JP3032279B2 - 火災報知設備の端末機器用試験器 - Google Patents

火災報知設備の端末機器用試験器

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JP3032279B2 JP2293452A JP29345290A JP3032279B2 JP 3032279 B2 JP3032279 B2 JP 3032279B2 JP 2293452 A JP2293452 A JP 2293452A JP 29345290 A JP29345290 A JP 29345290A JP 3032279 B2 JP3032279 B2 JP 3032279B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災感知器、火災センサ、防排煙機器、消
火機器、防盗検知器、またはこれらが接続される中継器
等の端末機器を受信機がポーリングし、その呼出された
端末機器が監視情報を受信機に送り、その受信機は上記
監視情報を収集する火災報知設備に関する。
[従来の技術] 火災報知設備の受信機から端末機器へポーリング信号
を伝送し、そのポーリング信号を受けた端末機器が受信
機へ返送情報を送る方式をポーリング方式と呼ぶ。この
場合、端末機器のそれぞれに互いに異なるアドレスを付
与し、受信機はポーリング信号の最初の部分にアドレス
を含め、その後に、消火栓の開栓等の動作命令を送った
り、火災感知器が検出した火災情報等の端末機器の状態
情報を返送する返送命令を送る。
このポーリング方式を採用した火災報知設備の中に
は、ポーリング信号におけるアドレスと端末機器の自己
のアドレスとが一致したときにLEDを点灯させ、このLED
が点灯したときにその端末機器が正常に動作していると
警備員等が判断できるものが知られている。
上記従来例においては、ポーリング信号におけるアド
レスと端末機器の自己のアドレスとが一致したときにLE
Dを点灯させ、LEDが点灯したことを視認できたときに、
その端末機器の動作が正常であると考える。
一方、そのLEDが点灯しない場合には、その端末機器
に故障が生じている場合であるが、その故障が受信回路
以前の箇所(受信機と端末機器とを結ぶ信号線または受
信回路)で生じているのか、端末機器の全体を制御する
マイクロプロセッサで生じているのかは不明である。し
たがって、上記従来例においては、アドレス照合ができ
ない場合、端末機器のどこに故障が生じているのかを把
握することができないという欠点がある。
この欠点を克服する装置として、受信機からのポーリ
ング信号を端末機器が受信しているときに、そのポーリ
ング信号に応じて点滅する発光素子を端末機器に設けた
装置が提案されている。
また、アドレス照合ができていても、受信機に返送信
号が正常に返送されない場合、端末機器のどこに故障が
生じているのかを把握することができないという欠点が
ある。
この欠点を克服する装置として、端末機器が受信機に
返送情報を返送しているときに、その返送情報に応じて
点滅する発光素子を端末機器に設けた装置が提案されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記提案されている装置においては、端末
機器の異常箇所を把握することができるものの、発光素
子の点滅速度が非常に速いので、その発光素子を肉眼で
見ていただけでは、端末機器が受信機からどのような信
号を受信し、どのような信号を受信機に返送しているか
を把握することができないという問題がある。
本発明は、端末機器が受信機からどのような信号を受
信し、どのような信号を受信機に返送しているかを、端
末機器の近傍に居るだけで把握することができる火災報
知設備の端末機器用試験器を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決する手段] 本発明は、端末機器に設けられた発光素子からの光信
号を受ける受光素子と、この受光素子の出力信号を解読
する信号解読手段と、解読された情報を表示する表示手
段とを有するものである。
[作用] 本発明は、端末機器に設けられた発光素子からの光信
号を受ける受光素子と、この受光素子の出力信号を解読
する信号解読手段と、解読された情報を表示する表示手
段とを有するので、端末機器が受信機からどのような信
号を受信し、および又はどのような信号を受信機に返送
しているかを、端末機器の近傍に居るだけで把握するこ
とができる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。
火災報知設備の端末機器用試験器TSは、中継器Tに設
けられた発光ダイオードLED1からの光信号を受けるフォ
トダイオード10と、このフォトダイオード10の出力信号
を解読する信号解読手段20と、解読された情報を表示す
る表示手段30とを有する。信号解読手段20には、信号解
読動作をリセットするリセットスイッチ21が設けられて
いる。
なお、発光ダイオードLED1は、中継器Tが受信機から
受けた信号に応じて発光するダイオードである。フォト
ダイオード10は、端末機器に設けられた発光素子からの
光信号を受ける受光素子の一例である。また、発光ダイ
オードLED1と、後述の発光ダイオードLED2とは、端末機
器に設けられた発光素子の例である。
第2図は、上記実施例における発光ダイオードLED1と
フォトダイオード10との関係を示す図である。
発光ダイオードLED1は、中継器T内の基板に取付けら
れ、中継器TのケースCに設けられた透孔に対峙し、試
験器TSのプローブ先端にソケットSOが設けられ、このソ
ケットSOを上記透孔に差し込んで試験を行なう。
試験器TSは、第1図中、フォトダイオード10が1つし
か設けられていないが、フォトダイオード10と同じフォ
トダイオードを増設し、この増設したフォトダイオード
を発光ダイオードLED2用としてもよい。
第3図は、上記実施例を使用する中継器Tの一例を示
す回路図である。
この実施例において、受信機REが複数の中継器T、…
…のそれぞれにポーリングし、中継器Tからの返送情報
を受信機REが読み込み、判別し、表示し、または中継器
Tを制御する。
また、この実施例は、電源線と信号線とを共用した2
線式の例であり、電源兼信号線Lを介して、1つの受信
機REに複数の中継器T……が接続され、拡中継器は、受
信機REからのポーリング信号を受ける受信回路RX0と、
受信機REへの応答信号(返送情報)を送る送信回路TX0
とを有し、温度センサ等を有する火災感知器DE、地区ベ
ルBが接続される。さらに、中継器Tは、マイクロコン
ピュータMPUと、無極性化用のダイオードブリッジDB
と、定電圧回路SV1と、火災信号検出回路FRと、地区音
響制御回路CCとを有する。
受信回路RX0は、電解効果トランジスタFETと、トラン
ジスタTR1と、このトランジスタTR1のコレクタ側にイン
バータを介して接続された発光ダイオードLED1とを有
し、受信機REから送出されるポーリング信号を受信する
回路である。発光ダイオードLED1は、受信機からのポー
リング信号を端末機器が受信しているときに、ポーリン
グ信号に応じて点灯する発光素子の一例である。
定電圧回路SV1は、マイクロコンピュータMPU等の内部
回路、火災感知器DE、地区ベルB等が必要とする電圧を
供給する回路である。マイクロコンピュータMPUは、受
信信号入力用ポートIN1と、火災信号入力用ポートIN2
と、送信信号出力用ポートOUT1と、イネーブル信号出力
用ポートOUT2と、制御信号出力用ポートOUT3とを有す
る。
送信回路TX0は、ポートOUT1からの送信信号と、ポー
トOUT2からのイネーブル信号とを受けるAND回路と、ス
イッチング回路SWCとを有する。スイッチング回路SWC
は、トランジスタTR0とベース抵抗r1とバイアス抵抗r2
とエミッタ抵抗r3とを有し、動作したときに定電流化機
能を有する。
次に、第3図に示す中継器Tの動作について説明す
る。
第4図は、中継器Tの動作を示すフローチャートであ
る。
ここで、中継器Tを含めた端末機器の全てに対して、
受信機REがポーリング信号を送っているときに、中継器
Tに着目する。
まず、中継器Tが初期設定し、受信機REからスタート
信号を受信する(S1、S2)。このスタート信号を受信し
ているときに、そのスタート信号に応じて、トランジス
タTR1がオン、オフするので、そのオンのときに発光ダ
イオードLED1が点灯し、そのオフのときに発光ダイオー
ドLED1が消灯する。このようにして発光ダイオードLED1
が点滅する。しかし、トランジスタTR1のオン、オフが
非常に速く実行されるので、肉眼では、発光ダイオード
LED1が連続点灯しているように見える。
そして、受信機REからのポーリング信号のうちのアド
レスと中継器T固有のアドレスとが一致したときには、
そのアドレスの後続信号を受信する(S6)。この間、発
光ダイオードLED1は受信信号のハイ、ローに応じた点滅
を行なう。
受信機REから受信したポーリング信号が正常であり、
そのポーリング信号の中に制御命令があれば(S8、S
9)、その制御命令を実行する(S10)。
制御命令を受けなかった場合、または制御命令を受け
てその命令を実行した場合、受信機REに送る返送情報を
マイクロコンピュータMPUがその内部にセットし(S11、
S12)、イネーブル信号をオンし(S13)、そのオンした
イネーブル信号をポートOUT2から出力する。
その後、上記セットされた返送情報をポートOUT1から
出力し(S14)、このように、返送情報が出力される
と、上記セットされた返送情報と同じ信号がAND回路か
ら出力され、この返送情報に応じて、トランジスタTR0
がスイッチングする。このスイッチングに応じて、トラ
ンジスタTR0にコレクタ電流が流れ、このコレクタ電流
が発光ダイオードLED2に流れるので、返送情報のハイ、
ローのコードに従って発光ダイオードLED2が点滅する
(S15)。この点滅の速度が非常に速いので、肉眼では
連続点灯しているように見える。この時に、返送情報の
送信信号によって発光ダイオードLED1も同時に点滅す
る。なお、発光ダイオードLED1は、返送情報の送信時に
たとえばイネーブル信号を利用して点滅させないように
してもよい。
そして、全ての返送情報をポートOUT1から出力したと
きに(S16)、AND回路が「L」を出力し、トランジスタ
TR0がオフするので、発光ダイオードLED2が消灯、すな
わち点滅を停止し(S17)、イネーブル信号をオフする
(S18)。同様に発光ダイオードLED1も消灯する。
第5図は、第1図に示す実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
まず、第2図に示すように、試験器TSのフォトダイオ
ード10を中継器Tの発光ダイオードLED1またはLED2にセ
ットし、発光ダイオードLED1またはLED2から受光した後
に(S21)、フォトダイオード10の出力信号を信号解読
手段20が解読する(S22)。この場合、信号解読手段20
が解読できなければ、表示手段30に、「解読できませ
ん」等の表示を行なう(S23)。これによって、受信回
路RX0、回線L等が異常動作を起していると推測がつ
く。
一方、信号解読した結果、アドレスを受信していれ
ば、そのアドレスを表示し(S31、S32)、制御命令、返
送命令を受信していれば、その制御命令、返送命令を表
示する(S33〜S36)。それ以外の内容、たとえば受信機
REへの返送情報を受光していれば、その内容を表示する
(S37)。
このようにして表示手段30の表示を見れば、中継器T
が受信機REからどのような信号を受信し、どのような信
号を受信機REに返送しているかを、試験者が受信機REに
戻らなくても、中継器Tの近傍に居るだけで把握するこ
とができる。
そして、リセットスイッチ21を押すと(S40)、それ
までの表示内容等が消去され(S41)、新たな受光に基
づいて上記操作が繰り返される。
なお、発光ダイオードLED1、LED2を中継器に使用する
代りに、火災センサ、火災感知器、防災・防排煙機器、
消火機器、防盗機器等の他の端末機器に、発光ダイオー
ドLED1、LED2を使用するようにしてもよい。また、発光
ダイオードLED1、LED2の一方のみを試験器TSが試験する
ようにしてもよい。
また、信号解読手段20は、マイクロコンピュータを使
用しているが、他の回路を使用するようにしてもよく、
表示手段30として、液晶表示装置を使用しているが、他
の表示手段でもよく、プリンタを使用するようにしても
よい。
[発明の効果] 本発明によれば、端末機器が受信機からどのような信
号を受信し、および又は、どのような信号を受信機に返
送しているかを、端末機器の近傍に居るだけで把握する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、上記実施例における発光ダイオードLED1とフ
ォトダイオード10との関係を示す図である。 第3図は、上記実施例を使用する中継器Tの一例を示す
回路図である。 第4図は、上記実施例を使用する中継器Tの動作を示す
フローチャートである。 第5図は、第1図に示す実施例の動作を示すフローチャ
ートである。 RE……受信機、 T……中継器、 TS……試験器、 10……フォトダイオード、 20……信号解読手段20、 30……表示手段、 LED1、LED2……発光ダイオード。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機から複数の端末機器のそれぞれにポ
    ーリングし、上記端末機器から返送情報を上記受信機が
    読み込み、判別し、表示し、または上記端末機器を制御
    する火災報知設備において、 上記端末機器に設けられた発光素子からの光信号を受け
    る受光素子と; この受光素子の出力信号を解読する信号解読手段と; 解読された情報を表示する表示手段と; を有することを特徴とする火災報知設備の端末機器用試
    験器。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 上記発光素子が出力する光信号は、上記受信機からの上
    記ポーリング信号を上記端末機器が受信しているとき
    に、上記ポーリング信号に応じて点滅する信号であるこ
    とを特徴とする火災報知設備の端末機器用試験器。
  3. 【請求項3】請求項(1)において、 上記発光素子が出力する光信号は、上記端末機器が上記
    受信機に上記返送情報を返送しているときに、上記返送
    情報に応じて点滅する信号であることを特徴とする火災
    報知設備の端末機器用試験器。
  4. 【請求項4】請求項(1)〜(3)のいずれか1項にお
    いて、 上記端末機器は、中継器、火災センサ、火災感知器、防
    災・防排煙機器、消火機器または防盗機器であることを
    特徴とする火災報知設備の端末機器用試験器。
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