JP3030851U - ケース付き尿検査紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち運びに際して衛生的であり、しかも、そ
の後の取扱いも容易で、更に、従来のような尿が入った
紙コップを持ち運ぶ場合に比べて精神的な苦痛もないケ
ース付き尿検査紙を提供することにある。 【解決手段】 尿検査紙２を収納するケース３と、尿検
査紙２の一端を定着したケース蓋４とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、例えば健康診断や医療等で実施される尿検査において、尿がかけ られた尿検査紙を収納するケース付き尿検査紙に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、健康診断等で実施される尿検査は、受診者が紙コップに尿を取り、検査 室に持参提出し、それを検査室の検査技師、医師等が目視又は分析器により診断 している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、受診者が尿の入った紙コップを検査室まで持ち運ぶことは、こ ぼしたりすることもあり得るし、余り衛生的でなく、しかも、精神的な苦痛をも たらすという問題があった。

【０００４】 この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたもの であって、その目的とするところは、持ち運びに際して衛生的であり、しかも、 その後の取扱いも容易で、更に、従来のような尿が入った紙コップを持ち運ぶ場 合に比べて精神的な苦痛もないケース付き尿検査紙を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

以上の目的を達成するために、請求項１の考案は、尿検査紙を収納するケース と、尿検査紙の一端を定着したケース蓋の手段よりなるものである。

【０００６】 また、請求項２の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を定 着したケース蓋とからなると共に、上記ケースは透明体から形成されている手段 よりなるものである。

【０００７】 また、請求項３の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を定 着したケース蓋とからなると共に、該ケース蓋の内側には尿検査紙の一端を定着 する定着体が装着されている手段よりなるものである。

【０００８】 また、請求項４の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を定 着したケース蓋とからなると共に、上記ケースは透明体から形成され、該ケース 蓋の内側には尿検査紙の一端を定着する定着体が装着されている手段よりなるも のである。

【０００９】 また、請求項５の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を定 着したケース蓋とからなると共に、上記ケースは透明体から形成され、該ケース 蓋の内側には尿検査紙の一端を定着する定着体が装着され、上記ケースの外側表 面には氏名を表示するバーコードラベルが貼着されている手段よりなるものであ る。

【００１０】 ここで、定着体の尿検査紙挿入側は、両側に開いて拡開しており、又定着体は 板バネからなっている。

【００１１】 また、請求項８の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を接 着剤で定着したケース蓋とからなる手段よりなるものである。

【００１２】 また、請求項９の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を接 着剤で定着したケース蓋とからなると共に、上記ケースは透明体から形成されて いる手段よりなるものである。

【００１３】 また、請求項１０の考案は、尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙の一端を 接着剤で定着したケース蓋とからなると共に、上記ケースは透明体から形成され 、該ケースの外側表面には氏名を表示するバーコードラベルが貼着されている手 段よりなるものである。

【００１４】 ここで、接着剤で定着された尿検査紙の一端側には、切取り用のミシン目が形 成されている。

【００１５】

【考案の実施の形態】

以下、図面に記載の考案の実施の形態に基づいて、この考案をより具体的に説 明する。

【００１６】 〔実施の形態−１〕 ここで、図１はケース付き尿検査紙の全体正面図、図２はケース蓋部分の正面 方向の部分拡大断面図、図３はケース蓋部分の側面方向の部分拡大断面図、図４ は定着体の拡大斜視図である。

【００１７】 図において、ケース付き尿検査紙１は、尿検査において用いられる尿検査紙２ 、該尿検査紙２を収納するケース３、及び尿検査紙２の一端を定着したケース蓋 ４などから構成されている。ケース付き尿検査紙１は、健康診断等で実施される 尿検査において、検査のために尿をかけた尿検査紙２をケース３に収納すること によって、その後の尿検査紙２の取扱いを衛生的にし、しかも取扱い易くするこ とができる特徴を有している。

【００１８】 尿検査紙２は細長な長方形の薄い紙片やプラスチック片等からなり、紙片等に は複数の異なる薬品が染み込まされていて、これに尿をかけると、尿に含まれる 特定の成分の量に応じて紙片等に染み込まされている薬品が反応して尿検査紙２ はそれぞれ変色し、この変化する色を観察することで尿を直接検査することなく 、尿の検査を行うことができるようになっている。この尿検査紙２は例えば糖尿 病、腎炎、出血、肝臓疾患等の病気の有無を検査できるようになっている。

【００１９】 尿検査を受ける受診者はこの尿検査紙２に直接尿をかけて、尿がかけられた尿 検査紙２をケース３に収納して係りに提出するようになっている。このため、こ れまでのように、受診者が紙コップに尿を取って、これを尿の入ったコップを運 搬して、検査室に持参提出するに比べて、衛生的であり、又精神的にも優れてい る。

【００２０】 ケース３は尿がかけられた尿検査紙２を収納するものであり、例えば一端が開 口され他端が閉塞された中空円筒状の形状を有している。ケース３の閉塞された 他端側は例えば半球表面形状に形成されている。また、ケース３は透明体から形 成されている。このため、ケース３の内部の尿検査紙２を取り出すことなく外部 から内部の尿検査紙２を視認でき検査することができる。ケース３の材質として はガラス、プラスチックなどが使用される。

【００２１】 ケース蓋４は、一端が開口されたケース３の開口部分を塞いで、ケース３の内 部を密封状態にするものであり、この実施の形態では、ケース蓋４の内側にケー ス３の開口部の外側が嵌合する構造になっている。即ち、ケース蓋４は、円形の 底面の周縁に側面が片面方向に垂直にその円周方向の全周にわたって形成された 形状からなっている。

【００２２】 そしてケース蓋４の内周側面には周面方向に螺子山４ａが形成され、又これと 係合するケース３の開口部の外周側面にもその周面方向に螺子山３ａが形成され ていて、ケース蓋４の開閉は、該ケース蓋４をケース３の開口部分に嵌合して正 逆方向にそれぞれ回すことによって行われる。

【００２３】 このケース蓋４の内側の円形底面中央には、尿検査紙２の一端を挟持してケー ス蓋４の内側に定着する定着体５が取り付けられている。尿検査紙２はこの定着 体５を介してケース蓋４の内側に一体的に定着され、ケース蓋４をケース３から 取り外すことによって尿検査紙２はケース３内から取り出される。

【００２４】 尿検査紙２の一端を挟持してケース蓋４の内側に定着する定着体５には、例え ば板バネが使用されていて、しっかりと両側から挟みつけている。又必要に応じ て尿検査紙２をケース蓋４から取り外して検査する場合には、尿検査紙２の一端 側を挟み付けている定着体５から強く引き抜くことにより、ケース蓋４から尿検 査紙２を容易に取り外すことができる。

【００２５】 また、ケース蓋４の内側の円形底面中央には、上記定着体５を取り付けるため の一対の取付枠４ｂが空間をあけて並設して形成されている。定着体５はこの一 対の並設された取付枠４ｂの間の空間部分に挿入して装着される構造になってい る。ケース蓋４の外側の円形中央には、把手４ｃが設けられている。

【００２６】 板バネからなる定着体５は、側面から見て、上辺が水平に形成され、その左右 両側は、直角に下向きに折曲され、下方に向かって互いに内側に弧状に湾曲され て弧状の中央部で接近していて、その接近している弧状の中央部の両側で上記尿 検査紙２の一端側を挟むようになっている。

【００２７】 定着体５の左右両側の弧状に湾曲された下部側は、その下端に向かって互いに 両外側に向かって開く方向に形成されている。このため、尿検査紙２を定着体５ の下端側から挿入して定着する場合、挿入側が左右両側に開いて拡開しているの で、尿検査紙２の一端側の挿入が容易で定着し易くなっている。

【００２８】 また、ケース付き尿検査紙１のケース３の外表面には必要に応じて、受診者の 氏名を表示するバーコードラベル６が貼着されている。バーコードラベル６が貼 着されている場合には、バーコード読み取り装置を使って受診者の氏名を自動的 に読み取ることが可能となり、透明なケース３の内部の尿検査紙２を外側から装 置を使って自動的に検査するシステムと組み合わせることによって、受診者の尿 検査を自動的に行うことも可能となり、検査の処理時間を大幅に短縮することが 可能となる。

【００２９】 次に上記考案の実施の形態の構成に基づく作用について以下説明する。 受診者はこのケース付き尿検査紙１をトイレに持って入り、ケース３の内部か ら尿検査紙２を取り出す。ケース蓋４を回してケース３から蓋４を取り外すと、 ケース蓋４の内側中央に一端が定着された尿検査紙２はケース３の内部から取り 出される。

【００３０】 そして、ケース蓋４を握って尿検査紙２を排泄器の近くに移動し、この尿検査 紙２に尿をかけ、尿がかけられた尿検査紙２をケース３の内部に入れて、ケース 蓋４を回してケース蓋４をケース３に外れないように取り付ける。

【００３１】 受診者は、この尿がかけられた尿検査紙２をケース３内に収納したケース付き 尿検査紙１を持って検査室まで運び、検査室の検査技師、医師等に渡す。尿がか けられた尿検査紙２はケース３の内部に収納されているため、持ち運びに際して 衛生的であり、また、従来のような尿が入った紙コップを持ち運ぶ場合に比べて 精神的な苦痛もない。

【００３２】 検査室で尿検査を行う場合においては、ケース３が透明なため尿がかけられた 尿検査紙２をケース３の内部から取り出すことなく、外側から尿がかけられた尿 検査紙２を検査することができ、非常に衛生的となり、又尿がかけられた尿検査 紙２をケース３の内部から取り出す手間を省くこともでき、検査能率の向上が図 られる。

【００３３】 また、バーコード読み取り装置と尿がかけられた尿検査紙２を自動検査する装 置とを組み合わせた装置に、この尿がかけられた尿検査紙２をケース３の内部に 収納したケース付き尿検査紙１をセットすれば、各受診者の氏名を読み取りなが ら尿検査を自動的に行うことが可能となり、検査の処理時間を大幅に短縮するこ とが可能となる。この場合にはケース３の外側表面に受診者の氏名を表示したバ ーコードラベル６を事前に貼着しておく。

【００３４】 〔実施の形態−２〕 ここで、図５はケース蓋部分の正面方向の部分拡大断面図、図６はケース蓋部 分の側面方向の部分拡大断面図である。

【００３５】 この実施の形態−２が前記実施の形態−１と異なるのは、定着体５及びその取 付枠４ｂがなく、尿検査紙２の一端が糊などの接着剤７でケース蓋４の内側の円 形底面中央に定着されていることである。また、糊などの接着剤７で定着された 尿検査紙２の一端側近くには、切取り用のミシン目８が形成されていることであ る。これ以外の構成は前記実施の形態−１と同一であるので同一符号を付してそ の説明を省略する。

【００３６】 即ち、尿検査紙２の一端側は略直角に折り曲げられて定着端部２ａが形成され ており、略直角に折り曲げられた尿検査紙２の一端側の定着端部２ａの片面は、 糊などの接着剤７によって、ケース蓋４の内側の円形底面中央に定着されている 。前記実施の形態−１のように定着体５を使用しないので、その分構造が簡単に なっている。

【００３７】 また、糊などの接着剤７で定着された尿検査紙２の定着端部２ａの近くには、 切取り用のミシン目８が水平に形成されていて、必要に応じて尿検査紙２をケー ス蓋４から取り外して検査する場合に、このミシン目８に沿って尿検査紙２を引 き裂くと、接着剤７で定着された尿検査紙２の定着端部２ａに対して尿検査紙２ はミシン目８に沿って簡単に切れて、ケース蓋４から尿検査紙２を容易に取り外 すことができる。

【００３８】 なお、この考案は上記考案の実施の形態に限定されるものではなく、この考案 の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例えば、上 記実施の形態においては、ケース３は透明体で形成されている場合で説明したが 、これに限定されるものではなく不透明体でもよい。ケース３が不透明体で形成 されている場合には、ケース３の内部から尿がかけられた尿検査紙２を取り出し て検査は行われることになる。

【００３９】

【考案の効果】

以上の記載より明らかなように、請求項１の考案に係るケース付き尿検査紙に よれば、尿がかけられた尿検査紙はケースの内部に収納されているため、持ち運 びに際して衛生的であり、また、その後の取扱いも容易となり、更に、従来のよ うな尿が入った紙コップを持ち運ぶ場合に比べて精神的な苦痛もない。また、検 査が終了すれば集めて焼却でき、廃棄処分が簡単である。

【００４０】 また、請求項２の場合には、上記請求項１の効果に加えて、尿がかけられた尿 検査紙をケースの内部から取り出すことなく、外側から尿がかけられた尿検査紙 を検査することができ、非常に衛生的となり、又尿がかけられた尿検査紙をケー スの内部から取り出す手間を省くこともでき、検査能率の向上を図ることができ る。

【００４１】 また、請求項３の場合には、上記請求項１の効果に加えて、ケース蓋の内側に 定着体を装着することで、尿検査紙を容易にケース蓋の内側に定着させることが できる。

【００４２】 また、請求項４の場合には、上記請求項１、請求項２及び請求項３の効果の全 てを有することができる。

【００４３】 また、請求項５の場合には、上記請求項１、請求項２及び請求項３の効果に加 えて、バーコード読み取り装置と尿がかけられた尿検査紙を自動検査する装置と を組み合わせた装置にセットすれば、各受診者の氏名を読み取りながら尿検査を 自動的に行うことが可能となり、検査の処理時間を大幅に短縮することが可能と なる。

【００４４】 また、請求項６の場合には、定着体の尿検査紙挿入側が両側に開いて拡開して いるので、尿検査紙を定着体に定着するとき挿入し易くなりその定着が容易とな る。

【００４５】 また、請求項７の場合には、定着体に定着される尿検査紙は板バネの付勢力に よってしっかりと定着することができ、ケース蓋の内側から尿検査紙が簡単に外 れるのを防ぐことができる。

【００４６】 また、請求項８の場合には、上記請求項１の効果に加えて、ケース蓋の内側に 定着体を使用することなく接着剤で、尿検査紙を容易にケース蓋の内側に定着さ せることができ、尿検査紙の一端をケース蓋の内側に定着させる構造を簡単にす ることができる。

【００４７】 また、請求項９の場合には、上記請求項１、請求項２及び請求項８の効果の全 てを有することができる。

【００４８】 また、請求項１０の場合には、上記請求項１、請求項２及び請求項８の効果に 加えて、バーコード読み取り装置と尿がかけられた尿検査紙を自動検査する装置 とを組み合わせた装置にセットすれば、各受診者の氏名を読み取りながら尿検査 を自動的に行うことが可能となり、検査の処理時間を大幅に短縮することが可能 となる。

【００４９】 また、請求項１１の場合には、必要に応じて尿検査紙をケース蓋から取り外し て検査する場合に、このミシン目に沿って尿検査紙を引き裂くと、接着剤で定着 されたその一端から尿検査紙はミシン目に沿って簡単に切れて、ケース蓋から尿 検査紙を容易に取り外すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施の形態−１を示すケース付き尿
検査紙の全体正面図である。

【図２】この考案の実施の形態−１を示すケース付き尿
検査紙のケース蓋部分の正面方向の部分拡大断面図であ
る。

【図３】この考案の実施の形態−１を示すケース付き尿
検査紙のケース蓋部分の側面方向の部分拡大断面図であ
る。

【図４】この考案の実施の形態−１を示すケース付き尿
検査紙の一部を構成する定着体の拡大斜視図である。

【図５】この考案の実施の形態−２を示すケース付き尿
検査紙のケース蓋部分の正面方向の部分拡大断面図であ
る。

【図６】この考案の実施の形態−２を示すケース付き尿
検査紙のケース蓋部分の側面方向の部分拡大断面図であ
る。

【符号の説明】

１ ケース付き尿検査紙 ２ 尿検査紙 ２ａ 定着端部 ３ ケース ３ａ 螺子山 ４ ケース蓋 ４ａ 螺子山 ４ｂ 取付枠 ４ｃ 把手 ５ 定着体 ６ バーコードラベル ７ 接着剤 ８ ミシン目

Claims (11)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を定着したケース蓋とからなることを特徴とする
   ケース付き尿検査紙。
2. 【請求項２】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を定着したケース蓋とからなると共に、上記ケー
   スは透明体から形成されていることを特徴とするケース
   付き尿検査紙。
3. 【請求項３】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を定着したケース蓋とからなると共に、該ケース
   蓋の内側には尿検査紙の一端を定着する定着体が装着さ
   れていることを特徴とするケース付き尿検査紙。
4. 【請求項４】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を定着したケース蓋とからなると共に、上記ケー
   スは透明体から形成され、該ケース蓋の内側には尿検査
   紙の一端を定着する定着体が装着されていることを特徴
   とするケース付き尿検査紙。
5. 【請求項５】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を定着したケース蓋とからなると共に、上記ケー
   スは透明体から形成され、該ケース蓋の内側には尿検査
   紙の一端を定着する定着体が装着され、上記ケースの外
   側表面には氏名を表示するバーコードラベルが貼着され
   ていることを特徴とするケース付き尿検査紙。
6. 【請求項６】 定着体の尿検査紙挿入側は、両側に開い
   て拡開している請求項３、請求項４又は請求項５のいず
   れかに記載のケース付き尿検査紙。
7. 【請求項７】 定着体の尿検査紙挿入側は両側に開いて
   拡開し、定着体は板バネからなっている請求項３、請求
   項４又は請求項５のいずれかに記載のケース付き尿検査
   紙。
8. 【請求項８】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を接着剤で定着したケース蓋とからなることを特
   徴とするケース付き尿検査紙。
9. 【請求項９】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査紙
   の一端を接着剤で定着したケース蓋とからなると共に、
   上記ケースは透明体から形成されていることを特徴とす
   るケース付き尿検査紙。
10. 【請求項１０】 尿検査紙を収納するケースと、尿検査
    紙の一端を接着剤で定着したケース蓋とからなると共
    に、上記ケースは透明体から形成され、該ケースの外側
    表面には氏名を表示するバーコードラベルが貼着されて
    いることを特徴とするケース付き尿検査紙。
11. 【請求項１１】 接着剤で定着された尿検査紙の一端側
    には、切取り用のミシン目が形成されている請求項８、
    請求項９又は請求項１０のいずれかに記載のケース付き
    尿検査紙。