JP3034971U - テープ状汗取り具 - Google Patents

テープ状汗取り具

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JP3034971U
JP3034971U JP1996009175U JP917596U JP3034971U JP 3034971 U JP3034971 U JP 3034971U JP 1996009175 U JP1996009175 U JP 1996009175U JP 917596 U JP917596 U JP 917596U JP 3034971 U JP3034971 U JP 3034971U
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JP1996009175U
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Inventor
秀樹 大岡
信秀 古賀
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秀樹 大岡
信秀 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汗を掻く部位に取り付け固定しておくことで
その汗を速やかに吸収保持し、汗が流れ落ちるような見
苦しさを生じさせず、例えば激しいスポーツ等を行なう
とき、帽子、ヘルメット等を被るとき等にあっても汗を
確実に除去して快適に過ごすことができ、また使い捨て
とすることで使用後でも衛生的に処理できるようにす
る。 【解決手段】 吸水性に富んだ素材をベースとする吸水
層1Aの表裏に保護層1B,1Cを配装して積層構造に
して成るテープ状の汗取り具本体1と、この汗取り具本
体1を身体あるいは身体に接触する各種部材に装着する
固定手段2とを備えて成る。固定手段2は表裏の保護層
1B,1Cのいずれか一方の表面に剥離自在な離型紙2
Aによって表面が被覆されている粘着層2Bを形成した
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は例えばスポーツ時に生じる汗、帽子を被っているときに生じる汗等 を吸収保持して快適に過ごせるようにし、また帽子、衣服その他の身体見回り品 等を汗によって汚損させないようにするテープ状汗取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばテニス、エアロビクス等のスポーツを行なうとき、また夏場において帽 子等を被るときその他において汗を掻いた場合ではその汗を拭い、また汗取りの ためにタオル等を使用しているものである。ただ激しいスポーツ等の場合にはタ オル等で汗を拭うとしても身体の動作中であれば無理なときもあり、流れる汗を そのままにしておくことで目に入って視界を妨げるものとなったり、テニスラケ ットその他のスポーツ器具を手に持っている場合にはそのスポーツ器具が滑るこ とになったり等の不都合を生じることがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのために汗を拭うのにタオル等を首、手首等に巻いておいても激しい身体動 作がある場合には外れてしまうことがあるばかりでなく、大きく膨らむように嵩 張るものとなるから身体動作を制限することもある。またタオル等によっては汗 を十分に吸収できず、それを何度も取り替えたり、また大判のものを使用せざる を得ないものであった。特に女性の場合には汗によってファンデーションが落ち ることは極めて困惑することであり、また帽子を被っている場合に汗を掻くと、 女性の場合にはその汗によって化粧用のファンデーションが落ち、帽子等に付着 して帽子が変色し、汚損されることがある。これを防止するように例えば被って いる帽子の内側に汗取り用のタオル等を挟むとした場合には体裁が悪くなり、非 常に見苦しくなるものであった。一方、男性の場合には例えばワイシャツの襟、 工事現場等において被るヘルメットの内側等に汗が溜まり、それによって極めて 不快な状態になるものであり、ハンカチ等によって拭うとしてもこれもまた非常 に面倒なものであった。
【0004】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、汗 を掻く部位に取り付け固定しておくことでその汗を速やかに吸収保持し、汗が流 れ落ちるような見苦しさを生じさせないものとでき、例えば激しいスポーツ等を 行なうとき、帽子、ヘルメット等を被るとき等にあっても汗を確実に除去して快 適に過ごすことができ、また使い捨てとすることで使用後でも衛生的に処理でき るようにしたテープ状汗取り具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、吸水性に富んだ素材をベ ースとする吸水層1Aの表裏に表保護層1B、裏保護層1Cを配装して積層構造 にして成るテープ状の汗取り具本体1と、この汗取り具本体1を身体あるいは身 体に接触する各種部材に装着する固定手段2,3とを備えて成るものである。 第1の固定手段2としては表裏の保護層1B,1Cのいずれか一方の表面に剥 離自在な離型紙2Aによって表面が被覆されている粘着層2Bを形成したものと することができ、第2の固定手段3としては汗取り具本体1における表保護層1 Bの一端側と裏保護層1Cの他端側とを重ね合わせて接合する面ファスナー構造 のもの、凹凸の嵌め合い構造のもの、フックによる係合構造のものとすることが できる。
【0006】 以上のように構成されたこの考案に係るテープ状汗取り具にあって、固定手段 2,3を介して身体あるいは身体に接触する各種部材面に取り付けられた汗取り 具本体1は、身体から生じる汗を吸収保持させ身体表面で流れ落ちさせず、また 身体表面に接触する各種部材に汗を滲み出させない。 離型紙2Aを剥離することで露出される粘着層2Bによる第1の固定手段2は 身体表面あるいは各種部材に直接に簡易に汗取り具本体1を固定させ、面ファス ナー、凹凸の嵌め合い、フック係合による第2の固定手段3は身体の各部位、各 種部材に卷回状態で固定させる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照してこの考案の実施の形態を説明するに、図において示され る符号1は汗取り具本体であり、吸水性に富んだ素材をベースとして形成されて おり、使用される身体の各部位に卷回状に装着されたり、身体に装着される帽子 、ヘルメット、ワイシャツその他の身体見回り品更には各種のスポーツ器具等に 付設されたりするようになっている。この汗取り具本体1は例えば長さが300 〜600mm程度で、幅員が20〜30mm程度で、肉厚が1.5〜3mm程度 のテープ状に形成されており、図1に示すように吸水性に富んだ吸水層1Aの表 裏面にこの吸水層1Aを保護する等のための透水性の表保護層1B、裏保護層1 Cを配装した積層構造のものとされている。なおこの汗取り具本体1自体の長さ 、幅員、肉厚等は上記のものに限定されることはなく、使用部位、生じ得る汗量 による吸収容量等を考慮して適当に選定されると共に場合によっては適当な長さ に切断して、更には複数のものを相互に接続して使用されるものとしてある。
【0008】 吸水層1Aは吸水性材料にて形成されており、例えば自重の20倍程度の吸水 性を有するスポンジ、脱脂綿、ティッシュペーパーとするのみならず、自重の5 00倍程度の吸水力を有する高吸水性樹脂等が使用される。この高吸水性樹脂は 例えば澱粉にアクリロニトリルをグラフト重合(ある構造のポリマーに側鎖とし て他の構造のポリマーを結合させること)させ、ポリアクリロニトリルの分岐を 加水分解してニトリル基をカルボキシル基とアミド基にさせたものである。なお グラフト澱粉の製造方法として例えばセリウム塩溶媒中で澱粉にアクリロニトリ ルをグラフト重合させ、加水分解を経てポリアクリル酸ポリアクリルナトリウム がグラフトしている澱粉を得る方法、アクリル酸を出発モノマーとしてこれに少 量の架橋性モノマーを加えて澱粉に共グラフト重合する方法、アクリルアミドと スルホン酸含有モノマーを澱粉に共重合する方法等があり、また澱粉に代えて高 分子電解質のカルトボキシルメチルセルロースを使用することもある。
【0009】 また表裏の保護層1B,1Cは吸水層1Aが外部からの衝撃その他に対して損 耗、損壊されないように保護し、身体から生じる汗を透水させて吸水層1Aに案 内させるものであり、不織布、布地、紙その他の素材によって肉薄状に形成され ている。
【0010】 こうして形成されている積層構造の汗取り具本体1の表面に固定手段2,3が 付設されている。図1に示される第1の固定手段2は表裏の保護層1B,1Cの いずれか一方の表面に剥離自在な離型紙2Aによって表面が被覆されている粘着 層2Bとしたものである。この粘着層2B自体は透水性のあることが望ましいが 、透水性がない場合には表保護層1Bあるいは裏保護層1Cのいずれの表面にあ ってもその全域に形成せずに例えば縞状、斑点状等にして表保護層1Bあるいは 裏保護層1Cの表面が部分的にでも露出されたものとすることで接着による固定 性と汗等の吸水層1Aへの透水性とが確保されるようにする。
【0011】 図3に示される第2の固定手段3は身体に直接あるいは身体に装着される各種 部材の表面に卷回して付設される場合に、汗取り具本体1の端部相互を接合する ように面ファスナー構造のものとしたのであり、汗取り具本体1における表保護 層1Bの一端側と裏保護層1Cの他端側とに雌雄構造のものとして形成されてい る。この固定手段3は面ファスナーに代えて凹凸の嵌め合い構造のものとなるボ タン、フックによる係合構造その他のものとすることも可能であり、いずれにし ても卷回装着した場合の卷回長さに対応して固定位置は適度に調整できるように しておくことが望ましいものである。
【0012】 以上のように構成されたこの考案の使用の一例を次に説明すると、図2(A) に示すように例えば帽子C、ヘルメット等を被る場合に、固定手段2における離 型紙2Aを剥離して露出させた粘着層2Bによって帽子Cの内周側面に貼り付け ておき、汗取り具本体1が頭部の周面に当接されるようにするのであり、こうす ることで頭部において生じる汗を汗取り具本体1に吸収保持させるのである。ま た図2(B)に示すように例えばテニス等のスポーツをする場合に、手首H等に 卷回した後に固定手段2における粘着層2Bによる接着あるいは固定手段3にお ける面ファスナー等によって固定し、腕、手首等において生じる汗を汗取り具本 体1に吸収保持させるのである。更には図2(C)に示すように例えばテニスラ ケット等の握持する各種スポーツ器具のグリップ部Gに卷回したり、そしてまた 図示を省略したがワイシャツの襟の内側に位置するように襟の内側面に貼り付け たり、頚に巻いたり等のものとするのである。このようにして使用された後で、 汗を吸収保持した汗取り具本体1は使用部分から取り外されてそのまま廃棄され るものとするのである。
【0013】 いずれにしても身体からの汗が生じる部位に配置すればよく、身体に直接に貼 り付けたり、各種の身体見回り品における身体に接触する部位に貼り付けたり、 各種スポーツ器具におけるグリップ部分に巻き付け装着したり等によって使用さ れるものであり、図示例に限定されるものではない。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、汗を掻く部位に取り付 け固定しておくことで身体から生じる汗を速やかに吸収保持できるのであり、汗 が流れ落ちるような見苦しさを生じさせず、例えば激しいスポーツ等を行なうと き、帽子、ヘルメット等を被るとき等にあっても汗を確実に除去して快適に過ご すことができ、また汗を吸収保持した使用後のものはそのまま廃棄すればよいか ら衛生的に処理できるものである。
【0015】 すなわちこれはこの考案において、吸水層1Aに積層構造のものとして配装し た表裏の保護層1B,1Cから成るテープ状の汗取り具本体1を身体あるいは身 体に接触する各種部材に固定手段2,3によって装着するものとしたからであり 、これによって身体から生じる汗を吸収保持して汗による各種の不都合を解消し て快適に過ごすことができるものとなるからである。
【0016】 また汗取り具本体1の吸水層1A自体は吸水性に富むから、大量の汗が生じて もこれを十分に吸収するのであり、例えば化粧用のファンデーションが帽子Cに 付着することでの変色、衣服着用時の衣服に対する汗による湿り、スポーツ時に 生じる汗による各種スポーツ器具等に対するグリップ部Gの滑り等を防止でき、 汗による各種の不快感等を解消できるものである。
【0017】 また離型紙2Aを剥離することで露出される粘着層2Bによる第1の固定手段 2は、その粘着作用を利用して身体表面あるいは各種部材に直接に簡易に汗取り 具本体1を固定でき、取扱いが容易である。
【0018】 面ファスナー、凹凸の嵌め合い、フック係合による第2の固定手段3は身体の 各部位例えば頭部、頚、手首、腕その他に卷回状態で固定装着できるばかりでな く、身体見回り品、各種スポーツ器具等の各種部材に卷回状態で固定でき、しか も使用終了後では簡単に取り外すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一形態における一部切欠斜視
図である。
【図2】同じく(A)、(B)、(C)夫々は使用状態
の一例における斜視図である。
【図3】同じく他の実施の形態における一部切欠斜視図
である。
【符号の説明】
C…帽子 G…グリップ部 H…手首 1…汗取り具本体 1A…吸水層 1B…表保護層 1C…裏保護層 2…固定手段 2A…離型紙 2B…粘着層 3…固定手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性に富んだ素材をベースとする吸水
    層の表裏に保護層を配装して積層構造にして成るテープ
    状の汗取り具本体と、この汗取り具本体を身体あるいは
    身体に接触する各種部材に装着する固定手段とを備えて
    成ることを特徴とするテープ状汗取り具。
  2. 【請求項2】 固定手段は表裏の保護層のいずれか一方
    の表面に剥離自在な離型紙によって表面が被覆されてい
    る粘着層を形成してある請求項1記載のテープ状汗取り
    具。
  3. 【請求項3】 固定手段は汗取り具本体における表保護
    層の一端側と裏保護層の他端側とを重ね合わせて接合す
    る面ファスナー構造のもの、凹凸の嵌め合い構造のも
    の、フックによる係合構造のものとしてある請求項1記
    載のテープ状汗取り具。
JP1996009175U 1996-08-22 1996-08-22 テープ状汗取り具 Expired - Lifetime JP3034971U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013057385A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Sanokikou Co Ltd バンド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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