JP3034412U - エアバッグ組立品の膨張装置 - Google Patents

エアバッグ組立品の膨張装置

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JP3034412U JP1996007730U JP773096U JP3034412U JP 3034412 U JP3034412 U JP 3034412U JP 1996007730 U JP1996007730 U JP 1996007730U JP 773096 U JP773096 U JP 773096U JP 3034412 U JP3034412 U JP 3034412U
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ケー.リンク カール
ビー.ジョンソン ケリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有毒な気体及び粒状物質を製造しない膨張装
置を提供する。 【解決手段】 車両の膨張装置10は多孔性のピストン
16を組み込み、ピストンは貯蔵されたオキシダントガ
ス24を圧縮しかつ高温の微粒化された液体燃料18を
ガス混合物内に導入する。ピストン内に貯蔵された液体
燃料はオキシダントガスから完全に分離され、長い期間
の貯蔵の心配事が排除される。ガスの室22内の圧力及
び温度の組み合わせにより、ガスの圧力の急激な増加を
伴って、液体燃料は迅速かつ完全に燃焼される。破裂デ
ィスク46及び拡散装置26は、貯蔵室からエアバッグ
へのガスの流れの制御に使用される。膨張装置は、一般
的な燃料及びオキシダントを組み込み、粒状物質を製造
しない。ピストンの構造及び貯蔵ガスの特性に関する様
々なパラメータの適切な選択により、膨張装置の性能は
特有の要件に適合される。ガス混合物は比較的低い圧力
で貯蔵される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エアバッグの膨張可能な拘束装置の有用性を有する膨張装置に関し 、特には、新しいピストンが駆動される液体燃料の射出装置を特徴とする膨張装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグの膨張可能な拘束装置は、衝突の際に自動車両の占有者を保護する ために提供される。車両が衝突する際、又は車両が害を引き起こす物体に衝突さ れる際に、センサは、動作の結果的な変化を検出しかつ起爆装置を始動させる。 この結果、高圧のガスは、膨張装置から折りたたまれた膨張可能なエアバッグ内 に解放される。エアバッグは、膨張しかつ保護的なクッションを提供し、そのク ッションは、様々な衝撃の状態に抗して車両の占有者を拘束する。
【0003】 膨張可能な拘束装置のエアバッグを膨張させる多くの型式の膨張装置が従来の 技術で開示されてきた。一つの膨張装置は、保護的なクッションを提供するエア バッグを膨張させるために、貯蔵された温度で選択的に解放される、大量の貯蔵 され圧縮された不活性ガスを使用する。他の膨張装置は、点火の際に、エアバッ グを膨張させるのに十分な大量の高温のガスを発生する、可燃性のガス発生材料 からのガスの源部を有する。第三の型式では、エアバッグの膨張用ガスは、ガス 発生材料と貯蔵された不活性ガスとを、例えばアルゴン又は窒素の2000〜4 000(ボンド/平方インチ)(psi)(1.38〜2.76×107 Pa) である、高圧で結合することによって得られる。最後に説明された型式の膨張装 置は、高温のガスをエアバッグまで送り、増加されたガスの又は混成の膨張装置 として言及される。
【0004】 貯蔵された大量の圧縮されたアルゴンである不活性ガスを使用することは効果 的である。圧縮された空気と圧縮された窒素とを使用することに関しては、特有 の問題が存在する。空気は、不活性ではなく、更に比較的高い圧力まで圧縮され る際に重大な危険の原因になる。窒素は、圧縮される際に比較的不活性であるが 、特に燃焼によって発生される高温のガスと共に混合される際に窒素酸化物の製 造に寄与してしまう。
【0005】 膨張装置は、例えば高圧の不活性ガスを収容するシリンダ、支持管、又はボト ルである、貯蔵容器を有することが可能である。しかしながら、発生されたガス によって増加された貯蔵され圧縮されたガスが使用される場合には、効果が結果 として生じる。この効果は、エアバッグの充満を補助するための貯蔵され圧縮さ れたガスへのエネルギの付加によってもたらされる。この効果を得るための混成 の膨張装置による一般的な実施方法として、幾つかの型式の発火手段によって貯 蔵された高圧のガスが加熱される。しかしながら、そのような混成の膨張装置は 、貯蔵され圧縮されたガスとしてアルゴンが使用される場合でさえも、課題を免 れない。この理由は、エアバッグを膨張させるために送られるガスが、高温であ り、発火手段の燃焼によって製造されたガスと混合されるためである。そのよう な装置は、車両の占有者を刺激する又は占有者に有毒である可能性があるいくつ かの種類のガス、粒子又は煙によってエアバッグを充満する傾向がある。
【0006】 1994年4月12日にジョン イー.アラード(John E. Allard)に付与され かつ本考案の出願人に譲渡された米国特許第5,301,979 号に記載されたような混 成式膨張装置の技術の最近の改良では、低温の圧縮された純粋な不活性ガスは、 熱エネルギではなく機械的なエネルギを付加する膨張装置によってエアバッグま で送られる。つまり、低温の圧縮された不活性ガスは、化学的な源部からガス内 へ発生された熱を直接送るのではなく、機械的な手段によってガスに作動が及ぼ される膨張装置によってエアバッグに送られる。膨張装置は、高い強度を有する 支持管と、不活性ガスが満たされた円筒形部分を有する密閉された容器とを具備 する。ピストンは、後ろに高いエネルギの発火手段を備えた円筒形部分の一端に 配置される。貯蔵の際に、ピストンの両側は同一の圧力を有する。破裂ディスク は、円筒形部分の反対側の端部に配置される。開始装置が燃焼される際に、ピス トンは、円筒形部分の長手方向の下流に駆動される。容器内の圧力が破裂ディス クの強度を超過する際に、純粋な不活性ガスは、下流に流れてエアバッグ内に広 がる。貯蔵されなければならないガスの量は、熱によって増加されないために、 比較的多い。アラードの特許の機械的なピストンの特徴は、微粒子の出力を減少 させるのに有益であるが、本質的には高い貯蔵圧力によって補償されなければな らない。
【0007】 液体が満たされた膨張装置に関するより包括的な説明は、“液体燃料エアバッ グ膨張装置(FLUID FUELED AIRBAG INFLATOR)”というタイトルでカール リンク (Karl Rink) 及びブラドリー ダブリュー.スミス(Bradley W. Smith)によって 1994年5月31日に米国特許商標庁に提出されかつ本考案の出願人に譲渡さ れたシリアル番号第252,036 号の出願に記載されている。この説明は、様々な燃 料及びオキシダントに適合可能な車両の膨張可能な装置を膨張させる装置及び方 法を含み、液体燃料は、燃焼されかつ貯蔵され圧縮されたガスと混合され、微粒 子を殆ど又は全く含まない膨張ガスが製造される。
【0008】 ケリー ビー.ジョンソン(Kelly B. Johnson)、ウォルター エー.ムーア(W alter A. Moore) 、リランド ビー.コート(Leland B. Kort)及びカール ケー .リンク(Karl K. Rink)によって米国特許商標庁に1994年8月23日に提出 されかつ本考案の出願人に譲渡されたシリアル番号第295,296 号の出願には、エ アバッグ組立品が記載されており、そのエアバッグ組立品は、円筒形の密閉した 裏地を有しかつ圧縮されかつ可燃性のガスの混合物が満たされた円筒形の支持管 と、支持管の一端に隣接して配置された発火装置に結合されたピストンとを有す る。作動の際に、発火装置が作動され、ピストンは、円筒形の支持管の長手方向 に沿って移動される。ピストンのこの動作は密閉した裏地に衝突し、その動作に より、支持管内に貯蔵されたガスの圧力は増加され、あるいはガスは燃焼され、 続いてガスは、支持管の壁に配置された少なくとも一つの開口又は出口穴を通じ て、自動的に膨張可能なエアバッグ内に通される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
膨張ガスを製造するために、液体燃料が燃焼されかつ貯蔵され圧縮された不活 性ガスと混合される、様々な燃料及びオキシダントに適合可能な膨張可能な装置 の改良の必要性及び要求が存在する。この目的は、簡単で安価な組立工程を提供 することであり、低温のガス又は同一寸法及び圧力のブローダウン機構よりも迅 速に自動車両のエアバッグを満たす新しいピストンが駆動される液体燃料射出機 構を特徴とする膨張装置を提供することであり、その結果、燃焼により望まれな い有毒な気体の産物が製造されることが排除され、実質的に粒状物質は製造され ない。本考案は、これらの点で従来の技術に存在していたギャップを満たすため に考案された。
【0010】 本考案の目的は、上述された課題を有することなくエアバッグを膨張させるた めのガスの要件に適合する改良された膨張装置を提供することである。
【0011】 本考案の他の目的は、低温のガス又は同一寸法及び圧力のブローダウン機構よ りも効果的にエアバッグを満たすために作動可能な、比較的少ない部品を有する 膨張装置を提供することであり、それにより、燃焼による望まれない有毒な気体 の産物の製造は排除され、実質的に粒状物質は膨張装置から排出されない。
【0012】 本考案の更に他の目的は、エアバッグの膨張可能な拘束装置に使用されるガス を製造するための液体の満たされた膨張装置を提供することであり、その膨張装 置は、新しいピストンが駆動される液体燃料射出装置を特徴とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案のこれらの及び他の目的を達成するために、以下の主要な要素を有する 膨張装置が提供される。それらの要素は、破裂ディスクと、拡散装置のハウジン グと、上昇された圧力(静的な状態では雰囲気の圧力であることが可能な)で、 オキシダント又は様々な不活性ガスが混合されたオキシダントを貯蔵するための 室と、適切な液体燃料で充満されかつ燃料の漏れを防止するために密閉された多 孔性のピストンと、発火式のピストン駆動装置と、開始装置とである。膨張装置 は、以下のように作用する。車両の衝突の初期を示す電気信号を受け取ると、開 始装置は、燃焼して発火性の装薬を開始する。ピストンの後ろの圧力は迅速にか つ急激に上昇し、ピストンが移動されて、貯蔵されたオキシダント又はオキシダ ント及び不活性ガスの混合物は圧縮される。ピストンは多孔性の材料で製造され ているために、発火手段から発生された高温のガスは、ピストンを通じて流れ、 貯蔵された液体燃料はオキシダントの室内に付勢される。貯蔵されたガスの室内 の上昇された圧力と高い温度の組み合わせにより、燃料及びオキシダント混合物 の爆発的な燃焼が引き起こされ、室内の圧力が増加される。室内のガスの圧力が 拡散装置の薄い金属ディスクの構造的な許容度を超過する場合には、ディスクは 破裂し、加熱されたガスは、拡散装置の出口穴又は開口を通じてエアバッグ組立 品内に通される。
【0014】 本考案を特徴付ける新しい様々な特徴部分は、実用新案登録請求の範囲の特徴 部分によって示される。本考案、その作用効果、及びその利用によって達成され る特有の目的を良好に理解するために、添付の図面及び説明が参照され、その説 明には、本考案の好適な実施形態が示されている。
【0015】
【考案の実施の形態】
図面に関し、図1には、例えば(図示されない)折りたたまれたエアバッグで ある、車両の占有者の拘束装置を膨張させるための膨張装置組立品10が示され ている。膨張装置組立品10は、五個の主要な要素を具備する新しいピストンが 駆動される液体燃料射出装置を特徴とする。円筒形の支持管12内に収容される これらの要素は、発火式開始装置14と、液体燃料18を含む液体が充満された 多孔性のピストン16と、ピストン16の駆動に使用される発火性又は可燃性の 液体の装薬20と、圧縮されたオキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの 混合物24が満たされた室22と、破裂ディスク及び拡散装置組立品26とを有 する。当業者には認識されているように、オキシダントは、酸化する又は酸化作 用をもたらすガス又は他の物質である。延ばされた円筒形部分28は室22内に 含まれる。室22は通常密閉され、その結果、通常高圧にされて充満されかつ室 内に貯蔵されたオキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの混合物24は漏 出しない。圧縮されたオキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの混合物2 4は、適切な充満穴29を通じて室22内に導入され、その充満穴29は、出力 位置又は第二の端部30の位置で、支持管12の壁に提供される。
【0016】 開始の前に、通常状態では、多孔性のピストン16は、図1に示されるように 、支持管12の第一の端部31に提供された発火性の装薬20に隣接して、円筒 形部分28の一端に配置される。多孔性のピストン16に関する重要な特徴は、 液体燃料を通さない軽量の薄いコーティング、障壁又は密閉された面32が、ピ ストンの表面に存在することである。一方の側で、コーティング32は、ピスト ン16に貯蔵された燃料と、ガスの混合物24に貯蔵されたオキシダントとが直 接接触するのを防止する。他方の側で、コーティング32は、ピストン16に貯 蔵された燃料が、発火性の装薬20内に入るのを防止する。更に図1に示される ように、フォイルの障壁34が、発火性の装薬20に隣接するピストン16の側 に提供されることも可能である。所定の燃料を組み合わせる場合には、ピストン 16の発火性の装薬側のコーティング又は障壁32は排除可能である。
【0017】 本考案の一つの実施形態では、燃料が充満された多孔性のピストン16aは、 一部材に形成され、膨張装置の円筒形部分28にしまりばめするように形成され る。このことは、図3に示されるように、多孔性のピストン16aの外径を直接 機械加工することによって達成される。この実施形態では、不浸透性のコーティ ング又は障壁32は、発火性の装薬20及びオキシダント及び不活性ガスの混合 物24と面する多孔性のピストン16aの表面と、支持管12の円筒形部分28 の壁と摺動して係合するピストン16aの側面36とを密閉するために必要とさ れる。開始装置14によって発火性の装薬20が開始される際に、発火性の装薬 20によって発生される結果的な高温のガスは、多孔性のピストン16aに衝突 し、貯蔵された液体燃料を反対側のオキシダント及び不活性ガスの混合物24内 に付勢する。この配列では、ピストン16aの側面の表面と円筒形部分28の内 側の壁との間の発火式燃焼生成ブローバイの量が限定される。このブローバイの 小さな量は、矢印38によって図3に示される。
【0018】 本考案の他の実施形態では、図1、4、5及び6に示されるように、多孔性の ピストン16は、適切な溶接、接着又はしまりばめ39によって保持された高精 度に機械加工された固体のリング40の開口41内に配置される。リング40は 、支持管12の円筒形部分28内にすべりばめされる。
【0019】 固体のリング40内に多孔性のピストン16を配置する効果として、ピストン 16からの燃料の半径方向の拡散及び漏れが排除される。このことにより、ピス トン16の側面、つまり摺動表面に、不浸透性のコーティング又は障壁32を適 用することが不必要になる。
【0020】 多孔性のピストン16を横断する差圧は多数の要因に依存する。本考案の好適 な実施形態は、発火性の装薬20と、圧縮されたオキシダント24(500〜1 000psi(3.45〜6.9×106 Pa))と、密閉したピストンリング 40とを有し、その結果、ガスの漏れは存在しない。
【0021】 多孔性のピストン16は、例えば焼結金属又は様々なセラミックである、複数 の多孔性の材料から構成可能である。注目されることとして、膨張装置組立品1 0を駆動するために比較的少量の液体燃料で一般には十分であり、多孔性のピス トン16内で使用可能な全ての内部の容積は燃料の貯蔵のために必要とされない 。このことにより、例えば図5に示されるように、多孔性領域41’を小さい中 央の部分にのみ備えた高精度に機械加工された固体の軽量のリング40’を使用 する、多孔性のピストン16の物理的な構造の様々な変形が可能にされる。当業 者には認識されているように、この型式のいずれの配列の性能も、最終的には、 多孔性のピストン16を通じてのガスの流動特性と、液体燃料の微粒化特性との 間の関係に強く依存する。
【0022】 膨張装置組立品10は、開始装置14を備えた発火性の装薬20を開始するこ とによって作動される。(図示されない)対の加圧端子を有する従来の電気点火 管を有することが可能な開始装置14は、支持管12の第一の端部31に配置さ れた内側に湾曲された栓42に配置される。栓42は、44で示される縁曲げに よって、支持管12の第一の端部31に確実に締結される。
【0023】 開始装置14による発火性の装薬20の開始により、多孔性のピストン16の 後ろに貯蔵されたオキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの混合物24の 貯蔵圧力を迅速に超過する圧力が発生される。この圧力の差異はかなり大きく、 その結果、多孔性のピストン16は移動しかつピストン16の後ろのオキシダン ト又はオキシダント及び不活性ガスの混合物24を圧縮する。同時に、ピストン 16の表面の薄いコーティング32は燃焼しかつ分解し、その結果、高温の燃焼 ガスは、多孔性のピストン16の穴に貯蔵された液体燃料18と共に、多孔性の ピストン16を通じて付勢される。それゆえ、多孔性のピストン16を横断する 大きな差圧は、オキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの混合物24を含 む室22内に液体燃料18を効果的に微粒化する。高圧のオキシダントと高温の 微粒化ガスを組み合わせることにより、射出された燃料は迅速に燃焼する。正確 な点火源部は、膨張装置の物理及び化学的な構成に依存する。例えば、燃料/オ キシダント混合物の濃度が調節され、その結果、混合物は、多孔性のピストン1 6による圧縮の際にもたらされる圧力及び温度で自動的に点火する。点火は、多 孔性のピストン16を通じて混合物内に流れる発火性/可燃性の液体の装薬20 からの高温のガス及び迅速な粒子によって早められることが可能である。更に意 図されることとして、例えば点火管又はブリッジワイヤ50である、第二の源部 14’が、点火時間を更に制御するために、例えば図7に示されるように、室2 2内のピストン16の下流の円筒形部分28の壁に付加されることも可能である 。室22内への付加的な熱の入力部は、破裂ディスク/拡散装置組立品26の破 裂ディスク46が破裂するまで、内圧を高くする。この結果、室22内の圧力に より、ガスは、破裂ディスク/拡散装置組立品26の出口穴又は開口48を通じ て流れ、(図示されない)エアバッグ内に広がる。
【0024】 図3に関して説明される本考案の実施形態では、多孔性のピストンによって漏 出する発火性の装薬から発生される高温のガスは点火作用を強める。
【0025】 図6に示される多孔性のピストンの構造では、二つの間隔をあけられた多孔性 のディスク16b及び16cが存在し、液体燃料は、高精度に機械加工されたリ ング40内に配置されかつ適切な溶接又は接着によって保持された、多孔性のデ ィスク16b及び16cの間の隙間に貯蔵される。オキシダント又はオキシダン ト及び不活性ガスの混合物24の方に面する多孔性のディスク16cは、リング 40内でやや凹状にされる。液体燃料を通さない密閉障壁32は、オキシダント 又はオキシダント及び不活性ガスの混合物24に面する多孔性ディスク16cの 面に提供される。
【0026】 本考案に関する膨張装置組立品10の配列には多数の効果が存在する。第一に 、燃料とオキシダントとが密接しないために、可燃性の液体燃料18の長い期間 の貯蔵が安全でありかつ信頼性を有する。第二に、発火性の装薬20によって発 生される粒子が多孔性のピストンによって濾過されるために、室24から排出さ れる膨張ガスを濾過する必要性が存在しない。更に、図1、2、3、4、5及び 7に示される本考案の実施形態では、多孔性のピストン16は、膨張装置内を摺 動するにもかかわらず、膨張装置内で確実に適合する。このことにより、オキシ ダントの室22内への発火性の燃焼生成物のブローバイが防止される。それゆえ 、排出されるガスを濾過する必要性が存在しない。第三に、ユニットの性能は複 数のパラメータの調節によって変更可能である。そのパラメータは、例えばオキ シダントガスの圧力、化学量論、及び組成、ピストンの圧力降下、多孔度、及び 移動距離、下流の第二の点火源部(点火管)の配置、及び破裂ディスク特性であ る。重要なこととして、上述されたパラメータの適切な調節により、オキシダン トガスは、低圧(<500psi(3.45×106 Pa))で貯蔵可能である 。最初の充填圧力は、ある程度まで、膨張装置の必要な物理的な外被によって向 けられる。低い(開始の)圧力は、長いピストンのストロークによって使用及び 補償可能であるが、膨張装置は長くなる。高い開始の圧力は、そのような長いス トロークを必要としない。これにより、ガスを収容するための構造的な要件が減 らされる。続いて点火及びガスの吐出は、多孔性のピストン16のストローク及 び破裂ディスク46の特性によって制御される。
【0027】 それゆえ本考案に関し、室に貯蔵されたオキシダント及び不活性ガスの混合物 を圧縮しかつ同時に微粒化された液体燃料をガス混合物内に導入するための、多 孔性のピストンを組み込む膨張装置が提供される。通常、多孔性のピストンに貯 蔵された液体燃料は、オキシダントガスから完全に分離され、長い期間の貯蔵に 関する心配事が排除される。
【0028】 貯蔵されたガスの室内の上昇された圧力及び温度を組み合わせることにより、 液体燃料は迅速かつ完全に燃焼され、貯蔵されたガスの圧力は急激に増加する。 破裂ディスク及び拡散装置の配列は、貯蔵されたガスの室内からエアバッグへの ガスの流れの制御に使用される。
【0029】 本考案に関する膨張装置の配列は、一般的な燃料及びオキシダントを組み込み 、微粒子の問題を引き起こさない。ピストンの構造及び貯蔵されたガスの特性に 関する様々なパラメータを適切に選択することにより、膨張装置の性能は、特有 の要件に適合するために変更可能である。
【0030】 本考案の詳細な説明に関し、本考案の精神から逸脱することなく本考案が修正 可能であることが、当業者ならば認識できるであろう。それゆえ、意図されるこ ととして、本考案の範囲は、説明された特有の実施形態に限定されず、実用新案 登録請求の範囲によって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】多孔性のピストンのリング構造体を組み込む、
本考案のある実施形態を示す断面の側面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って切断された断面図であ
る。
【図3】一部材の多孔性のピストンの構造体の断面の側
面図である。
【図4】高精度に機械加工された固体のリング内の多孔
性のピストンの構造体の配置に関連する、多孔性のピス
トンの構造体の変形例の断面の側面図である。
【図5】高精度に機械加工された固体のリング内の多孔
性のピストンの構造体の配置に関連する、多孔性のピス
トンの構造体の変形例の断面の側面図である。
【図6】高精度に機械加工された固体のリング内の多孔
性のピストンの構造体の配置に関連する、多孔性のピス
トンの構造体の変形例の断面の側面図である。
【図7】点火時間を更に制御するために、多孔性のピス
トンのリングの構造体の下流に配置された第二の点火源
部の使用方法を説明する本考案の図1の実施形態の部分
側面図である。
【符号の説明】
10…膨張装置組立品 16…ピストン 18…液体燃料 22…室 24…オキシダント又はオキシダント及び不活性ガスの
混合物 26…拡散装置 46…破裂ディスク

Claims (21)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮されたオキシダントガスの装入物が
    貯蔵された円筒形の室と、 該円筒形の室の支持管とを具備し、該支持管は、第一の
    端部と第二の端部とを有し、更に該第一の端部と第二の
    端部との間に円筒形部分を有し、更に前記支持管の前記
    第二の端部の位置に配置された破裂ディスク及び拡散装
    置ハウジングを具備し、該拡散装置ハウジングは、前記
    破裂ディスクによって密閉された出口穴を有し、前記破
    裂ディスクは、前記円筒形の室内の圧力が所定の圧力だ
    け増加する際に破裂し、更に前記支持管の前記円筒形部
    分の長手方向の実質的な部分に及んで摺動する関係で密
    閉された多孔性のピストンを具備し、該多孔性のピスト
    ンは薄いコーティングによって密閉された液体燃料を有
    し、該コーティングは前記液体燃料を通さず、更に前記
    円筒形の室内に前記オキシダントガスの装入物が貯蔵さ
    れる際に、前記多孔性のピストンは、通常状態では、前
    記支持管の前記第一の端部に隣接する前記円筒形部分の
    端部に配置され、更に前記多孔性のピストンと前記支持
    管の前記第一の端部との間に配置された発火性の装薬
    と、 該発火性の装薬の燃焼手段とを具備し、該燃焼手段によ
    り前記発火性の装薬から発生される高温のガスは、前記
    円筒形の室内の前記オキシダントガスの装入物を圧縮す
    るために、前記円筒形部分内の前記多孔性のピストンを
    移動し、更に前記燃焼手段により、前記ピストンの表面
    の前記コーティングは燃焼されかつ分解され、高温の燃
    焼ガスは、前記ピストンの孔内に貯蔵された前記貯蔵液
    体燃料と共に前記多孔性のピストンを通じて付勢され、 前記多孔性のピストンを横断する高い差圧は、前記オキ
    シダントガスの室で前記燃料を効果的に微粒化し、更に
    前記オキシダントガスを有する前記円筒形の室内の高い
    圧力と高い温度との組み合わせにより、前記破裂ディス
    クが破裂するまで圧力を高くするために燃料オキシダン
    ト混合物が爆発され、ガスは、前記拡散装置の出口開口
    を通されかつエアバッグ組立品内に広がることを特徴と
    するエアバッグ組立品の膨張装置。
  2. 【請求項2】 オキシダントガス及び不活性ガスの圧縮
    された混合物は、前記円筒形の室内に貯蔵されることを
    特徴とする請求項1に記載のエアバッグ組立品の膨張装
    置。
  3. 【請求項3】 前記多孔性のピストンは多孔性の材料で
    構成されることを特徴とする請求項2に記載のエアバッ
    グ組立品の膨張装置。
  4. 【請求項4】 前記多孔性のピストンはセラミック材料
    で構成されることを特徴とする請求項2に記載のエアバ
    ッグ組立品の膨張装置。
  5. 【請求項5】 前記多孔性のピストンは、前記ピストン
    の外径を直接機械加工することによって、前記支持管の
    前記円筒形部分内にしまりばめで締結されるように形成
    されることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ組
    立品の膨張装置。
  6. 【請求項6】 液体燃料を通さないコーティングは、前
    記支持管の前記円筒形部分の壁の表面と互いに面し摺動
    して接触する側の面を含む前記多孔性のピストンのすべ
    ての表面に提供されることを特徴とする請求項5に記載
    のエアバッグ組立品の膨張装置。
  7. 【請求項7】 液体燃料を通さないコーティングは、前
    記発火性の装薬に面する前記多孔性のピストンの側を除
    く、前記多孔性のピストンのすべての表面に提供される
    ことを特徴とする請求項6に記載のエアバッグ組立品の
    膨張装置。
  8. 【請求項8】 前記多孔性のピストンが形成されて、前
    記発火性の装薬によって発生される少量の高温のガス
    は、前記ピストンと前記円筒形部分の壁の境界面を通じ
    て前記オキシダントガスの装入物の室内に漏れることが
    可能であることを特徴とする請求項5に記載のエアバッ
    グ組立品の膨張装置。
  9. 【請求項9】 前記多孔性のピストンは、前記支持管の
    前記円筒形部分内ですべりばめするように形成された高
    精度に機械加工されたリング内に配置されて構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ組立品の
    膨張装置。
  10. 【請求項10】 液体燃料を通さないコーティングは、
    前記高精度に機械加工されたリングと互いに面する前記
    多孔性のピストンの側を除く、前記多孔性のピストンの
    すべての表面に提供されることを特徴とする請求項9に
    記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  11. 【請求項11】 液体燃料を通さないコーティングは、
    前記機械加工されたリングと互いに面する前記多孔性の
    ピストンの側と、前記発火性の装薬に面する前記多孔性
    のピストンの側とを除く、前記多孔性のピストンのすべ
    ての表面に提供されることを特徴とする請求項9に記載
    のエアバッグ組立品の膨張装置。
  12. 【請求項12】 前記多孔性のピストンは、前記支持管
    の前記円筒形部分内ですべりばめするように形成された
    高精度に機械加工されたリング内に配置されて構成さ
    れ、更に少量の液体燃料が前記膨張装置を駆動するのに
    十分な量でありかつ前記ピストン内で使用可能なすべて
    の内部の容積が必要とされない際に、小さい中央の多孔
    性の領域のみを備えた固体の軽量のピストンが製造可能
    であることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ組
    立品の膨張装置。
  13. 【請求項13】 前記多孔性のピストンは、前記支持管
    の前記円筒形部分内ですべりばめするように形成された
    高精度に機械加工された固体のリング内に配置されて構
    成され、更に二つの間隔をあけられた多孔性のディスク
    は、該多孔性のディスクの間の隙間に貯蔵された液体燃
    料を有し、前記オキシダントガスの装入物の方に面する
    前記多孔性のディスクは、前記リング内で少し凹状にさ
    れることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ組立
    品の膨張装置。
  14. 【請求項14】 前記オキシダントガスの装入物に面し
    かつ前記リング内で少し凹状にされた前記多孔性のディ
    スク上に密閉障壁を更に有することを特徴とする請求項
    13に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  15. 【請求項15】 前記多孔性のピストンは、前記高精度
    に機械加工されたリングの開口内に配置されかつ溶接に
    よって該開口内に保持されることを特徴とする請求項9
    に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  16. 【請求項16】 前記多孔性のピストンは、前記高精度
    に機械加工されたリングの開口内に配置されかつ接着に
    よって該開口内に保持されることを特徴とする請求項9
    に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  17. 【請求項17】 前記多孔性のピストンは、前記高精度
    に機械加工されたリングの開口内に配置されかつしまり
    ばめによって該開口内に保持されることを特徴とする請
    求項9に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  18. 【請求項18】 前記オキシダントガスの室内の点火源
    部は、前記膨張装置の物理的及び化学的な構成に依存す
    ることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ組立品
    の膨張装置。
  19. 【請求項19】 前記燃料/オキシダント混合物は、調
    節されて、前記多孔性のピストンによる圧縮の際に前記
    オキシダントガスの室内に引き起こされた圧力及び温度
    で自動的に点火することを特徴とする請求項18に記載
    のエアバッグ組立品の膨張装置。
  20. 【請求項20】 前記オキシダントガスの室内の点火
    は、前記発火性の装薬の点火源部からの高温のガス及び
    放射粒子によって強められることを特徴とする請求項1
    8に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
  21. 【請求項21】 第二の点火源部が、前記多孔性のピス
    トンの下流の前記円筒形の室の前記支持管の壁に配置さ
    れ、点火時間が制御されることを特徴とする請求項18
    に記載のエアバッグ組立品の膨張装置。
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