーニングブレードのリサイクルが可能となる。
また、このような構成とすることによって、チップ型
ブレード、接着型ブレード、挟み込み型ブレードなど各
種のクリーニングブレードにも容易に適用できる。
以上本発明をカートリッジ方式の画像形成装置に適用
した場合について説明したが、本発明がこれに限定され
るものではなく、クリーニング装置を単体として画像形
成装置に配設したものにも適用きることは言うまでもな
い。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、残留トナーの
除去にクリーニングブレードを用いるクリーニング装置
において、クリーニングブレードの再使用にあたってク
リーニングブレードの像担持体に当接する側のエッジを
適量切除して、再使用時にも当初にブレードを配置した
のと同様の状態を保持できるので、使用になるブレード
エッジの磨耗、切欠の発生などによるクリーニング不良
を好適に回避し、長期にわたって安定して良好なクリー
ニングを遂行でき、クリーニング装置の長寿命化にも顕
著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を画像形成装置をカートリッジに適用し
たところを示す概略側断面図、 第2図は同上クリーニング装置部分のみを示す当初の状
態の側断面図、 第3図は他の実施例を示す、クリーニングブレードをク
リーニング装置に装着する部位を示す斜視図である。 1……像担持体、2……支持部材、3……クリーニング
ブレード、5……ケーシング、6……スペーサ、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置のクリーニング装置に配設さ
    れるクリーニングブレードの、像担持体に当接するブレ
    ードエッジ近傍部分を適量切除する切除工程と、 切除後のブレードエッジの像担持体に対する位置を、切
    除前のブレードエッジの像担持体への当接状態と同様と
    するべく、切除後のクリーニングブレードの侵入量が切
    除前の侵入量よりも小さくなるか、または同量となるよ
    うに調整する調整工程とからなることを特徴とするクリ
    ーニングブレードの再生方法。
  2. 【請求項2】前記調整工程が、ブレード支持部材とこれ
    を保持するクリーニング装置のケーシング表面間に配設
    された取付調整用のスペーサによって行われることを特
    徴とする特許請求の範囲(1)記載のクリーニングブレ
    ードの再生方法。
  3. 【請求項3】前記調整工程が、ブレード支持部材のブレ
    ードのない側の端縁からの距離を異にする複数の取付け
    用の孔によって行われることを特徴とする特許請求の範
    囲(1)記載のクリーニングブレード再生方法。
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