JP3032976B1 - 車上作業用親綱支柱及び車上作業用水平親綱張架装置 - Google Patents

車上作業用親綱支柱及び車上作業用水平親綱張架装置

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JP3032976B1 JP11016575A JP1657599A JP3032976B1 JP 3032976 B1 JP3032976 B1 JP 3032976B1 JP 11016575 A JP11016575 A JP 11016575A JP 1657599 A JP1657599 A JP 1657599A JP 3032976 B1 JP3032976 B1 JP 3032976B1
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Abstract

【要約】 【課題】トラック等の車両の荷台上で積載物の積み卸し
等の作業をおこなう際に、車両の荷台に接近して仮設さ
れ、荷台上方に水平親綱を張設して、墜落等の事故から
作業員の安全を確保する。 【解決手段】車上作業用親綱支柱Xは、高さ方向に伸縮
可能な自立支柱1が、支柱上端に親綱の装架手段2と、
支柱体部に車両の荷台側面の上下縁に仮固定可能なあお
り取着部材12、及び荷台側面の車体上縁に沿ってスタン
スを拡張して仮固定可能な伸縮ステー又は伸縮梁部材13
と、脚の先端部に車体の下面を支承する接地アジャスタ
ー付き補助支柱112 を具備する。また、車上作業用水平
親綱張架装置は、車上作業用親綱支柱Xの少なくとも2
本を1組として用い、荷台寄りの車両の先後に離隔設置
して水平親綱を張設するとともに、この親綱と作業員と
の間に命綱を接続したものとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の車両
の荷台上で積載物の積み卸し等の作業をおこなう際に、
車両の荷台に接近して仮設され、荷台上方に水平親綱を
張設するための車上作業用親綱支柱、及びこの車上作業
用親綱支柱の少なくとも2本を1組として用いた車上作
業用水平親綱張架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平7−127240号
「車上安全親ロープ用支柱」にみられるように、トラッ
ク等の車両の荷台上で積載物の積み卸し等の作業をおこ
なう際に、車両の荷台の適所に2本以上の支柱を取り付
け、かつ、支柱の先端に水平親綱取り付け部材を設け
て、荷台上方に水平親綱を張設し、この水平親綱に各作
業員が腰等に着けて使用する安全索(命綱)を接続して
墜落等の事故から作業員の安全を確保するようにした車
上作業用親綱支柱が知られている。
【0003】ここでは、車上安全親ロープ用支柱を個々
の車両に収納可能に装備することにより、倉庫等の荷物
の集配基地においてなされてきた安全措置(緩衝用マッ
トの敷設等)に係る従来的な不都合の解消を図ろうとし
ている。
【0004】この場合、安全性の向上(確保)、作業能
率への寄与、及び省スペースであるという点で、従来的
な安全措置に比して利点を認めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個々の
車両に装備する点ではコストアップにつながるし、図面
〔公報記載の図1参照〕から推認されるかぎりでは支柱
の剛性の程度が不明であるものの地上3〜5mからの作
業者の墜落(自由落下)に係る衝撃荷重に十分耐え得る
のかという点で疑問がある。(安全装置であるからに
は、当然にクリアされていなければないない。)また、
車両の荷台の縁部(あおり)に固設するという点〔公報
記載の図5参照〕では車両部材の損傷も免れないと思わ
れる。
【0006】こうしたなかで、本発明者らは、倉庫等の
荷物の集配基地においてなされてきた安全措置に代替し
て、車両の荷台に移動・接近して仮設・固定し、荷台上
方に水平親綱を張設して、この親綱と作業員との間に命
綱を接続し墜落等の事故から作業員の安全を確保するよ
うに構成した車上作業用親綱支柱が有用であるとの認識
から、開発を進めてきた。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、従来的な不都合や上記課題を解消し、倉庫
等の荷物の集配基地に備えつけて仮設使用することによ
り、車上作業の安全性の向上(確保)、作業能率の改
善、及び省スペースを図ることができる車上作業用親綱
支柱及び水平親綱張架装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、トラック等の車両の荷台上で積載物の積み卸し
等の作業をおこなう際に、車両の荷台に接近して仮設さ
れ、荷台上方に水平親綱を張設するための車上作業用親
綱支柱であって、高さ方向に伸縮可能な自立支柱が、支
柱上端に親綱の装架手段と、支柱体部に車両の荷台側面
の上下縁に仮固定可能なあおり取着部材、及び荷台側面
の車体上縁に沿ってスタンスを拡張して仮固定可能な伸
縮ステー又は伸縮梁部材と、前記脚の先端部に車体の下
面を支承する接地アジャスター付き補助支柱を具備して
なることを特徴とするものである。
【0009】また、車上作業用水平親綱張架装置であっ
て、上記構成の車上作業用親綱支柱の少なくとも2本を
1組として用い、荷台寄りの車両の先後に離隔設置して
水平親綱を張設するとともに、この親綱と作業員との間
に命綱を接続してなることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、上記構成
の車上作業用親綱支柱において、自立支柱は、キャスタ
ー付き脚を有した中央鞘柱と該鞘柱に収納可能なテンシ
ョンポールからなり、該テンションポールを伸縮操作す
るためのウインチを有したものとされる。
【0011】また、支柱体部に送り出し・巻取り操作に
より親綱を可変長に張設するためのウインチを設けてい
る。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して以下
説明する。
【0013】(実施例1)図1は車上作業用親綱支柱の
(a)正面視説明図、及び(b)平面視説明図である。
【0014】図2は同じく(a)左側面視説明図、及び
(b)右側面視説明図ある。
【0015】高さ方向に伸縮可能な自立支柱(1)は、
キャスター付き三脚(111)を有した中央鞘柱(11)と、
中央う鞘柱(11)に収納可能なテンションポール(14)
からなり、このテンションポール(14)をウインチ(11
4)により伸縮操作する構成とされている。
【0016】また、自立支柱(1)は、支柱上端に親綱
の装架手段(141)を有し、支柱体部〔詳しくは、中央鞘
柱(11)の上部〕に車両の荷台側面の上下縁に仮固定可
能なあおり取着部材(12)、及び荷台側面の車体上縁に
沿ってスタンスを拡張して仮固定可能な伸縮ステー又は
伸縮梁部材(13)を有している。なお、この伸縮ステー
又は伸縮梁部材(13)をロープに代替する場合がある。
〔図示省略〕
【0017】また、三脚(111)のうち車体の下方へ踏み
込む2脚には、それぞれ先端部に車体(V)の下面を支
承する接地アジャスター(113)付き補助支柱(112)を設
けている。
【0018】また、支柱体部に送り出し・巻取り操作に
より親綱を可変長に張設するためのウインチ(115)を設
けている。
【0019】(実施例2)図3は車上作業用水平親綱張
架装置の使用状態を示す(a)正面視説明図、(b)側
面視説明図である。
【0020】図示するように、車上作業用水平親綱張架
装置(Y)は、実施例1記載の車上作業用親綱支柱
(X)の少なくとも2本を1組として用い、荷台片側の
車両(V)の先後に離隔設置して水平親綱(2)を張設
するとともに、この親綱(2)と作業員との間に命綱を
接続する構成とされる。なお、図において、命綱及び作
業員の図示は省略した。
【0021】また、図4に示すように、車上作業用水平
親綱張架装置(Y)の設置形態は、荷台片側ばかりでな
く、実施例1記載の車上作業用親綱支柱(X)を、荷台
の両側〔図4(a)〕、又は荷台の片側と後尾〔図4
(b)〕に配置して、水平親綱(2)が荷台上方を横断
するように張設する場合がある。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなるものであ
り、これによれば倉庫等の荷物の集配基地に備えつけて
仮設使用することにより、車上作業の安全性を向上(確
保)し、作業能率を改善することができる。しかも、省
スペースである。
【0023】また、車両の荷台上での作業に同等な高所
作業、例えば足場や屋根における水平移動を主とする作
業に対する安全装置として転用可能であり、広くその活
用を考慮してよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車上作業用親綱支柱の
(a)正面視説明図、及び(b)平面視説明図である。
【図2】同じく、(a)左側面視説明図、及び(b)右
側面視説明図ある。
【図3】本発明の一実施例である車上作業用水平親綱張
架装置の使用状態を示す(a)正面視説明図、及び
(b)側面視説明図である。
【図4】車上作業用水平親綱張架装置の設置形態を示す
平面視説明図(a)(b)である。
【符号の説明】
1 自立支柱 11 中央鞘柱 111 三脚(脚) 112 補助支柱 113 接地アジャスター 114 ウインチ(ポール伸縮用) 115 ウインチ(親綱巻取り用) 12 あおり取着部材 13 伸縮ステー(又は伸縮梁部材) 14 テンションポール 141 装架手段 2 水平親綱 V 車両 X 車上作業用親綱支柱 Y 車上作業用水平親綱張架装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石渡 久雄 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝物 流株式会社内 (72)発明者 佐藤 良一 埼玉県川越市小堤38−15 (72)発明者 内田 光也 東京都東久留米市本町3−1−41 シテ ィコア東久留米104 (72)発明者 奥田 康之 広島県福山市草戸町4丁目32−12−5 (72)発明者 池田 泰一郎 広島県福山市山野町1089−2 (56)参考文献 特開 平7−127240(JP,A) 特開 平8−257153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62B 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック等の車両の荷台上で積載物の積
    み卸し等の作業をおこなう際に、車両の荷台に接近して
    仮設され、荷台上方に水平親綱を張設するための車上作
    業用親綱支柱であって、高さ方向に伸縮可能な自立支柱
    が、支柱上端に親綱の装架手段と、支柱体部に車両の荷
    台側面の上下縁に仮固定可能なあおり取着部材、及び荷
    台側面の車体上縁に沿ってスタンスを拡張して仮固定可
    能な伸縮ステー又は伸縮梁部材と、前記脚の先端部に車
    体の下面を支承する接地アジャスター付き補助支柱を具
    備してなることを特徴とする車上作業用親綱支柱。
  2. 【請求項2】 自立支柱が、キャスター付き脚を有した
    中央鞘柱と該鞘柱に収納可能なテンションポールからな
    り、該テンションポールを伸縮操作するためのウインチ
    を有したものである請求項1記載の車上作業用親綱支
    柱。
  3. 【請求項3】 支柱体部に送り出し・巻取り操作により
    親綱を可変長に張設するためのウインチを設けた請求項
    1記載の車上作業用親綱支柱。
  4. 【請求項4】 トラック等の車両の荷台上で積載物の積
    み卸し等の作業をおこなう際に、車両の荷台に接近して
    仮設され、荷台上方に水平親綱を張設して、墜落等の事
    故から作業員の安全を確保するようにした車上作業用水
    平親綱張架装置であって、請求項1乃至3のいずれか1
    項記載の車上作業用親綱支柱の少なくとも2本を1組と
    して用い、荷台寄りの車両の先後に離隔設置して水平親
    綱を張設するとともに、この親綱と作業員との間に命綱
    を接続してなることを特徴とする車上作業用水平親綱張
    架装置。
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