JP3035648U - ガスメータ用固定装置 - Google Patents
ガスメータ用固定装置Info
- Publication number
- JP3035648U JP3035648U JP1996009183U JP918396U JP3035648U JP 3035648 U JP3035648 U JP 3035648U JP 1996009183 U JP1996009183 U JP 1996009183U JP 918396 U JP918396 U JP 918396U JP 3035648 U JP3035648 U JP 3035648U
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- JP
- Japan
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- metal fitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスメータの入側配管と出側配管をフレキ管
などの可とう性を有する管で配管した場合でも、ガスメ
ータの設置を可能にすると共に、衝撃を受けたときに、
ガスメータが揺動して、感震器が誤作動したりしないよ
うにする。 【解決手段】 ガスメータ1の背面1′に受け金具11
を取り付け、壁面Aに支持金具13を取り付けてこれを
ボルト15とナット16により孔12と長孔14を利用
して連結し、ガスメータ1を壁面Aに固定する。これに
よりガスメータ1の入側配管と出側配管にフレキ管7な
どの可とう性を有する管を利用した場合でも、ガスメー
タ1の固定が可能であると共に、衝撃を受けてもガスメ
ータ1は揺動しない。
などの可とう性を有する管で配管した場合でも、ガスメ
ータの設置を可能にすると共に、衝撃を受けたときに、
ガスメータが揺動して、感震器が誤作動したりしないよ
うにする。 【解決手段】 ガスメータ1の背面1′に受け金具11
を取り付け、壁面Aに支持金具13を取り付けてこれを
ボルト15とナット16により孔12と長孔14を利用
して連結し、ガスメータ1を壁面Aに固定する。これに
よりガスメータ1の入側配管と出側配管にフレキ管7な
どの可とう性を有する管を利用した場合でも、ガスメー
タ1の固定が可能であると共に、衝撃を受けてもガスメ
ータ1は揺動しない。
Description
【0001】
本考案は、ガスメータの配管スペース等において、ガスの入側配管と出側配管 がフレキ管などの可とう性を有する管であっても、ガスメータの設置を可能にす ると共に、何等かの衝撃や振動によりガスメータが揺動するのを防止する装置に 関する。
【0002】
図4は、従来のガスメータの設置状況を示すものであって、21はガスメータ 、22はメータ入管、23はメータ出管、24はメータ入管22の途中に取り付 けられたガス栓(元栓)、25は入側水平向きエルボ、26は入側下向きエルボ 、27は出側水平向きエルボ、28は出側下向きエルボ、29は入側ユニオン、 30は出側ユニオン、31はガスメータ21の入側口金、32は出側口金である 。 この従来例において、ガスメータ21を設置する場合には、地中から立ち上げ たメータ入管22とメータ出管23の上端に、水平向きエルボ25、27を接続 し、更にこのエルボ25、27に接続管33、34を用いて下向きエルボ26、 28を接続し、この下向きエルボ26、28に入側ユニオン29と出側ユニオン 30を接続する。そして入側ユニオン29と出側ユニオン30に入側口金31と 出側口金32を夫々接続することにより、ガスメータ21をメータ入管22とメ ータ出管23に対して吊り下げるようにして取り付けるものである。
【0003】
最近のガス配管では、埋設部分はポリエチレン管、露出部分はフレキ管を用い る例が多いが、従来のガスメータの設置方法ではガスメータ21を鋼管製のメー タ入管22とメータ出管23に対して吊り下げるようにして取り付けるため、メ ータ入管22とメータ出管23をフレキ管などの可とう性を有する管にした場合 、ガスメータ21をそのままでは設置できない。又、従来のガスメータの設置方 法では、ガスメータ21の下部21′側はフリーの状態であるため、ガスメータ 21に何等かの外力が作用すると、ガスメータ21が揺動し、内部に感震器を組 み込んだガスメータにあっては、誤作動する懸念がある。 本考案の目的は、ガスメータの入側配管と出側配管をフレキ管などの可とう性 を有する管で配管した場合でも、ガスメータの設置を可能にすると共に、ガスメ ータの揺動を防止することができるようにすることである。
【0004】
本考案に係るガスメータ用固定装置の構成は次のとおりである。
【0005】 ガスメータの入側配管部材と出側配管部材を固定具を用いて壁面に固定すると 共に、前記入側配管部材及び出側配管部材を正面側に向きを変えたのち、これを 更に下向きに向きを変えてこの先にガスメータの入側口金と出側口金を夫々接続 することにより、ガスメータを入側配管部材と出側配管部材により吊り下げるよ うにして支持するガスメータの設置例において、ガスメータの背面と壁面間を幅 調整自在の固定金具にて固定することにより、ガスメータの入側配管と出側配管 をフレキ管などの可とう性を有する管で配管した場合でも、ガスメータの設置を 可能にすると共に、ガスメータの揺動を防止することができるように構成して成 るガスメータ用固定装置。
【0006】
固定装置としての固定金具は、入側と出側の配管部材を壁に固定し、更にこれ にガスメータを取り付けてから、ガスメータが垂直になるように幅を調整したの ち、ガスメータの背面と壁面間において固定する。この固定により、ガスメータ は垂直に保持されると共に、衝撃が作用しても揺動しない。又、固定装置により ガスメータを支持することになるため、ガスメータの入側配管と出側配管をフレ キ管などの可とう性を有する管で配管することが可能になる。
【0007】
【考案の実施の形態】 ガスメータ固定装置は、ガスメータの背面に受け金具を取り付け、一方、壁面 側には長孔付に支持金具を取り付けておき、この受け金具と支持金具を長孔を利 用してボルトとナット等の連結手段で固定することにより幅調整と固定が行われ る。なお、受け金具を壁側に取り付け、支持金具をガスメータの背面に取り付け て固定するようにしてもよい。受け金具と支持金具は、丁度ガスメータの中央( 上方から見て)に位置させることにより、左右のバランスを保つようにする。
【0008】 又、受け金具と支持金具は、ガスメータの背面において、底部に近い方が揺動 を防止するためには好ましい。そして、受け金具をガスメータ側に取り付ける場 合、この金具は、背面から壁面側に突出するようにしても良いが、例えばL字状 の金具を用いて、ガスメータを底から支持するようにしてもよい。
【0009】
図1、図2、図3に基づいて本考案の実施例を詳述する。 1はガスメータ、2は入側口金、2′は入側ユニオン、3は出側口金、3′は 出側ユニオン、4は入側と出側の配管部材としてのエルボ、5はベンド管、6は ベンド管5部分において、配管を壁面Aに固定しているメータ固定バンド、7は 入側配管部材のベンド管5と出側配管部材のベンド管5に夫々接続されているフ レキ管である。
【0010】 10は本考案に係る固定装置であって、この固定装置10は、ガスメータ1の 背面1′において、後方に向けて取り付けられた孔12付の受け金具11と、壁 面Aに対して水平に固定された長孔14付の支持金具13と、孔12及び長孔1 4を介して受け金具11と支持金具13を連結する固定するボルト15及びナッ ト16とから成る。なお、受け金具11と支持金具13は、接着剤又はビス等に よりガスメータ1の背面1′、又は壁面Aに取り付ける。但し、この取り付け手 段は他の方法であってもよい。
【0011】 図1はガスメータ1を固定装置10により固定した状態を側面から見た図、図 2は上面から見た図、図3は固定装置の分解斜視図であって、現場ごとに壁面A とガスメータ1の背面1′との間隔が違うため、これを長孔14を利用して調整 しながらガスメータ1を垂直に固定して揺動を防止するものである。
【0012】
本考案は以上のように、メータ固定バンド等の固定具に併せてガスメータの背 面と壁面間を固定装置で固定するようにしたので、衝撃を受けてもガスメータは 揺動せず、よって、感震器が誤作動したりしない。 又、固定装置によりガスメータを支持することになるため、ガスメータの出入 管をフレキ管などの可とう性を有する管で配管した場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る固定装置を用いてガスメータを固
定している状態の側面図。
定している状態の側面図。
【図2】本考案に係る固定装置を用いてガスメータを固
定している状態の平面図。
定している状態の平面図。
【図3】固定装置の分解斜視図。
【図4】従来のガスメータの取り付け例の説明図。
1 ガスメータ 10 固定装置 11 受け金具 12 孔 13 支持金具 14 長孔 15 ボルト 16 ナット
フロントページの続き (72)考案者 前田 薫 千葉県鎌ケ谷市道辺中央2丁目8−16
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスメータの入側配管部材と出側配管部
材を固定具を用いて壁面に固定すると共に、前記入側配
管部材及び出側配管部材を正面側に向きを変えたのち、
これを更に下向きに向きを変えてこの先にガスメータの
入側口金と出側口金を夫々接続することにより、ガスメ
ータを入側配管部材と出側配管部材により吊り下げるよ
うにして支持するガスメータの設置例において、ガスメ
ータの背面と壁面間を幅調整自在の固定金具にて固定す
ることにより、ガスメータの入側配管と出側配管をフレ
キ管などの可とう性を有する管で配管した場合でも、ガ
スメータの設置を可能にすると共に、ガスメータの揺動
を防止することができるように構成して成るガスメータ
用固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009183U JP3035648U (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ガスメータ用固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009183U JP3035648U (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ガスメータ用固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035648U true JP3035648U (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=43170453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009183U Expired - Lifetime JP3035648U (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | ガスメータ用固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035648U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202940A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Ishii Iron Works Co Ltd | 衝撃振動抑制装置を備えたガスメータ |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP1996009183U patent/JP3035648U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012202940A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Ishii Iron Works Co Ltd | 衝撃振動抑制装置を備えたガスメータ |
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