JP3035183B2 - 空気入りタイヤの加硫成形金型 - Google Patents

空気入りタイヤの加硫成形金型

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JP3035183B2 JP6204595A JP6204595A JP3035183B2 JP 3035183 B2 JP3035183 B2 JP 3035183B2 JP 6204595 A JP6204595 A JP 6204595A JP 6204595 A JP6204595 A JP 6204595A JP 3035183 B2 JP3035183 B2 JP 3035183B2
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りタイヤ成形用
の加硫、成形金型に用いるブラダの耐久性を高めること
によって、効率よく、かつ安定した品質の空気入りタイ
ヤを製造しうる空気入りタイヤ用の加硫成形金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤの成形、加硫に際して、
該空気入りタイヤの外表面を形成するトロイド状の金型
内腔を設けた金型本体と、この金型本体の金型内腔に配
されたトロイド状の弾性材からなり例えば図12に示す
ようなブラダaとを有する加硫成形金型を用いて、生タ
イヤ(グリーンタイヤ)を前記金型とブラダとの間の間
隙に装填するとともに、そのブラダの内腔面を流体によ
り押圧し膨出させ、この膨出により生タイヤの内周面を
押圧し、該生タイヤを金型成形面に押付ける方法が用い
られている。
【0003】このような加硫、成形方法を採用した場
合、タイヤを経済的に生産するためには、加硫、成形時
間の短縮を図るのが有効であり、このためにはブラダの
厚みを薄くすることが効果的であることが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ブラダ
は、タイヤを成形加硫する毎に膨張、収縮を繰返すた
め、無策にブラダの厚みを薄くした場合には、ブラダの
耐久性が低下するという欠点がある。
【0005】又ブラダの押圧に際してブラダの外周面と
生タイヤの内周面との間で空気残りが生じやすく、タイ
ヤ品質を低下させるという問題もある。
【0006】前記問題点の一端を解決すべく、例えば特
公平6−35163号において、ブラダの厚みをクラン
プ部に向かって漸増させブラダの応力の均一化を図るこ
とが提案されているが、しかしこの提案のものでは膨張
した際に薄肉部分が大きく引伸ばされる結果、老化がこ
の薄肉部分に集中することによって、結果的に耐久性が
劣ることになる。しかもブラダの圧力を付加しない初期
の形状から不均等に膨張するので加硫成形時にエア残り
が生じ又ブラダのしわが転写され易く、前記問題点の解
決は至っていない。
【0007】本発明は、ブラダにその膨張に際して、ブ
ラダ自体が変形することによってブラダ基体の外周面に
タイヤ内腔面との間で空気逃げ用のベント路をなす凹状
部を設けることを基本として、成形加硫時間を短縮でき
作業能率を高め、かつタイヤ内腔面に生じがちであった
空気残り、しわの転写を防止しタイヤの品質を向上しう
る空気入りタイヤの加硫成形金型の提供を目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1にかかる発
明は、空気入りタイヤの外表面を形成する成形面をトロ
イド状の金型内腔に設けたタイヤ金型本体と、このタイ
ヤ金型本体の前記金型内腔に配されたトロイド状の弾性
材からなるブラダ基体を有するブラダとを用いるととも
に、前記ブラダは、ブラダ基体のブラダ内腔に流入し、
ブラダ内腔面を押圧する流体により膨出してそのブラダ
外周面がタイヤ金型本体内にともに赤道面を合わせて添
着される生タイヤのタイヤ内周面を押圧して該生タイヤ
を前記成形面に押付ける空気入りタイヤの加硫成形用金
型であって、前記ブラダは、ブラダ内腔面に前記膨出に
際して変形によって膨出を部分的に抑制して前記ブラダ
の外周面に前記赤道面と交わる方向にのび生タイヤのタ
イヤ内周面との間で空気逃げ用のベント路をなす凹状部
を形成する膨出抑制用のリブ状部を設けたことを特徴と
する空気入りタイヤの成形加硫用金型である。
【0009】なお加硫成形金型に用いる前記ブラダは、
図3に示すように下方のみが開放したいわゆるクローズ
エンド型であってもよく、又図10に示すように上方、
下方ともに開放されたいわゆるオープンエンド型として
形成することも出来る。
【0010】前記リブ状部は、前記赤道面かつ膨出状態
において、前記赤道面におけるブラダ内腔面の全周長さ
Lに対するリブ状部の周方向長さの総和CNの比(CN
/L)を0.05以上かつ0.30以下とするのが好ま
しい。
【0011】又、前記リブ状部の高さaは、膨出状態の
ブラダ基体において、このリブ状部が設けられた部分の
ブラダ基体厚さbの1.2倍以上かつ1.5倍以下の範
囲であることがより好ましい。
【0012】
【作用】硫成形金型は、タイヤ金型本体の金型内腔に
配されたトロイド状の弾性材からなるブラダ基体の外周
面にタイヤ内周面との間で膨出に際して変形によって空
気逃げ用のベント路となる凹状部を形成しうるリブ状部
をブラダ内腔面に有するブラダを具えている。このよう
なリブ状体を設けることによって、タイヤ基体は、ブラ
ダの膨出に際してリブ状部を設けた位置においては、他
の部分に比べて膨出量が少なく、図8に示すように赤道
面と交わる向きにのびるベント路が形成される。このよ
うなベント路を有するブラダを具えた加硫成形金型を用
いて形成された空気タイヤにあっては、ブラダをタイヤ
内腔に押付け開始時にブラダ基体の外周面との間に残存
する空気を効率よくかつ有効に排出でき、従来タイヤ内
周面に生じがちであった空気残りに起因するしわの転写
を防止しタイヤ品質の向上を図るとともに加硫時間を短
縮でき、作業能率を高めコストダウンを図りうる。
【0013】なお、リブ状部は少なくとも8条を略等間
隔に設けることによって、加硫に際してブラダ基体の外
周面とタイヤ内腔との間に残存する空気を効率よく排出
することが出来る。リブ状部の条数が8条未満では、前
記空気の排出が不十分となることが起こりうる。
【0014】又リブ状部は相互に連結することなく、そ
れぞれ独立して形成することによって、リブ状部間に継
ぎリブを設けたものに比べてベント路が単純であり、か
つそのベント路が赤道面と交わる方向に配されているた
め、より効率よく前記空気を排出することができる。
【0015】なおリブ状部は、前記比(CN/L)が
0.05未満となればリブ状部の条数が8以上であって
もリブ状部を設けた効果が少なく、又0.30をこえる
と加硫時間が長く掛かり作業能率を低下させることとな
る。
【0016】又リブ状部の高さaがブラダ基体における
リブが設けられた部分のブラダ基体厚さbの1.2倍未
満では、リブ状部を設けた効果が少なく、又1.5倍を
こえると加硫時間が長く掛り作業能率に劣ることとな
る。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。気入りタイヤの成形が加硫用金型1(以下金型1
という)は、空気入りタイヤTの外表面Fを形成する成
形面2を金型内腔3に設けたタイヤ金型本体4とこの金
型本体4の前記金型内腔3に配されたブラダ6とからな
る。
【0018】空気入りタイヤTは、図2に示すようなト
レッド部22とその両端からタイヤ半径方向内方にのび
る一端のサイドウォール部23、23とこのサイドウォ
ール部23の半径方向内端に接続しかつビードコア25
が通るビード部24とを具える。又、空気入りタイヤの
外表面F及び内周面Iとは、前記トレッド部22、サイ
ドウォール部23、23及びビード部24、24とから
なるタイヤ基体の外向き面及び内向き面をいう。
【0019】前記空気入りタイヤTは、前記トレッド部
22からサイドウォール部23を通りビード部24の前
記ビードコア25の周りを折返すカーカス26とトレッ
ド部22の内部かつカーカスの半径方向外側に前記トレ
ッド部22を補強するベルト層27とを具える。
【0020】金型1は、前記した如くタイヤ金型本体4
とブラダ6とからなる。タイヤ金型本体4は、図1に示
す如く、本実施例では、一方のサイドウォール部23、
ビード部24の外向き面を形成する下型31と他方のサ
イドウォール部23、ビード部24を形成する上型32
と、トレッド部22を形成できかつ周方向可能な複数の
セグメントからなる側型33とからなる。下型31、上
型32及び側型33は図1に示す如く互いに合体及び分
離ができ、合体することによりトロイド状の金型内腔3
が形成される。又タイヤ金型本体4には、空気入りタイ
ヤTの外表面Fを形成する成形面2がこの金型内腔3に
向かって形成される。
【0021】前記ブラダ6は、本実施例では、図3に示
すようにゴム組成物又は合成樹脂材等の弾性材からなる
気密性の高いシート体であり下型31に開口部O1を有
するブラダ基体5を有する。従ってブラダ6にはブラダ
基体5によって囲まれたブラダ内腔7が形成される。
【0022】このブラダ6は、図1に示す如くタイヤ金
型本体4内にともに赤道面を合わせて添着されるグリー
ンタイヤ、即ち生タイヤTOのタイヤ内腔OTに装填さ
れるブラダ6に、前記装填状態において、前記開口部O
1から高圧のガス体又は液体からなる高圧流体を注入す
ることによって該ブラダ6を膨出させ、その膨出により
ブラダ基体5の外周面10は、タイヤ内腔OTと略等し
い形状を保持しつつ前記タイヤ内周面Iを押圧して該生
タイヤTOを前記成形面2に押付ける。
【0023】ブラダ基体5には、図3に示す如くそのブ
ラダ内腔7に向くブラダ基体の内腔面9にその赤道面C
Bと交わる向きに、本実施例では赤道面CBと略直交す
る方向にのびるリブからなるリブ状部12が形設され
る。このリブ状部12は少なくとも8条以上、本例では
12条設けられ略等間隔にしかも相互に連結されること
なくそれぞれ独立して設けられている。
【0024】リブ状部12は、本実施例では、短形断面
であって、前記膨出状態において、ブラダの赤道面CB
におけるブラダ内腔面9の全周長さLに対するリブ状部
12の周方向長さNとリブ状数Cとの積であるリブ状部
の周方向長さの総和CNの比(CN/L)を0.05以
上かつ0.30以下の範囲としている。
【0025】又リブ状部12の高さaは、前記膨出状態
のブラダ基体5において、このリブ状部12が設けられ
た部分のブラダ基体厚さbの1.2倍以上かつ1.5倍
以下としている。
【0026】なおリブ状部12は前記した矩形断面の
他、ブラダ内腔7に向かって巾狭となる台形状、半円状
など種々な形状に形成しうる。
【0027】又リブ状部12の各隅部は鋭な折れ曲がり
よりも円弧からなる面取を施すのが好ましい。
【0028】前記構成のリブ状部12を設けることによ
って、ブラダ基体5の膨出とともに変形によって図8、
9に示す如く、ブラダ基体の外周面10において、リブ
状部12の位置のみ膨張が抑制され、リブ状部12の方
向にのびるかぼちゃ状の前記凹状部11が形成される。
【0029】又、本実施例においては、ブラダ基体5の
外周面10に、ブラダの赤道面CBに交差する向き、本
例では前記赤道面CBに対して略60°の角度でのびる
複数かつ小巾の斜溝14が設けられる。斜溝14は、1
00〜250本を略等間隔でかつ前記リブ状部12とは
表裏で少なくとも1ケ所以上で交差するよう配される。
前記斜溝14はその溝深さwdを0.3〜0.8mm、溝
巾whを0.8〜1.5mmとするのが好ましい。
【0030】然して、生タイヤを成形加硫するに際し
て、ブラダ内腔7に高圧流体を充填することによりブラ
ダ基体5は膨張し、その膨張によって生タイヤをタイヤ
金型本体4の成形面2に向かって押圧する。押圧に際し
てブラダ基体5に前記リブ状部12を設けたため、その
外周面10に凹状部11が形成され、タイヤ内腔OTに
外周面10が接触する際に前記凹状部11が形成され、
タイヤ内腔OTに外周面10が接触する際に前記凹状部
11が空気逃げ用のベント路として機能し、生タイヤと
ブラダ基体5との間に残存する空気を効率よく排出する
ことが出来る。
【0031】なおブラダ基体5の前記外周面10に前記
構成の斜溝14を設けた場合には、該斜溝14が凹状部
11と交わることにより、外周面10の隣り合うリブ状
部12、12間にあっても空気をより確実に排除するこ
とが出来る。
【0032】このように成形加硫に際してブラダ基体5
とタイヤ内腔OTとの間の空気の逃げが確実となること
により、高精度に成形、加硫でき、かつ加硫に要する時
間を短縮でき、作業能率を高めることが出来る。
【0033】図10にブラダ6Aの他の態様を示す。本
実施例ではブラダ6Aは下方部、上方部にそれぞれ開口
部O2、O3を有するいわゆる提灯状をなし、従ってブ
ラダ基体5Aは中膨らみの筒状をなす。
【0034】ブラダ基体5Aは、その内腔面9Aに8条
以上のリブ条部12Aがブラダの赤道面CBと交わる向
きにのびている。ブラダ基体5Aは、リブ条部12Aを
設けることによりその膨出により外周面に前記リブ状部
12Aの配設位置に位置してタイヤ内周面との間にベン
ト路をなす凹状部が形成される。このように本発明にお
けるブラダは種々な態様のものに変形できる。
【0035】
【具体例】(1)テスト1 タイヤサイズが185/65SR13でありかつ図1に
示す金型本体と、図3に示す構成を有しかつ表1に示す
形状のリブ状体を設けることによって凹状部を形成しう
るブラダ(実施例)とを用いてタイヤを試作するととも
にテストを行い性能を調査した。なお従来の均一厚みを
有するリブを有しない従来のブラダ(従来例)を用いて
タイヤを作成しその性能を比較した。
【0036】
【表1】
【0037】(2)テスト2 タイヤサイズが185/65R14でありかつ図1に示
す金型本体と、図3に示す構成を有しかつ表1に示す形
状のリブ状体の表面に形設する斜溝の数を変化させた複
数種類のブラダを用いてタイヤを試作するとともに、前
記比CN/Lとの関係において、成形加硫時における不
良発生率及び完成されたタイヤのタイヤ内周面Iとカー
カス間のゴム厚さであるインナーゲージの変化を調査し
た。不良発生率を表2に、又インナーゲージの変化を図
11にそれぞれ示す。
【0038】
【表2】
【0039】(3)テスト3 タイヤサイズが185/65R15であるタイヤを図1
0に示すオープンエンド型のブラダにより前記のテスト
1と同一要領でテストを行った。テスト結果を表3に示
す。なおテスト3においては、従来例、実施例ともブラ
ダの外表面には斜溝を設けていない。
【0040】
【表3】
【0041】
【発明の効果】叙上の如く、前記構成の加硫成形金型を
用いて空気入りタイヤを形成することによって、製作さ
れたタイヤの品質が高まりかつ加硫時間が短縮でき作業
能率を高めコストダウンを図りうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加硫成形金型の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の加硫成形金型を用いて形成された空気
入りタイヤを示す断面図である。
【図3】ブラダを示す断面図である。
【図4】その一部断面平面図である。
【図5】その外周面の一部を拡大して示す正面図であ
る。
【図6】リブ状部を示す断面図である。
【図7】斜溝を示す断面図である。
【図8】ブラダ基体を膨出させた状態を示す斜視図であ
る。
【図9】その一部断面平面図である。
【図10】ブラダの他の例を示す断面図である。
【図11】斜溝の数とインナケージとの関係を示すグラ
フである。
【図12】ブラダの従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】 1 加硫成形金型 2 成形面 3 金型内腔 4 タイヤ金型本体 5、5A ブラダ基体 6、6A ブラダ 7 ブラダ内腔 9、9A ブラダ内腔面 10 ブラダ基体の外周面 11 凹状部 12、12A リブ状部 F 外表面 I タイヤ内周面 OT タイヤ内腔 T 空気入りタイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−87309(JP,A) 特開 昭63−151408(JP,A) 特開 平6−143288(JP,A) 特開 平7−24835(JP,A) 特開 平7−195380(JP,A) 実公 昭35−5479(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/02 - 33/04 B29C 35/02 - 35/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気入りタイヤの外表面を形成する成形面
    をトロイド状の金型内腔に設けたタイヤ金型本体と、こ
    のタイヤ金型本体の前記金型内腔に配されたトロイド状
    の弾性材からなるブラダ基体を有するブラダとを用いる
    とともに、 前記ブラダは、ブラダ基体のブラダ内腔に流入し、ブラ
    ダ内腔面を押圧する流体により膨出してそのブラダ外周
    面がタイヤ金型本体内にともに赤道面を合わせて添着さ
    れる生タイヤのタイヤ内周面を押圧して該生タイヤを前
    記成形面に押付ける空気入りタイヤの加硫成形用金型で
    あって、 前記ブラダは、ブラダ内腔面に前記膨出に際して変形に
    よって膨出を部分的に抑制して前記ブラダの外周面に前
    記赤道面と交わる方向にのび生タイヤのタイヤ内周面と
    の間で空気逃げ用のベント路をなす凹状部を形成する膨
    出抑制用のリブ状部を設けたことを特徴とする空気入り
    タイヤの成形加硫用金型。
  2. 【請求項2】前記リブ状部は、少なくとも8条かつ略等
    間隔にしかも相互に連結されることなく配設されたこと
    を特徴とする請求項記載の空気入りタイヤの成形加硫
    用金型。
  3. 【請求項3】前記リブ状部は、前記膨出状態において、
    前記赤道面におけるブラダ内腔面の全周長さLに対する
    リブ状部の周方向長さの総和CNの比(CN/L)を
    0.05以上かつ0.30以下としたことを特徴とする
    請求項記載の空気入りタイヤの成形加硫金型。
  4. 【請求項4】前記リブ状部の高さaは、膨出状態のブラ
    ダ基体において、このリブ状部が設けられた部分のブラ
    ダ基体厚さbの1.2倍以上かつ1.5倍以下としたこ
    とを特徴とする請求項記載の空気入りタイヤの加硫成
    形金型。
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