JP3032612B2 - チップ部品用ソケット - Google Patents

チップ部品用ソケット

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良和 谷口
和則 山本
弘幸 栄藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ抵抗などのチッ
プ部品をプリント基板に実装する際に用いるチップ部品
用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各分野に電子化が進み、それに伴
い仕様の多様化、部品の小型化が要求されている。回路
部品においても、小型化に対応させるためにチップ部品
を用いることが主流となりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部品が
チップ化・小型化されることにより、部品の実装に手間
がかかる問題があった。つまり、部品実装機の進歩が部
品の進歩に追いついていないのが現状である。しかも、
部品がチップ化・小型化されると、部品の組み替え、メ
ンテナンス等でも手間がかかる問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、部品の実装、組み替
え、メンテナンス等を容易に行うことができるチップ部
品用ソケットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、内部にチップ部品を収める枠状のソケ
ット本体と、このソケット本体の上部に横方向に摺動自
在に取り付けられ装着されたチップ部品の上面を弾接す
るチップ押さえとからなり、装着されるチップ部品の端
子に接触すると共に、プリント基板への実装時に半田付
けされるばね性を有する複数のコンタクトをソケット本
体に植設してある。
【0006】なお、ソケット本体の下に配線パターンを
形成するとができるようにするため、上記ソケット本体
の底部にチップ部品をプリント基板から浮かせるための
ストッパを形成してもよい。また、チップ部品の取外し
を容易とするために、ソケット本体の一端あるいは両端
にチップ部品の取外しを行う一段低い部分を形成するこ
とが好ましい。
【0007】さらに、部品実装機を用いてチップ部品用
ソケットをプリント基板などに実装できるように、チッ
プ部品の非装着時にチップ押さえを全体の重心位置に固
定する固定手段を設けることが好ましい。さらにまた、
部品実装機を用いてチップ部品用ソケットをプリント基
板などに実装する場合においては、上記チップ押さえの
中央部の大きさを少なくとも部品実装機の部品装着用の
ノズルの吸着面の大きさ以上に形成することが必要であ
る。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
ソケット本体をプリント基板に予め実装し、その後ソケ
ット本体に着脱自在にチップ部品を装着することができ
るようにしたものである。ここで、ソケット本体を部品
実装機で実装できる構造としておけば、いかなる形状の
チップ部品も実装可能となる。しかも、チップ押さえを
摺動させれば、チップ部品を取り外すことができ、組み
替え及びメンテナンス等を容易に行える。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例ではチップ部品用ソケット(以下、単にソケット
と呼ぶ)としてチップ抵抗4を実装するものを示す。こ
のソケットは、図1に示すように、内部にチップ抵抗4
を収める矩形枠状のソケット本体1と、このソケット本
体1の上部に横方向に摺動自在に取り付けられ装着され
たチップ抵抗4の上面を弾接するチップ押さえ2とから
なる。
【0010】ソケット本体1には装着されるチップ抵抗
4の端子4aに接触する複数のコンタクト3を植設して
ある。このソケット本体1は両側面の上部に右端から略
中央部にかけて横方向に走るスライド溝5を形成してあ
る。チップ押さえ2は、弾性材料を用いて断面形状をコ
字状に形成され、両側部をさらに内側に折曲して係合片
2aを形成してある。従って、係合片2aをスライド溝
5に係合して横方向にスライド自在にソケット本体1に
取り付けられる。そして、上面の中央部を球状に凹設し
て装着されるチップ抵抗4を弾接する弾接部2bを形成
してある。また、中央部にはソケット本体1の開口を十
分に閉塞して、チップ抵抗4の浮きや外れを防止するた
めに、上面形状を凸状に形成してある。
【0011】ここで、チップ押さえ2は、チップ抵抗4
の不装着時には図1(a)に示すように、右端に移動さ
せておき、且つチップ抵抗4の装着時には図3(a)に
示すように中央に移動させる。そこで、このチップ押さ
え2の位置決めを行うために、ソケット本体1の上面に
は凸部1aを形成してある。コンタクト3は、ばね性を
有する導電材料で形成され、図2(b)に示すように、
一端を下方に開口するコ字状に形成し、先端部をソケッ
ト本体1の内部に露呈させる形で、ソケット本体1の両
側壁部内にインサート成形してある。そして、他端を底
面から側方に延出し、この延出部分をソケット本体1を
プリント基板に実装する場合の端子として用いる。
【0012】ここで、本実施例では、両側壁内に夫々イ
ンサートされるコンタクト3は千鳥状に配置し、チップ
抵抗4の端子4aを弾性挟持する構造になっている。こ
のように複数のコンタクト3を配置しておけば、複数個
のチップ抵抗4、あるいは端子形状の異なるチップ抵抗
4も装着可能となる。なお、上述のようにコンタクト3
を千鳥状に配置すると、チップ抵抗4以外の例えば3個
の端子を三角形状に配置したトランジスタなどのチップ
部品なども装着可能となる。よって、チップ抵抗4だけ
を対称とするソケットである場合には、コンタクト3を
夫々の側壁内に対称に配置してもよい。
【0013】また、上記ソケット本体1のチップ抵抗4
の装着部の左端は略半円状に凹設し、この凹部をチッ
プ抵抗4を取り外すために用いる。以下、本実施例のソ
ケットを用いてチップ抵抗4を実装する方法について説
明する。ソケット本体1をプリント基板のランドに合わ
せて半田付けを行い、プリント基板上に固定する。この
とき、チップ押さえ2は図1(a)に示すようにソケッ
ト本体1の右端にスライドさせておく。
【0014】次に、チップ抵抗4を図3に示すようにソ
ケット本体1の中に収める。そして、チップ押さえ2を
左にスライドさせて、ソケット本体1の中央部に移動さ
せる。これにより、チップ抵抗4をチップ押さえ2で押
さえる。このようにチップ押さえ2でチップ抵抗4が押
さられるので、振動や衝撃によってチップ抵抗4に浮き
等を生じことがなく、接触の安定性が向上する。
【0015】ところで、従来の上記ソケットのように部
品を後付けする構造の装置においては、振動や衝撃によ
って部品に浮き等を生じないように、通常別部品の押さ
え部材等が付いている。そして、押さえ部材はフック爪
等の係合によりソケット本体に装着される構造となって
いた。しかし、このような構造であると、装置本体と係
合する押さえ部材を外さなければならないため、部品の
取外しに手間がかかり、また別部材となっている(取外
しができる)ために、押さえ部材を紛失させる恐れがあ
る。
【0016】この点、本実施例ではチップ押さえ2がソ
ケット本体に一体に取り付いてあるので、紛失する恐れ
がなく、チップ抵抗4の取外しはチップ押さえ2をスラ
イドさせて行え、チップ抵抗4の取外しに手間がかから
ない利点がある。なお、この取外しは、チップ押さえ2
をスライドさせ、先端の細い治具(例えばシャープペン
の先のような形状のもの)をソケット本体1に形成して
ある凹部に差し込んでこじることにより、チップ抵抗
4の取外しが行える。
【0017】ところで、上記構造に加えて次の構造を設
けることが好ましい。この構造を図4に示す。つまり、
ソケット本体1の底部にチップ抵抗4をプリント基板か
ら浮かせるためのストッパ6を形成する。このストッパ
6を形成すると、チップ抵抗4の端子がプリント基板に
接触しないため、ソケットの下に配線パターンを形成す
ることが可能となり、省スペース化及び実装面の効率化
を図ることができる。
【0018】ところで、上述の場合には、先端の細い治
具をソケット本体1に形成してある凹部に差し込んで
こじてチップ抵抗4を取り外していたが、図5に示すよ
うに凹部を形成したソケット本体1の一端を一段低い
段部1bとし、図9に示すようにチップ抵抗4の端部を
指で引掛けて押し上げることができる構造とすれば、さ
らに容易にチップ抵抗4の取外しが行えて便利である。
【0019】さらに、この種のソケットは部品実装機に
よりプリント基板などに実装できるようにすることが好
ましい。そこで、このように部品実装機による実装を可
能とするために、チップ抵抗4の非装着時にチップ押さ
え2を全体の重心位置に固定できるように、中央側の凸
部1aを形成し、さらにこのチップ押さえ2の中央部の
大きさを少なくとも部品実装機の部品装着用のノズルの
吸着面の大きさ(図8の斜線を付したイで吸着面の大き
さを示す)以上に形成すればよい。このようにすれば、
チップ押さえ2を部品実装機のノズルで掴んで、プリン
ト基板などに実装することができ、ソケットの取付が容
易となる。
【0020】なお、以上の説明はチップ抵抗4について
行ったが、勿論コンデンサやトランジスタあるいはIC
等にも応用することができることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、内部にチップ部
品を収める枠状のソケット本体と、このソケット本体の
上部に横方向に摺動自在に取り付けられ装着されたチッ
プ部品の上面を弾接するチップ押さえとからなり、装着
されるチップ部品の端子に接触すると共に、プリント基
板への実装時に半田付けされるばね性を有する複数のコ
ンタクトをソケット本体に植設してあるので、ソケット
本体をプリント基板に予め実装し、その後ソケット本体
に着脱自在にチップ部品を装着することができる。従っ
て、ソケット本体を部品実装機で実装できる構造として
おけば、いかなる形状のチップ部品も実装可能となる。
しかも、チップ押さえを摺動させれば、チップ部品を取
り外すことができ、組み替え及びメンテナンス等を容易
に行える。
【0022】また、上記ソケット本体の底部にチップ部
品をプリント基板から浮かせるためのストッパを形成す
ると、ソケット本体の下に配線パターンを形成すること
ができ、省スペース化及び実装面の効率化を図ることが
できる。さらに、ソケット本体の一端あるいは両端にチ
ップ部品の取外しを行う一段低い部分を形成すると、チ
ップ部品の端部を露呈させ、この部分を指などで押し上
げてチップ部品の取外しが行え、チップ部品の取外しを
容易となる。
【0023】さらに、チップ部品の非装着時にチップ押
さえを全体の重心位置に固定する固定手段を設け、上記
チップ押さえの中央部の大きさを少なくとも部品実装機
の部品装着用のノズルの吸着面の大きさ以上に形成する
と、部品実装機を用いてチップ部品用ソケットをプリン
ト基板などに実装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の平面図である。 (b)は同上の側面図である。 (c)は同上の正面図である。 (d)は同上の底面図である。
【図2】(a)は同上の正面断面図である。 (b)は同上の側面断面図である。
【図3】(a)はチップ抵抗の装着時の平面図である。 (b)は同上の側面断面図である。
【図4】(a)はストッパを形成した場合の平面図であ
る。 (b)は同上の側面断面図である。
【図5】(a)は他の実施例の平面図である。 (b)は同上の正面図である。
【図6】同上の正面断面図である。
【図7】同上のチップ抵抗の装着時の平面図である。
【図8】同上の部品実装機の保持部分を示す説明図であ
る。
【図9】同上におけるチップ抵抗の取外し方法の説明図
である。
【符号の説明】 1 ソケット本体 1a 凸部 1b 段部 2 チップ押さえ 3 コンタクト 4 チップ抵抗 6 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栄藤 弘幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−208277(JP,A) 実開 昭63−132697(JP,U) 実開 昭60−3676(JP,U) 実開 昭63−149080(JP,U) 実開 平4−51785(JP,U) 実開 平3−92007(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/76 H01C 1/00 - 1/16 H02K 1/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にチップ部品を収める枠状のソケッ
    ト本体と、このソケット本体の上部に横方向に摺動自在
    に取り付けられ装着されたチップ部品の上面を弾接する
    チップ押さえとからなり、装着されるチップ部品の端子
    に接触すると共に、プリント基板への実装時に半田付け
    されるばね性を有する複数のコンタクトをソケット本体
    に植設して成ることを特徴とするチップ部品用ソケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記ソケット本体の底部にチップ部品を
    プリント基板から浮かせるためのストッパを形成して成
    ることを特徴とする請求項1記載のチップ部品用ソケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 ソケット本体の一端あるいは両端にチッ
    プ部品の取外しを行う一段低い部分を形成して成ること
    を特徴とする請求項1記載のチップ部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 チップ部品の非装着時にチップ押さえを
    全体の重心位置に固定する固定手段を設けて成ることを
    特徴とする請求項1記載のチップ部品用ソケット。
  5. 【請求項5】 上記チップ押さえの中央部の大きさを少
    なくとも部品実装機の部品装着用のノズルの吸着面の大
    きさ以上に形成して成ることを特徴とする請求項1記載
    のチップ部品用ソケット。
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