JP3034407B2 - 脱臭機能付き洗浄便座装置 - Google Patents
脱臭機能付き洗浄便座装置Info
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Description
にカートリッジ形式で交換可能に装填した脱臭機能付き
洗浄便座装置に関する。
を開閉自在とし、用便後に人体局部を洗浄水で洗浄し、
かつ、洗浄後に温風を吹出して乾燥させる洗浄便座装置
が一般家庭等に広く普及している。上記洗浄便座装置に
おいて、例えば特開昭63−210319号公報には、
脱臭剤をハウジング内にカートリッジ形式で交換可能と
する構成が開示されている。
便座装置を部分的に示す。装置本体を構成するハウジン
グ1は、便器の幅方向に長く、便器の後部上に載置され
た形態で設置される横設部1Cと、該横設部1Cより便
器幅域外へ突出した右袖部1A及び図外の左袖部とから
なり、図示しない便器に対して便座及び便蓋を開閉自在
に支持している。ハウジング1には、洗浄水を人体局部
に向けて放出する肛門洗浄ノズル及びビデ洗浄ノズルの
いずれか又は両方により構成される洗浄ノズル機構、洗
浄後に温風を吹出して乾燥させる温風を吹出し機構等が
内蔵されるとともに、袖部1Aの上面には、洗浄ノズル
機構若しくは温風吹出し機構等のON−OFFスイッチ
2及び洗浄水の水勢若しくは水温のマニュアル調整スイ
ッチ3等が装備されている。
の上面に設けた蓋5の下の開口5a(図8)より出し入
れ可能になっている。開口5aは、横設部1Cから右袖
部1Aに亘って形成された風洞6と連通されていて、風
洞6の一端は、横設部1Cの前面部に形成された窓6a
により便器の開放空間に臨設した吸入口となっており、
風洞6の他端は、モータ7及びファン8が装置された脱
臭機構の収納室9と連通されている。
してファン8を回転することにより、臭気の粒子が脱臭
剤4に吸着されて、トイレ室の臭気を除去する。
剤の出し入れ方向に関しては、便器の上下方向又は前後
方向とされており、便器の幅方向のスペースを使用しな
い配慮は伺える。しかしながら、ハウジングの袖部に
は、その他の機構、例えば洗浄水を一時貯溜する温水タ
ンク及びその配管、該配管に組付けられる水圧調整等の
弁ユニット、更には回転アクチュエータによる便座及び
便蓋の自動開閉機構等も内蔵される場合があり、その上
に脱臭剤及び脱臭機構の収納室を増設することは、同袖
部を大型化し、便器の幅方向にスペースをとる。このた
め、便器の幅方向が狭いトイレ室には設置が困難になる
場合がある。
上記のように便器の幅方向に突出する袖部はよりコンパ
クトに、できればリモコンを援用して袖部を殆ど持たな
いような設計が試みられようとしている。本発明は、上
記実情に鑑みてなされたもので、脱臭性に優れることは
勿論、脱臭剤剤の収納室を、便器の幅方向にハウジング
を広げることなく形成し、省占有スペースのハウジング
で狭いトイレ室への設置を容易とした脱臭剤の収納構造
を提供することを目的とする。
に載置状態で設置され、便座及び便蓋を便器に対し開閉
自在に保持したハウジングをもち、該ハウジング内に脱
臭剤を出し入れ可能に設けた脱臭機能付き便座装置であ
って、前記便器の開放空間に吸入口を隣接した導風ダク
トと、前記便器の前後方向と一致した方向の両端に開口
をもち、一方の該開口が前記導風ダクトと連通するとと
もに他方の該開口より気流を排気しかつ脱臭剤を出し入
れ可能な脱臭剤収納室と、前記脱臭剤が装填される他方
の該開口に対面した前記ハウジングの前面部若しくは背
面部のいずれかに設けられた脱臭剤出し入れ用の蓋とを
具備する。前記蓋は、前記便座が閉じた状態のとき前記
便座の後方側部裏面により隠れる位置に設けることがで
きる。 前記導風ダクトの吸入口部分の前記ハウジングの
ベースプレートの前縁は、便器の開口部より後方に退避
されていることが好ましい。
収納室に脱臭剤を出し入れする他方の開口より臭気の除
去された空気が排気される。この他方の開口はハウジン
グの前面部若しくは背面部に対面し、この対面したハウ
ジング部分に脱臭剤出し入れ用の蓋が配設されるため、
ハウジング内は浄化された空気で満たされ、温風吹き出
しによっても臭気の無い空気が吐き出される。 また、脱
臭剤は便器の前後方向に出し入れされ、便器の幅方向の
スペースを使用することがなく、ハウジングは、脱臭剤
収納室の形成によっても便器の幅方向に寸法的に何らの
影響を受けず、トイレ室に対し省占有で構成することが
できる。
前記便座の後方側部裏面により隠れる位置に設けること
により、見栄えが良好になる。 前記導風ダクトの吸入口
部分の前記ハウジングのベースプレートの前縁が、便器
の開口部より後方に退避されていることにより、洗浄水
を吸引することがほとんどなく、脱臭剤の効果を長く保
つことができる。
吹き出しに影響されず脱臭効果が良い。 また、便座の側
部の後方のハウジング内に便器の前後方向に脱臭剤を出
し入れする脱臭剤収納室が形成され、該脱臭剤収納室に
隣設するファン、モータからなる脱臭機構を便器の幅域
内のハウジング内に収めることができるため、ハウジン
グを、便器の幅方向に省占有で構成することができ、か
つ脱臭剤の出し入れにあっても、便器の幅方向のスペー
スを使用することがなくなり、狭いトイレ室への設置が
容易となる。
置の一実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
本実施例の脱臭機能付き洗浄便座装置は、図1に示すよ
うに、便器11の後部上に載置形態で設置された横設部
12C及び該横設部12Cの右側部から僅かに便器11
の幅方向に突出された右袖部12Aからなるハウジング
12と、該横設部12Cにより前記便器11に対し開閉
自在に保持された便座13及び便蓋14とから構成さ
れ、横設部12Cの左側面は、便座13及び便蓋14の
左側面とほとんど面一致されて、便器11の幅方向の長
さを制限したデザインが採用されている。
カートリッジ形式の脱臭剤15は、図2に示すように、
便器上の横設部12Cの左端部に交換可能に装填されて
いる。詳述すると、ハウジング12は、図3に示すよう
に、ヒータ16、モータ17、ファン18及びこれらが
装置された導風ダクト19からなる温風吹出し機構20
を上部に、ファン21、モータ22及びこれらが装置さ
れた導風ダクト23からなる脱臭機構24を下部に、2
層に重ねて収納されている。
に、吸入口23aを便器11の開放空間の縁線Dに臨設
させ、更に、ファン21及びモータ22の収納室23b
を中間ダクト25を介して脱臭剤収納室26に連通させ
ている。脱臭剤収納室26は、便器11の前後方向に両
開口26a,26bを有する筒状であり、その後方開口
26aは前述した中間ダクト25に連結され、前方開口
26bは、図5に示すように、横設部12Cの前面部が
対面している。該前面部には、蓋27が設けられてい
る。蓋27は、例えば図示しないばね手段によって常時
閉状態に保持されている。また、蓋27には開方向の周
回円と接線方向に平坦な摩擦開操作面27aが形成され
ていて、蓋27はこの摩擦開操作面27aと手との摩擦
力で開くことができる。更に、脱臭剤15は、脱臭剤収
納室26の壁に形成された弾性爪28によって抜け止め
されている。
は、例えば便座13に着座するとタイマーによって作動
するようになっている。一方、上部の導風ダクト19
は、縁線Dよりやや前方に吹出し口19aを臨設し、該
吹出し口19aには、例えば温風の吹出し力によって開
く蓋羽29が設けられている。また、導風ダクト19に
は、ファン18が設置された収納室19bとヒータ16
が設置された収納室19cとが形成されている。モータ
22は、導風ダクト19より外側のハウジング内に収納
されている。
ク30が設置されるとともに、洗浄水が導入される温水
タンク、該温水タンク内の洗浄水を人体局部に向けて放
出する洗浄ノズル類等が設置されるが、これらの構成
は、本発明と直接関係がないので省略する。更に、袖部
12Aには、図7で示した各種操作スイッチが配列され
ていてもよい。
22が回転している時、便器11に臨む吸入口23aよ
り吸い込まれた臭気は、ファン21の吸引作用によって
同ファン21が設置された収納室23bに送られ、更
に、中間ダクト25により横設部12Cの左端角部を曲
がって脱臭剤収納室26に導かれ、脱臭剤収納室26の
脱臭剤15によって吸着される。また、脱臭剤15を通
過した空気は、ハウジング12の内部空間より外部に自
然放出される。
と脱臭機構24の導風方向は逆となる。温風吹出し機構
20は、ファン18の回転によってヒータ16の収納室
19cより暖気がファン18の収納室19bに吸引さ
れ、該収納室19bより吹出口19aより人体局部に向
かって吹き出される。収納室19cはハウジング12の
内部空間とも連通しており、ハウジング12の内部空間
には、前述したように臭気の除去された空気が充満して
いるので、吹き出される温風は臭気を含むことはない。
室26が便器11のほぼ幅域範囲の横設部12C内に形
成されているため、ハウジング12の便器11の幅方向
は、極めて小さくすることができる。また、脱臭剤15
の出し入れは、蓋27が、横設部12Cの前面部に形成
され、該蓋27に対面して脱臭剤収納室26の前方開口
26bが対面しているため、便器11の前後方向で行う
ことができる。
と脱臭機構24とを2層に重ねることにより、脱臭機構
24による便器11の幅方向への拡がりを防止してい
る。更に、本実施例では、図6に示すように、導風ダク
ト23の吸入口23aが便器11の開放空間の縁線D
(内壁)より所定距離dだけ後退しており、図8に示す
従来装置の窓6aのように、同開放空間に対し下方を向
いていないため、洗浄水を吸い込むおそれがほとんどな
く、脱臭剤の防水効果に優れている。
部12Cの背面部に設けてもよい。蓋27を背面部に設
ける場合は、中間ダクト25に開口を形成し、後方開口
26aより脱臭剤を出し入れする。また、温風吹出し機
構20と脱臭機構24の各モータ17、21を共用した
構成も本発明に属する。
装置の外観斜視図。
を示す斜視図。
蓋、15…脱臭剤、20…温風吹出し機構(16…ヒー
タ、17…モータ、18…ファン、19…導風ダク
ト)、24…脱臭機構(21…ファン、22…モータ、
23…導風ダクト)。26…脱臭剤収納室、27…蓋。
Claims (3)
- 【請求項1】便器の後部上に載置状態で設置され、便座
及び便蓋を便器に対し開閉自在に保持したハウジングを
もち、該ハウジング内に脱臭剤を出し入れ可能に設けた
脱臭機能付き便座装置であって、 前記便器の開放空間に吸入口を隣接した導風ダクトと、 前記便器の前後方向と一致した方向の両端に開口をも
ち、一方の該開口が前記導風ダクトと連通するとともに
他方の該開口より気流を排気しかつ脱臭剤を出し入れ可
能な脱臭剤収納室と、 前記脱臭剤が装填される他方の前記開口に対面した前記
ハウジングの前面部若しくは背面部のいずれかに設けら
れた脱臭剤出し入れ用の蓋と を具備したことを特徴とす
る脱臭機能付き便座装置。 - 【請求項2】前記蓋は、前記便座が閉じた状態のとき前
記便座の後方側部裏面により隠れる位置に設けられる請
求項1記載の脱臭機能付き便座装置。 - 【請求項3】前記導風ダクトの吸入口は、該導風ダクト
の吸入部分の前記ハウジングのベースプレートの前縁
が、便器の開口部より後方に退避されている請求項1記
載の脱臭機能付き便座装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5231632A JP3034407B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 脱臭機能付き洗浄便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5231632A JP3034407B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 脱臭機能付き洗浄便座装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0782774A JPH0782774A (ja) | 1995-03-28 |
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Family
ID=16926554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5231632A Expired - Fee Related JP3034407B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 脱臭機能付き洗浄便座装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3034407B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3899153A1 (en) * | 2018-12-19 | 2021-10-27 | Bemis Manufacturing Company | Washing toilet seat |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP5231632A patent/JP3034407B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101338494B1 (ko) | 2012-08-22 | 2013-12-10 | 주식회사 콜러노비타 | 건조 탈취 장치, 상기 건조 탈취 장치를 포함하는 온수 세정기, 및 상기 온수 세정기의 구동 방법 |
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