JP3033416U - アンケート調査票 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種アンケートに適用でき、回答をコンピュ
ーターに簡単に迅速に入力でき、より多くのデータが得
られ、アンケートの質問内容や回答内容等に応じて、ア
ンケート事項や、回答選択欄や、記入枠や、マイクロバ
ーコードを任意のレイアウトで配置できるアンケート調
査票を提供する。 【解決手段】 適宜アンケート事項１，５と、適宜回答
選択欄２，８とを備えたアンケート調査票Ａであって、
回答選択欄２，８内に回答内容に対応する所定数の記入
枠３，９を配し、この記入枠３，９夫々の近傍に、回答
内容に対応するマイクロバーコード４，１０を夫々配す
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、各種アンケートを実施する際に、夫々の回答をデータとしてコンピ ューターに簡単に且つ迅速に入力でき、マイクロバーコードを利用して一枚のア ンケート調査票からより多くのデータが得られるようにし、アンケートの質問内 容や回答内容等に応じて、これらを自由なレイアウトで配置できるようにしたア ンケート調査票に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のアンケート調査票としては、例えば、特開平７−１７２０８２ 号公報に記載されているような展示会用来場者登録用紙が発明されており、これ には、アンケート解答用の調査シートが設けられている。そして、この調査シー トには、ＯＭＲ方式の解答欄が設けられている。すなわち、長円状の塗り潰し枠 を調査シートの所定位置に縦横に配した構成となっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、前述の如き調査シートにあっては、調査結果を光学的に纏めて読取 るため、塗り潰し枠を調査シートの所定位置に配置しなければならない制限があ る。そのため、調査シート自体の形状、寸法が特定のものに限定され易い難点や 、アンケートの具体的質問内容の種類、数、具体的回答内容の種類、数等に応じ て、これらを自由なレイアウトに配置し難い難点等があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消すべく案出されたもので、請求項 １記載のアンケート調査票Ａは、適宜アンケート事項１，５と、適宜回答選択欄 ２，８とを備えたアンケート調査票Ａであって、回答選択欄２，８内に回答内容 に対応する所定数の記入枠３，９を配し、この記入枠３，９夫々の近傍に、回答 内容に対応するマイクロバーコード４，１０を夫々配する手段を採用した。

【０００５】 また、請求項２記載のアンケート調査票Ａは、適宜アンケート事項１，５と、 適宜回答選択欄２，８とを備えたアンケート調査票Ａであって、アンケート事項 １の下方に、複数の具体的回答内容を併記すると共に、具体的回答内容の文頭に 記入枠３を夫々配してなる回答選択欄２を設け、具体的回答内容に対応する夫々 のマイクロバーコード４を、回答選択欄２外に且つ記入枠３近傍に配したアンケ ート調査部分を設け、一方、アンケート事項５の下方に、複数の具体的質問内容 を併記した質問欄６と、複数の具体的回答内容を併記した回答項目欄７と、所定 数の記入枠９を配してなる回答選択欄８とを設け、質問欄６の具体的質問内容と 回答項目欄７の具体的回答内容とに対応する夫々のマイクロバーコード１０を、 回答選択欄８内に且つ記入枠９近傍に配したアンケート調査部分を設ける手段を 採用した。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、図示例について本考案を説明すると次の通りである。 図中Ａは、適宜アンケート事項１，５と、適宜回答選択欄２，８とを備えた本 考案のアンケート調査票を示し、このアンケート調査票Ａは、回答選択欄２，８ 内に回答内容に対応する所定数の記入枠３，９を配し、この記入枠３，９夫々の 近傍に、回答内容に対応するマイクロバーコード４，１０を夫々配して構成した ものである。

【０００７】 そして、図１に示すアンケート調査票Ａは、略矩形シート状の調査票本体の上 部にアンケート事項１を設け、このアンケート事項１の下方に、複数の具体的回 答内容を併記すると共に、具体的回答内容の文頭に小さな正方形状の記入枠３を 夫々配してなる回答選択欄２を矩形枠内に設け、更に、回答選択欄２内の具体的 回答内容に対応する夫々のマイクロバーコード４を、回答選択欄２外に且つ記入 枠３近傍（矩形枠の左辺近傍）に配して、第１のアンケート調査部分を構成して ある。また、前記第１のアンケート調査部分の下方に別のアンケート事項５を設 け、このアンケート事項５の下方に、複数の具体的質問内容を併記した質問欄６ と、複数の具体的回答内容を併記した回答項目欄７と、所定数の小さな正方形状 の記入枠９を配してなる回答選択欄８とを設け、質問欄６の具体的質問内容と回 答項目欄７の具体的回答内容とに対応する夫々のマイクロバーコード１０を、回 答選択欄８内に且つ記入枠９近傍に配して、第２のアンケート調査部分を構成し てある。尚、第２のアンケート調査部分の回答選択欄８は、矩形枠内を更に複数 の小矩形枠で縦横に区画して構成され、質問欄６は、回答選択欄８の左側に設け られ、回答項目欄７は、回答選択欄８の上部に設けられており、質問欄６の具体 的質問内容に対する回答を回答項目欄７の具体的回答内容から選択し、これに対 応する回答選択欄８の記入枠９内に印を施せるように構成してある。

【０００８】 アンケート調査票Ａの調査票本体は、適宜紙材等によって略矩形シート状に形 成されている。尚、調査票本体の具体的形状、寸法、材質等は、図示例に限定さ れるものではない。

【０００９】 アンケート事項１，５は、具体的な質問内容が記載された部分で、そのアンケ ートの趣旨に沿った質問がなされる。尚、アンケート事項１，５の数や、配設位 置等は、図示例に限定されるものではない。

【００１０】 回答選択欄２は、アンケート事項１の質問内容に対応する具体的回答例が併記 された部分である。尚、具体的回答例の数や、配設位置等は、図示例に限定され るものではない。

【００１１】 記入枠３，９は、回答者が選択したことを筆記具で記せるようにしたものであ る。尚、記入枠３，９の具体的形状や、寸法等は、図示例に限定されるものでは ない。

【００１２】 マイクロバーコード４，１０は、通常のバーコードより小さく構成されたもの で、マイクロバーコードリーダーで読取るものである。尚、マイクロバーコード ４，１０の具体的配設位置等は、図示例に限定されるものではない。

【００１３】 質問欄６は、複数の具体的質問内容が併記された部分で、アンケート事項５の 質問内容に関連するより詳細な質問がなされる。尚、具体的質問内容の数や、配 設位置等は、図示例に限定されるものではない。

【００１４】 回答項目欄７は、具体的回答内容が記載された部分で、質問欄６の詳細な質問 内容に対応する具体的回答例が記された部分である。尚、具体的回答例の数や、 配設位置等は、図示例に限定されるものではない。

【００１５】 回答選択欄８は、記入枠９とマイクロバーコード１０とを配設して構成され、 質問欄６の具体的質問内容の右横方向に位置すると共に、回答項目欄７の具体的 回答内容の夫々下方に位置するように配置されている。すなわち、質問欄６の具 体的質問内容に対する回答を回答項目欄７の具体的回答内容から選択し、これら が交差する位置にある回答選択欄８の記入枠９内に印を施せるように構成してあ る。尚、回答選択欄８の具体的形状、配設位置等は、図示例に限定されるもので はない。

【００１６】 本考案のアンケート調査票Ａは前述の如く構成されており、回答者は、適宜記 入枠３，９に印を記すことでアンケートの回答をする。そして、このアンケート 調査票Ａに回答された記入枠３，９近傍のマイクロバーコード４，１０をマイク ロバーコードリーダーによって読取るようにして、夫々の回答をデータとしてコ ンピューターに入力する。

【００１７】

【考案の効果】

従って、請求項１記載のアンケート調査票Ａは、適宜アンケート事項１，５と 、適宜回答選択欄２，８とを備えたアンケート調査票Ａであって、回答選択欄２ ，８内に回答内容に対応する所定数の記入枠３，９を配し、この記入枠３，９夫 々の近傍に、回答内容に対応するマイクロバーコード４，１０を夫々配したので 、各種アンケートに適用でき、夫々の回答をデータとしてコンピューターに簡単 に且つ迅速に入力できるアンケート調査票Ａとなる。特に、マイクロバーコード を利用してあるので、一枚のアンケート調査票Ａからより多くのデータが得られ るようになる。更に、アンケート調査票Ａに回答された記入枠３，９近傍のマイ クロバーコード４，１０をマイクロバーコードリーダーによって読取るだけで、 夫々の回答をデータとしてコンピューターに入力できるようになり、アンケート の質問内容や回答内容等に応じて、アンケート事項１，５や、回答選択欄２，８ や、記入枠３，９や、マイクロバーコード４，１０を任意のレイアウトで配置で きるようになる。

【００１８】 また、請求項２記載のアンケート調査票Ａは、適宜アンケート事項１，５と、 適宜回答選択欄２，８とを備えたアンケート調査票Ａであって、アンケート事項 １の下方に、複数の具体的回答内容を併記すると共に、具体的回答内容の文頭に 記入枠３を夫々配してなる回答選択欄２を設け、具体的回答内容に対応する夫々 のマイクロバーコード４を、回答選択欄２外に且つ記入枠３近傍に配したアンケ ート調査部分を設け、一方、アンケート事項５の下方に、複数の具体的質問内容 を併記した質問欄６と、複数の具体的回答内容を併記した回答項目欄７と、所定 数の記入枠９を配してなる回答選択欄８とを設け、質問欄６の具体的質問内容と 回答項目欄７の具体的回答内容とに対応する夫々のマイクロバーコード１０を、 回答選択欄８内に且つ記入枠９近傍に配したアンケート調査部分を設けたので、 夫々の回答をデータとしてコンピューターに簡単に且つ迅速に入力できるアンケ ート調査票Ａとなる。更に、マイクロバーコードを利用してあるので、一枚のア ンケート調査票Ａからより多くのデータが得られるようになる。そして、アンケ ート調査票Ａに回答された記入枠３，９近傍のマイクロバーコード４，１０をマ イクロバーコードリーダーによって読取るだけで、夫々の回答をデータとしてコ ンピューターに入力できるようになり、アンケートの質問内容や回答内容等に応 じて、アンケート事項１，５や、回答選択欄２，８や、記入枠３，９や、マイク ロバーコード４，１０や、質問欄６や、回答項目欄７等を任意のレイアウトで配 置できるようになる。しかも、一枚のアンケート調査票Ａに、回答形式の異なる アンケート調査部分を設けることができ、変化に富んだ質問が行えるようになり 、回答者を退屈させず、良質な回答を期待できるアンケート調査票Ａとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のアンケート調査票を例示する正面図で
ある。

【符号の説明】

Ａ アンケート調査票 １ アンケート事項 ２ 回答選択
欄 ３ 記入枠 ４ マイクロ
バーコード ５ アンケート事項 ６ 質問欄 ７ 回答項目欄 ８ 回答選択
欄 ９ 記入枠 １０ マイクロ
バーコード

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 適宜アンケート事項と、適宜回答選択欄
   とを備えたアンケート調査票であって、回答選択欄内に
   回答内容に対応する所定数の記入枠を配し、この記入枠
   夫々の近傍に、回答内容に対応するマイクロバーコード
   を夫々配したことを特徴とするアンケート調査票。
2. 【請求項２】 適宜アンケート事項と、適宜回答選択欄
   とを備えたアンケート調査票であって、アンケート事項
   の下方に、複数の具体的回答内容を併記すると共に、具
   体的回答内容の文頭に記入枠を夫々配してなる回答選択
   欄を設け、具体的回答内容に対応する夫々のマイクロバ
   ーコードを、回答選択欄外に且つ記入枠近傍に配したア
   ンケート調査部分を設け、一方、アンケート事項の下方
   に、複数の具体的質問内容を併記した質問欄と、複数の
   具体的回答内容を併記した回答項目欄と、所定数の記入
   枠を配してなる回答選択欄とを設け、質問欄の具体的質
   問内容と回答項目欄の具体的回答内容とに対応する夫々
   のマイクロバーコードを、回答選択欄内に且つ記入枠近
   傍に配したアンケート調査部分を設けたことを特徴とす
   るアンケート調査票。