JP3034451U - 抗菌性厨房器具及び抗菌性什器 - Google Patents
抗菌性厨房器具及び抗菌性什器Info
- Publication number
- JP3034451U JP3034451U JP1996008585U JP858596U JP3034451U JP 3034451 U JP3034451 U JP 3034451U JP 1996008585 U JP1996008585 U JP 1996008585U JP 858596 U JP858596 U JP 858596U JP 3034451 U JP3034451 U JP 3034451U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- weight
- furniture
- coating layer
- contaminants
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】抗菌性を有するとともに、汚染物の立体的な付
着を防止し、たとえ汚染物が付着したとしても容易にこ
れを除去することができ、その表面、及び表面に僅かに
残存する汚染物の痕跡等においてさえも細菌が繁殖せ
ず、衛生的に使用することができる厨房器具や什器を提
供する。 【解決手段】基材樹脂と抗菌剤とを配合するとともに、
かかる配合物にテトラフルオロエチレン重合体及び/又
はシリコーンオイルを配合した固形成分を含有せしめた
塗料組成物により表面被覆層2を厨房器具1に塗工形成
する。
着を防止し、たとえ汚染物が付着したとしても容易にこ
れを除去することができ、その表面、及び表面に僅かに
残存する汚染物の痕跡等においてさえも細菌が繁殖せ
ず、衛生的に使用することができる厨房器具や什器を提
供する。 【解決手段】基材樹脂と抗菌剤とを配合するとともに、
かかる配合物にテトラフルオロエチレン重合体及び/又
はシリコーンオイルを配合した固形成分を含有せしめた
塗料組成物により表面被覆層2を厨房器具1に塗工形成
する。
Description
【0001】
本考案は、離型性と抗菌性とを兼ね備え、汚染物の付着を防止するとともに雑 菌の繁殖を防ぐことのできる抗菌性厨房器具及び抗菌性什器に関する。
【0002】
従来より、衛生面から雑菌やカビ類の繁殖を防止するために、有機系抗菌剤又 は無機金属化合物系抗菌剤が添加された抗菌性塗料を各種物品に塗工する方法は 知られている。
【0003】 しかしながら、抗菌性塗料の抗菌作用はその塗工面においてのみ有効であり、 各種物品の表面に立体的に付着した汚染物(例えば鍋やフライパン等の調理器具 にあっては、調理時のコゲ付きやこびりつき等)の内部までは抗菌作用が及ばな い。従って、抗菌性塗料を塗工しただけではこのような立体的な汚染物内部にお ける雑菌やカビ類の繁殖を防止することができず、これをそのまま放置しておく と該汚染物中で雑菌が繁殖してしまう。
【0004】 このため雑菌を繁殖させないようにするには、抗菌性塗料が塗工されていない ものと同様に充分な洗浄を必要とし、汚染物を除去するための煩わしさは解消さ れなかった。
【0005】 本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、抗菌性を有するとともに、塗 工面への汚染物の立体的な付着を防止し、たとえ汚染物が付着したとしてもこれ を容易に除去することができ、表面及び表面に僅かに残存する汚染物の痕跡等に おいてさえも雑菌が繁殖せず、衛生的に使用することができる抗菌性什器を提供 するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、(1)基材樹脂(a)と抗菌剤(b)とを重量比a:b=10:9 5〜90:5で配合するとともに、この配合物100重量部に対してテトラフル オロエチレン重合体及び/又はシリコーンオイルを0.5〜100重量部配合し た固形成分を5〜90重量%含有せしめた塗料組成物により表面被覆層を塗工形 成してなることを特徴とする抗菌性厨房器具、(2)基材樹脂(a)と抗菌剤( b)とを重量比a:b=10:95〜90:5で配合するとともに、この配合物 100重量部に対してテトラフルオロエチレン重合体及び/又はシリコーンオイ ルを0.5〜100重量部配合した固形成分を5〜90重量%含有せしめた塗料 組成物により表面被覆層を塗工形成してなることを特徴とする抗菌性什器を要旨 とする。
【0007】
以下、本考案の実施例を説明する。図1は本考案抗菌性厨房器具の一例を示す 斜視図であり、図2は図1のII−II線断面図である。また図3は本考案抗菌 性什器の一例を示す斜視図であり、図4は図3のIV−IV線断面図である。
【0008】 本考案抗菌性厨房器具1及び抗菌性什器3は、いずれも後述する塗料組成物に より塗工形成された表面被覆層2を有しており、該表面被覆層2は抗菌性と離型 性とを併せもつとともに、厨房器具や什器の表面に密着形成されている。
【0009】 本考案厨房器具1及び什器3は、使用目的に応じてその材質を適宜選択できる が、具体的にはSPCC、アルミニウム、アルミダイキャスト、各種ステンレス 、各種メッキ鋼板、又は各種プラスチック等が例示される。
【0010】 本考案抗菌性厨房器具1の具体的な形態としては、例えば、鍋、フライパン、 天麩羅鍋、オイルポット、食品保存ポット、食品保存バット、保温容器、お玉、 ターナー、泡立て器、包丁、皮むき器、缶切り、栓抜き、玉子焼き器、グリルパ ン、電子レンジ用パン、保温容器、焼き型、ステーキ皿、焼き網、解凍器、キッ チンはさみ、保温ポット、湯沸かしポット、ホットプレート、電気鍋、炊飯器、 電気お粥鍋、保温ジャー等の各種調理器具類や、ザル、三角コーナー、ボール、 たわし入れ、水切りかご、食器ラック等の各種台所用具類等が挙げられる。
【0011】 また本考案抗菌性什器3の具体的な形態としては、スプーン、フォーク、ナイ フ、マグカップ等の各種食器類、シュガーポット、ミルク入れ、水さし、コーヒ ーメーカー、紅茶ポット等の各種食卓用具類、その他雑菌の繁殖により衛生上の 問題が生じる虞のある各種什器類が挙げられる。
【0012】 表面被覆層2を形成する塗料組成物は、基材樹脂(a)と抗菌剤(b)とを重 量比a:b=10:95〜90:5、好ましくはa:b=40:60〜80:2 0で配合するとともに、この配合物100重量部に対してテトラフルオロエチレ ン重合体及び/又はシリコーンオイルを0.5〜100重量部、好ましくは1〜 60重量部配合した固形成分をボールミル、サンドミル、ロールミル、ディゾル バー等の手段により微粒子状に粉砕し、これが塗料組成物中に5重量%〜90重 量%、好ましくは20重量%〜50重量%で含有されるよう、該固形成分を水又 は芳香族炭化水素、アルコール類、ケトン類等の所謂有機溶剤を分散媒として均 一に分散させることにより調製することができる。
【0013】 本考案において、上記塗料組成物中の基材樹脂の配合割合が少ない場合には表 面被覆層2の接着性が低下してしまい、逆に抗菌剤の配合割合が少ない場合には 充分な抗菌効果が得られなくなってしまう。また、テトラフルオロエチレン重合 体及び/又はシリコーンオイルの配合割合が少ない場合には充分な離型性が得ら れなくなってしまい、多い場合には固形成分として他に配合されるものによる効 果が充分に得られなくなってしまう。更に、塗料組成物中に固形成分が含有され る割合が多すぎる場合には、塗料組成物の流動性が失われてしまい塗工作業が困 難となり、少ない場合には塗工後塗料組成物を乾燥させるための所要時間が増加 してしまう。
【0014】 表面被覆層2を塗工形成する塗料組成物中に配合される基材樹脂は、塗料組成 物に接着性を付与するためのものである。厨房器具1や什器3に強固な接着性を もって表面被覆層2を塗工形成することができるものであればその材質は特に限 定されず、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等、公知の樹脂から、 厨房器具1や什器3の材質又は表面被覆層2に要求される物性等に応じて適宜選 択することができるが、フライパン等のような高温環境のもとで使用される加熱 調理具に表面被覆層2を形成する場合には、該表面被覆層2に耐熱性を付与すべ く、シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂、ポリエーテルサルフォン等の耐熱性 樹脂を基材樹脂として用いるのが好ましい。
【0015】 また抗菌剤としては、例えば、銀、銅、又は亜鉛等の金属イオンを置換せしめ た人体に対して毒性のない無機系のイオン交換体が用いられ、(Agn Hm )Z r2 (PO4 )2 の化学式で表される銀置換無機イオン交換体や、銀ゼオライト 等の無機系の抗菌剤が好適である。前者は東亜合成化学株式会社製のノバロン( 商品名)、後者は品川燃料株式会社製のゼオミックス(商品名)として入手する ことができる。
【0016】 特に、上記(Agn Hm )Zr2 (PO4 )2 で表される銀置換無機イオン交 換体、即ちノバロン(商品名)は、抗菌作用の持続性、耐薬品性、耐洗浄性等に 加えて耐熱性にも優れ、加熱されても変質し難く抗菌作用の低下の虞がないと共 に、塗料を変色させる虞もなく、表面被覆層2に耐熱性を付与する必要がある場 合には前記耐熱性樹脂と共に配合して用いるのが好ましい。
【0017】 更に、表面被覆層2を塗工形成する塗料組成物には、上記したような基材樹脂 や抗菌剤に加え、テトラフルオロエチレン重合体及び/又はシリコーンオイルが 配合されており、これによって表面被覆層2に離型性が付与され、汚染物の付着 を防止することができ、また、たとえ汚染物が厨房器具1や什器3に付着したと してもこれを容易に除去することができる。
【0018】 上記テトラフルオロエチレン重合体としては、ポリテトラフルオロエチレン( PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル−ビニルエーテル 共重合(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合 体(FEP)等を例示することができる。また、上記シリコーンオイルとしては 、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等を例示するこ とができる。
【0019】 尚、固形成分を配合する際、或いは固形成分を分散媒に分散させる際に、酸化 鉄、カーボンブラック、アルミ粉等の無機顔料や、アゾ系顔料、キナクリドン顔 料、ペリレン顔料等の有機顔料、増粘剤、艶消し剤、ハジキ防止剤、沈降防止剤 等の添加剤を固形成分として更に添加することもできる。
【0020】 本考案の厨房器具1や什器3に上記塗料組成物により表面被覆層2を塗工形成 するには、例えばスプレー塗装、ディプ塗装、ハケ塗り等の適宜手段を用い、基 材樹脂に応じて選択された硬化剤を添加した塗料組成物を塗布して、該塗料組成 物を常温において乾燥固化させるか、或いは基材樹脂の特性に応じて加熱温度及 び加熱時間を選定して塗料組成物を塗布した後に加熱処理する等すれば良い。
【0021】
本考案の具体的な実施例を以下に挙げる。
【0022】 実施例1 下記に示す割合で配合した固形成分を、ダイノーミル法により微粒子状に粉砕 し、これを固形成分の含有量が20重量%となるように、キシレン、トルエン、 ノルマルブタノールをその成分とする分散媒に均一に分散させて抗菌性塗料を調 製した。
【0023】 〔固形成分〕 ・シリコーン樹脂 ・・・・・・ 11重量部 ・抗菌剤(東亜合成化学株式会社製;ノバロン)・・・・・・ 4重量部 ・PTFE ・・・・・・・ 6重量部 ・メチルフェニルシリコーンオイル ・・・・・・・1.6重量部 ・着色顔料 ・・・・・・・ 5重量部 ・ハジキ防止剤 ・・・・・・ 2重量部 ・沈降防止剤 ・・・・・・ 0.4 重量部
【0024】 以上のようにして調製された塗料組成物により表面被覆層が塗工形成された包 丁は、汚れのつきにくいものであり、また、雑菌の繁殖もみられなかった。
【0025】 実施例1において調製した塗料組成物により表面被覆層を塗工形成した包丁を 検体として、以下に説明するような大腸菌に対する抗菌力試験を行った結果を表 1に示す。また、比較のために以下のような比較例1、2についても同様な抗菌 力試験を行い、これらの結果を表1に併せて示す。
【0026】 比較例1 固形成分に抗菌剤を配合しない以外は、実施例1と全く同様にして塗料組成物 を調製し、これを用いて表面被覆層を塗工形成した包丁を検体として抗菌力試験 を行なった。
【0027】 比較例2 実施例1、比較例1と同一の包丁の表面に何も塗工しないものを検体として抗 菌力試験を行なった。
【0028】 試験方法 (1)試験菌 Escherichia coli IFO 3301 (大腸菌) (2)菌液の調製 普通ブイヨン培地(栄研化学)で35度、一夜振とう培養した試験菌の培養液 を滅菌リン酸緩衝液で20000倍に希釈し、菌液とした。 (3)試験操作 検体の塗工面3×3cm2 を1区画とし、これに菌液0.5mlを滴下し、2 5度で保存した。 (4)生菌数の測定 開始時、及び24時間後に検体上の菌液を滅菌ガーゼでふきとり、このガーゼ を滅菌0.05%ポリソルベート80加生理食塩水10mlで抽出し、抽出液に ついて標準寒天培地(栄研化学)を用いた混希釈平板培養液(35度、2日間培 養)により生菌数を測定し、1区画当たりに換算した。
【0029】
【表1】
【0030】
以上説明したように、本考案抗菌性厨房器具及び抗菌性什器は、抗菌性と離型 性とを併せもった表面被覆層を有するものであるため、汚染物が付着し難く、た とえ汚染物が付着したとしても容易にこれを除去することができるとともに、そ の抗菌性により表面のみならず、表面に僅かに残存する汚染物の痕跡等において さえも雑菌が繁殖せず、衛生的に使用することができるものである。
【図1】本考案抗菌性厨房器具の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案抗菌性什器の一例を示す斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
1 厨房器具 2 表面被覆層 3 什器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 59/16 A01N 59/16 Z 59/20 59/20 Z 59/26 59/26 C08K 5/00 KAJ C08K 5/00 KAJ C08L 101/00 LSY C08L 101/00 LSY C09D 5/14 PQM C09D 5/14 PQM 201/00 PDD 201/00 PDD (C09D 201/00 183:04 127:12)
Claims (2)
- 【請求項1】基材樹脂(a)と抗菌剤(b)とを重量比
a:b=10:95〜90:5で配合するとともに、こ
の配合物100重量部に対してテトラフルオロエチレン
重合体及び/又はシリコーンオイルを0.5〜100重
量部配合した固形成分を5〜90重量%含有せしめた塗
料組成物により表面被覆層を塗工形成してなることを特
徴とする抗菌性厨房器具。 - 【請求項2】基材樹脂(a)と抗菌剤(b)とを重量比
a:b=10:95〜90:5で配合するとともに、こ
の配合物100重量部に対してテトラフルオロエチレン
重合体及び/又はシリコーンオイルを0.5〜100重
量部配合した固形成分を5〜90重量%含有せしめた塗
料組成物により表面被覆層を塗工形成してなることを特
徴とする抗菌性什器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008585U JP3034451U (ja) | 1996-02-26 | 1996-08-06 | 抗菌性厨房器具及び抗菌性什器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001961U JP3030932U (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 抗菌性厨房器具 |
JP8-1961 | 1996-02-26 | ||
JP1996008585U JP3034451U (ja) | 1996-02-26 | 1996-08-06 | 抗菌性厨房器具及び抗菌性什器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034451U true JP3034451U (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=43165903
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001961U Expired - Lifetime JP3030932U (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 抗菌性厨房器具 |
JP1996008585U Expired - Lifetime JP3034451U (ja) | 1996-02-26 | 1996-08-06 | 抗菌性厨房器具及び抗菌性什器 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001961U Expired - Lifetime JP3030932U (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 抗菌性厨房器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP3030932U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09278965A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抗菌フッ素樹脂および抗菌フッ素樹脂膜 |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP1996001961U patent/JP3030932U/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-06 JP JP1996008585U patent/JP3034451U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09278965A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抗菌フッ素樹脂および抗菌フッ素樹脂膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3030932U (ja) | 1996-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3202542A (en) | Release coating containing a polyorganosiloxane resin and either a polyorganosiloxane gum or a high viscosity polyorganosiloxane oil | |
KR101818860B1 (ko) | 항균성 제품 및 그 제조방법 | |
US2470593A (en) | Hardened silicone surfaced cooking implement | |
Cunningham et al. | Influence of batter viscosity on breading of chicken drumsticks | |
KR20180011120A (ko) | 강화 세라믹 코팅 | |
CA2695345A1 (en) | Performance test methods for cookware | |
EP3527693B1 (en) | Antibacterial product and method of manufacturing the same | |
JP2001218684A (ja) | 調理器具用部材及び調理器具 | |
JPH08290985A (ja) | 抗菌性窯業製品及びその製造方法 | |
JP3034451U (ja) | 抗菌性厨房器具及び抗菌性什器 | |
Meredith et al. | Contributory factors to the spread of contamination in a model kitchen | |
Shayeghi et al. | Microbial contamination of kitchen instruments as a minatory to human health | |
KR100684661B1 (ko) | 은 분말이 코팅된 삼중 코팅 주방용기 | |
KR101415895B1 (ko) | 주방기구 | |
JPH06207127A (ja) | 抗菌性塗料組成物及び該塗料組成物を塗工してなる物品 | |
JP6794433B2 (ja) | 縮合型タンニンに基づく粘着防止塗料 | |
US2871141A (en) | Silicone suspension and method of applying same to cooking utensils | |
JPH0739728U (ja) | 加熱調理器具 | |
JPH06220391A (ja) | フッ素樹脂系塗料 | |
Dowler | Cooking Utensils of Today | |
JP3008315U (ja) | 容 器 | |
CA2943163A1 (en) | Antibacterial product comprising sintered silver nitrate and methods of manufacturing the same | |
JPH0351015A (ja) | 有機物固着防止処理法および加熱調理用器具 | |
Faust | What Happens When You Cook? | |
WO2021245702A1 (en) | An anti-microbial object and a process for manufacturing the same |