JP3035527U - アイゼン - Google Patents

アイゼン

Info

Publication number
JP3035527U
JP3035527U JP1996010353U JP1035396U JP3035527U JP 3035527 U JP3035527 U JP 3035527U JP 1996010353 U JP1996010353 U JP 1996010353U JP 1035396 U JP1035396 U JP 1035396U JP 3035527 U JP3035527 U JP 3035527U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crampons
heel
metal fitting
degrees
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996010353U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 椎名
Original Assignee
株式会社エバニユー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エバニユー filed Critical 株式会社エバニユー
Priority to JP1996010353U priority Critical patent/JP3035527U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035527U publication Critical patent/JP3035527U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】夏山の雪渓等で使用される4本爪や6本爪の
軽登山用のアイゼンの緊締バンドを取り付けるための立
ち上がり金具に改良を施し、アイゼン着装がしっかり行
え且つ一旦着装したアイゼンが歩行中緩んだり外れたり
しないようにすることを本考案は目的としている。 【構 成】アイゼン本体の横両端上下を先細りに形成し
て下方に折り曲げ突爪とし、この横両端上下の突爪の間
に、緊締バンド用の孔を有する甲向き金具と踵向き金具
とを備えた立ち上がり金具を設け、この立ち上がり金具
を上方に折り曲げて靴の両側面に位置するように形成
し、前記甲向き金具はアイゼン本体の横中心線A−Aに
対する角度が20度から40度、踵向き金具は50度か
ら70度で作られていることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアイゼンの改良に係わり、夏山の雪渓等で使用される4本爪や6本爪 の比較的軽登山用のアイゼンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の軽登山用のアイゼンは、主として冬山で使用される10本爪や12本爪 のものと比べ厳しい条件下での使用でないため緊締バンドを取り付ける金具を含 め着装方法や装着部に余り配慮がなされていなかった。 これら軽登山用の一般的なアイゼンの着装方法は、靴両側面に位置する立ち上 がり金具の先端に設けられた一つのリング或は一つの孔にバンドを通して登山靴 の足首に巻き付け着装するものであった。 したがって、比較的早くバンドが痛んだり、固定バンドがしっくりいかずに締 め付けが緩んだりしてしまい、しまいには靴から外れてしまう事すらあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、アイゼンの着装が容易に行え且つ必要以上 に足首を締め付け歩行を阻害する事が無く、靴に着装したアイゼンが歩行中締め 付けが緩まないようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
アイゼン本体の横両端上下を先細りに形成して下方に折り曲げ突爪とし、この 横両端上下の突爪の間に、緊締バンド用の孔を有する甲向き金具と緊締バンド用 の孔を有する踵向き金具とを備えた立ち上がり金具を上方に折り曲げて靴の両側 面に位置するように形成し、前記甲向き金具はアイゼン本体の横中心線A−Aに 対する角度が20度から40度、踵向き金具6は50度から70度で作られてい ることを本考案のアイゼンは特徴としている。
【0005】
【作 用】
本考案のアイゼンは本体の横両端上下を先細りにして下方に折り曲げ突爪とし ているので4本爪を形成する。この横両端上下の突爪の間に、緊締バンド用の孔 を有する甲向き金具と孔を有する踵向き金具とを備え、上方に折り曲げて靴の両 側面に位置する立ち上がり金具を設けているので、前記各孔に緊締バンドを取り 付ければバンドはそれぞれが自然な形で甲方向と踵方向に向く。 また、甲向き金具はアイゼン本体の横中心線A−Aに対する角度が20度から 40度に、踵向き金具は50度から70度で作られているので、緊締バンドはな んらの操作も必要とせず素早く靴の甲部と踵部にそれぞれ巻くことができる。 したがって、アイゼンは靴に密着した形で着装され緩んだり外れたりすること がない。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づき説明する。図おいて符号1は左右同体の アイゼン本体で、適宜な大きさでプレスの打ち抜き加工で作られ、本体中央部は 打ち抜かれて下方に折り曲げられ両端部を突歯状を呈する垂壁2を形成(図示省 略。)している。 横両端上下を先細りにして図中破線で示す折り曲げ部4から下方に折り曲げて 突爪3として4本爪を形成し、この横両端上下の爪間に孔9を有する甲向き金具 8と、孔7を有する踵向き金具6とを備えた立ち上がり金具13を、破線で示し た折り曲げ部5から上方に曲げ靴の両側面に位置するよう設けている。 そして前記甲向き金具8は、アイゼン本体の横中心線A−Aに対する角度(ロ )が20度から40度の範囲内で作られ、踵向き金具はその角度(イ)が50度 から70度の範囲内で作られるが、最も理想的な角度としては符号(ロ)の甲向 き金具8は30度、符号(イ)の踵向き金具6は60度である。 尚、前記甲向き金具及び踵向き金具の各孔9、7は緊締バンドを取り付けるた めのものである。(バンドの取付状態の図示省略。)
【0007】 図示した4本爪の場合の本考案アイゼンは、左右同形状体であり靴底の土踏ま ず凹部に着装され使用される。
【0008】
【考案の効果】
・以上のような構成を有する本考案によれば、アイゼン本体の横両端上下を先細 りにして下方に折り曲げ突爪として4本爪を形成し、この横両端上下の突爪の間 に、靴の両側面に位置するように立ち上がり金具を設け、該上がり金具の先端部 には緊締バンド取り付け用の孔を有する甲向き金具と、踵向き金具とを備えてい る。 前記甲向き金具は、アイゼン本体の横中心線A−Aに対する角度が20度から 40度の範囲内で作られ、踵向き金具は50度から70度で作られているので、 緊締バンドを取り付け靴に巻き付けるとき、甲向き金具に取り付けられた緊締バ ンドは靴の甲部に、踵向き金具に取り付けられた緊締バンドは靴の踵部に自然な 向きでそれぞれがしっかりと巻かれることとなるので、歩行によって緩んだりア イゼンが外れたりしないし着装も楽に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右同一形状品の本考案に係るアイゼンの説明
図である。
【図2】アイゼンが着装される靴を示す。
【図3】図2の靴に本考案アイゼンを着装した図であ
る。(緊締バンドは図示省略。)
【符号の説明】
1 アイゼン本体 2 垂壁 3 突爪 4 折り曲げ部 5 折り曲げ部 6 踵向き金具 7 孔 8 甲向き金具 9 孔 10 靴 11 踵部 12 甲部 13 立ち上がり金具 (イ)踵向き金具の角度 (ロ)甲向き金具の角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】アイゼン本体1の横両端上下を先細りに
    形成して下方に折り曲げ突爪3とし、この横両端上下の
    突爪3の間に、緊締バンド用の孔9を有する甲向き金具
    8と緊締バンド用の孔7を有する踵向き金具6とを備え
    た立ち上がり金具13を上方に折り曲げて靴の両側面に
    位置するように形成し、前記甲向き金具8はアイゼン本
    体1の横中心線A−Aに対する角度(ロ)が20度から
    40度、踵向き金具6の角度(イ)は50度から70度
    で作られていることを特徴とするアイゼン。
JP1996010353U 1996-09-06 1996-09-06 アイゼン Expired - Lifetime JP3035527U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010353U JP3035527U (ja) 1996-09-06 1996-09-06 アイゼン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996010353U JP3035527U (ja) 1996-09-06 1996-09-06 アイゼン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3035527U true JP3035527U (ja) 1997-03-28

Family

ID=43170338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996010353U Expired - Lifetime JP3035527U (ja) 1996-09-06 1996-09-06 アイゼン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035527U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3035527U (ja) アイゼン
US6301804B1 (en) Boot traction device
JPS6137301Y2 (ja)
EP0080015B1 (en) A boot with bootlace fastening means
CA2386497A1 (en) Shoe with belt fastening means of improved fittability
KR200419977Y1 (ko) 다용도 등산화
CN105072940A (zh) 冰爪
JPS6357902U (ja)
KR200232605Y1 (ko) 등산용 아이젠
JP3033856U (ja) アイゼン
KR100432591B1 (ko) 등산용 아이젠
KR200362399Y1 (ko) 아이젠의 착용이 간편한 체결구
KR200273531Y1 (ko) 착탈식 미끄럼방지구
KR200143348Y1 (ko) 신발끈걸이 후크단추
KR200242103Y1 (ko) 신발용 체결구
KR200443846Y1 (ko) 지퍼 손잡이 체결 수단이 장착된 부츠
JPS627121Y2 (ja)
JP3035492U (ja) 足装着用フィン
KR20110129147A (ko) 체인형 아이젠
JPS6211442Y2 (ja)
CN2233681Y (zh) 鞋类安全装置
KR200248622Y1 (ko) 등산용 아이젠
KR19990039097U (ko) 아이젠
KR200143349Y1 (ko) 신발끈걸이 후크단추
JP3082371U (ja) 運動靴