JP3033232U - ヘアーウェーブ用ロッド - Google Patents

ヘアーウェーブ用ロッド

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JP3033232U
JP3033232U JP1996007181U JP718196U JP3033232U JP 3033232 U JP3033232 U JP 3033232U JP 1996007181 U JP1996007181 U JP 1996007181U JP 718196 U JP718196 U JP 718196U JP 3033232 U JP3033232 U JP 3033232U
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JP
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hair
rod
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opening
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JP1996007181U
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English (en)
Inventor
光 山崎
Original Assignee
株式会社ソシエテヤマザキ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドを動かしたりロッドに巻回した頭髪を
揺することなく、ロッドに巻回した頭髪の毛先に迅速か
つ確実にパーマ液を浸漬させてボリューム感あふれた好
適なウェーブを施すことができるヘアーウェーブ用ロッ
ドを提供する。 【解決手段】 筒体のロッド1の一側面を蓋体により閉
蓋し、また他側面に開口部3を形成して有底筒体とする
とともに、その周面に開口部3よりも小径なパーマ液吐
出口4を複数個穿設する。頭髪を巻回したロッド1の開
口部3にパーマ液放出ノズルを密栓状に挿入してパーマ
液を注入すると、ロッド周面のパーマ液吐出口4からパ
ーマ液が吐出し、これによりロッド1に巻回した頭髪は
その内部、すなわち毛先からパーマ液に浸漬される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パーマ、若しくはパーマネントと称されるヘアーウェーブをかける 際に頭髪を巻回するロッドに係り、特に頭髪にボリューム感豊かなウェーブをか けることができるロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
頭髪にウェーブを施すひとつの方法として、頭髪を毛先の方から円筒状のロッ ドに巻回し、このロッドに巻回された頭髪に対し酸化剤であるパーマ液を循環さ せながら満遍なく注いでパーマ・トリートメントする方法が存在している。
【0003】 このパーマ液を循環させる循環装置にあっては、頭髪をパーマ・トリートメン トした直後のパーマ液のPHを測定することで、パーマ液を頭髪の質に適合させ て好適なPHに調整したり、パーマ液を適温に温めることができるという優れた ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、頭髪にウェーブをかける際には、ボリューム感豊かなウェーブ とするために頭髪は毛先の方からロッドにきつく緻密に巻回されており、そのた めロッドに巻回された頭髪の上からパーマ液を滴下するだけでは、パーマ液はは じかれてしまい巻回された頭髪の内部、すなわち毛先にまで容易に浸透しなかっ た。
【0005】 そのため、パーマ液がロッドに巻回された頭髪内部の毛先にまで浸透するよう に、ロッドを動かして各方向からパーマ液を注いだり、ロッドに巻回した頭髪を 揺すってパーマ液を浸透させる等の手操作を行うことが常であった。しかしなが ら、ロッドを動かしたりロッドに巻回した頭髪を揺することは、整然と配置固定 しておくべきロッドを動かすもので、且つせっかくきつく巻回した頭髪が弛む虞 れもあり、このことは頭髪の持ち上がりやウェーブのボリューム感がある程度損 なわれることを余儀なくされるものであった。
【0006】 そこで本考案は、前述の点に鑑み案出されたもので、ロッドを動かしたりロッ ドに巻回した頭髪を揺することなく、ロッドに巻回した頭髪の毛先に迅速かつ確 実にパーマ液を浸漬させてボリューム感あふれた好適なウェーブを施すことがで きるヘアーウェーブ用ロッドの実現を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため、本考案のヘアーウェーブ用ロッドは、頭髪を巻回 しパーマ液を浸してウェーブをかけるためのヘアーウェーブ用ロッドは、筒体の 一側面を閉蓋し他側面に開口部を形成した有底筒体からなり、この筒体周面には 前記開口部よりも小径なパーマ液吐出口を穿設し、前記筒体の開口部から注入さ れたパーマ液は前記筒体周面のパーマ液吐出口から吐出され毛先より筒体周面に 巻回されてなる頭髪の内部からも浸漬することを特徴とするものである。
【0008】 また、パーマ液吐出口は筒体周面の中央部分近傍に一個所若しくは複数個所穿 設してもよい。
【0009】 また、筒体の開口部を容易に視認するための表示を筒体の一側面、他側面、周 面の少なくとも一つに形成してもよい。
【0010】
【実施の態様】
図1は、本考案のヘアーウェーブ用ロッドを示し、このロッド1は、中央部分 がくびれた鼓形状の合成樹脂製の筒体からなり、この筒体の一側面は蓋体2によ り閉蓋(蓋体2は筒体と別体若しくは一体の何れかでも可)されるとともに、他 側面は開口部3とすることで、有底筒体としている。そして、筒体の周面におけ る中央部分近傍には前記開口部3よりも小径なパーマ液吐出口4を複数個(本実 施例にあっては1列に3個を対向させて計6個)穿設している。尚、ロッド1の 開口部3を容易に視認させるために、一側面(例えばラバーバンドを掛止する突 起部)に着色等のマーキングを施してもよい。
【0011】 図3は、本考案のヘアーウェーブ用ロッドの使用方法を示し、5はパーマ液を ポンプを用いて循環させるパーマ液循環装置6のパーマ液放出ノズルであって、 パーマ液循環装置6内のポンプにより一定の圧力でパーマ液を放出する。パーマ 液放出ノズル5は、ロッド1の開口部3に挿入して密栓状に係合し得るように先 端がテーパー状に形成されており、通常のパーマ液放出ノズルに対して着脱可能 なアタッチメントとしてもよい。
【0012】 パーマ液循環装置6の構造の概略としては、昇降部材を備えた脚部の上に、仰 向けの頭部を載置しパーマ液を受ける合成樹脂製のトレイ7を固定するとともに 、トレイ7の下部にはパーマ液を溜めるタンクと、タンク内のパーマ液をパーマ 液放出ノズルから放出させるポンプと、トレイ7に溜るパーマ液を濾過しつつタ ンクに導く管栓を備え、これによりパーマ液を常に循環させる構造としている。
【0013】 このような構成からなるパーマ液循環装置6と本考案のロッド1を用いてのヘ アーウェーブのかけ方について説明する。まず、ロッド1にウェーブをかける頭 髪Hを毛先から巻回してゆく。この際、パーマ液循環装置6のトレイ7に頭部を 仰向けに位置させた状態でロッド1の閉蓋された一側面が下方に位置するように 、すなわち左右対称にロッド1を巻く場合には後頭部方向に一側面が位置するよ うにする。
【0014】 このようにして、ウェーブをかける頭髪全部にロッド1を巻回したら、頭部を パーマ液循環装置6のトレイ7に仰向けにして載置する。次に、パーマ液循環装 置6を始動させ、図3に示す如く、パーマ液放出ノズル5からパーマ液を連続的 に放出させ、パーマ液放出ノズル5をロッド1の開口部3に挿入し、開口部3か らパーマ液が漏れないように密栓状に係合させる。そして、ロッド1内に満ちた パーマ液はパーマ液吐出口4から勢いよく吐出し、巻回された頭髪Hの内部、す なわち毛先を充分に浸し頭髪Hの隙間を通り抜けながら外側へと浸透してゆく。 また、パーマ液をロッド1内部に注入するだけでなく、頭髪Hの根元部分にも充 分パーマ液を浸透させるために、従来と同様にロッドに巻回された頭髪Hの外側 にも注ぐものである。
【0015】 このパーマ液吐出口4の位置、個数、孔径等の設定は、パーマ液放出ノズル5 から放出されるパーマ液の水圧、パーマ液が巻回された頭髪の隙間を通り抜ける 際の抵抗等を考慮し、ロッドの大きさごとに適宜に設定されるものであり、その 設定の一態様としては、ロッドに巻回される頭髪は、その毛先をロッドの中央部 分に集中させて巻回することが通常であることから、パーマ液吐出口4の位置は ある程度ロッド1の中央部分寄りに穿設されることが好ましい。また、パーマ液 吐出口4の孔径が大き過ぎる場合にはパーマ液は巻回された頭髪の隙間を通り抜 ける水圧が得られずに、ロッド周面に沿って漏れ出てしまい、一方パーマ液吐出 口4の孔径が小さ過ぎる場合にはパーマ液がパーマ液吐出口4から殆ど吐出でき なかったり、スポット的にしか吐出しないといった問題が生じるものである。本 考案のパーマ液吐出口4にあっては、勿論上述した実施例における位置、個数、 孔径に限定されるものではない。
【0016】 そして、このようにして頭髪を浸漬しつつその隙間を通り抜けたパーマ液は、 トレイ7上に滴下し集められた後、濾過、温度コントロール、PH調整等の処理 をされて、ポンプにより再びパーマ液放出ノズル5から放出されて、パーマ・ト リートメントが終了するまで循環使用されるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本考案のヘアーウェーブ用ロッドによれば、筒体の一側面を 閉蓋し他側面に開口部を形成した有底筒体の周面に開口部よりも小径なパーマ液 吐出口を穿設したことで、ロッドの開口部からパーマ液を注入するとロッド周面 のパーマ液吐出口からパーマ液が吐出し、ロッドに巻回した頭髪の内部、すなわ ち毛先が確実にパーマ液に浸漬され、これによりロッドを動かしたりロッドに巻 回した頭髪を揺することなく、ロッドの開口部にパーマ液を放出するノズルを挿 入係合するだけで、ロッドに巻回した頭髪の毛先に迅速かつ確実にパーマ液を浸 漬させてボリューム感あふれた好適なウェーブを施すことができるものである。
【0018】 また、筒体の開口部を容易に視認するための表示を筒体の一側面、他側面、周 面の少なくとも一つに形成した場合には、頭髪を巻回するロッドの上下方向の向 きを容易に揃えることができ、これによりノズルによりロッド内にパーマ液を注 入する作業が極めて容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘアーウェーブ用ロッドの斜視図であ
る。
【図2】本考案のヘアーウェーブ用ロッドの断面図であ
る。
【図3】本考案のヘアーウェーブ用ロッドの使用状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 ロッド 2 蓋体 3 開口部 4 パーマ液吐出口 5 パーマ液放出ノズル 6 パーマ液循環装置 7 トレイ H 頭髪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭髪を巻回しパーマ液を浸してウェーブ
    をかけるためのヘアーウェーブ用ロッドは、筒体の一側
    面を閉蓋し他側面に開口部を形成した有底筒体からな
    り、この筒体周面には前記開口部よりも小径なパーマ液
    吐出口を穿設し、前記筒体の開口部から注入されたパー
    マ液は前記筒体周面のパーマ液吐出口から吐出され毛先
    より筒体周面に巻回されてなる頭髪の内部からも浸漬す
    ることを特徴とするヘアーウェーブ用ロッド。
  2. 【請求項2】 パーマ液吐出口は筒体周面の中央部分近
    傍に一個所若しくは複数個所穿設してなることを特徴と
    する請求項1記載のヘアーウェーブ用ロッド。
  3. 【請求項3】 筒体の開口部を容易に視認するための表
    示を筒体の一側面、他側面、周面の少なくとも一つに形
    成することを特徴とする請求項1記載のヘアーウェーブ
    用ロッド。
JP1996007181U 1996-07-04 1996-07-04 ヘアーウェーブ用ロッド Expired - Lifetime JP3033232U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112801A (ja) * 2007-10-15 2009-05-28 Imagine:Kk 毛髪セット用シート体、毛髪のセット用具及び毛髪のセット方法
WO2022131402A1 (ko) * 2020-12-14 2022-06-23 김현태 퍼머용 로드

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