JP3031793U - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JP3031793U
JP3031793U JP1996004538U JP453896U JP3031793U JP 3031793 U JP3031793 U JP 3031793U JP 1996004538 U JP1996004538 U JP 1996004538U JP 453896 U JP453896 U JP 453896U JP 3031793 U JP3031793 U JP 3031793U
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melting tank
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雄喜 森田
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株式会社雄電社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 融雪性能に優れ、安全性のたかい融雪装置を
構成する。 【解決手段】 地中に埋設する融雪槽1内の底部にシャ
ワー用ポンプ2及び排水ポンプ3を配置し、該融雪槽内
の雪投込口4付近に融雪シャワー5を配備し、かつ該融
雪槽内の適当な高さ部位に網6を架設し、さらに融雪槽
1の雪投込口4にグレーチング7を起立倒伏自在に配設
し、かつそのグレーチング上に、閉じると地表とほぼ同
一平面を形成する開閉蓋8を設ける。前記網6には、危
険防止と投込雪粉砕という機能をもたせ、前記雪投込口
4に安全用旗9を取外自在に取付ける。また、起立した
グレーチング7にガードとしての機能が与えられる。融
雪槽1は、地熱を採取して融雪を促進し、融雪能率がた
かめられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、地下に埋設された融雪槽で地熱を利用して融雪を促進する融雪装置 に関する。
【0002】
【従来技術と課題】
各種構造の融雪装置が知られているが、地熱を利用して融雪を促進するといっ た融雪装置、対人安全対策及び対物安全対策の両方を兼備した融雪装置、融雪と 安全対策用網の目詰まり防止とを兼ねるシャワーを備えた融雪装置などはいずれ も知られていない。 本考案は、このような従来技術に着目してなしたもので、地熱を利用して融雪 を促進せしめ得、かつ対人安全対策と対物安全対策とが施され、さらに融雪と安 全対策用網の目詰まり防止とを兼ねるシャワーが設備された融雪性能に優れ、か つ安全性のたかい融雪装置を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案が叙上の目的を達成するためになした手段は、地中に埋設する融雪槽内 の底部にシャワー用ポンプ及び排水ポンプを配置し、その融雪槽内の雪投込口付 近に融雪シャワーを配備すると共に、該融雪槽内の適宜高さ部位に網を架設し、 さらに融雪槽の雪投込口にグレーチングを起立倒伏自在に配設し、かつ該グレー チング上に、閉じると地表と同一平面を形成する開閉蓋を設けるということであ る。 そして、融雪槽内の前記網は、危険防止(対人安全対策用と対物安全対策用) と、投込雪塊の粉砕とを兼ね、融雪槽内の前記シャワーは、融雪と融雪槽内の前 記網(安全対策用網)の目詰まり防止とを兼ね、さらに融雪槽の雪投込口に安全 用旗(歩行者、自転車利用者などを対象とする対人安全対策用旗)を取外自在に 取付けるということである。
【0004】
【考案の実施形態】
図1〜図5を参照しながら説明する。 融雪槽1は、地中に埋設して使用するもので、地熱を採取するための採熱面積 を広く構成する。融雪槽1は、採熱面積を広くするため、周知のコルゲート管、 或いは長さ方向に波形に成形されたドラム管の如き凹凸のある管体を使用し、槽 内底部に溜まる融雪水Wが地熱で少しでも温められるように構成すると共に、槽 内に投込まれた雪Sが地熱で少しでも融かされるように構成する。
【0005】 シャワー用ポンプ2は、融雪槽1内の底部に配置して入湯管10を不図示のボ イラーに配管接続すると共に、出湯管11を槽内における雪投込口4付近(具体 的には雪投込口下方)に配管し、ボイラーからの温湯又は水が融雪槽1内の底部 に向ってシャワーされるように構成する。
【0006】 排水ポンプ3は、融雪槽1内の底部に配置して排水管12を槽外に向って配管 し、融雪水の排出を可能ならしめる。 上記したシャワー用ポンプ2及び排水ポンプ3は、従来から周知の排水ポンプ 、水中ポンプなどを使用することが可能である。
【0007】 融雪槽1の雪投込口4は、融雪槽1の天板に開設した開口部に周枠13(平面 角形枠、同円形枠など平面形状は自由)を立設して構成し、内部にグレーチング 7を起立倒伏自在に配設すると共に、融雪槽1側と反対側の開口部(図1で雪投 込口4の上部側開口部)に開閉蓋8を開閉自在に設ける。
【0008】 融雪シャワー5は、融雪槽1内の底部に向ってシャワーされ、該槽内の投込雪 Sを融かし、同時に網6を洗って目詰まりの発生を防止する。 融雪シャワー5は、融雪槽1内に投込まれた沢山の雪Sを融かすため、目詰ま りが起きてはならないので、シャワー孔をシャワー用ポンプ2の呼込孔よりも大 径にして目詰まり防止が図られる。
【0009】 網6は、対人安全対策用であると共に、対物安全対策用であって、融雪槽1内 の適当な高さ部位に架設し、人または障害物が槽内深く落下することを防止せし め、事故防止に寄与せしめる。網6の架設部位は、融雪シャワー5の下方であれ ば、上記事故防止を念頭に置いて適宜部位に決定する。網6は、偏平な形状のも のを図示したが、これに制約されるものではなく、中心部が上方に膨らんだ円弧 状(丸カッコ形)に構成しても差支えない。網6の適宜位置には点検口14を開 設して網蓋15を被せておき、融雪槽1、シャワー用ポンプ2、排水ポンプ3な どの点検を必要とする設備の点検作業に際して網蓋15を外し、融雪槽1の槽壁 内面下部に配備した梯子16を使用して槽底に降り立ち、必要な点検作業を行い 得るように構成する。
【0010】 グレーチング7は、融雪作業の能率と対人安全対策とを考えて使用するもので 、雪投込口4の内部に架設して倒伏状態に配設すると共に、該投込口を構成して いる周枠13の一側内面に構成したグレーチング用起立溝17に嵌入すれば、起 立状態となるように配設する。グレーチング7が融雪作業の能率に関わるのは、 やわらかい雪であれば、開閉蓋8を開け、グレーチング7を倒伏状態にしたまま で、雪投込口4に雪を投込めば、融雪槽1内に雪を投込み得て融雪作業の能率ア ップに寄与するからである。グレーチング7が対人安全対策に関わりを有するの は、開閉蓋8を開けておいても、グレーチング7を倒伏しておけば、ひとが融雪 槽1内に転落するといった事故の発生を防止できるからである。
【0011】 処で網6が危険防止に関わりを有するのは、かたい雪塊、氷などを融かす場合 は、開閉蓋8を開け、グレーチング7を取外して融雪槽1内にかたい雪塊、氷な どを投込むが、この融雪作業中に過失ってひとが融雪槽1内に転落するといった 事故が起きても、網6によって槽底まで落下することを防止し得るからである。 また、網6が投込雪の粉砕に関わるのは、融雪槽1内に投込まれた雪(雪塊を含 む)、氷などが網6にぶつかれば粉砕されて槽底に向って落下するからである。
【0012】 開閉蓋8は、雪投込口4の上部に開閉自在に設け、塵芥類が融雪槽1内に入っ てグレーチング7や網6などに目詰まりを発生させることを防ぎ、かつシャワー 用ポンプ2や排水ポンプ3に故障を発生させることを防ぐようにする。開閉蓋8 は、図1示のように閉じた際は、地表GLとほぼ同一平面を形成する厚さに構成 し、閉じられている開閉蓋8につまづいて転倒するといった事故が起きにくくな るように配慮する。
【0013】 旗9は、開閉蓋8及びグレーチング7が開けられて地表GLに開口部が形成さ れていて危険であることを歩行者、自転車使用者などに知らせ、事故防止を呼び かけるための安全用であって、図4示、図5示などのようにグレーチング7に取 外自在に取付け、風が吹いても簡単に外れないようにする。旗9は、倒伏してい るグレーチング7の上に載せておき、開閉蓋8を閉じて紛失しないようにしてお き、いつでも使用し得るようにしておくと便利であるが、雪掻き道具と一緒に持 参してきてもよいこと勿論である。 図4、図5に示す支承杆18は、起立せしめたグレーチング7を支承する部材 である。
【0014】 本考案は、叙上のように地中に埋設した融雪槽で融雪を行うから、地熱を利用 して融雪を促進でき、融雪効率を上げることが可能になり、かつグレーチング、 網などの使用によって、ひと又は融雪の障害となるような障害物が融雪槽内に転 落することを少からず防止することが可能になり、対人安全対策と対物安全対策 とが施されたものとなし得、さらにシャワーで網の目詰まり防止と融雪とを同時 に企図することが可能になる。 融雪作業に際して、グレーチングを起立させれば、歩行者、自転車使用者、融 雪作業者などが融雪槽内に過失まって転落することを防止するガードとして役立 てることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明融雪装置の概略縦断正面図。
【図2】 開閉蓋を開け、グレーチングを外して融雪槽
内部を視た平面図。
【図3】 図1の(3)−(3)線断面図。
【図4】 融雪作業に際しての雪投込口の使用説明図。
【図5】 図4の斜視図。
【符号の説明】
1…融雪槽 2…シャワー用ポンプ 3…排水ポンプ 4…雪投込口 5…融雪シャワー 6…網 7…グレーチング 8…開閉蓋 9…安全用旗

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設する融雪槽内の底部にシャワ
    ー用ポンプ及び排水ポンプを配置し、該融雪槽内の雪投
    込口付近に融雪シャワーを配備すると共に、該融雪槽内
    適宜高さ部位に網を架設し、さらに融雪槽の雪投込口に
    グレーチングを起立倒伏自在に配設し、かつそのグレー
    チング上に、閉じると地表と同一平面を形成する開閉蓋
    を設けた融雪装置。
  2. 【請求項2】 融雪槽内の適宜高さ部位に架設された網
    が危険防止と投込雪の粉砕とを兼ねる請求項1記載の融
    雪装置。
  3. 【請求項3】 融雪槽の雪投込口に安全用旗を取外自在
    に取付ける請求項1記載の融雪装置。
JP1996004538U 1996-05-24 1996-05-24 融雪装置 Expired - Lifetime JP3031793U (ja)

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JP1996004538U JP3031793U (ja) 1996-05-24 1996-05-24 融雪装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013215684A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Shunji Yahata ドライアイス洗浄機

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