JP3034446B2 - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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JP3034446B2
JP3034446B2 JP7173244A JP17324495A JP3034446B2 JP 3034446 B2 JP3034446 B2 JP 3034446B2 JP 7173244 A JP7173244 A JP 7173244A JP 17324495 A JP17324495 A JP 17324495A JP 3034446 B2 JP3034446 B2 JP 3034446B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening

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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数色のインクを
用いてフルカラー画像を記録するカラー画像記録装置に
係り、特に誤差拡散処理を用いて高品質の記録を可能と
したカラー画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクを用いて画像を記録するプリンタ
の多くは、基本的にインクの付着の有無による2値の画
点を形成して記録を行うものであり、インクの濃度その
ものを変えて中間調を表現することはできない。このた
め中間調を表現する場合には、画点の密度や画点の大き
さ、あるいは密度および大きさの両方の組み合わせによ
りインクの付着面積を変化させることで、中間調を擬似
的に表現する方式がとられる。これらのうち、画点の密
度で中間調を表現する擬似中間調記録方式の代表的な一
つであるディザ法は、比較的良好な中間調表現が可能で
あるため多用されているが、原画像の1画素に画点の1
ドットを対応させ、複数の画点の密度で中間調を表現す
ることから、解像度が犠牲になるのが難点である。
【0003】そこで、ディザ法を発展させて、解像度を
余り落とさずに中間調を表現することを可能にした方式
として、誤差拡散法が注目されている。誤差拡散法は、
入力信号を量子化する際の量子化誤差を最小化するため
に、入力信号の注目画素より過去の画素で生じた量子化
誤差を重み付けして入力信号中の注目画素の周辺画素に
伝搬させ、この誤差を伝搬した信号を量子化する方式で
ある。インクを用いたプリンタでは、入力信号は原画像
に対応したインクの量を表わすインク量信号であり、こ
の誤差拡散処理により補正されたインク量信号が画像出
力部に供給される。
【0004】この誤差拡散法を多色刷りのプリンタ、具
体的には3色または4色のインクにより中間調を有する
カラー画像すなわちフルカラー画像を記録するカラープ
リンタに単純に適用する場合には、入力信号である各色
のインク量信号を量子化する際、他の色のインク量信号
の量子化レベルとは関係なく個々に量子化を行うことに
なる。すなわち、個々のインク量信号に対してそれぞれ
独立に誤差拡散処理が行われる。この場合、各インクの
記録状態に全く相関がないことになるため、部分的に複
数色のインクが多く重なったり、逆に全く重ならなかっ
たりする現象が生じる結果、画素毎に各色のインクの重
なり具合が大きく偏ってしまう。従って、再現される色
度の画素感のばらつき、特に輝度方向でのばらつきが大
きくなり、画像のざらつき感や、ハイライト部分におい
て縄状のパターンが目立つといった画質劣化が生じる。
【0005】この現象は、特に墨インクを含む4色イン
クを用い、下色除去処理(UCR)を併用してカラー画
像を記録する場合に顕著となる。すなわち、墨インクと
イエロー、マゼンタおよびシアンの色インクを用いてカ
ラー画像を記録する場合、誤差拡散処理におけるインク
量信号の量子化誤差により、記録されるカラー画像上で
イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクが多く重な
ることによりに生じる“黒”と、墨インクによる“黒”
とが特定の画素に集中して現れたり、量子化誤差の出方
によっては逆に本来インクが付着されるべき画素に全く
インクが付着されないという場合が生じ、画素間での輝
度のばらつきが大きくなる。この結果、画質は大きく劣
化する。
【0006】これに対して、例えば特開平4−2276
に提案されているように、誤差拡散処理においてインク
量信号を量子化する際の量子化ステップ数を多くする方
法がある。しかしながら、この方法で滑らかな中間調画
像を得るためには、カラー画像の出力部が画像の1ドッ
ト当たり実質的に16階調程度以上表現可能であること
が必要であり、表現可能な階調数の少ないプリンタで
は、やはり画質劣化が目立ってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の誤差拡散法を多色刷りプリンタに適用すると、各色の
インク量信号に対してそれぞれ独立に誤差拡散処理を行
うため、各色のインクの記録状態に全く相関がなく、誤
差拡散処理における量子化誤差に起因して画素毎に各色
のインクの重なり具合が大きく偏ることにより、再現さ
れる色度の画素毎のばらつきが大きくなって画質の劣化
が生じ、特に下色除去を伴う4色刷りの記録を行う場合
に、画質劣化が顕著になるという問題があった。
【0008】本発明は、誤差拡散処理を用いて複数色の
インクによりカラー画像を記録する場合に、画素毎の各
色のインクの重なり具合の偏りを軽減して高品質の記録
を可能としたカラー画像記録装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は原カラー画像の各画素に対応した複数色の
インクの量をそれぞれ表わす複数のインク量信号を量子
化し、それらの量子化誤差を示す誤差信号を周辺画素の
対応するインク量信号中に伝搬することにより該インク
量信号を補正し、これらの補正したインク量信号に従っ
て複数色のインクによりカラー画像を記録するカラー画
像記録装置において、各画素に対応する複数のインク量
信号のうちの少なくとも一つのインク量信号について得
られた誤差信号を同一画素に対応する他の少なくとも一
つのインク量信号中に伝搬するようにしたことを特徴と
する。
【0010】すなわち、本発明に係るカラー画像記録装
置は、原カラー画像の各画素に対応した複数色のインク
量をそれぞれ表す複数のインク量信号を入力する入力手
段と、前記複数のインク量信号を量子化する複数の量子
化手段と、これら複数の量子化手段により量子化された
信号の量子化誤差を示す誤差信号をそれぞれ得る複数の
誤差算出手段と、これら複数の誤差算出手段により得ら
れた誤差信号を対応するインク量信号中に伝搬する複数
の誤差伝搬手段と、前記複数の量子化手段のうちの少な
くとも一つに入力されるインク量信号に、同一画素に対
応する該インク量信号以外の少なくとも一つのインク量
信号にして前記誤差算出手段により得られた誤差信号
を加える加算手段と、前記複数の量子化手段により量子
化された信号に従って複数色のインクによりカラー画像
を記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明はこのような基本構成におい
て、特に原カラー画像に対応した複数のインク量信号と
してイエロー、マゼンタ、シアンおよび墨のインクの量
をそれぞれ表わすインク量信号を入力する場合、これら
複数のインク量信号に対応して誤差算出手段により得ら
れた誤差信号の平均値を求める平均化手段を備え、複数
の量子化手段のうちの墨のインク量を表わすインク量信
号を入力とする量子化手段に入力されるインク量信号
に、該平均値を加えるようにし、複数の量子化手段によ
り量子化された信号に従ってイエロー、マゼンタ、シア
ンおよび墨のインクによりカラー画像を記録することを
特徴とする。
【0012】また、本発明は複数の量子化手段に入力さ
れるインク量信号に、該インク量信号が表わす色より輝
度に与える影響のより小さい色のインク量を表わすイン
ク量信号に対応して誤差算出手段により得られた誤差信
号を加えるようにしたことを特徴とする。
【0013】さらに、量子化手段に入力されるインク量
信号に誤差信号を加える加算手段は対応する量子化手段
の入力側に配置され、誤差算出手段は該加算手段に入力
されるインク量信号と該量子化手段により量子化された
インク量信号との差信号を誤差信号として求めることを
特徴とする。
【0014】このように本発明においては、あるインク
量信号の量子化誤差を表わす誤差信号を他のインク量信
号へ伝搬し、この他のインク量信号に、量子化の前に該
誤差信号を加える(量子化後のインク量信号から量子化
前のインク量信号を減算したものを誤差信号とする場合
は、該他のインク量信号から該誤差信号を差し引くこと
を意味し、量子化前のインク量信号から量子化後のイン
ク量信号を減算したものを誤差信号とする場合は、該他
のインク量信号に該誤差信号を加えることを意味する)
ことで、出力のカラー画像上で量子化誤差によりインク
が特定の画素のみに集中して極端な画点毎の濃度の偏り
が生じることが防止され、また各色のインク量信号に対
してそれぞれ独立に誤差拡散処理を行うときに発生しや
すい特有のパターンの発生が軽減される。このため、ざ
らつき感が少なく高品質のカラー画像の記録が可能とな
る。
【0015】特に、イエロー、マゼンタ、シアンおよび
墨のインクを用い、さらには下色除去処理を併用してカ
ラー画像を記録する装置では、イエロー、マゼンタ、シ
アンのインク量信号の量子化誤差を表わす誤差信号の平
均値を墨のインク量信号に量子化前に加える(上記意味
と同様)ことによって、量子化誤差によりイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色のインクが多く重なった場合は墨
インクの量を減らすことで、特定の画素に黒が集中する
現象が回避され、逆に量子化誤差によって本来インクが
付着されるべき画素に全くインクが付着されないという
現象が回避されるため、画素間のばらつき少ない良好な
カラー画像を記録できる。
【0016】また、量子化前のインク量信号に、該イン
ク量信号が表わす色より輝度に与える影響のより小さい
色のインク量信号の量子化誤差を示す誤差信号を加える
(上記意味と同様)ようにしても、量子化誤差に起因す
る画素間の輝度のばらつきを補償することができる。
【0017】さらに、量子化前のインク量信号に他のイ
ンクのインク量信号の量子化誤差の誤差信号を加えるた
めの加算手段をこれに対応する量子化手段の入力側に配
置し、この加算手段に入力される量子化前のインク量信
号と量子化された後のインク量信号との差信号を誤差信
号として求めるようにすると、原画像のマクロ的な濃度
つまり画像の直流成分の補償ができる。すなわち、量子
化前のインク量信号の他の画素に伝搬させる誤差信号
は、対応する色のインク量信号のみの量子化誤差を表わ
す誤差信号とすることで、インク量の制御量を補償し、
本来の誤差拡散法による中間調表現の特徴を活かすこと
によって、画質の改良を図りつつ良好な中間調表現を行
うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の発
明の実施の形態の一例を説明する。 (実施例1)図1は、本発明の一実施例に係るカラー画
像記録装置の概略構成を示すブロック図である。図1に
おいて、カラー画像入力部1は例えばカラー原稿をラス
タ走査により読み取るカラースキャナ、またはラスタ走
査により得られたカラー画像信号を格納したカラー画像
メモリであり、赤,緑,青のカラー画像信号R,G,B
を出力する。これらのカラー画像信号R,G,Bはマト
リックス回路2に入力され、所定のマトリックス係数を
用いた周知のマトリックス演算によって、イエロー,マ
ゼンタ,シアン,墨のインク量を表わす入力インク量信
号Y,M,C,Kに変換される。これらの入力インク量
信号Y,M,C,Kはインク量信号補正回路3に入力さ
れ、後述するように誤差拡散処理により補正されること
によって、出力インク量信号Y′,M′,C′,K′と
なる。これらの出力インク量信号Y′,M′,C′,
K′はカラー画像出力部4に入力される。カラー画像出
力部4は、イエロー,マゼンタ,シアン,墨の4色イン
ク(トナーも含む)を用いてカラー画像を出力するプリ
ンタ、例えばインクジェットプリンタあるいはレーザプ
リンタであり、インク量信号補正回路3からの出力イン
ク量信号Y′M′C′K′によりドライブされ、カラー
画像をハードコピー出力する。
【0019】次に、本発明の要部である図1中のインク
量信号補正回路3について詳細に説明する。図2は、本
実施例におけるインク量信号補正回路3の構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、端子100,11
0,120,130には図1中のマトリックス回路2か
らの入力インク量信号Y,M,C,Kがそれぞれ入力さ
れる。これらの入力インク量信号Y,M,C,Kは、加
算器101,111,121,132をそれぞれ介して
量子化回路102,112,122,132に入力さ
れ、適当な量子化ステップ数で量子化されることによ
り、図1のカラー画像出力部4への出力インク量信号
Y′,M′,C′,K′が生成される。
【0020】誤差算出回路103,113,123,1
33は量子化回路102,112,122,132の入
出力の差を求めることにより量子化誤差を検出し、誤差
信号を出力する。これらの誤差信号は、2ライン分の誤
差信号データを記憶する2ラインメモリからなる誤差バ
ッファ104,114,124,134の一方のライン
メモリにそれぞれ書き込まれ、他方のラインメモリから
それぞれ読み出されて乗算器106,116,126,
136にそれぞれ入力される。乗算器106,116,
126,136では、入力される誤差信号に重み係数メ
モリ105,115,125,135からの重み係数マ
トリックスが乗じられる。重み係数マトリックスが乗じ
られたそれぞれの誤差信号は、加算器101,111,
121,131により入力インク量信号Y,M,C,K
にそれぞれ加算されて注目画素周辺に伝搬されることに
よって、誤差拡散処理が行われる。
【0021】この誤差拡散処理について詳しく説明す
る。重み係数マトリックスは例えば図3に示されている
ような4画素構成であり、注目画素の周辺画素に設定さ
れた係数A,B,C,Dのそれぞれは例えば1/16,
5/16,3/16,7/16である。Xは、係数A,
B,C,Dが適用される注目画素である。
【0022】入力インク量信号Y,M,C,Kのうち、
イエローの入力インク量信号Yに対する誤差拡散処理を
例にとると、誤差拡散処理部への入力信号fmn(この場
合、入力インク量信号Yの画素Xの値)より(k,p)
画素だけ過去に生じた誤差信号Em-k,n-p に対して、重
み係数メモリ105から供給される係数αk.p の重み係
数マトリックスを乗算器106で乗じて重み付けを行
う。但し、kは主走査方向の画素位置、pは副走査方向
の画素位置を表わす。そして、重み付けが行われた誤差
信号を加算器101により入力信号fmnに繰り入れて次
の補正値f′mnとし、これを量子化回路102で量子化
する。このときの補正値f′mnは式(1)で示される。
【0023】
【数1】
【0024】また、量子化誤差Emnは補正値f′mnと量
子化回路102の出力信号Gmnとの誤差であり、式
(2)で表される。 Emn=f′mn−Gmn (2) さらに、入力インク量信号Y,M,C,Kのうちマゼン
タおよびシアンの入力インク量信号M,Cに対する誤差
拡散処理も、イエローの入力インク量信号Yに対する誤
差拡散処理と同様に量子化回路112,122、誤差算
出回路113,123、誤差バッファ114,124、
重み係数メモリ115,125、乗算器116,126
および加算器111,121によって行われる。
【0025】以上述べた入力インク量信号Y,M,Cに
対する誤差拡散処理は、従来の誤差拡散処理と同様であ
る。本実施例は、これらの入力インク量信号Y,M,C
に対する誤差拡散処理時の量子化誤差を墨の入力インク
量信号Kの誤差拡散処理に反映させる点が特徴である。
【0026】すなわち、誤差算出回路103,113,
123によって得られる量子化回路102,112,1
22での量子化誤差を示す誤差信号は、誤差バッファ1
04,114,124に入力されるとともに、平均化回
路137にも入力され、3つの誤差信号の平均値が算出
される。ここで、墨の入力インク量信号Kに対応する量
子化回路132の入力側には加算器138が配置されて
おり、この加算器138は加算器131の出力に平均化
回路137の出力を加えて量子化回路132に入力す
る。
【0027】また、本実施例においては量子化回路13
2の量子化誤差を求める誤差算出回路133は、加算器
138に入力される誤差拡散後のインク量信号と、量子
化回路132から出力される量子化されたインク量信号
との差を誤差信号として出力する。言い換えれば、加算
器138が量子化回路132に対する量子化誤差の検出
ループ内に配置されている。この場合、量子化回路13
2に入力されるインク量信号Kの補正値f″kmn つまり
加算器131の出力は、インク量信号Kに対する加算器
131からの誤差拡散後の値f′kmn と、誤差算出回路
103,113,123で求められたインク量信号Y,
M,Cに対する誤差拡散処理時の量子化誤差Eymn ,E
mmn ,Ecmn から、式(3)で表される。
【0028】 f″kmn =f′kmn +(Eymn +Emmn +Ecmn )/3 (3) そして、誤差算出回路133で求められた量子化誤差を
示す誤差信号、つまり加算器131の出力f′kmn と量
子化回路122の出力Gkmn との差信号は、誤差バッフ
ァ134を介して乗算器136に入力され、重み係数メ
モリ135から供給される重み係数マトリックスが乗じ
られた後、加算器131により入力インク量信号Kの周
辺画素に伝搬される。
【0029】以上のように、本実施例では色インク(イ
エロー、マゼンタ、シアン)のインク信号Y,M,Cの
量子化誤差を示す誤差信号を墨インクのインク量信号K
に量子化の前に加える、つまり墨インクのインク量信号
Kについては、他のインク量信号Y,M,Cの量子化誤
差を例えば誤差信号の平均値の形で伝搬することで、特
に輝度方向での画素間のばらつきを軽減できる。人間の
視覚特性は、輝度方向の変動に対して特に敏感であるの
で、このような操作を加えるだけでも画像のノイズ感を
緩和でき、効果的に画質の向上を図ることが可能とな
る。
【0030】この効果をさらに詳細に説明すると、墨イ
ンクを含む4色のインクを用いてカラー画像を記録する
場合、インク量信号に対する量子化誤差により、記録さ
れるカラー画像上でイエロー、マゼンタ、シアンの3色
のインクが多く重なったために生じる“黒”と、墨イン
クによる“黒”とが特定の画素に集中して現れたり、逆
に特定の画素に全くインクが付着されない場合があり、
画素間での明るさのばらつきが大きくなる。
【0031】これに対し、本実施例のようにインク信号
Y,M,Cの量子化誤差を示す誤差信号を墨インクのイ
ンク量信号Kに量子化の前に加えると、量子化誤差によ
ってイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクが必要
以上に多く重なる画素では、これらの誤差信号が例えば
正方向に大きくなることにより、墨インクのインク量信
号が量子化前に低減される。逆に、量子化誤差により本
来色インクが付着されるべきであるにもかかわらずイエ
ロー、マゼンタ、シアンの3色のインクが全く付着され
ない画素では、量子化誤差を示す誤差信号が負方向に大
きくなることにより、墨インクのインク量信号が量子化
前に増大される。この結果、記録されるカラー画像の画
素間での黒の状態のばらつき、つまり明るさのばらつき
が低減される。
【0032】このように本実施例では、画素間でのイン
クの重なり度合いの偏りによって生じる誤差拡散特有の
ノイズパターンを生じることなく、また1画素当たりの
表現可能な階調数が少ないプリンタでも、ノイズ感の少
ないカラー画像の記録が可能になる。さらに、この効果
は色インクと墨インクの位置ずれの発生が少ないカラー
インクジェットプリンタで特に顕著であるが、レーザプ
リンタのように各色のインク間で位置ずれが発生しやす
いカラー画像記録装置においても、濃度の高いインク色
での誤差拡散特有のパターンを生じることなく、高画質
のカラー画像の記録を行うことができる。
【0033】また、本実施例では量子化前の墨インクの
インク量信号Kに他のイエロー、マゼンタ、シアンのイ
ンク量信号の量子化誤差の誤差信号を加えるための加算
器138をインク量信号Kの量子化回路132に入力側
に配置し、誤差算出回路133においては加算器138
に入力される量子化前のインク量信号と量子化された後
のインク量信号との差信号を誤差信号として求めること
によって、本来の誤差拡散法による中間調表現の特徴を
損なうことがなく、上述のように画質の改良を図りつつ
も良好な中間調表現を行うことができる。
【0034】(実施例2)本実施例では、実施例1と同
一構成において、出力インク量信号Y′,M′,C′,
K′を保持するメモリ(例えば図1のカラー画像記録部
4に設けられる)のメモリ容量を低減するために、量子
化回路132での墨インクのインク量信号Kの量子化ス
テップ数を量子化回路102,112,122でのイエ
ロー、マゼンタ、シアンの色インクのインク量信号Y,
M,Cの量子化ステップ数よりも少なくして誤差拡散処
理を行うこともできる。例えば、インク量信号Y,M,
Cの量子化ステップ数を「8」に、インク量信号Kの量
子化ステップ数を「5」にした場合を想定する。誤差拡
散処理においては、実施例1と同様に色インクの量子化
誤差を示す誤差信号の平均値を墨インクのインク量信号
Kの量子化直前に差し引いてから量子化を行うものとす
る。
【0035】一般に、全てのインクのインク量信号の有
効な量子化ステップ数が「8」であれば、誤差拡散特有
のパターンは視覚上ほとんど気にならなくなる。これに
対して、視覚上、明るさに対する影響力が高い墨インク
のインク量信号Kの量子化ステップ数を減らすと、誤差
拡散特有のパターンが急激に目に付くようになる。しか
し、実施例1で述べたようなインク量信号Y,M,Cの
量子化誤差を示す誤差信号を墨インクのインク量信号K
に量子化前に伝搬する手法を採用すると、インク量信号
Kの量子化ステップ数を例えば「5」に減らしても画質
の劣化を軽減することが可能になり、メモリ容量を節約
することができる。
【0036】(実施例3)本実施例では、実施例1と同
一構成において墨率を可変とし、有彩色や薄い色に対す
る墨インクの追加量を少なくして、黒に近い色の画素に
墨インクを多く追加する、いわゆるスケルトン法に類似
した墨加刷の方法について説明する。
【0037】すなわち、まず図1中のカラー画像入力部
1から入力されたカラー画像信号のグレー成分GRを例
えば式(4)に示すようにインク量信号Y,M,Cの最
小値または、式(5)に示すようにインク量信号Y,
M,Cの積などから求める。
【0038】 GR=min(Y,M,C) (4) GR=Y×M×C (5) 次に、このグレー成分GRに対して墨インクの追加量を
表わす墨率βを図3のグラフに示すような特性に従って
決定する。同図に示すように、グレー成分GRがある閾
値th1以下ならば墨率βを0に固定し、グレー成分GR
がもう一つの閾値th2以上ならば墨率βを1として、そ
の中間では墨率βを可変とする。これを式で表すと、次
のようになる。
【0039】 β=0 (0≦GR<th1) β=(GR−th1)/(th2−th1) (th1≦GR≦th2) β=1 (th2<GR≦1) (6) このように墨率βを切り替えて、必要な部分のみに墨イ
ンクを追加するようにする。以後は、このようにして求
められた墨インクのインク量信号Kと他のインク量信号
Y,M,Cに対して実施例1と同様に誤差拡散処理を施
す。この場合、誤差拡散処理に際して実施例1で説明し
たような処理、すなわちインク信号Y,M,Cの量子化
誤差を示す誤差信号を墨インクのインク量信号Kに量子
化の前に加える処理を行うことにより、通常の墨率を可
変にした誤差拡散法で目に付く、墨率の切り替え部分に
生じることの多い誤差拡散特有のパターンを軽減するこ
とが可能となり、画質の向上を図ることができる。
【0040】(実施例4)本実施例では、実施例1で墨
インクのインク量信号Kに対してのみ行った量子化誤差
の伝搬を他の色インクのインク量信号に対しても行うよ
うに拡張した例について述べる。
【0041】図5は、本実施例における図1中のインク
量信号補正回路3の構成を示すブロック図である。本実
施例は、量子化回路112,122,132に入力され
るインク量信号M,C,Kから、これらのインク量信号
M,C,Kが表わす色より輝度に与える影響のより小さ
い色のインク量を表わすインク量信号に対応して得られ
る誤差信号、つまり誤差算出回路103,113,12
3により得られた誤差信号を加算器118,128,1
38で加えるようにしたものである。ここで、輝度に与
える影響は墨、シアン、マゼンタ、イエローの順に大き
い。
【0042】すなわち、本実施例ではインク量信号Yは
実施例1と同様に、他のインク量信号M,C,Kの量子
化誤差を考慮せずに、加算器101、量子化回路10
2、誤差算出回路103、誤差バッファ104、重み係
数メモリ105および乗算器106によって通常の誤差
拡散処理が施される。
【0043】また、他のインク量信号M,C,Kを量子
化する量子化回路112,122,132のインク量信
号入力側に加算器118,128,138が設けられ
る。加算器118にはインク量信号Yの量子化誤差を示
す誤差算出回路103からの誤差信号が入力され、加算
器128にはインク量信号Y,Mの量子化誤差を示す誤
差算出回路103,113からの誤差信号の平均値が平
均化回路127から入力され、さらに加算器138には
インク量信号Y,M,Cの量子化誤差を示す誤差算出回
路103,113,123からの誤差信号の平均値が平
均化回路137から入力される。この場合、量子化回路
112,122,132に入力されるインク量信号(補
正値f″mmn ,f″cmn ,f″kmn )は、式(7)
(8)(9)によりそれぞれ求めることができる。
【0044】 f″mmn =f′mmn +Eymn (7) f″cmn =f′cmn +(Eymn +Emmn )/2 (8) f″kmn =f′kmn +(Eymn +Emmn +Ecmn )/3 (9) このように本実施例では、各インクのインク量信号の量
子化に際して、そのインクより輝度に与える影響の小さ
い他のインクのインク量信号の量子化誤差を示す誤差信
号を加える処理を行う。このような処理を行うことによ
って、特定の画素のみにインクが集中することがなく、
画質劣化の要因となる誤差拡散特有のパターンの発生を
抑えて、高品質のカラー画像を記録することができる。
【0045】(実施例5)実施例1〜4では、4色のイ
ンクを用いた場合について述べたが、本実施例ではイエ
ロー、マゼンタおよびシアンの3色のインクを用いた場
合について説明する。
【0046】図6は、本実施例におけるインク量信号補
正回路の構成を示すブロック図である。同図に示される
ように、本実施例の基本的な構成は、実施例4の図5中
から墨インクのインク量信号に対する誤差拡散処理部を
取り除いた形となっている。処理の手順についても、式
(7)(8)を用いて量子化誤差の誤差信号を加えたイ
ンク量信号(補正値f″mmn ,f″cmn )を量子化回路
112,122,132に入力する点は実施例4と同様
である。
【0047】このように3色のインクのインク量信号に
ついて、他のインクのインク量信号の量子化誤差の誤差
信号を加えることで重なり具合を調整することによっ
て、通常の誤差拡散処理を行った場合よりはインクの重
なりの画素間の偏りが軽減され、インクが全く付着しな
い画素の発生率を低下させる効果も得られるため、表現
可能の階調数の少ないプリンタでも高画質のカラー画像
を記録することが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればイ
ンク量信号を量子化する際の量子化誤差の誤差信号を他
の色のインク量信号に量子化前に加えることによって、
インクの重なりの度合いを補正し、画素毎のインクの重
なり状態の偏りを少なくすることによって、従来の誤差
拡散法で問題となっていた記録画像のざらつき感、特に
UCRを併用する4色インクを用いた場合の誤差拡散法
による中間調表現において特に目立つ縄状のノイズを軽
減することが可能であり、1画素当たりの表現可能な階
調数の少ないプリンタにおいても、画質劣化の少ない良
好なカラー画像の記録を行うことができる。
【0049】また、1画素当たりの階調数の比較的多い
プリンタ、例えば8階調程度のプリンタならば通常はほ
とんど誤差拡散法特有のパターンも目立たないが、例え
ば電子写真プリンタのようにハイライトから数えて第1
階調目が不安定であることから第2階調から使用するよ
うにした場合、低濃度部分の実質的な階調数は下がるた
め、画点が形成されるか否かのハイライトに近いレベル
の低濃度を多く持つ画像を再現する場合、画素毎のイン
クの重なりに偏りがあるとインク縄状のパターンがかな
り目に付くようになるが、本発明によればこのような問
題も解決することができる。
【0050】さらに、本発明は色インクと黒インクの位
置ずれの発生が少ないインクジェットプリンタに特に有
効であるが、レーザプリンタなどのように各色のインク
間で位置ずれが発生しやすい場合でも、濃度の高いイン
ク色での誤差拡散特有のパターンが生じることがなく、
高画質のカラー画像を記録することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像記録装置の概略構成を
示すブロック図
【図2】本発明の一実施例に係るインク量信号補正回路
の構成を示すブロック図
【図3】誤差拡散に用いる重み係数マトリックスの一例
を示す図
【図4】墨率を可変にした場合の色インクの最小信号値
と墨率の関係を表したグラフ
【図5】本発明の他の実施例に係るインク量信号補正回
路の構成を示すブロック図
【図6】本発明の別の実施例に係るインク量信号補正回
路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1…カラー画像入力部 2…マトリックス回路 3…インク量信号補正回路 4…カラー画像出力部 101,111,121,131…加算器 102,112,122,132…量子化回路 103,113,123,133…誤差算出回路 104,114,124,134…誤差バッファ 105,115,125,135…重み係数メモリ 106,116,126,136…乗算器 127,137…平均化回路 128,138…加算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−75246(JP,A) 特開 平3−204273(JP,A) 特開 平4−281672(JP,A) 特開 平5−131648(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 H04N 1/40 - 1/409 G06T 1/00 B41J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原カラー画像の各画素に対応した複数色の
    インクの量をそれぞれ表す複数のインク量信号を量子化
    し、これらの量子化誤差を示す誤差信号を周辺画素の対
    応するインク量信号中に伝搬することにより該インク量
    信号を補正し、これらの補正したインク量信号に従って
    複数色のインクによりカラー画像を記録するカラー画像
    記録装置において、 各画素に対応する前記複数のインク量信号のうち少なく
    とも一つのインク量信号について得られた前記誤差信号
    を同一画素に対応する他の少なくとも一つの量子化前の
    インク量信号中に伝搬する伝搬手段を有することを特徴
    とするカラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】原カラー画像の各画素に対応した複数色の
    インク量をそれぞれ表す複数のインク量信号を入力する
    入力手段と、 前記複数のインク量信号を量子化する複数の量子化手段
    と、 これら複数の量子化手段により量子化された信号の量子
    化誤差を示す誤差信号をそれぞれ得る複数の誤差算出手
    段と、 これら複数の誤差算出手段により得られた誤差信号を対
    応するインク量信号中に伝搬する複数の誤差伝搬手段
    と、 前記複数の量子化手段のうちの少なくとも一つに入力さ
    れるインク量信号に、同一画素に対応する該インク量信
    号以外の少なくとも一つのインク量信号にして前記誤
    差算出手段により得られた誤差信号を加える加算手段
    と、 前記複数の量子化手段により量子化された信号に従って
    複数色のインクによりカラー画像を記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とするカラー画像記録装置。
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