JP3034832B2 - 温室,物置等の折畳み自在据置ボックス - Google Patents

温室,物置等の折畳み自在据置ボックス

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JP3034832B2
JP3034832B2 JP9296161A JP29616197A JP3034832B2 JP 3034832 B2 JP3034832 B2 JP 3034832B2 JP 9296161 A JP9296161 A JP 9296161A JP 29616197 A JP29616197 A JP 29616197A JP 3034832 B2 JP3034832 B2 JP 3034832B2
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寿麿 中谷
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ベランダ用温室や
物置等として好適に用いられる温室,物置等の折畳み自
在据置ボックスに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種温室,物置等の
据置ボックスは,完成品として或いは設置場所での組立
品として生産,販売されるため,完成品は,その在庫や
輸送にスペースを大きく占有し,在庫や輸送の効率が悪
い上,不使用時にもそのままの形状を保って保管するこ
とにより,同じくスペースを大きく占有することにな
り,一方組立品は設置や保管に際して組立てのための工
具や煩雑な作業を必要とし,不使用時も一般に分解する
ことなく組立て状態のまま保管されることにより,同じ
くスペースを大きく占有するといった問題点が残されて
いる。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,コンパクトに折畳むこと
によって,在庫や輸送或いは不使用時の保管等の省スペ
ース化を図り,また設置や保管に際して可及的に作業の
容易化を図った温室,物置等の折畳み自在据置ボックス
を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って本発
明は,上記据置ボックスを,それぞれ仕切パネル又は開
閉パネルを有するフレームを用いた構成とするとともに
正面及び/又は背面の対向フレームを基準のフレームと
して,これにヒンジ連結し,側面フレームは更に折曲自
在とすることによって,側面フレーム,底面フレーム,
上面フレーム及び必要に応じて棚面フレームを折曲自在
又は起倒自在として,可及的にワンタッチの伸張設置と
折畳み保管等を可能とするとともに上面フレームを開閉
自在として1面又は複数面の開閉を可能とし,温室,物
置等として使い勝手を向上するように構成したものであ
って,即ち請求項1に記載の発明を,正面及び背面の対
向フレームと,これら対向フレーム両側の縦枠材にそれ
ぞれヒンジ連結することによって上記対向フレーム間に
介設するとともにそれぞれ前後中央位置でヒンジ連結す
ることによって対向フレーム間で2ッ折り折曲自在とし
た対向する側面フレームと,上記正面又は背面一方の対
向フレームの下枠材にヒンジ連結することによって上向
きに起倒自在とした底面フレームと,フレーム本体とフ
レーム連結部材との一対の部材よりなり上記背面一方の
対向フレームの上枠材に上記フレーム連結部材を,該フ
レーム連結部材にフレーム本体をそれぞれ起倒用とその
前方又は後方位置の開閉用とにそれぞれヒンジ連結した
2重のヒンジ連結によって下向きに起倒自在とし且つ上
向きに開閉自在とした上面フレームと,上記対向フレー
ム又は側面フレームに設置した一方の中間横枠材にヒン
ジ連結することによって上向き又は下向きに起倒自在と
した棚面フレームとを備え,上記各フレームにそれぞれ
仕切パネル又は開閉自在の開閉パネルを設置してなるこ
とを特徴とする温室,物置等の折畳み自在据置ボックス
とし,請求項2に記載の発明は,上記に加えて,据置ボ
ックスの折畳みを,上記対向フレームの横幅から突出す
ることなくコンパクトに行い得るようにして,更に折畳
み時の省スペース化を図るように,これを,上記対向す
る側面フレームを,それぞれ谷折りすることによって対
向フレーム間で2ッ折り折曲自在としてなることを特徴
とする請求項1に記載の温室,物置等の折畳み自在据置
ボックスとし,請求項3に記載の発明は,同じく上記に
加えて,底面フレーム及び/又は棚面フレームの存在に
よって,伸張設置や折畳み保管等の作業が煩雑化した
り,これを阻害したりする可能性を解消して,更に作業
の簡易化を図り,その使い勝手を向上するように,これ
を,上記起倒自在の底面フレーム及び/又は棚面フレー
ムの非ヒンジ連結側自由端と該自由端に対応する上記対
向フレーム及び/又は側面フレームの枠材間に該自由端
支持用の支持手段を設置してなることを特徴とする請求
項1又は2に記載の温室,物置等の折畳み自在据置ボッ
クスとし,請求項4に記載の発明は,同じく上記に加え
て,折畳み保管等に据置ボックスが転倒したりする可能
性を解消し,その使い勝手を向上するように,これを,
上記正面又は背面一方の対向フレーム或いは側面フレー
ムの枠材に,ベランダ立上り壁等構造物の支持対象部位
との間で折畳み時の倒れ止めを行う倒れ止め手段を設置
してなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
温室,物置等の折畳み自在据置ボックスとし,請求項5
乃至7に記載の発明は,同じく上記に加えて,部分的に
他の形態のものとし得るように,請求項5に記載の発明
を,上記棚面フレームを,上記対向フレームの横方向長
さより小幅とした部分棚面用の棚面フレームとしてなる
ことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の温
室,物置等の折畳み自在据置ボックス,請求項6に記載
の発明を,上記底面フレーム及び/又は棚面フレームに
代えて,上記正面又は背面一方の対向フレームの下枠材
にヒンジ連結し或いは上記対向フレーム又は側面フレー
ムに設置した一方の中間横枠材にヒンジ連結するヒンジ
連結用の枠材を備えた底面板及び/又は棚面板を用いて
なることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記
載の温室,物置等の折畳み自在据置ボックス,請求項7
に記載の発明を,上記上向きに起倒自在とした底面フレ
ーム及び/又は上向き又は下向きに起倒自在とした棚面
フレームに代えて,上記対向フレーム或いは側面フレー
ムに形成した支持部に支持することによって取外し自在
とした底面板及び/又は棚面板を用いてなることを特徴
とする請求項1,2,3,4又は5に記載の温室,物置
等の折畳み自在据置ボックスとし,請求項8に記載の発
明は,同じく上記に加えて,対向フレームの開閉パネル
の使い勝手がよく,好ましい形態を示すように,これ
を,上記開閉自在の開閉パネルを,上記正面の対向フレ
ームに設置し,該正面の対向フレームに左右にスライド
開閉する引違い戸としてなることを特徴とする請求項
1,2,3,4,5,6又は7に記載の温室,物置等の
折畳み自在据置ボックスとし,これらをそれぞれ発明の
要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】 以下図面に示した例に従って本
発明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えばベランダ
に据置設置するように方形又は横長矩形にして小型の折
畳み自在温室として構成した上面前傾又は水平の据置ボ
ックスであって,該温室の据置ボックスAは,正面及び
背面の対向フレーム1,2と,対向する側面フレーム3
と,底面フレーム5と,上面フレーム6と,棚面フレー
ム9とを備え,これら各フレームには,それぞれ仕切パ
ネル30又は開閉パネル31を設置したものとしてあ
り,上記対向する側面フレーム3は,上記対向フレーム
1,2両側の縦枠材12にそれぞれヒンジ20連結する
ことによって上記対向フレーム1,2間に介設するとと
もに,それぞれ前後中央位置でヒンジ20連結すること
によって対向フレーム1,2間で2ッ折り折曲自在とし
たものとし,上記底面フレーム5は,上記正面又は背面
一方の対向フレーム1又は2の下枠材12にヒンジ20
連結することによって上向きに起倒自在としたものと
し,上記上面フレーム6は,フレーム本体7とフレーム
連結部材8との一対の部材よりなり上記背面一方の対向
フレーム2の上枠材10に上記フレーム連結部材8を,
該フレーム連結部材8にフレーム本体7をそれぞれ起倒
用とその前方又は後方位置の開閉用とにそれぞれヒンジ
20連結した2重のヒンジ連結によって下向きに起倒自
在とし且つ上向きに開閉自在としたものとしてあり,棚
面フレーム9は,上記対向フレーム1,2又は側面フレ
ーム3に設置した一方の横枠材14にヒンジ20連結す
ることによって上向き又は下向きに起倒自在としたもの
としてある。
【0006】即ち据置ボックスAは,パネルを有するフ
レーム構成とし,所定のフレーム間をヒンジ20連結す
ることによって,正面及び/又は背面の対向フレーム1
及び/又は2を基準として,折畳み自在のボックス体と
して構成してあり,このとき本例にあって上記対向する
側面フレーム3は,これをそれぞれ谷折りすることによ
って対向フレーム1,2間で2ッ折り折曲自在としたも
のとし,また上記パネルは,仕切パネル30及び開閉自
在の開閉パネル31の双方を用い,これらを棚面フレー
ムを除く各フレームにおいて温室用に透明硝子板や透明
アクリル樹脂等透明樹脂板とし,棚面フレーム9にあっ
ては,これをパンチングメタル等金属板,硝子板又は樹
脂板とし,このとき上記開閉パネル31は,これを上記
正面の対向フレーム1に設置し,該正面の対向フレーム
1に左右にスライド開閉する引違い戸としたものとして
ある。
【0007】本例にあって正面及び背面の対向フレーム
1,2,底面フレーム5及び棚面フレーム9は,例えば
アルミ押出材による枠材を,それぞれ方形又は矩形に枠
組みした,各単一の一体にして横方向に略同幅のものと
し,対向する側面フレーム3は,これを前後に分割した
一対の分割フレーム4によるとともに,これら一対の分
割フレーム4を,例えば同じくアルミ押出材による枠材
を,それぞれ方形,矩形又は図示したように上方傾斜の
台形に枠組みした,各一対にして相互に後述のヒンジ2
0連結したものとし,上面フレーム6は,これをフレー
ム本体7とフレーム連結枠材8によるものとするととも
にフレーム本体7を,例えば同じくアルミ押出材による
枠材を方形又は矩形に枠組みし,フレーム連結枠材8を
上記フレーム本体7と同長にして横長の,例えば同じく
アルミ押出材によるものとした,一対の部材にして同じ
く相互に後述のヒンジ20連結したものとし,これらフ
レーム(又はフレーム本体)は,必要に応じて補強用に
して単一又は複数の中間枠材14を介設して,そのフレ
ーム(又はフレーム本体)の強度を向上するようにした
ものとしてある。
【0008】これら枠材又は中間枠材のうち,本例にあ
って,正面又は背面の対向フレーム1,2における縦枠
材12と側面フレーム3,本例にあってはその分割フレ
ーム4における縦枠材12間,背面一方の対向フレーム
(背面フレームと称してもよい)2における下枠材11
と底面フレーム5における後方横枠材13間,同じく背
面一方の対向フレーム2における上枠材10と上面フレ
ーム6における,本例にあって上記フレーム本体7とフ
レーム連結枠材8間,同じく背面一方の対向フレーム2
における中間枠材の横枠材14と棚面フレーム9におけ
る後方横枠材13間に,そして上記対向する側面フレー
ム3にあっては,更にその各一対の分割フレーム4にお
ける前後中間で対接する縦枠材12間に,直接連結用又
は同じくアルミ押出材によるヒンジ連結枠23を介設し
間接連結用に,それぞれ一方を上記該当の枠材やヒンジ
連結枠に一体又は一体的に突出して円形又はC字状に形
成した回動軸21とし,他方を同じく該当の枠材又はヒ
ンジ連結枠に一体又は一体的にC字溝状に形成した軸受
22として,これら回動軸21と軸受22とをそれぞれ
回動自在に嵌合してなるアルミ押出材製のアルミヒン
ジ,本例においてそれぞれ枠材の長手方向全長に亘り,
90°乃至100°の回動範囲を有するアルミ全面ヒン
ジを配設し,該アルミ全面ヒンジによって上記ヒンジ2
0連結を行ってあり,これにより,上記対向する側面フ
レーム3を上記対向フレーム1,2間で谷折りの2ッ折
り折曲自在とし,底面フレーム5,上面フレーム6及び
棚面フレーム9を背面一方の対向フレーム2に,底面フ
レーム5及び棚面フレーム9にあっては,それぞれ上向
きに起倒自在とし,上面フレーム6にあっては下向きに
起倒自在とするように,回動可能に連結したものとして
ある。
【0009】そしてこのとき上記上面フレーム6にあっ
ては,その下向きに起倒自在とした起倒用のヒンジ20
連結位置を,正面及び背面の対向フレーム1,2,谷折
りした側面フレーム3,底面フレーム5及び棚面フレー
ム9の,据置ボックスAの折畳み状態における合計厚さ
分を,上記フレーム連結枠材8を用いることによって,
前方に張出し突出した,厚さ吸収可能の前方突出位置と
し,該上面フレーム6,本例にあってはそのフレーム本
体7を,上記据置ボックスAの折畳み状態にあって,正
面の対向フレーム1(正面フレームと称してもよい)の
前方に位置して,これと重合するように垂下吊下げ状に
配置したものとし,これによって,上記据置ボックスA
の折畳み厚を可及的にコンパクトにして,省スペース化
したものとするようにしてある。
【0010】更に上記上面フレーム6は,上記起倒用の
ヒンジ20連結に加えて,本例においてその後方位置の
開閉用のヒンジ20連結によって,上記背面一方の対向
フレーム2における上枠材10に2重のヒンジ20連結
を行ってあり,該開閉用のヒンジ20連結により,該上
面フレーム6を開閉用の天板のフレームをなすようにし
てあり,本例にあって該上面フレーム6の背面一方の対
向フレーム2へのヒンジ20連結は,該背面一方の対向
フレーム2における上枠材10と上記上面フレーム6に
おけるフレーム本体7を起倒用にヒンジ20連結したフ
レーム連結枠材8との間に,上記と同様にアルミヒン
ジ,特にアルミ全面ヒンジを配設することによって行
い,このとき該ヒンジ20連結の回動を,同じく90°
乃至100°の回動範囲を有して,起倒用のヒンジ20
連結の回動方向と逆方向に向けて回動可能のものとする
ことによって,上記起倒用のヒンジ20連結によるフレ
ーム本体7とフレーム連結枠材8とを非回動のフラット
な状態の平板をなすようにして,上方に向けて跳上げ状
にその開閉を行うようにしてあり,これによって,温室
の据置ボックスAにおいて上面を開閉自在とし,その開
口を用いて鉢植え等物の出入れを可能とするものとして
ある。
【0011】本例において上記正面一方の対向フレーム
1に設置した上記引違い戸による開閉パネル31は,一
対の上記透明硝子板や透明樹脂板を用いて,正面一方の
対向フレーム1の上枠材10及び下枠材11に対向して
それぞれ前後に平行設置した一対のレール17,本例に
あっては一対の溝レールにそれぞれ左右にスライド自在
に装着することによって引違い開閉を行うようにしてあ
り,これにより本例の温室とした据置ボックスAは,上
記上面とともに正面の2面を開閉自在として,該正面の
開口を用いて,同じく鉢植え等物の出入れを可能とした
ものとしてある。
【0012】一方,該引違い戸とした開閉パネル31以
外の,背面一方の対向フレーム2,対向する側面フレー
ム3における各分割フレーム4,底面フレーム5,上面
フレーム6及び棚面フレーム9にあって,その仕切パネ
ル30は,これらフレームの枠材又はこれと中間枠材間
にパネル受溝又はパネル受段部を形成して,これらをそ
れぞれ各フレームに嵌着設置し或いはこれらフレームに
突当て固定又は載置固定することによってこれらフレー
ムと一体化したものとしてある。
【0013】図中40は,本例において上記起倒自在の
底面フレーム5及び棚面フレーム9の非ヒンジ連結側自
由端と該自由端に対応する上記対向フレームの枠材間に
設置した該自由端支持用の支持手段であって,本例の該
支持手段40は,底面フレーム5及び棚面フレーム9の
前方横枠材13と,底面フレーム5にあっては,背面一
方の対向フレーム2の中間横枠材14の内側,棚面フレ
ーム9にあっては,その上枠材10の内側間に配設し
た,一方をくびれ部付きの矢尻状係止突起とし,他方を
上記くびれ部に弾発的に係止する係止受としたキャッチ
金具によるものとしてあり,これにより折畳みに際し
て,それぞれ上向きに回動起立する底面フレーム5,棚
面フレーム9の自由端を受止めて,これを支持し,該底
面フレーム5や棚面フレーム9が,据置ボックスAの折
畳み時に回動転倒することにより,折畳みの障害となっ
たりすることを防止して,折畳みを容易化するものとし
てある。
【0014】また図中41は,同じく本例において上記
正面又は背面一方の対向フレーム1又は2或いは側面フ
レーム3の枠材に設置した,ベランダ立上り壁等構造物
の支持対象部位との間で折畳み時の倒れ止めを行う倒れ
止め手段であって,本例の該倒れ止め手段は,背面一方
の対向フレーム2における両端の縦枠材12背面側に側
方突出状に設置した,支持対象部位の,例えば立上り壁
をなす手摺との間を図示省略のロープ,チェーン等で結
び,或いはコンクリート立上り壁に設置した同じく図示
省略のフック金具に引掛支持するようにした,これらと
透孔又は切欠き孔付きのプレート状金具とよりなるもの
としてあり,これによって,例えば夏の高温時期等の温
室の据置ボックスAを不使用とするときに,これを折畳
み保管するに際して,支持対象との間で,これを起立し
た状態で保持し,その倒れを防止し,コンパクトな折畳
み保管を可能とするようにしてある。
【0015】図中15は,本例において上記上面フレー
ム6のフレーム連結枠材8の長手方向両端に設置して垂
下することによって,対向する側面フレーム3をその上
端において受止め支持し,該側面フレーム3を定位置に
伸張させるようにした側面フレーム3の開き止め用のス
トッパー,16は,本例において正面一方の対向フレー
ム1の下枠材11内側及び中間横枠材13内側にこれら
と一体に設けて,底面フレーム5及び棚面フレーム9の
自由端を受止め支持して,その水平を確保するようにフ
イン状に突出した自由端受止め載置部である。
【0016】 図示した例は以上のとおりとしたが,据
置ボックスを上記温室以外の,例えばベランダ設置用等
の物置その他の用途のものとし,このとき上記透明硝子
板,透明樹脂板に代えて,透明又は不透明の金属板,樹
脂板等の仕切パネル又は開閉パネルを用いるようにする
こと,上記底面フレームを正面一方の対向フレームの下
枠材にヒンジ連結すること,棚面フレームを同じく正面
一方の対向フレームに設置した中間横枠材又は側面フレ
ーム(乃至その上記分割フレーム)に設置した中間横枠
材にヒンジ連結すること,この場合を含めて棚面フレー
ムを下向きに起倒自在とすること,棚面フレームを据置
ボックスの横方向部分的に設置するように,上記対向フ
レームの横方向長さより小幅とした,例えば1/2幅等
の部分棚面用の棚面フレームとすること,正面一方の対
向フレームに仕切パネルを設置し,側面フレーム(乃至
その上記分割フレーム)に開閉パネルを設置するように
し,或いはこれら双方に仕切パネル又は開閉パネルを設
置し,また上面フレームに,例えば引違い戸の開閉パネ
ルを設置するようにすること,開閉パネルを用いると
き,これを片開き又は両開きの開き戸とし或いは巻込み
戸,折畳み戸とすること,この場合を含めて,開閉パネ
ルを用いるとき,これを例えばアルミ押出材を用いて框
組を施した框付きの引違い戸又は開き戸とすること,上
記底面フレーム及び/又は棚面フレームに代えて,上記
正面又は背面一方の対向フレームの下枠材にヒンジ連結
し或いは上記対向フレーム又は側面フレームに設置した
一方の中間横枠材にヒンジ連結するヒンジ連結用の枠材
を備えた底面板及び/又は棚面板を用いるようにするこ
と,上記上向きに起倒自在とした底面フレーム及び/又
は上向き又は下向きに起倒自在とした棚面フレームに代
えて,上記対向フレーム或いは側面フレームに形成した
支持部に支持することによって取外し自在とした底面板
及び/又は棚面板を用いるようにすること,棚面フレー
ム又は棚面板を上下に複数段の棚面を形成するように複
数設置すること,上記支持手段又は倒れ止め手段の設置
を省略し或いは支持手段を底面フレーム又は棚面フレー
ムの一方に設置し,倒れ止め手段を正面一方の対向フレ
ーム又は側面フレームの枠材に設置するようにするこ
と,側面フレームの一方又は双方を山折りすることによ
って対向フレーム間で2ッ折り折曲自在とすること,ヒ
ンジ連結を市販のヒンジ金具を用いて行うようにするこ
と,上記アルミヒンジを用いるとき,これを長手方向に
断続的にヒンジ連結するようにすること,この場合を含
めてアルミヒンジの回動軸と軸受をそれぞれアルミ押出
材で形成して上記フレームの枠材に一体的に固定するよ
うにすること,2重のヒンジ連結において起倒用のヒン
ジ連結の前方位置に開閉用のヒンジ連結を位置するよう
にすること,上記支持手段を用いるとき,これをフック
金具と受金具とを備えた掛止め金具によるものとするこ
と,温室として用いるときヒーターを設置するように
し,物置として用いるとき開閉部分に施錠装置を設置す
るようにすること等を含めて,本発明の実施に当って,
対向フレーム,側面フレーム,底面フレーム,上面フレ
ーム,棚面フレーム,その枠材,仕切パネル,開閉パネ
ル,必要に応じて用いる支持手段,倒れ止め手段,底面
板,棚面板,上記例に示した各部材,部品等の各具体的
材質,形状,構造,これらの関係,これらに対する付加
等については,上記発明の要旨に反しない限り様々の形
態のものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1に記載の発明は,在庫や輸送或いは不使用時の
保管等の省スペース化を図り,また設置や保管に際して
可及的に作業の容易化を図った温室,物置等の折畳み自
在据置ボックスを提供することができ,請求項2に記載
の発明は,上記に加えて,据置ボックスの折畳みを,上
記対向フレームの横幅から突出することなくコンパクト
に行い得るようにして,更に折畳み時の省スペース化を
図るようにしたものとでき,請求項3に記載の発明は,
同じく上記に加えて,底面フレーム及び/又は棚面フレ
ームの存在によって,伸張設置や折畳み保管等の作業が
煩雑化したり,これを阻害したりする可能性を解消し
て,更に作業の容易化を図り,その使い勝手を向上する
ようにしたものとでき,請求項4に記載の発明は,同じ
く上記に加えて,折畳み保管等に据置ボックスが転倒し
たりする可能性を解消し,その使い勝手を向上するよう
にしたものとでき,請求項5に記載の発明は,同じく上
記に加えて,高さの異なるものを同時に収納することに
よって,その使い勝手を向上したものとすることがで
き,請求項6に記載の発明は,同じく上記に加えて,棚
面の形成を簡易化したものとすることができ,請求項7
に記載の発明は,同じく上記に加えて,棚面を取外して
洗浄することや棚面の設置を省略して高さの高いものを
収納し得るようにしたものとすることができ,請求項8
に記載の発明は,同じく上記に加えて,温室,物置等に
用いて,正面の開閉を可能とするとともに開閉に際し
て,戸が正面側に突出してそのスペースを必要としたり
することを防止し得るようにしたものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】据置ボックスの斜視図である。
【図2】据置ボックスの折畳み途中の状態を示す斜視図
である。
【図3】据置ボックスの折畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図4】据置ボックスの正面図である。
【図5】据置ボックスの平面図である。
【図6】据置ボックスの側面図である。
【図7】据置ボックスの横断面図である。
【図8】据置ボックスの縦断面図である。
【図9】ヒンジ連結の例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
A 据置ボックス 1 対向フレーム 2 対向フレーム 3 側面フレーム 5 底面フレーム 6 上面フレーム 9 棚面フレーム 10 上枠材 11 下枠材 12 縦枠材 13 横枠材 20 ヒンジ 30 仕切パネル 31 開閉パネル 40 支持手段 41 倒れ止め手段

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面及び背面の対向フレームと,これら
    対向フレーム両側の縦枠材にそれぞれヒンジ連結するこ
    とによって上記対向フレーム間に介設するとともにそれ
    ぞれ前後中央位置でヒンジ連結することによって対向フ
    レーム間で2ッ折り折曲自在とした対向する側面フレー
    ムと,上記正面又は背面一方の対向フレームの下枠材に
    ヒンジ連結することによって上向きに起倒自在とした底
    面フレームと,フレーム本体とフレーム連結部材との一
    対の部材よりなり上記背面一方の対向フレームの上枠材
    に上記フレーム連結部材を,該フレーム連結部材にフレ
    ーム本体をそれぞれ起倒用とその前方又は後方位置の開
    閉用とにそれぞれヒンジ連結した2重のヒンジ連結によ
    って下向きに起倒自在とし且つ上向きに開閉自在とした
    上面フレームと,上記対向フレーム又は側面フレームに
    設置した一方の中間横枠材にヒンジ連結することによっ
    て上向き又は下向きに起倒自在とした棚面フレームとを
    備え,上記各フレームにそれぞれ仕切パネル又は開閉自
    在の開閉パネルを設置してなることを特徴とする温室,
    物置等の折畳み自在据置ボックス。
  2. 【請求項2】 上記対向する側面フレームを,それぞれ
    谷折りすることによって対向フレーム間で2ッ折り折曲
    自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の温
    室,物置等の折畳み自在据置ボックス。
  3. 【請求項3】 上記起倒自在の底面フレーム及び/又は
    棚面フレームの非ヒンジ連結側自由端と該自由端に対応
    する上記対向フレーム及び/又は側面フレームの枠材間
    に該自由端支持用の支持手段を設置してなることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の温室,物置等の折畳み自
    在据置ボックス。
  4. 【請求項4】 上記正面又は背面一方の対向フレーム或
    いは側面フレームの枠材に,ベランダ立上り壁等構造物
    の支持対象部位との間で折畳み時の倒れ止めを行う倒れ
    止め手段を設置してなることを特徴とする請求項1,2
    又は3に記載の温室,物置等の折畳み自在据置ボック
    ス。
  5. 【請求項5】 上記棚面フレームを,上記対向フレーム
    の横方向長さより小幅とした部分棚面用の棚面フレーム
    としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に
    記載の温室,物置等の折畳み自在据置ボックス。
  6. 【請求項6】 上記底面フレーム及び/又は棚面フレー
    ムに代えて,上記正面又は背面一方の対向フレームの下
    枠材にヒンジ連結し或いは上記対向フレーム又は側面フ
    レームに設置した一方の中間横枠材にヒンジ連結するヒ
    ンジ連結用の枠材を備えた底面板及び/又は棚面板を用
    いてなることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5
    に記載の温室,物置等の折畳み自在据置ボックス。
  7. 【請求項7】 上記上向きに起倒自在とした底面フレー
    ム及び/又は上向き又は下向きに起倒自在とした棚面フ
    レームに代えて,上記対向フレーム或いは側面フレーム
    に形成した支持部に支持することによって取外し自在と
    した底面板及び/又は棚面板を用いてなることを特徴と
    する請求項1,2,3,4又は5に記載の温室,物置等
    の折畳み自在据置ボックス。
  8. 【請求項8】 上記開閉自在の開閉パネルを,上記正面
    の対向フレームに設置し,該正面の対向フレームに左右
    にスライド開閉する引違い戸としてなることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の温室,
    物置等の折畳み自在据置ボックス。
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