JP2517777Y2 - 試料採集装置 - Google Patents
試料採集装置Info
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- JP2517777Y2 JP2517777Y2 JP1991600006U JP60000691U JP2517777Y2 JP 2517777 Y2 JP2517777 Y2 JP 2517777Y2 JP 1991600006 U JP1991600006 U JP 1991600006U JP 60000691 U JP60000691 U JP 60000691U JP 2517777 Y2 JP2517777 Y2 JP 2517777Y2
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/0038—Devices for taking faeces samples; Faecal examination devices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
- G01N33/726—Devices
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この出願は、ジョセファナ・ティー・ベーカ、ディヴ
ィッド・アール・ショッキーおよびアンソニー・ディビ
アース名で同時に出願され、国際出願番号PCT/US90−01
964が付された名称「便の潜血試料を採集する装置およ
び方法」（実願平３−600007号）の出願と関係する。
ィッド・アール・ショッキーおよびアンソニー・ディビ
アース名で同時に出願され、国際出願番号PCT/US90−01
964が付された名称「便の潜血試料を採集する装置およ
び方法」（実願平３−600007号）の出願と関係する。
考案の分野
本考案は、試料採集の分野に関し、特に、便潜血試験
に使用する人便潜血試料の採集に有用な装置に関する。
に使用する人便潜血試料の採集に有用な装置に関する。
考案の背景
便潜血試験は、便試料中の比較的少量の血液を検出す
る一般的で、幅広く使用される手法である。この幅広い
使用と大衆性は、主として、便潜血試験の実施において
非侵入的で、単純かつ廉価であることに起因する。試料
中に便潜血が存在することは大腸癌に結びつく徴候また
は大腸癌の前兆であることから、便潜血試験はふるい分
けにおいてしばしば日常的に使用される。便潜血試験を
使用する、患者の日常的なふるい分けは、病気を容易に
処理可能の段階で大腸癌と決定するこに役立つ。
る一般的で、幅広く使用される手法である。この幅広い
使用と大衆性は、主として、便潜血試験の実施において
非侵入的で、単純かつ廉価であることに起因する。試料
中に便潜血が存在することは大腸癌に結びつく徴候また
は大腸癌の前兆であることから、便潜血試験はふるい分
けにおいてしばしば日常的に使用される。便潜血試験を
使用する、患者の日常的なふるい分けは、病気を容易に
処理可能の段階で大腸癌と決定するこに役立つ。
便潜血試験は、一般に、便試料が塗布されるグアヤク
（guaiac）処理試験シートを利用する。処理剤は、シー
トの反対の側に適用され、潜血を示唆する青色が便試料
に現れるように作用する。多くの特定の便潜血試験のた
めの必要性が見分けられることから、免疫化学試験技術
が大衆性を増してきた。
（guaiac）処理試験シートを利用する。処理剤は、シー
トの反対の側に適用され、潜血を示唆する青色が便試料
に現れるように作用する。多くの特定の便潜血試験のた
めの必要性が見分けられることから、免疫化学試験技術
が大衆性を増してきた。
便潜血試験の実施に使用される技術に関係なく、でき
るだけ便利でかつ審美的でさらに試料が退化しないよう
な方法で、それらの試料を得かつ移送しさらに処理する
ことの必要性が増している。幅広い大衆的な試料採集装
置の１つとして、折り重ねられた紙すなわち厚紙で形成
されたスライドがある。このスライドは、便試料が適用
されたグアヤク処理紙と、試料の適用が完了すると閉じ
られるカバーとを含む。スライドの背後のフラップは、
引続く処理液に適用し、青色の存在を確認する紙の観察
のためにグアヤク処理紙の背後を露出させるように開か
れる。このような試験用スライドは、たとえば、米国特
許第3,996,006号および4,365,970号に記載されている。
るだけ便利でかつ審美的でさらに試料が退化しないよう
な方法で、それらの試料を得かつ移送しさらに処理する
ことの必要性が増している。幅広い大衆的な試料採集装
置の１つとして、折り重ねられた紙すなわち厚紙で形成
されたスライドがある。このスライドは、便試料が適用
されたグアヤク処理紙と、試料の適用が完了すると閉じ
られるカバーとを含む。スライドの背後のフラップは、
引続く処理液に適用し、青色の存在を確認する紙の観察
のためにグアヤク処理紙の背後を露出させるように開か
れる。このような試験用スライドは、たとえば、米国特
許第3,996,006号および4,365,970号に記載されている。
同様アプローチが免疫化学試験における試料の採集に
利用されている。典型的なこの種の試験は、便試料を適
用させる紙のような基質な瓶またはマイクロティッタプ
レートにおかねばならない。採集装置の１つとして、便
試料を適用する濾紙のシートを含む、富士リビイオ・イ
ンコーポレイテッド（Fujirebio,Inc.）により販売され
ている試料スライドがある。このスライドのカバーは閉
じられ、スライドは分析のために研究所へ送られる。分
析のための装置から試料を取り出すべく、スライドのカ
バーは再度開放され、濾紙を携えるスライドの部位は引
き離され、予め穿孔された円形部は分析のために濾紙か
ら取り去られる。不幸にも、医学技術者は、富士リビオ
のスライドの前部を再開放しなければならないし、スラ
イドの便塗布部近傍の内側を把持しなければならず、し
たがって試料が医学技術者に不必要に付着してしまう。
利用されている。典型的なこの種の試験は、便試料を適
用させる紙のような基質な瓶またはマイクロティッタプ
レートにおかねばならない。採集装置の１つとして、便
試料を適用する濾紙のシートを含む、富士リビイオ・イ
ンコーポレイテッド（Fujirebio,Inc.）により販売され
ている試料スライドがある。このスライドのカバーは閉
じられ、スライドは分析のために研究所へ送られる。分
析のための装置から試料を取り出すべく、スライドのカ
バーは再度開放され、濾紙を携えるスライドの部位は引
き離され、予め穿孔された円形部は分析のために濾紙か
ら取り去られる。不幸にも、医学技術者は、富士リビオ
のスライドの前部を再開放しなければならないし、スラ
イドの便塗布部近傍の内側を把持しなければならず、し
たがって試料が医学技術者に不必要に付着してしまう。
免疫学試験のための採集装置および方法の他の例が米
国特許第4,645,743号および4,789,629号に記載されてい
る。しかし、これらの装置は、便試料が患者により提供
される分離挿入物を含む。この挿入物は、装置から取り
去られ、その後免疫学分析のために適宜な挿入物を得る
べく穿孔または切り離される。このような取去り可能の
挿入物を使用すると、装置のほかにそれ自身の廃棄の問
題を生じる。また、挿入物を穿孔または分離しなければ
ならないから、付加的な工具をその使用後に清掃しなけ
ればならず、さらに処理が煩雑化し、高価になる。
国特許第4,645,743号および4,789,629号に記載されてい
る。しかし、これらの装置は、便試料が患者により提供
される分離挿入物を含む。この挿入物は、装置から取り
去られ、その後免疫学分析のために適宜な挿入物を得る
べく穿孔または切り離される。このような取去り可能の
挿入物を使用すると、装置のほかにそれ自身の廃棄の問
題を生じる。また、挿入物を穿孔または分離しなければ
ならないから、付加的な工具をその使用後に清掃しなけ
ればならず、さらに処理が煩雑化し、高価になる。
考案の概要
本考案は、従来技術における制限を解決する。本考案
の便潜血試料採集装置は、前部パネルと、後部パネル
と、前記前部パネルの開口と、カバーとを含む。便試料
を受けるように適合されたシートは、前記前部パネルと
前記後部パネルとの間に配置されており、また前記開口
を通して現われる取去り可能部位を規定する複数の穴を
含む。１度便試料が前記シートに前記開口を介して適用
されると、前記カバーは前記開口を覆うべく閉じられ
る。前記後部パネルのフラップは、カバーを開くことな
しに、少なくとも１つの取去り可能部位を容易に取り出
すべく開くことができる。
の便潜血試料採集装置は、前部パネルと、後部パネル
と、前記前部パネルの開口と、カバーとを含む。便試料
を受けるように適合されたシートは、前記前部パネルと
前記後部パネルとの間に配置されており、また前記開口
を通して現われる取去り可能部位を規定する複数の穴を
含む。１度便試料が前記シートに前記開口を介して適用
されると、前記カバーは前記開口を覆うべく閉じられ
る。前記後部パネルのフラップは、カバーを開くことな
しに、少なくとも１つの取去り可能部位を容易に取り出
すべく開くことができる。
本考案によれば、試料が最初に適用された部位を再度
開くことなしに取去り可能部位を容易に取り去ることが
でき、また、別個の廃棄処理を必要とする付加的な補助
部材または要素を生じない。
開くことなしに取去り可能部位を容易に取り去ることが
でき、また、別個の廃棄処理を必要とする付加的な補助
部材または要素を生じない。
したがって、本考案の試料採集装置は、試料を得かつ
移送させるためのおよび試験用試料の便利な取り扱いの
ための単純かつ適切な手段を提供する。本考案の試料採
集装置は、指の刺し傷からの血液またはスワプを使用し
て採集した血液のような他の試料採集用にも使用するこ
とができるし、便および他の試料中の血液以外の分析試
験にも使用することができる。
移送させるためのおよび試験用試料の便利な取り扱いの
ための単純かつ適切な手段を提供する。本考案の試料採
集装置は、指の刺し傷からの血液またはスワプを使用し
て採集した血液のような他の試料採集用にも使用するこ
とができるし、便および他の試料中の血液以外の分析試
験にも使用することができる。
図面の説明
第１図は本考案に従う試料採集装置の前部パネルとカ
バーとを示す斜視図である。
バーとを示す斜視図である。
第２図は第１図の後部パネルを示す斜視図である。
第３図は装置の他の実施例を示す斜視図である。
第４図は第３図に示す装置の後部パネルを示す斜視図
である。
である。
詳細な説明
第１図および第２図を参照するに、本考案に従う装置
は、試料スライド10の形をしており、またフロントパネ
ルすなわち前部パネル12、バックパネルすなわち後部パ
ネル14、およびカバー16を含む、矩形の穴すなわち開口
18は、前部パネル12に形成されている。薄いシート状の
網または多孔性の遮蔽材すなわちスクリーンニング材19
（第１図に一部を破断して示す）と試料シート20とは、
前部パネル12と後部パネル14との間に維持されている。
スクリーニング材19は、たとえば、ポリエステルまたは
ナイロン製の網のように、セルロース系繊維または合成
材料から構成された高強度、高多孔性の組織である。好
適な材料は、ペンシルバニア州マウント ホリー スプ
リングスにあるフィルトレション・サイエンス・コーポ
レーション（Filtration Sciences Corporation）のイ
ートン−ダックマン・ディビジョン（Eaton−Dileman D
ivisio）のグレード3257のブレンド材料「ホリーテック
ス」（Hollytex）と、コネチカット州ウインドソル ル
ックスのデクスター・コーポレーション（Dexter Corpo
ation）のシー・エイッチ デクスター・ディビジョン
（C.H. Dexter Division）のグレード785とを含む。ス
クリーニング材19は、試料シート20上に横たわってお
り、また開口18と試料シート20との間に配置されてい
る。試料シート20は、たとえば、濾紙から形成されてお
り、また複数の打抜き穴22を含む。各穴22は、以下に説
明するように容易に取り去ることができる試料シート20
の円形の複数の取去り可能部位24を規制する。カバー16
は、カバー16の外側縁部に形成されたタブ30を含み、ま
たヒンジライン28に沿って折るべく適合されている。タ
ブ30は、試料が１度開口18およびスクリーニング材19を
介して試料シート20に適用されると、試料スライド10を
閉じるべく、前部パネル12に形成された半円形の切り口
32に係合されるように適合されている。
は、試料スライド10の形をしており、またフロントパネ
ルすなわち前部パネル12、バックパネルすなわち後部パ
ネル14、およびカバー16を含む、矩形の穴すなわち開口
18は、前部パネル12に形成されている。薄いシート状の
網または多孔性の遮蔽材すなわちスクリーンニング材19
（第１図に一部を破断して示す）と試料シート20とは、
前部パネル12と後部パネル14との間に維持されている。
スクリーニング材19は、たとえば、ポリエステルまたは
ナイロン製の網のように、セルロース系繊維または合成
材料から構成された高強度、高多孔性の組織である。好
適な材料は、ペンシルバニア州マウント ホリー スプ
リングスにあるフィルトレション・サイエンス・コーポ
レーション（Filtration Sciences Corporation）のイ
ートン−ダックマン・ディビジョン（Eaton−Dileman D
ivisio）のグレード3257のブレンド材料「ホリーテック
ス」（Hollytex）と、コネチカット州ウインドソル ル
ックスのデクスター・コーポレーション（Dexter Corpo
ation）のシー・エイッチ デクスター・ディビジョン
（C.H. Dexter Division）のグレード785とを含む。ス
クリーニング材19は、試料シート20上に横たわってお
り、また開口18と試料シート20との間に配置されてい
る。試料シート20は、たとえば、濾紙から形成されてお
り、また複数の打抜き穴22を含む。各穴22は、以下に説
明するように容易に取り去ることができる試料シート20
の円形の複数の取去り可能部位24を規制する。カバー16
は、カバー16の外側縁部に形成されたタブ30を含み、ま
たヒンジライン28に沿って折るべく適合されている。タ
ブ30は、試料が１度開口18およびスクリーニング材19を
介して試料シート20に適用されると、試料スライド10を
閉じるべく、前部パネル12に形成された半円形の切り口
32に係合されるように適合されている。
第２図に開放位置で示すフラップ36は、複数のパーフ
ォレーション38の輪郭とヒンジ部を規定する折り目40と
により後部パネル14に形成されている。パーフォレーシ
ョン38は、ブリッジ部42a,42bを含む複数のブリッジ42
を規定するように、フラップ36と後部パネル14の取囲み
部との間に間隔をおいて配置されている。各ブリッジ42
は、フラップ36を折り目40に沿って開くように各ブリッ
ジ42が切断されるまで、フラップ36を平坦に維持する。
フラップが第２図に示すように開かれると、試料シート
20の後部と取去り可能部位24とが現われる。
ォレーション38の輪郭とヒンジ部を規定する折り目40と
により後部パネル14に形成されている。パーフォレーシ
ョン38は、ブリッジ部42a,42bを含む複数のブリッジ42
を規定するように、フラップ36と後部パネル14の取囲み
部との間に間隔をおいて配置されている。各ブリッジ42
は、フラップ36を折り目40に沿って開くように各ブリッ
ジ42が切断されるまで、フラップ36を平坦に維持する。
フラップが第２図に示すように開かれると、試料シート
20の後部と取去り可能部位24とが現われる。
好ましくは、試料スライド10は、開口18、切り口32お
よびパーフォレーション38がダイス型で切り抜かれた所
定長さの厚紙または紙を使用して組み立てられる。穴22
を含む試料シート20とスクリーニング材19とが後部パネ
ル14の内側に配置される。曲げ部が縁部44に形成され、
前部パネル12と後部パネル14とが適宜な粘着剤または接
着剤により互いに固定される。カバー16は、ヒンジライ
ン28に沿って折り返され、また少量の接着剤34により前
部パネル12に取外し可能に添着される。
よびパーフォレーション38がダイス型で切り抜かれた所
定長さの厚紙または紙を使用して組み立てられる。穴22
を含む試料シート20とスクリーニング材19とが後部パネ
ル14の内側に配置される。曲げ部が縁部44に形成され、
前部パネル12と後部パネル14とが適宜な粘着剤または接
着剤により互いに固定される。カバー16は、ヒンジライ
ン28に沿って折り返され、また少量の接着剤34により前
部パネル12に取外し可能に添着される。
使用時、患者は、カバー16を開いてカバー16を接着剤
34から離しかつ開口18を露出させる。便材料の試料また
は他の試料は、適宜なへらでスクリーニング材19を介し
て試料シート20上に塗布される。カバー16はタブ30を切
り口32に通すことにより閉じられ、試料スライド10は分
析のために病院または研究所に返却される。
34から離しかつ開口18を露出させる。便材料の試料また
は他の試料は、適宜なへらでスクリーニング材19を介し
て試料シート20上に塗布される。カバー16はタブ30を切
り口32に通すことにより閉じられ、試料スライド10は分
析のために病院または研究所に返却される。
一部の試料を試料スライド10から取り出すために、フ
ラップ36がブリッジ42を破壊することにより後部パネル
14から自由にされ、開放される。試料の一部が提供され
た１以上の取去り可能部位24が、ピンセットのような適
宜な道具を使用して、試料シート20から容易に分離さ
れ、引き続く免疫化学分析のためにマイクロティッタプ
レートまたは他の適宜な試験容器に入れられる。
ラップ36がブリッジ42を破壊することにより後部パネル
14から自由にされ、開放される。試料の一部が提供され
た１以上の取去り可能部位24が、ピンセットのような適
宜な道具を使用して、試料シート20から容易に分離さ
れ、引き続く免疫化学分析のためにマイクロティッタプ
レートまたは他の適宜な試験容器に入れられる。
第３図および第４図を参照するに、試料スライド60が
示されている。試料スライド60は、フロントパネルすな
わち前部パネル60と、リアーパネルすなわち後部パネル
64と、カバー66とを含む。２つの開口68,70は前部パネ
ル62を貫通して形成されている。薄いシート状のスクリ
ーニング材71と、試料シート72とは、前部パネル62と後
部パネル64との間に維持されている。スクリーニング材
71は、試料シート72上に横たわっており、また開口68,7
0と試料シート72との間に配置されている。試料シート7
2は、開口68を介して見ることができかつ整列された２
つの取去り可能部位76と、開口70を介して見ることがで
きかつ整列された２つの取去り可能部位78とを規定する
複数の打ち抜き穴74を含む。これの代りに、複数の穴74
を第２図に示すようにより密集させたパターンに配置し
てもよい。このようなパターンにおいては、試料シート
72は、第４図に示すパターンで必要としているように特
定の穴を開口68,70に綿密に整列させることなしに前部
パネル62と後部パネル64との間に維持することができ
る。
示されている。試料スライド60は、フロントパネルすな
わち前部パネル60と、リアーパネルすなわち後部パネル
64と、カバー66とを含む。２つの開口68,70は前部パネ
ル62を貫通して形成されている。薄いシート状のスクリ
ーニング材71と、試料シート72とは、前部パネル62と後
部パネル64との間に維持されている。スクリーニング材
71は、試料シート72上に横たわっており、また開口68,7
0と試料シート72との間に配置されている。試料シート7
2は、開口68を介して見ることができかつ整列された２
つの取去り可能部位76と、開口70を介して見ることがで
きかつ整列された２つの取去り可能部位78とを規定する
複数の打ち抜き穴74を含む。これの代りに、複数の穴74
を第２図に示すようにより密集させたパターンに配置し
てもよい。このようなパターンにおいては、試料シート
72は、第４図に示すパターンで必要としているように特
定の穴を開口68,70に綿密に整列させることなしに前部
パネル62と後部パネル64との間に維持することができ
る。
フラップ82は後部パネル64に形成されている。フラッ
プ82は、スライド10のフラップ36と同じであり、取去り
可能部位76,78を露出させるべく開かれる。試料スライ
ド60は、試料スライド10と同様に組み立てられており、
接着剤部34により最初に平坦に維持されたカバー66を有
する。
プ82は、スライド10のフラップ36と同じであり、取去り
可能部位76,78を露出させるべく開かれる。試料スライ
ド60は、試料スライド10と同様に組み立てられており、
接着剤部34により最初に平坦に維持されたカバー66を有
する。
試料スライド60の使用法は、試料スライド10のそれと
同じである。カバー66は、接着剤部84から分離されて、
開口68,70を露出させるべく開かれる。しかし、異なる
状態の便試料からの２つの試料を２つの開口68,70を介
して適用することができる。カバー66は、その後閉じら
れ、舌片86とスリット88とにより前部パネル62に固定さ
れる。試料をスライド60から取り出すべくフラップ82が
開かれ、また、各試料部位を形成する少なくとも１つの
取去り可能部位が取り出されかつ試料分析のために使用
される。
同じである。カバー66は、接着剤部84から分離されて、
開口68,70を露出させるべく開かれる。しかし、異なる
状態の便試料からの２つの試料を２つの開口68,70を介
して適用することができる。カバー66は、その後閉じら
れ、舌片86とスリット88とにより前部パネル62に固定さ
れる。試料をスライド60から取り出すべくフラップ82が
開かれ、また、各試料部位を形成する少なくとも１つの
取去り可能部位が取り出されかつ試料分析のために使用
される。
本考案を種々変更することは当業者にとって容易に明
らかであろう。たとえば、スクリーニング材19または71
なしに試料スライド10または60を組み立ててもよい。開
口18,68,70の形状および寸法は、たとえば、試料スライ
ドの寸法または試料シートに供給すべき試料の量に応じ
て変えてもよい。たとえば、開口をより小さくすること
により、試料をより小さな範囲に集中させ、試料収集技
術の再現性を改良する効果を持たせてもよい。また、よ
り多くまたはより少ない試料を得、それにより異なる試
験感度を提供すべく取去り可能部位24,76,78の寸法を変
えてもよい。
らかであろう。たとえば、スクリーニング材19または71
なしに試料スライド10または60を組み立ててもよい。開
口18,68,70の形状および寸法は、たとえば、試料スライ
ドの寸法または試料シートに供給すべき試料の量に応じ
て変えてもよい。たとえば、開口をより小さくすること
により、試料をより小さな範囲に集中させ、試料収集技
術の再現性を改良する効果を持たせてもよい。また、よ
り多くまたはより少ない試料を得、それにより異なる試
験感度を提供すべく取去り可能部位24,76,78の寸法を変
えてもよい。
試料スライド10,60は、スライドの試料が最初に適用
された部位を再度開くことなしに便試料を利用すること
ができる利点を有する。また、引き続く分析のために試
料シートの取去り可能部位を使用することは、適切であ
り、また、別個の廃棄処理を必要とする付加的な補助部
材または要素を生じない。試料スライド10および60の両
者は、免疫化学分析用の便試料を収集し取り扱う便利な
審美的に改良された手段を提供する。
された部位を再度開くことなしに便試料を利用すること
ができる利点を有する。また、引き続く分析のために試
料シートの取去り可能部位を使用することは、適切であ
り、また、別個の廃棄処理を必要とする付加的な補助部
材または要素を生じない。試料スライド10および60の両
者は、免疫化学分析用の便試料を収集し取り扱う便利な
審美的に改良された手段を提供する。
本考案は、上記の実施例に制限されるべきではなく、
添付の請求の範囲およびそれに等しい全ての形態に適用
されるべきである。
添付の請求の範囲およびそれに等しい全ての形態に適用
されるべきである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 ハッコー、ジョゼフィーン ティー
アメリカ合衆国 95128 カリフォルニ
ア州 サノゼ ヘスター アベニュー
1622
(56)参考文献 特開 昭52−132579（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−266463（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−142262（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−190266（ＪＰ，Ａ)
実開 昭62−150661（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭61−205066（ＪＰ，Ｕ)
特公 平２−57669（ＪＰ，Ｂ２)
実公 平７−20601（ＪＰ，Ｙ２)
米国特許4559949（ＵＳ，Ａ)
米国特許4199550（ＵＳ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】開口を含む前部パネルと、後部パネルと、
前記前部パネルと前記後部パネルとの間に配置されかつ
前記開口を通して塗布された便試料を受けるシート手段
であって前記開口を通して現われる前記シート手段の複
数の取去り可能部位を形成する複数の穴を含むシート手
段と、前記前部パネルの開口の上に横たわりかつ閉鎖す
るように適合されたカバーと、前記取去り可能部位に接
近することを提供すべく前記取去り可能部位に対向して
前記後部パネルに形成されたフラップ手段とを含む、試
料スライド。 - 【請求項２】さらに、前記開口と前記シート手段との間
にあって過度の試料が前記シートに供給されることを防
止するスクリーン手段を含む、請求項１に記載のスライ
ド。 - 【請求項３】前記前部パネルは第２の開口を含み、前記
シート手段は前記第２の開口を通して現われる複数の第
２の取去り可能部位を形成する複数の穴をさらに含み、
前記フラップ手段は前記第１および第２の取去り可能部
位と対向されている、請求項２に記載のスライド。 - 【請求項４】前記スクリーンは、高強度、高多孔性の材
料で作られている、請求項２に記載の試料スライド。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
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-
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