JP3034673U - ダイエットリング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業に支障を来すことがなく、フッション
性にも優れ、しかも、指のツボを常時刺激して体の各部
位の筋肉を収縮させることにより、体の脂肪を代謝させ
て、体調を整えながらダイエット効果を得ることができ
るダイエットリングを提供する。 【解決手段】 線状体を指の根元から第２関節下までの
外形に合わせて２重以上の螺旋状に巻回してダイエット
リングを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、指に装着して装身用アクセサリーとして用いることができると共 に、指のツボを反復して刺激することで、体の各部位の筋肉を収縮させることに より、体の脂肪を代謝させることで、体調を整えながらダイエット効果を得るこ とができるダイエットリングに関する。

【０００２】

【従来技術とその課題】

周知のように、人間の身体には、種々の臓器と連係する無数のツボがあり、こ のツボを刺激することによって体調を整えることが知られている。特に、手には 多数のツボが集中しており、このツボを常時刺激できれば、無意識のうちに体調 を整えることができ、非常に便利である。

【０００３】 このような観点から、従来では、例えば、登録実用新案第３００９９１号公報 に示すような「健康指環」が知られているが、この従来の健康指環は、開放した 指環２の両端部３にツボ刺激用の球状突起を形成したもので、この指環を指に嵌 めることで、指のツボを常時刺激して体調を整えると共に、手の作業を妨げない ように構成したものである。

【０００４】 しかしながら、上記健康指環のような従来の指輪にあっては、単にリング状に 形成されているのみであるため、ツボを刺激するといっても、そのツボの数はリ ングが接触する一周面に限定され、効果的な刺激が得られにくいと共に、球状突 起が手作業のときに邪魔となり、また、ファッション性にも乏しい等、多くの問 題を有していた。

【０００５】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、手作業に支障を来すことがなく、フッション性にも優れ、しかも、指のツ ボを常時刺激して体の各部位の筋肉を収縮させることにより、体の脂肪を代謝さ せて、体調を整えながらダイエット効果を得ることができるダイエットリングを 提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、この考案に係るダイエットリングにあっては、線状 体を指の根元から第２関節下までの外形に合わせて２重以上の螺旋状に巻回して 形成したことを特徴とするものである。

【０００７】 この考案において、前記線状体は、銀で形成し、或は、表面を金メッキして形 成することで、ファッション性等を向上させることができる。

【０００８】 また、この考案にあっては、より大きな刺激効果を得るために、上記線状体を 磁性体で形成し、或は、螺旋状に形成された線状体の内周に突起を形成して構成 してもよい。

【０００９】

【考案の実施の形態例】

以下、添付図面に示す実施の一形態例に基づきこの考案を詳細に説明する。

【００１０】 図１に示すように、この形態例に係るダイエットリング１は、銀、或は、表面 が金メッキされた金属線状体２を、指Ｆの根元から第２関節下までの外形に合わ せて３重の螺旋状に巻回して形成されている。

【００１１】 この金属線状体２は、指輪で使用されている従来の材料を用いることができる が、できれば、拡縮自在な柔らかい材質で形成するのが望ましく、この場合には 、図２に示すように、装着しようとする各指Ｆ_O ，Ｆ_H ，Ｆ_N ，Ｆ_M ，Ｆ_K の外 形に併せて容易に拡縮調整できるように構成するのが望ましい。

【００１２】 このように構成されたダイエットリング１を親指Ｆ_O に装着した場合には、顔 全体や顎の筋肉を収縮させるツボが刺激されるため、顔全体や顎を細くする効果 が得られる。

【００１３】 また、ダイエットリング１を人差指Ｆ_H に装着した場合には、腕全体の筋肉を 収縮させるツボが刺激されるため、腕を細くする効果が得られる。

【００１４】 さらに、ダイエットリング１を中指Ｆ_N に装着した場合には、上腹部の筋肉を 収縮させるツボが刺激されるため、上腹部をすっきりさせる効果が得られる。

【００１５】 またさらに、ダイエットリング１を薬指Ｆ_M に装着した場合には、下腹部の筋 肉を収縮させるツボが刺激されるため、下腹部、即ち、ウエストを細くする効果 が得られる。

【００１６】 そして、ダイエットリング１を小指Ｆ_K に装着した場合には、太腿からふくら はぎ、足首等の足全体の筋肉を収縮させるツボが刺激されるため、太腿、ふくら はぎ、足首等を細くする効果が得られる。

【００１７】 勿論、これらの効果は、東洋医学で言われているツボ刺激の相関関係に準拠し ている。

【００１８】 尚、上記形態例では、リングを３重巻きに形成した場合を例にとり説明したが 、この考案にあっては、これに限定されるものではなく、例えば、図３に示すよ うに２重巻きに形成し、或は、図４に示すように４重巻きに形成してもよく、そ の巻数は、指Ｆの根元から第２関節下までの間であれば任意である。

【００１９】 また、この考案にあっては、より大きな刺激効果を得るために、上記線状体２ を磁性体で形成し、或は、螺旋状に形成された線状体２の内周に、図５に示すよ うに突起３を形成して構成してもよい。

【００２０】

【考案の効果】 以上説明したように、この考案に係るダイエットリングは、線状体で形成され ているため、大きな突起がリングの外周に突出することがないため、手作業に支 障を来すことがなく、フッション性にも優れ、しかも、指のツボを常時刺激して 体の各部位の筋肉を収縮させることにより、体の脂肪を代謝させて、体調を整え ながらダイエット効果を得ることができるという優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施の一形態例に係るダイエットリ
ングの斜視図である。

【図２】同ダイエットリングを各指に装着した状態を示
す説明図である。

【図３】同ダイエットリングを２重巻きに形成した状態
を示す図である。

【図４】同ダイエットリングを４重巻きに形成した状態
を示す図である。

【図５】同ダイエットリングの内周に突起を形成した状
態を示す平面図である。

【符号の説明】

１ ダイエットリング ２ 線状体 ３ 突起 Ｆ 指

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 線状体を指の根元から第２関節下までの
   外形に合わせて２重以上の螺旋状に巻回して形成したこ
   とを特徴とするダイエットリング。
2. 【請求項２】 前記線状体は、銀で形成されていること
   を特徴とする請求項１に記載のダイエットリング。
3. 【請求項３】 前記線状体は、表面が金メッキされて形
   成されていることを特徴とする請求項１に記載のダイエ
   ットリング。
4. 【請求項４】 前記線状体は、磁性体で形成されている
   ことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記
   載されたダイエットリング。
5. 【請求項５】 螺旋状に形成された線状体の内周には、
   突起が形成されていることを特徴とする請求項１乃至請
   求項４のいずれかに記載されたダイエットリング。