JP3030609U - 人形等の収容ケース - Google Patents

人形等の収容ケース

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JP3030609U
JP3030609U JP1996004459U JP445996U JP3030609U JP 3030609 U JP3030609 U JP 3030609U JP 1996004459 U JP1996004459 U JP 1996004459U JP 445996 U JP445996 U JP 445996U JP 3030609 U JP3030609 U JP 3030609U
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bottom plate
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JP1996004459U
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実 北野
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実 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送時のかさばりを防止できると共に、搬送
時や組立の際の破損を防止して、かつ容易に組立可能な
人形等の収容ケースを提供すること。 【解決手段】 支柱5を構成する支柱51〜54の下端
部を、底板3上面の所定位置に配設される嵌合部材7に
はめ込んで、各支柱51〜54を底板3に対して略垂直
に立設する。周壁6を構成する板部材61〜64を、隣
接する各支柱51〜54間に、各支柱51〜54に形成
した溝50に各板部材61〜64の側端縁をスライド挿
入させることにより配設し組み立てる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人形等の収容ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、人形、置物、こけし等を収容するケースは、四方を取り囲む周壁や天板 がガラス板から構成され、コーナー部に木製やアルミ製の隅柱を配置して、この 隅柱に形成された溝に該ガラス板をはめ込む等して形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の人形等の収容ケースは、周壁としてガラス板を用いていたこ と等から、購入者側で組み立て可能とするとガラス板を破損させたりするおそれ があり、また、前面を構成するガラス板が開閉式になっている等のため、組立が 面倒なこともあり、通常、組み立てた状態で出荷、販売されている。しかしなが ら、組み立てた状態で出荷、販売することは、搬送の際にかさばるという問題が ある。また、搬送時にガラス板が破損する場合もある。
【0004】 本考案は上記した課題を解消するためになされたものであり、搬送時のかさば りを防止できると共に、搬送時や組立の際の破損を防止し、かつ容易に組み立て ることが可能な人形等の収容ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の人形等の収容ケースは、台座上に配置され る底板と、中空であって外周面に溝が形成されてなり、下端部が該底板上面の所 定位置に配設される嵌合部材にはめ込まれて、該底板に立設される複数の支柱と 、略方形状に形成された複数の板部材からなり、該各板部材が隣接する該各支柱 間に、該各板部材の側端縁が該各支柱の溝にスライド挿入されて係合されること により構成される周壁と、該各支柱及び周壁から形成される上部開口部を覆うよ うに配置される天板と、を有することを特徴とする。
【0006】 なお、前記各支柱が、合成樹脂からなり、押出成形されて形成されることが好 ましい。また、前記台座、底板及び天板が同一形状であるものが好ましい。
【0007】
【作用】
上記の構成からなる人形等の収容ケースは、搬送時には、天板、底板、台座等 の各構成部材を分解した状態で搬送する。組立は次のようにして行う。まず、台 座上に底板を配置して、底板上面の所定位置に嵌合部材を配設する。そして、そ の嵌合部材に各支柱の下端部をはめ込み、各支柱を底板に対して略垂直に立設す る。次に、隣接する各支柱間に周壁を構成する各板部材を配設する。そして、各 支柱及び周壁から形成される上部開口部を覆うように、天板を配置する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示した実施の形態に基づき本考案をさらに詳細に説明する。図に おいて、1は本考案の実施の形態に係る人形等の収容ケースであり、台座2、底 板3、天板4、支柱5、周壁6等から構成されている。
【0009】 台座2は、周囲に折曲げ片2aを有する平面略四角形に形成された合成樹脂板 が用いられている。 底板3は、周囲に折曲げ片3aを有する平面略四角形に形成された合成樹脂板 が用いられており、台座2上に背中合わせで配置される。
【0010】 なお、台座2及び底板3の素材は上記した素材に限定されるものではなく、例 えば、鉄、アルミ、ステンレス等の金属板又は合板等の木製の板材を用いてもよ い。また、形状も上記の形状に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂板を 平面略三角形又は平面略五角形に形成したものを用いてもよい。さらに、台座2 は、必ずしも板状である必要はなく、枠状のものを用いてもよい。
【0011】 また、台座2及び底板3の隅部には、貫通孔22又は33が形成されている。 この貫通孔22,33は、台座2と底板3を固着するために設けられたものであ ると共に、後述する嵌合部材7を配設するために設けられたものである。すなわ ち、図2に示すように、台座2、底板3及び嵌合部材7は、ボルト10とナット 11により、互いに固着される。但し、台座2と底板3とは必ずしも固着する必 要はなく、かかる場合は、台座2に貫通孔22を設けなくてもよい。また、嵌合 部材7を接着剤で接着固定すれば、貫通孔22,33を設ける必要がない。
【0012】 天板4は、周囲に折曲げ片4aを有する平面略四角形に形成された合成樹脂板 が用いられており、後述する支柱5及び周壁6から形成される上部開口部を覆う ように配置される。より具体的には、支柱5及び周壁6の上端が天板4に接する と共に、支柱5及び周壁6の上端付近の外面に折曲げ片4aが接するように配置 される。
【0013】 なお、台座2及び底板3と同様に、天板4の素材は上記した素材に限定される ものではなく、例えば、鉄、アルミ、ステンレス等の金属板又は合板等の木製の 板材を用いてもよい。また、形状も上記の形状に限定されるものではなく、例え ば、合成樹脂板を平面略三角形又は平面略五角形に形成したものを用いてもよい 。
【0014】 また、上記した底板3及び天板4は同じ形状である必要があるが、台座2の形 状はこれらと同じ形状であってもよいし異なっていてもよい。但し、台座2も同 一の形状とすれば、これらの各部材を区別する必要がないので組立がより容易と なる。
【0015】 嵌合部材7は、略コ字状に形成され、底板3上面の所定位置に配設される。そ して、図4に示すように、嵌合部材7には、後述の支柱5の下端部が上方よりは め込まれて、支柱5が底板3に対して略垂直に立設されるように固定する。
【0016】 なお、嵌合部材7は、合成樹脂から形成してもよいし、アルミ、ステンレス等 の金属材料から形成してもよい。また、形状も上記の形状に限定されるものでは なく、例えば、直方体に形成されたブロックを用いてもよい。但し、嵌合部材7 に支柱5の下端部がはめ込まれた際に、支柱5が安定して固定されるように、嵌 合部材7の外周面と支柱5の下端部の内周面との間に隙間が生じないように形成 されることが好ましい。
【0017】 支柱5は、4本の支柱51,52,53,54から構成され、各支柱51〜5 4は、前述したように、底板3に対して略垂直となるように、各下端部が嵌合部 材7にはめ込まれて立設される。
【0018】 各支柱51〜54は、図3に示すように、中空であって、外周面に、周壁6を 構成する板部材61,62,63,64の各側端縁がスライド挿入される溝50 が、長手方向に沿って、略90度異なる方向から各2つずつ形成されている。な お、各支柱51〜54を構成する素材も、合成樹脂でもよいし、アルミ、ステン レス等の金属材料でもよい。なお、各支柱51〜54の素材として合成樹脂を採 用し、押出成形により形成すれば、製造コストが削減されるので好ましい。
【0019】 周壁6は、略方形状に形成された4枚の板部材61,62,63,64から構 成されている。各板部材61〜64は、搬送時の破損を防止するため、透明な合 成樹脂板を用いることが好ましい。なお、本実施の形態では、背面板を構成する 板部材64は、透明である必要があまりないので不透明な合成樹脂板が用いられ ている。また、上記した理由から、背面板を構成する板部材64の素材は、例え ば、鉄、アルミ、ステンレス等の金属板やベニヤ板等の木製の薄板等を用いても よい。
【0020】 本実施の形態の人形等の収容ケース1は、上記した構成であるため、搬送時に は、台座2、底板3、天板4等の各構成部材ごとに分解し、積み重ねて搬送する 。
【0021】 組立時には、まず、台座2を棚、机等の平面上に置く。次に、底板3を台座2 上に背中合わせで配置する。そして、嵌合部材7を底板3上面の所定位置に配置 して、ボルト10及びナット11により、台座2、底板3及び嵌合部材7を固着 する。
【0022】 次に、支柱5を構成する各支柱51〜54の下端部を、それぞれ、底板3上面 に配設された嵌合部材7にはめ込み、各支柱51〜54が底板3に対して略垂直 となるように立設する。そして、周壁6を構成する板部材61〜64を、隣接す る各支柱51〜54の間に配置して、各板部材61〜64の側端縁を各支柱51 〜54の外周面に形成された溝50にスライド挿入して係合させ、周壁6とする 。
【0023】 次に、支柱5及び周壁6から形成される上部開口部を覆うように、支柱5及び 周壁6の上端が天板4に接すると共に、支柱5及び周壁6の上端付近の外面に折 曲げ片4aが接するように、天板4を配置する。これにより、図5に示すような 本実施の形態の人形等の収容ケース1が組み立てられる。
【0024】 なお、本考案の人形等の収容ケースは、上記した実施の形態に限定されるもの ではない。すなわち、上記した実施の形態では、組立時の形状が略直方体をなし ており、そのため、周壁を構成する板部材を4枚用いて、それに対応する支柱や 嵌合部材を設けている。しかしながら、周壁を構成する板部材は3枚以上であれ ば特に限定されるものではなく、周壁を構成する板部材の枚数に対応する数の支 柱や嵌合部材を設けることにより、組立時の形状が略三角柱や略五角柱であって もよい。
【0025】
【考案の効果】
本考案の人形等の収容ケースによれば、構成部材を分解することができるので 、搬送や収納の際にかさばらない。また、周壁を構成する板部材に合成樹脂板を 用い、また、その他の構成部材も合成樹脂板や金属板等で構成されているため、 搬送や組立の際に破損したりすることがない。さらに、各構成部材を係合させる だけで組み立てることができるため組立も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案の一の実施の態様を示す分解
斜視図である。
【図2】 図2は、台座、底板及び嵌合部材を固定させ
る方法を説明するための断面図である。
【図3】 図3は、支柱の断面図である。
【図4】 図4は、支柱と嵌合部材が係合される状態を
示す斜視図である。
【図5】 図5は、本考案の一の実施の態様の人形等の
収容ケースの組み立てた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 人形等の収容ケース 2 台座 2a 折曲げ片 3 底板 3a 折曲げ片 4 天板 4a 折曲げ片 5 支柱 50 溝 51〜54 支柱 6 周壁 61〜64 板部材 7 嵌合部材 10 ボルト 11 ナット 22 貫通孔 33 貫通孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座上に配置される底板と、 中空であって外周面に溝が形成されてなり、下端部が該
    底板上面の所定位置に配設される嵌合部材にはめ込まれ
    て、該底板に立設される複数の支柱と、 略方形状に形成された複数の板部材からなり、該各板部
    材が隣接する該各支柱間に、該各板部材の側端縁が該各
    支柱の溝にスライド挿入されて係合されることにより構
    成される周壁と、 該各支柱及び周壁から形成される上部開口部を覆うよう
    に配置される天板と、を有することを特徴とする人形等
    の収容ケース。
  2. 【請求項2】 前記各支柱が、合成樹脂からなり、押出
    成形されて形成される請求項1記載の人形等の収容ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記台座、底板及び天板が同一形状であ
    る請求項1又は2記載の人形等の収容ケース。
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