JP3035260U - 磁気保持具 - Google Patents

磁気保持具

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JP3035260U
JP3035260U JP1996009502U JP950296U JP3035260U JP 3035260 U JP3035260 U JP 3035260U JP 1996009502 U JP1996009502 U JP 1996009502U JP 950296 U JP950296 U JP 950296U JP 3035260 U JP3035260 U JP 3035260U
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はつせ 平林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被保持体側の軟磁性体を台体の略中央に磁気
吸着可能で、水平方向の被保持体の移動を防止できて外
力に対する姿勢安定性の改善を図ることができ、さらに
不使用時の積み重ね収納が容易な磁気保持具を提供す
る。 【解決手段】 樹脂製台体20の中央部に希土類磁石3
0を収納した磁気保持具であって、前記樹脂製台体20
は上面中央部に平坦面21を有していて該平坦面21の
周辺は外縁に向かって低くなるテーパー面22となった
円盤状に形成され、前記希土類磁石30の吸着側表面の
磁極が複数極であり、テーパー面22に手指を挿入でき
る抜き穴26が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食器具、飲食容器、花器等の軟磁性体を付加した被保持体を磁気吸 着することで、外力からの姿勢安定性を増加させるための磁気保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
食器具等を磁気吸着により保持する磁気保持具として、従来から多くの発明、 考案がなされてきた。例えば、従来例として、実開昭49−94976号、実開 昭55−145977号、実開平2−66161号、実開平3−87363号等 がある。それぞれ、保持したい食器等の器具に永久磁石又は軟磁性体ヨークを取 り付けた構造となっているが、永久磁石と軟磁性体との磁気吸着条件は明確では ない。それは、永久磁石の磁極面の大きさに対して、軟磁性体面が充分に大きな 広さを有しているか、又は全く逆の条件で磁気吸着が行われていることで示され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来技術のように、永久磁石と軟磁性体との磁気吸着条件に配慮せず に、永久磁石の磁極面の大きさに対して、軟磁性体面が充分に大きな広さを有し ているか、又は全く逆の条件で磁気吸着を行う場合、食器等の器具側の永久磁石 又は軟磁性体ヨークとトレイ、テーブル側の軟磁性体又は永久磁石との間で互い に水平方向に動き易く、外力に対する姿勢安定性が減少する。
【0004】 このため、テーブル上に非固定的に載置される磁気保持具の台体と、これに対 して着脱自在な食器具等の被保持体との限られた空間の望ましい相対位置におい て、高磁気特性ではあるが高価な希土類磁石を効果的に磁気保持具に装着して、 この磁石の磁極面と被保持体側の軟磁性体面の面積比がほぼ等比で磁気吸着を行 わせる構成が望ましいと考えられる。更に、永久磁石の化学的、物理的欠陥にも 配慮した構成も必要とされる。
【0005】 図7は従来一般的に使用されていた円板状磁石で、厚み方向に着磁されていて 片面にN極、他面にS極を有するものである。この場合の磁石片面の表面磁束密 度は磁石外縁部で強勢で中央部で落ち込んでいる。
【0006】 従って、図7のような単純な厚み方向着磁で片面に1極を形成した永久磁石で は、永久磁石の磁極面と軟磁性体面の面積をほぼ同じとして(永久磁石の磁極面 と軟磁性体面の面積比をほぼ等比として)磁気吸着を行わせても、磁石外縁部の 表面磁束密度が中央部よりも強力であるため、図8のように永久磁石1と軟磁性 体2とがずれた状態(軟磁性体2の中央部が磁石外縁部に対接した状態)で相互 に吸着する現象が発生し、磁石全表面からの磁束が軟磁性体に入らず、このよう な永久磁石を磁気保持具の台体に設けても当該磁気保持具の台体と被保持体の効 果的な磁気吸着が行われない。
【0007】 また、テーブル上に非固定的に載置される磁気保持具の台体と、これに対して 着脱自在な食器具等の被保持体とのいずれに永久磁石を設けるかが問題となるが 、磁気保持具の台体に対して着脱自在な被保持体である食器具本体に磁石を固着 することは避けなければならない。磁石材質として、一般にフェライト磁石や、 希土類磁石であるサマリウム磁石、ネオジウム磁石が実用上広く使用されている が、フェライト磁石のアルカリ土類元素の溶出、及びセラミック故の欠け、割れ の危険性がある。同様に、サマリウム磁石、ネオジウム磁石についても欠け、割 れの危険性があるとともに、希土類元素の飛散と錆の危険性が常に付きまとう問 題である。それは、被保持体である食器具は絶えず洗浄という操作と食品に含ま れる塩類、その他の物質に晒されるからである。先に述べた公知資料は、全くこ れらの事を考慮していない。
【0008】 本考案は、上記の点に鑑み、被保持体側の軟磁性体を台体の略中央に磁気吸着 可能で、水平方向の被保持体の移動を防止できて外力に対する姿勢安定性の改善 を図ることができ、さらに不使用時の積み重ね収納が容易な磁気保持具を提供す ることを目的とする。
【0009】 本考案のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願第1の考案は、非磁性台体の中央部に希土類 磁石を収納した磁気保持具であって、前記非磁性台体は上面中央部に平坦面を有 していて該平坦面の周辺は外縁に向かって低くなる緩斜面となった盤状に形成さ れ、前記希土類磁石の吸着側表面の磁極が複数極であることを特徴としている。
【0011】 また、本願第2の考案は、非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納した磁気保 持具であって、前記非磁性台体は上面中央部に平坦面を有していて該平坦面の周 辺は外縁に向かって低くなる緩斜面となった盤状に形成され、前記希土類磁石の 吸着側表面の磁極が複数極であり、一定姿勢で積み重ねて収納自在であることを 特徴としている。
【0012】 本願第3の考案は、非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納した構造を有し、 底部に軟磁性体を固着した被保持体を磁気吸着する磁気保持具であって、前記非 磁性台体は前記被保持体の底面よりも大きな盤状に形成され、かつ前記非磁性台 体の中央部の平坦面の反対側の下面中央部に開口する磁石収納凹部を有するもの であり、前記軟磁性体に対向する吸着側表面の磁極を複数極とした前記希土類磁 石を前記磁石収納凹部内に配置し、該磁石収納凹部を非磁性蓋体で密閉したこと を特徴としている。
【0013】 上記第1、第2又は第3の考案において、前記非磁性台体の外縁寄り位置に手 指を挿入可能な抜き穴を形成してもよい。
【0014】 また、上記第3の考案において、前記非磁性台体の外縁部に前記非磁性蓋体の 下面よりも下方位置に延在する脚部を一体に形成し、当該非磁性台体を一定姿勢 で積み重ね自在な構造としてもよい。
【0015】 さらに、前記軟磁性体を磁性ステンレス円板、前記希土類磁石を前記磁性ステ ンレス円板の底面と略等しい面積の吸着側表面を持っていて該吸着側表面の磁極 を2極とした円板形状とし、磁気吸着時の前記磁性ステンレス円板と前記希土類 磁石の吸着側表面との距離を1〜5mmに設定するとよい。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る磁気保持具の実施の形態を図面に従って説明する。
【0017】 図1乃至図3は本考案に係る磁気保持具の実施の形態であって、磁気保持具1 0は非磁性の樹脂製台体20の中央部にサマリウム磁石、ネオジウム磁石等の希 土類磁石30を収納した構造を有しており、図3のように底部に軟磁性体板41 を固着した食器具等の被保持体であるカップ40等を磁気吸着する機能を持って いる。
【0018】 前記樹脂製台体20は、前記軟磁性体板41の底面の全面が対向可能な円形の 平坦面21と、該平坦面21から外縁に向かってなだらかに低くなったテーパー 面(緩斜面)22とを上面に有する円盤状であり、前記平坦面21の反対側の下 面中央部に円筒部23を一体に形成することで、下向きに開口する磁石収納凹部 24を設けている。また、樹脂製台体20の外縁部下面に3個の凸部からなる脚 部25が形成されている。このような円盤状の樹脂製台体20としたのは、片手 等が不自由な障害者に配慮した手傷等の発生の恐れの無い形状で、また外力から の姿勢安定性のためにも望ましい形状となっているからである。なお、台体20 の外縁寄り位置に手指を挿入可能な抜き穴26が形成されている。
【0019】 前記磁石収納凹部24内に配置、収納される希土類磁石30は、被保持体とし てのカップ40側の軟磁性体板41に対向する吸着側表面の磁極を複数極(図示 の場合2極)とした円板形状である。図3の如くこの希土類磁石30を前記磁石 収納凹部24内に配置した後、円筒部23の先端部に非磁性の樹脂製蓋体27を 接着剤等で固着して磁石収納凹部24を密閉することで、樹脂製台体20の平坦 面21の裏側中央部に希土類磁石30を収納一体化した磁気保持具10が得られ る。
【0020】 なお、3個の脚部25は樹脂製蓋体27の下面よりも下方位置に延在して、樹 脂製台体20ががたつかないように支持している。
【0021】 被保持体としてのカップ40に設ける軟磁性体板41は、錆の発生しないステ ンレス鋼(例えばSUS420鋼)であり、取り扱い時に手傷発生の危険性の少 ない円板形状が望ましく、このような軟磁性体板41は両面接着テープ42等の 無害の接着材を用いてカップ40の底面に固着されている。
【0022】 なお、水平方向の動きを防止するために、ステンレス鋼の円板で構成された軟 磁性体板41の底面と、希土類磁石30の円形の吸着側表面の面積を略同一とす ることが望ましい。また、磁気保持具10に対し、着脱自在に磁気吸着する被保 持体の重量は1kg前後もしくはそれ以下が想定され、図3のように磁気吸着時 の前記軟磁性体板41と前記希土類磁石30の吸着側表面との距離(ギャップ) を1〜5mm程度に設定するとよい。磁気吸着のための永久磁石は、軽量で磁石収 納凹部24の小型化にも配慮すると、実用的な高磁気特性の希土類磁石30が望 ましく、例えばネオジウム磁石の高エネルギー積30〜50MGOeの適用が最 も有用であると考えられる。
【0023】 図4は、この実施の形態において、希土類磁石30を、エネルギー積約38M GOe、保磁力約1.7kOe、円板形状の直径約25mm及び厚さ3mmで、かつ 軟磁性体板41に対向する吸着側表面にN,Sの2極が現れるように磁化したネ オジウム磁石とし、被保持体としてのカップ40底面に固着された軟磁性体板4 1を、直径約25mm及び厚さ1.5mmのステンレス鋼(SUS420鋼)の円板 とした場合のギャップと吸引力との関係を示す。この図4において、サンプル# 1はギャップ1.5mmで吸引力1.6kgf、サンプル#2はギャップ2mmで吸引 力1.1kgf、サンプル#3はギャップ2.5mmで吸引力0.75kgf、サン プル#4はギャップ3mmで吸引力0.65kgf、サンプル#5はギャップ3.5 mmで吸引力0.5kgf、サンプル#6はギャップ4mmで吸引力0.4kgfであ ることを示している。この結果から、磁気保持具10上に載置される被保持体の 重量が1kg前後もしくはそれ以下であれば、十分磁気吸着により外力に対する 姿勢安定性を確保して転倒防止を図り得ることがわかる。
【0024】 この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
【0025】 (1) 図3に示したように、軟磁性体板41を底面に固着した被保持体としての カップ40等を磁気保持具10の樹脂製台体20中央部である平坦面21上に載 置することで、磁気保持具10側の希土類磁石30によって被保持体を適切な強 さで磁気吸着できる。このとき、平坦面21は、軟磁性体板41の底面の全面が 対向可能な十分広い面積を有し、樹脂製台体20の全体は被保持体の底面よりも 十分大きな円盤状に形成されているから、外力に対する姿勢安定性を大幅に向上 させ、転倒防止を図ることができる。このため、移動可能な磁気保持具10と被 保持体である食器具等が磁気吸着状態で供されれば、片手に障害を有する障害者 であっても何等の介護を要せずスプーン等で自助にて食事等をすることができる 。なお、カップ40等の被保持体のかたずけ、交換、洗浄時には、磁気保持具1 0から容易に被保持体を離脱させることができる。
【0026】 (2) 希土類磁石30の軟磁性体板41に対向する吸着側表面の磁極が複数極( 例えば2極)であるため、図5のように磁気保持具10側の希土類磁石30と被 保持体側の軟磁性体板41の両者の中心位置が略一致した状態(相互に全面的に 対向した状態)で磁気吸着する場合に安定した磁気回路を構成することになる。 従って、図8で示したような、従来一般的であった片面単極の永久磁石を用いた 場合に発生しがちな永久磁石と軟磁性体板との間の位置ずれは発生せず、被保持 体の水平方向の動きの発生を防止することができ、図3に図示の如く常に樹脂製 台体20の平坦面21中央部でカップ40等の被保持体を磁気吸着できる。とく に、軟磁性体板41と希土類磁石30の径を略等しくして両者の対向面の面積比 を等比とすることで、上記効果をいっそう確実にすることができる。
【0027】 また、被保持体を分離した状態で磁気保持具10は図6のように一定姿勢で積 み重ねて収納することができる。この理由は、希土類磁石30が片面複数極着磁 となるため、上下の希土類磁石30間で必ず引き合う所が存在し、その状態で相 互に磁気吸着する。従来の片面単極の永久磁石を用いた場合には、上下の永久磁 石間で同極同士が反発することも発生するため、図6のように同一姿勢で各磁気 保持具10を積み重ねることはできない。
【0028】 (3) 希土類磁石30を樹脂製台体20の裏側の磁石収納凹部24内に収納し、 かつ樹脂製蓋体27で磁石収納凹部24の開口を閉じて密閉したことで、希土類 磁石30は外部に露出せずに樹脂製台体20裏側に収納されることになり、希土 類磁石30が手指や磁気保持具10が配置されるテーブル上にこぼされた液体等 に直接触れるのを防止して、錆の発生、その他の劣化を防止することができる。
【0029】 (4) 樹脂製台体20の外縁寄り位置に手指を挿入可能な抜き穴26が形成され ており、抜き穴26を利用して磁気保持具10のテーブル上の移動を行ったり、 壁面に引っ掛けたりすることができる。
【0030】 (5) 樹脂製台体20の外縁部に前記非磁性蓋体27の下面よりも下方位置に延 在する3個の脚部25を一体に形成しており、磁気保持具10をがたつきなく支 持できる。
【0031】 (6) カップ40等の被保持体の底面に軟磁性体板41としてステンレス鋼円板 を無害な接着材で装着することで、被保持体側における錆の発生を防止すること ができる。
【0032】 なお、被保持体として図3にカップ40を磁気吸着した場合を例示したが、そ の他の多様な形状の食器具、飲食容器、花器等を磁気吸着する場合にも本考案が 適用可能であることは明らかである。
【0033】 また、磁気保持具10の外形は円盤形状を例示したが、傷害の危険が無く保持 の安定した形状であれは多様な盤状形状とすることができる。例えば、楕円形、 方形等に近似した盤状等とすることが可能である。
【0034】 以上本考案の実施の形態について説明してきたが、本考案はこれに限定される ことなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者 には自明であろう。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る磁気保持具は、上面中央部に平坦面を有す る非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納した構造を有し、かつ前記希土類磁石 の吸着側表面の磁極が複数極となっているため、非磁性台体の中央部に軟磁性体 を付けた被保持体を確実に磁気吸着でき、外力に対する被保持体の姿勢安定性を 十分確保することが可能である。そのため、例えば病院等において、移動可能な 磁気保持具と被保持体である食器具等とを磁気吸着状態で供することで、片手に 障害を有する障害者であっても何等の介護を要せずスプーン等で自助にて食事等 をすることができる。
【0036】 また、磁気保持具から被保持体を容易に離脱させることができるため、被保持 体及び磁気保持具のかたずけ、被保持体の洗浄、磁気保持具の積み重ね収納等の 処理を容易に実行できる。
【0037】 一方において、単なる磁気吸着を利用した軟磁性体製の花器、厨房器具の固定 に適用できることはいうまでもない。また、他方において、磁気保持具の非磁性 台体の外縁部にゴム等の滑り防止の機能を取り付けることも可能であり、地震等 からの外力に対する安全収納にも寄与することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る磁気保持具の実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】同底面図である。
【図3】同正断面図である。
【図4】実施の形態において、軟磁性体板と希土類磁石
の吸着側表面との距離(ギャップ)と、吸引力との関係
を示すグラフである。
【図5】吸着側表面に2極を形成した希土類磁石に軟磁
性体板が磁気吸着した状態を示す斜視図である。
【図6】実施の形態における磁気保持具を同一姿勢で積
み重ね収納した状態を示す正断面図である。
【図7】従来一般的な片面単極着磁の永久磁石の片面の
表面磁束密度分布を示す説明図である。
【図8】従来一般的な片面単極着磁の永久磁石の場合
に、当該永久磁石に軟磁性体板が磁気吸着した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 軟磁性体 10 磁気保持具 20 樹脂製台体 21 平坦面 22 テーパー面 23 円筒部 24 磁石収納凹部 25 脚部 26 抜き穴 27 樹脂製蓋体 30 希土類磁石 40 カップ 41 軟磁性体板 42 両面接着テープ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納
    した磁気保持具であって、前記非磁性台体は上面中央部
    に平坦面を有していて該平坦面の周辺は外縁に向かって
    低くなる緩斜面となった盤状に形成され、前記希土類磁
    石の吸着側表面の磁極が複数極であることを特徴とする
    磁気保持具。
  2. 【請求項2】 非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納
    した磁気保持具であって、前記非磁性台体は上面中央部
    に平坦面を有していて該平坦面の周辺は外縁に向かって
    低くなる緩斜面となった盤状に形成され、前記希土類磁
    石の吸着側表面の磁極が複数極であり、一定姿勢で積み
    重ねて収納自在であることを特徴とする磁気保持具。
  3. 【請求項3】 非磁性台体の中央部に希土類磁石を収納
    した構造を有し、底部に軟磁性体を固着した被保持体を
    磁気吸着する磁気保持具であって、前記非磁性台体は前
    記被保持体の底面よりも大きな盤状に形成され、かつ前
    記非磁性台体の中央部の平坦面の反対側の下面中央部に
    開口する磁石収納凹部を有するものであり、前記軟磁性
    体に対向する吸着側表面の磁極を複数極とした前記希土
    類磁石を前記磁石収納凹部内に配置し、該磁石収納凹部
    を非磁性蓋体で密閉したことを特徴とする磁気保持具。
  4. 【請求項4】 前記非磁性台体の外縁寄り位置に手指を
    挿入可能な抜き穴が形成されている請求項1,2又は3
    記載の磁気保持具。
  5. 【請求項5】 前記非磁性台体の外縁部には前記非磁性
    蓋体の下面よりも下方位置に延在する脚部が一体に形成
    されており、かつ当該非磁性台体は一定姿勢で積み重ね
    自在である請求項3又は4記載の磁気保持具。
  6. 【請求項6】 前記軟磁性体が磁性ステンレス円板であ
    り、前記希土類磁石が前記磁性ステンレス円板の底面と
    略等しい面積の吸着側表面を持っていて該吸着側表面の
    磁極を2極とした円板形状であり、磁気吸着時の前記磁
    性ステンレス円板と前記希土類磁石の吸着側表面との距
    離が1〜5mmに設定されている請求項3,4又は5記載
    の磁気保持具。
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