JP3034993U - フォークリフト搭載用cngタンク - Google Patents

フォークリフト搭載用cngタンク

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JP3034993U
JP3034993U JP1996009178U JP917896U JP3034993U JP 3034993 U JP3034993 U JP 3034993U JP 1996009178 U JP1996009178 U JP 1996009178U JP 917896 U JP917896 U JP 917896U JP 3034993 U JP3034993 U JP 3034993U
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JP
Japan
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pressure
forklift
main valve
tank
cng tank
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Application number
JP1996009178U
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English (en)
Inventor
和秀 丸谷
茂利 深田
Original Assignee
住友エール株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフトにおいて、カウンターウエイ
ト上面や運転席下方のフレーム内等、長さ方向に制約の
あるスペースに搭載するに好適なCNGタンクを提供す
ること。 【解決手段】 長円筒形高圧容器1の胴体側面の任意の
位置に径方向に配管接続口3aを配設し、該配管接続口
3aに高圧元弁4aおよび該高圧元弁4aを覆うプロテ
クタ5aを装着してなり、前記長円筒形高圧容器1の両
端部は閉鎖されており、軸方向には何らの付属物も付さ
れていないフォークリフト搭載用CNGタンク。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、フォークリフト用のCNG(圧縮天然ガス)タンクに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
自動車の排気ガスによる大気汚染防止のため、自動車窒素酸化物削減特別措置 法が成立し、排出基準をクリアする車への車種転換が叫ばれ、窒素酸化物排出量 の多いディーゼル車を中心に、排出基準をクリアする車に替えさせる車種転換が 進んでいる。
【0003】 内燃機関をエンジンとするフォークリフトの駆動用燃料も、自動車と同じく、 ガソリン,ディーゼル,LPG等の液体燃料が用いられているが、工場や倉庫内 等屋内で使用する機会の多いフォークリフトについては、自動車以上に排気ガス の浄化が必要である。
【0004】 そこで、バッテリを搭載する電動車への転換も進んではいるが、バッテリの体 積および重量が大きいことや、充電時の積み替えの手間等の難点があり、依然と して内燃車が主流となっており、排気ガスの浄化のため、ガソリン,LPG等に 代えて天然ガスを燃料として使用することが推奨されている。
【0005】 プロパンガスは液化が容易であり、LPG(liquefied petroleum gas,液化石 油ガス)は10〜15kg/cm2の加圧により液体燃料として車両に搭載できるが、天然 ガスは液化困難であり、CNG(compressed natural gas,圧縮天然ガス)とし て、耐圧試験334kg/cm2 に合格の高圧ガス容器に加圧充填して車両に搭載しなけ ればならない。なお、CNGの充填圧力は最高200kg/cm2 程度である。
【0006】 従来知られているCNGタンクは長尺の円筒形をなし、その一端中心部に軸線 方向に配管接続口(ポート)が設けられ、この配管接続口に高圧容器元弁および プロテクタが装着されるため、これら付属物を加えたタンクの総全長は更に伸び ることになり、タンクの総全長のうち実際に高圧ガス容器として使用される部分 の長さは、タンクの総全長から付属物の長さを差し引いた長さとならざるを得な かった。
【0007】 フォークリフトにCNGタンクを搭載する場合には、カウンターウエイト上面 や運転席下方のフレーム内等、長さ方向に制約のあるスペースに搭載せざるを得 ず、この場合、タンクの総全長から前記付属物の長さを差し引いた長さにより高 圧容器の内容積が決定されるため、搭載位置の長さ方向スペースを有効に利用で きないという問題点があった。
【0008】
【この考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記問題点を解決し、搭載位置の長さ方向スペースを有効に利用 できるフォークリフト搭載用CNGタンクを提供することを課題としてなされた ものであって、タンクの総全長を全て高圧ガス容器として利用することにより、 タンクの内容積を増大させ、カウンターウエイト上面や運転席下方のフレーム内 等、長さ方向に制約のあるスペースに搭載するに好適なCNGタンクを得ること を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題解決のための手段を提供するものであって、長円筒形高 圧容器の胴体側面に径方向に配管接続口を配設し、該配管接続口に高圧元弁およ び該高圧元弁を覆うプロテクタを装着してなることを特徴とするフォークリフト 搭載用CNGタンクを考案要旨とするものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1(a)にフォークリフトのカウンターウエイト上面に本考案のCNGタン クを搭載した状態を示し、図1(b)に比較例として従来公知のCNGタンクを 同じくカウンターウエイト上面に搭載した状態を示す。
【0011】 図において、1aは本考案のCNGタンク、1bは従来公知のCNGタンクで あって、何れもカウンターウエイト2の上面に搭載されている。
【0012】 本考案のCNGタンク1aも、比較例のCNGタンク1bも、長尺の円筒形高 圧容器1からなることは同一であるが、前者1aは、円筒形高圧容器1の胴体側 面任意の位置に半径方向に配管接続口3aが配設され、該配管接続口3aに高圧 元弁4aおよび該高圧元弁4aを覆うプロテクタ5aが装着されている。一方、 後者1bは、円筒形高圧容器1の一端中心部に軸方向に配管接続口3bが配設さ れ、該配管接続口3bに高圧元弁4bおよび該高圧元弁4bを覆うプロテクタ5 bが装着されている。
【0013】 したがって、比較例のCNGタンク1bの場合、ガスを収容する円筒形高圧容 器1の長さLb は、タンクの総全長Lから、配管接続口3b,高圧元弁4bおよ びプロテクタ5b等の付属物の長さLc を差し引いた長さとなる。 すなわち、 Lb =L−Lc となる。これに対し、本考案のCNGタンク1aの場合には、円 筒形高圧容器1の長さLa はタンクの総全長Lに等しく、La =L=Lb +Lc となる。
【0014】 このように本考案のCNGタンク1aによれば、同一総全長Lの比較例タンク 1bに比し、ガスを収容する円筒形高圧容器1の長さLa を比較例における円筒 形高圧容器1の長さLb よりLc だけ増大させることができるから、円筒形高圧 容器1の半径をrとすれば、πr2・Lc だけその内容積を増大させることができ る。
【0015】 フォークリフトにおいては、CNGの1充填当たりの連続稼働時間の増加が強 く要望されるが、本考案によれば、同一長さのCNGタンクにおいて、ガスを収 容する高圧容器の容量を増大させることができるので、搭載位置に長さ方向の制 約があるフォークリフトにおいて、この要求を満たすことができる。
【0016】 また、配管接続口3aに装着する高圧元弁4aおよびプロテクタ5aの方向は 図1(a)のイ又はロに示すように360°任意の方向に設定することができ、配 管の容易な方向に選択できるメリットがある。
【0017】 図2に他の実施の形態の1例を示す。(a)はフォークリフトの運転席下方の フレーム6内に本考案のCNGタンクを搭載した状態を示し、(b)に比較例と して従来公知のCNGタンクを同じく運転席下方のフレーム6内に搭載した状態 を示す。その作用効果は、図1に示した実施の形態と同一である。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、長円筒形高圧容器の胴体側面に径方向に配管接続口を配設 し、該配管接続口に高圧元弁および該高圧元弁を覆うプロテクタを装着してなる ことにより、タンクの総全長を全て高圧ガス容器として利用することが可能とな り、同一長さのCNGタンクにおいて、高圧容器の容量を増大させることができ るので、搭載位置に制約があるフォークリフトにおいて、カウンターウエイト上 面や運転席下方のフレーム内等、長さ方向に制約のあるスペースに搭載するに好 適なCNGタンクを提供することができる。また、配管接続口に装着する高圧元 弁およびプロテクタの方向を360°任意の方向に設定することができ、配管の容 易な方向に選択できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はフォークリフトのカウンターウエイト
上面に本考案のCNGタンクを搭載した状態を示す背面
図、(b)は比較例の背面図である。
【図2】(a)はフォークリフトの運転席下方のフレー
ム内に本考案のCNGタンクを搭載した状態を示す側面
図、(b)は比較例の側面図である。
【符号の説明】
1 高圧ガス容器 1a CNGタンク 1b CNGタンク(比較例) 2 カウンターウエイト 3a 配管接続口 3b 配管接続口(比較例) 4a 高圧元弁 4b 高圧元弁(比較例) 5a プロテクタ 5b プロテクタ(比較例) 6 フレーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長円筒形高圧容器1の胴体側面に径方向
    に配管接続口3aを配設し、該配管接続口3aに高圧元
    弁4aおよび該高圧元弁4aを覆うプロテクタ5aを装
    着してなることを特徴とするフォークリフト搭載用CN
    Gタンク。
  2. 【請求項2】 長円筒形高圧容器1の胴体側面の任意の
    位置に径方向に配管接続口3aを配設し、該配管接続口
    3aに高圧元弁4aおよび該高圧元弁4aを覆うプロテ
    クタ5aを装着してなり、前記長円筒形高圧容器1の両
    端部は閉鎖されており、軸方向には何らの付属物も付さ
    れていないことを特徴とするフォークリフト搭載用CN
    Gタンク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のCNGタンクをカ
    ウンタウエイト2の上面に搭載してなるフォークリフ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のCNGタンクを運
    転席下方のフレーム6内に搭載してなるフォークリフ
    ト。
JP1996009178U 1996-08-23 1996-08-23 フォークリフト搭載用cngタンク Expired - Lifetime JP3034993U (ja)

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