JP3033451B2 - トルク検出装置 - Google Patents
トルク検出装置Info
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Description
して回転トルクを電気的に検出するトルク検出装置に関
する。
構成図を示す。図5(A)に示すトルク検出装置11
は、一様な直径の円筒状の腕状部材12の両端に嵌合部
13と握り部14とを配設されてなる。嵌合部13は略
円形で、例えばねじ等の被嵌合部材(図示せず)と嵌合
する嵌合部13をその中心に形成されている。握り部1
4は断面形状が一様な太さの円形で、その表面には滑り
止めの浅い細溝が格子状に切られている。
け離間した腕状部材12の図中上面には、図5(B)に
示すように歪みゲージG1 及びG2 が腕状部材12の周
方向に隣接して配設されている。また同じ位置の図中下
面には、歪みゲージG3 及びG4 が腕状部材12の周方
向に隣接して配設されている。すなわち、歪みゲージG
1 及びG2 と歪みゲージG3 及びG4 はほぼ180°対
向して配設されている。
のC点から距離d0 だけ離間した位置に外力Fを図中下
方に作用させると、腕状部材12は僅かに山なりに撓み
変形する。したがって、歪みゲージG1 及びG2 は伸長
し、歪みゲージG3 及びG4は圧縮される。歪みゲージ
は、例えば通常350Ω或いは1000Ωの一定の抵抗
値を示すが、伸長すると抵抗値が増大し、圧縮されると
抵抗値が減少する性質を示す。回転トルク測定時の腕状
部材12の撓み変形による各歪みゲージG1 及びG2 及
びG 3 及びG4 の抵抗値の変化に基づいてC点から距離
d1 だけ離間した位置(各歪みゲージが設けられた位
置)における力のモーメントm1 を求めることができ
る。
次式 T={d0 /(d0 −d1 )}m1 …(1) から求められる。ところが、トルクTは(1)式の如く
d0 の関数となるため、測定者が握り部14のどの部分
に外力Fを作用させるかでd0 の値が異なるため、トル
クTの測定値に誤差を生ずる問題があった。
置の構成図を示す。図6中、図5と同一構成部分には同
一符号を付してある。図6(A),(B)において、嵌
合部13の中心位置C点から距離d1 だけ離間した腕状
部材12の図中上面には、歪みゲージG1 及びG2 が腕
状部材12の周方向に隣接して配設されている。また同
じ位置の図中下面には、歪みゲージG 3 及びG4 が腕状
部残材12の周方向に隣接して配設されている。すなわ
ち、図5と同様に歪みゲージG1 及びG2 と歪みゲージ
G3 及びG4 はほぼ180°対向して配設されている。
d2 だけ離間した腕状部材12の図中上面には、歪みゲ
ージG5 及びG6 が腕状部材12の周方向に隣接して配
設されている。また同じ位置の図中下面には、歪みゲー
ジG7 及びG8 が腕状部材12の周方向に隣接して配設
されている。すなわち、歪みゲージG5 及びG6 と歪み
ゲージG7 及びG8 はほぼ180°対向して配設されて
いる。
に対し外力Fを図中下方に作用させると、腕状部材12
は僅かに山なりに撓み変形する。したがって、歪みゲー
ジG 1 及びG2 及びG5 及びG6 は伸長し、歪みゲージ
G3 及びG4 及びG7 及びG 8 は圧縮される。このと
き、回転トルク測定時の腕状部材51の撓み変形による
各歪みゲージG 1 及びG2 及びG3 及びG4 の抵抗値の
変化に基づいてC点から距離d1 だけ離間した位置にお
ける力のモーメントm1 と、各歪みゲージG5 及びG6
及びG7及びG8 の抵抗値の変化に基づいてC点から距
離d2 だけ離間した位置における力のモーメントm2 を
求めることができる。
は、 T=(d2 m1 −d1 m2 )/(d2 −d1 ) …(2) から求められる。ここで、図7に、図6のトルク検出装
置の回路図を示す。図7において、ブリッジ回路21は
直流電圧源E1 と歪みゲージG1 及びG2 及びG3 及び
G4 と差動増幅器22とで図示の如く構成される。ま
た、ブリッジ回路23は直流電圧源E2 と歪みゲージG
5 及びG6 及びG7 及びG8 と差動増幅器24とで図示
の如く構成される。
メントm1 及びm2 が求められ、この値をそれぞれA/
Dコンバータ25,26によってディジタル値に変換し
CPU27に入力する。CPU27では、予め既知のd
1 及びd2 の値とA/D変換されたm1 及びm2 の値に
基づいて(2)式の演算を行い、演算結果を液晶パネル
等の表示部28に表示させる。
の構成のトルク検出装置によれば、測定者が握り部14
のどの位置に力を作用させるかに関係なくトルクTを求
めることができ、常に正確なトルク検出を行うことがで
きる。
のトルク検出装置11では、差動増幅器22,24とA
/Dコンバータ25,26が2個ずつ必要になるため、
コストが高くなる問題がある。そこで本発明は上記の点
に鑑みてなされたものであって、低コストで正確なトル
ク検出を行うことのできるトルク検出装置を提供するこ
とを目的とする。
自在の腕部の一方端に力が加えられる力点部が設けられ
ると共に、他方端に力が作用する作用部が設けられる検
出ベース部材と、該腕部の該作用部中心から第1の所定
距離(d 1 )離間した第1の位置部における該腕部の変
形時に伸長する部位と圧縮する部位とにそれぞれ設けら
れ、伸長、圧縮を電気抵抗で検出する第1及び第2の歪
検出手段と、該腕部の該作用部中心から、該第1の所定
距離よりも大きい第2の所定距離(d 2 )離間した第2
の位置部における該腕部の変形時に伸長する部位と圧縮
する部位とにそれぞれ設けられ、伸長、圧縮を電気抵抗
で検出する第3及び第4の歪検出手段と、該第1,第
2,第3及び第4の歪検出手段からの抵抗値の変化量で
前記検出ベース部材の作用部に作用する力を検出するト
ルク検出手段であって、前記第1及び第2の歪検出手段
の感度を、前記第3及び第4の歪検出手段の感度のK
(K=d 2 /d 1 )倍とし、前記第1,第2,第3及び
第4の歪検出手段により単一のブリッジ回路を構成す
る。
4の歪検出手段のそれぞれが単数又は複数の歪ゲージで
構成される。請求項3では、請求項1又は2記載のトル
ク検出手段は、前記第〜第4の歪検出手段のうち少くと
も何れかの歪検出手段の感度を調整する調整手段を備え
る。
ベース部材の第1の位置部に適宜単数又は複数の歪ゲー
ジでそれぞれ構成される第1及び第2の歪検出手段が設
けられると共に、第2の位置部に同様の第3及び第4の
歪み検出手段が設けられ、単一のトルク検出手段で各歪
検出手段の抵抗値の変化量から作用部に作用する力を検
出する。これにより、各抵抗値の変化増減で一つの演算
を完了することとなり、一つのチャンネルで正確なトル
ク検出が可能となって低コストを図ることが可能とな
る。
整手段を備える。これにより、各歪検出手段の感度調整
が容易に行われ、正確なトルク検出を行うことが可能と
なる。
す。図1(A)はトルク検出装置31の計測部分を示し
た平面説明図、図1(B)はトルク算出のトルク検出回
路図である。図1(A)において、弾性変形自在であ
り、一様な直径の円筒状の腕部である腕状部材32の一
方端に力が加えられる力点部である握り部33が一体に
形成されると共に、他方端に力が作用する作用部である
嵌合部34が一体に形成されて検出ベース部材35が構
成される。嵌合部34は、前述と同様に例えばねじ等の
被嵌合部材と嵌合される形状で形成される。
d1 における腕状部材32の第1の位置部に第1の歪検
出手段である歪ゲージG1 と第2の歪検出手段である歪
ゲージG2 が取り付けられる。すなわち、歪ゲージ
G1 ,G2 は腕状部材32の変形時に伸長する部位と圧
縮する部位とにそれぞれ対応して設けられる。また、嵌
合部34の中心位置Cより距離d2 における腕状部材3
2の第2の位置部に第3の検出手段である歪ゲージG3
と第4の歪検出手段である歪ゲージG 4 が取り付けられ
る。この歪ゲージG3 ,G4 においても腕状部材32の
変形時に伸長する部位と圧縮する部位とにそれぞれ対応
して設けられる。この場合、C点より距離d1 の第1の
部位と距離d2 の第2の部位とは、整数倍の関係で設定
し、例えば2d1 =d2 とする。
又は圧縮状態でその電気抵抗値が変化するストレインゲ
ージが採用され、例えば金属抵抗型の歪ゲージ、半導体
抵抗型の歪ゲージがあり、上記の位置に貼り着けること
により設けることができる。この場合の電気抵抗の変化
は、歪ゲージが伸長することで抵抗値が増大し、圧縮す
ることで抵抗値が減少する。
であるトルク検出回路41は、上述の歪ゲージG1 〜G
4 でブリッジ回路42が形成される。この場合、歪ゲー
ジ(以下抵抗で表わす)G3 の辺に調整手段である調整
抵抗Rd2 が直列接続されると共に、抵抗G4 の辺にも
調整抵抗Rd1 が直列接続される。なお、調整抵抗Rd
1 ,Rd2 は腕状部材32の撓みでは抵抗変化しないも
のである。
接続点と、抵抗G2 の辺及び抵抗G 4 の辺の接続点との
間に直流電圧E0 が印加される。また、抵抗G1 の辺及
び低項G2 の辺の接続点(A点)と、抵抗G3 の辺及び
抵抗G4 の辺の接続点(B点)からの出力信号が差動ア
ンプ43に入力され、差動アンプ43の出力信号はAD
C(アナログ・デジタルコンバータ)44でデジタル信
号に変換されて液晶パネル等の表示部45にトルク検出
結果が表示される。
d2 =G2 ・G3 ・Rd1 のときに平衡状態であり、初
期設定時に調整抵抗Rd1 ,Rd2 を調整することで歪
ゲージG3 ,G4 の感度が調整されて平衡状態とするも
のである。これにより、感度調整が可能となって正確な
トルク検出を行うことができるものである。このような
トルク検出装置31のトルク検出においては、d2 /d
1 =k(k>1)とすると、トルクTは T=(kd1 m1 −d1 m2 )/(kd1 −d1 )= (km1 −m2 )/(k−1)…(3) となり、(k−1)T=km1 −m2 となることから、
第1の位置部の歪ゲージG1 ,G2 の感度を第2の位置
部の歪ゲージG3 ,G4 の感度をk倍しなければならな
い。調整抵抗Rd1 ,Rd2 を有するときは(G3 +R
d2 )の抵抗がG 3 のk倍、及び(G4 +Rd1 )の抵
抗がG4 のk倍になるように調整抵抗Rd 1 ,Rd2 の
抵抗値が設定される。
とした場合に、歪ゲージG1 ,G2のモーメントを
m1 、歪ゲージG3 ,G4 のモーメントをm2 とする
と、回転中心のトルクTは、 T=(2dm1 −d1 m2 )/(2d1 −d1 )=2m1 −m2 …(4) で表わされることになる。すなわち、トルクTは、歪ゲ
ージG1 ,G2 部分のモーメントを2倍したものから、
歪ゲージG3 ,G4 部分のモーメントを減算することに
より算出される。
2を、第1の位置部の伸長する歪ゲージG1 と第2の位
置部の圧縮する歪ゲージG4 を対向辺とし、第1の位置
部の圧縮する歪ゲージG2 と第2の位置部の伸長する歪
ゲージG3 を対向辺として構成することで、当該ブリッ
ジ回路42内で演算が完了することになる。この演算結
果が差動アンプ43によって取り出され、ADC44を
介して表示部45に表示されるものである。
前段階として差動アンプ43のゲイン調整と調整抵抗R
d1 ,Rd2 の抵抗調整が行われる。まず、差動アンプ
43のゲイン調整は、歪ゲージG3 ,G4 の位置(第2
の位置部)に、例えば、既知の重さの重りを用いて力F
1 を加えると、歪ゲージG3,G4 では歪を生ぜず抵抗
変化は生じない。このとき、回転中心に発生するトルク
T1 は、T1 =F1 ×d2 となるが、力F1 及び距離d
2 は既知であることからトルクT1 が求められる。従っ
て、表示部45がトルクT1 を表示するように差動アン
プ43のゲイン調整を行う。
は、嵌合部34の中心より距離d0(d0 >d2 >
d1 )の部分に力F2 を上述と同様に加える。このと
き、発生するトルクT2 は、T2 =F2 ×d0 で表わさ
れ、力F2 と距離d0 は既知であることから、トルクT
2 が求められる。従って、差動アンプ43はゲイン調整
が行われていることから、表示部45がトルクT2 を表
示するような抵抗値(一般にはRd1 =Rd2 )を設定
して調整する。
1 =100mm、d2 =200mm、d0 =500m
m、加える力F=2kgとし、歪ゲージG1 ,G2 の抵
抗をG 1 =G2 =1000Ω、歪ゲージG3 ,G4 の抵
抗をG3 =G4 =500Ωとする。また、差動アンプ4
3のゲインを100倍、調整抵抗Rd1 ,Rd2 をRd
1 =Rd2 =500Ωに調整設定されたものとする。さ
らに、印加電圧E0 は、E0 =2.0Vとする。
鋼(ヤング率E=2.1×104 kg/mm2 )とする
と、その断面係数Zは、Z=πD3 /32≒(3.14
×103 /32)≒98となる。いま、第1の位置部
(歪ゲージG1 ,G2 )における応力δ1 はδ1 =M
(モーメント)/Z=2×(500−100)/98≒
8kg/mm2 となり、このときの歪ε1 は、ε1 =δ
1 /E=81(2.1×104 )≒4×10-4となる。
化が2%(歪ゲージG1 ,G2 の断面積が小で長さが長
い場合)であることから、歪ゲージG1 ,G2 の抵抗変
化はε1 ×2=8×10-4となる。従って、歪ゲージG
1 は、G1 =1000×(1+8×10-4)=100
0.8Ω(伸び)となる。また、歪ゲージG2 は、G2
=1000×(1−8×10 -4)=999.2Ω(縮
み)となる。
(G3 =G4 =500Ω、Rd1 =Rd2 =500Ω)
において、応力δ2 は、δ2 =M/Z=(500−20
0)×2/98≒6kg/mm2 であり、歪ε2 は、ε
2 =δ2 /E=6/(2.1×10-4)=3×10-4と
なる。よって、歪ゲージG3 ,G4 の抵抗変化はε2 ×
2=6×10-4Ωとなる。
1000.3Ω となり、歪ゲージG4 の辺の抵抗値は、 G4 +Rd1 =500×(1−6×10-4)+500=
999.7Ω となる。そこで、図1(B)のブリッジ回路42に当て
はめると、A点の電圧VA は、 VA =999.2×2/(1000.8+999.2)
=0.9992[V] となり、B点の電圧VB は、 VB =999.7×2/(1000.3+999.7)
=0.9997[V] となる。
倍)からは、(0.997−0.992)×100=5
0(mV)出力される。ここで、従来の図7と比較して
考察すると、図7で歪ゲージG1 〜G8 の総てを100
0Ωとして、印加電圧をE1 =E2 =2.0〔V〕とす
る。また、図1と同様に2d1 =d2 とし、歪ゲージG
1 〜G8 の変化率も同様とする。さらに、差動アンプ2
2,24のゲインを25倍に調整する。
0.8Ω、G3 =G4 =999.2Ω、G5 =G6 =1
000.6Ω、G7 =G8 =999.4Ωとなる。そこ
で、ブリッジ回路21における差動アンプ22より(ゲ
イン25倍)出力される電圧V1 は、 V1 ={(1000.8×2/2000)−(999.
2×2/2000)}×25=40(mV) となり、ブリッジ回路23における差動アンプ24(ゲ
イン25倍)より出力される電圧V2 は、 V2 ={(1000.6×2/2000)−(999.
4×2/2000)}×25=30(mV) となる。
する電圧として、2V1 −V2 =40×2−30=50
(mV)となる。このように、図1に示す本発明の構成
であっても、差動アンプのゲインを調整することで同じ
値のトルクが算出されるもので、1チャンネルのブリッ
ジ回路42の構成で低コスト化が図られ、正確にトルク
検出を行うことができるものである。
図を示す。また、図3に、第2実施例のゲージ配列の構
成図を示す。図2及び図3は、図1の歪ゲージG1 を2
つの歪ゲージG11,G12とし、同様に歪ゲージG2 を2
つの歪ゲージG21,G22、歪ゲージG3 を2つの歪ゲー
ジG31,G32、歪ゲージG4 を2つの歪ゲージG41,G
42で腕状部材32に取り付ける。
路41のブリッジ回路42a は、歪ゲージG11及び歪ゲ
ージG41の直列回路の辺と、歪ゲージG12及び歪ゲージ
G42の直列回路の辺とが対向し、また、歪ゲージG22及
び歪ゲージG31の直列回路の辺と、歪ゲージG21及び歪
ゲージG32の直列回路の辺とが対向する構成で、図1の
調整抵抗Rd1 ,Rd2 が省略されたものである。他の
構成は、図1と同様である。
部の歪ゲージG11,G12,G21,G 22の抵抗値を、第2
の位置部の歪ゲージG31,G32,G41,G42の抵抗値を
2倍に設定する。なお、kd1 =d2 のときはk倍とす
る。これによって、第1実施例と同様の原理でブリッジ
回路42a 内で、上記(4)式の演算が行われることに
なり、その演算結果がADC44を介して表示部45に
表示されるものである。
の抵抗をG11=G12=G21=G22=1000Ωとし、歪
ゲージG31,G32,G41,G42の抵抗をG31=G32=G
41=G42=500Ωとし、E0 =2.0Vとすると、第
1実施例の変化率で各抵抗が変化した場合、G11=G12
=1000.8Ω、G21=G22=999.2Ω、G31=
G32=500.3Ω、G41=G42=499.7Ωとな
る。この場合における差動アンプ43のゲインは75倍
に調整される。
圧VA =VB は、 VA =VB ={2.0×(1000.8+499.7)
/3000−2.0×(999.2+500.3)/3
000}×75=50(mV) となる。
ト化が図られると共に、正確なトルク検出を行うことが
できる。また、本実施例は、図5に示す従来のトルク検
出装置11に、新たに歪ゲージを取り付ければよく、製
造コストとも低減することができるものである。次に、
図4に、第2実施例の他の実施例におけるトルク検出の
回路図を示す。図4は、トルク検出回路41のブリッジ
回路42b において、歪ゲージG31,G 32,G41, G42
にそれぞれ調整抵抗Rd1 〜Rd4 を並列に接続したも
ので、他の構成は図2及び図3と同様である。
G21,G22の抵抗値と、歪ゲージG31,G32,G41,G
42の抵抗値の比率に応じて、また第1の位置部(d1 )
と第2の位置部(d2 )の比率に応じて調整抵抗Rd1
〜Rd4 で調整することにより、図2と同様の作用でト
ルク検出を行うことができるものである。例えば、歪ゲ
ージG11,G12,G21,G22,G31,G32,G41, G42
の抵抗を総て1000Ωとし、また3d1 =d2 とした
ときに、調整抵抗Rd1 =Rd2=Rd3 =Rd4 =5
00Ωとすればよい。また、kd1 =d2 とした場合で
も、その比率によって調整抵抗を設定すればよい。
れば、検出ベース部材の第1の位置部に適宜単数又は複
数の歪ゲージでそれぞれ構成される第1及び第2の歪検
出手段が設けられると共に、第2の位置部に同様の第3
及び第4の歪み検出手段が設けられ、単一のトルク検出
手段で各歪検出手段の抵抗値の変化量から作用部に作用
する力を検出することにより、各抵抗値の変化の増減で
一つの演算を完了することとなり、一つのチャンネルで
正確なトルク検出が可能となって低コストを図ることが
できる。
が調整手段を備えることにより、各歪検出手段の感度調
整が容易に行われ、正確なトルク検出を行うことができ
る。
回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性変形自在の腕部の一方端に力が加え
られる力点部が設けられると共に、他方端に力が作用す
る作用部が設けられる検出ベース部材と、 該腕部の該作用部中心から第1の所定距離(d 1 )離間
した第1の位置部における該腕部の変形時に伸長する部
位と圧縮する部位とにそれぞれ設けられ、伸長、圧縮を
電気抵抗で検出する第1及び第2の歪検出手段と、該腕部の該作用部中心から、該第1の所定距離よりも大
きい第2の所定距離(d 2 )離間した 第2の位置部にお
ける該腕部の変形時に伸長する部位と圧縮する部位とに
それぞれ設けられ、伸長、圧縮を電気抵抗で検出する第
3及び第4の歪検出手段と、該第1,第2,第3及び第4の歪検出手段からの抵抗値
の変化量で前記検出ベース部材の作用部に作用する力を
検出するトルク検出手段であって、 前記第1及び第2の歪検出手段の感度を、前記第3及び
第4の歪検出手段の感度のK(K=d 2 /d 1 )倍と
し、前記第1,第2,第3及び第4の歪検出手段により
単一のブリッジ回路を構成した ことを特徴とするトルク
検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の第1乃至第4の歪検出手
段のそれぞれが単数又は複数の歪ゲージで構成されるこ
とを特徴とするトルク検出装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のトルク検出手段
は、前記第1〜第4の歪検出手段のうち少なくとも何れ
かの歪検出手段の感度を調整する調整手段を備えること
を特徴とするトルク検出装置。
Priority Applications (1)
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JP6274100A JP3033451B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | トルク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6274100A JP3033451B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | トルク検出装置 |
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JPH08136367A JPH08136367A (ja) | 1996-05-31 |
JP3033451B2 true JP3033451B2 (ja) | 2000-04-17 |
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ID=17537003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6274100A Expired - Lifetime JP3033451B2 (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | トルク検出装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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-
1994
- 1994-11-08 JP JP6274100A patent/JP3033451B2/ja not_active Expired - Lifetime
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