JP3030283U - 管接続具 - Google Patents

管接続具

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JP3030283U
JP3030283U JP1996003828U JP382896U JP3030283U JP 3030283 U JP3030283 U JP 3030283U JP 1996003828 U JP1996003828 U JP 1996003828U JP 382896 U JP382896 U JP 382896U JP 3030283 U JP3030283 U JP 3030283U
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JP
Japan
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synthetic resin
pipe
resin pipe
inward
jaw
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JP1996003828U
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Inventor
信雄 閔
Original Assignee
株式会社亞細亞ベンド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、金属管と合成樹脂管、又は合成樹
脂管同志の接続において、合成樹脂管の接続状態をより
確実にすることができる管接続具に係るものである。 【構成】 本考案は、円周を半分にして合成樹脂管の接
続側の半円形内輪の内周面に少なくとも、ひとつ以上の
あご9を形成して管接続の際、あご9が合成樹脂管の接
続端側の肉に食い込まれつつ噛むように構成したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、管接続具に関するもので、特に合成樹脂管同志の接続、あるいは合 成樹脂管と金属管を接続した後に温度変化等の要因の為に合成樹脂管が収縮され ることによって接続状態が、ゆるむのを効果的に防止することができる管接続具 に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の管接続具としては、夫々、幅方向の両端に半円形の内向段部を有する2 個の蓋部材の一端をヒンジ結合し、蓋部材の自由端側を締め付けるものが存在し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術においては、合成樹脂管は金属管とは異なり、 温度変化に敏感であって、伸縮の程度が著しい。
【0004】 従って、高性能パッキングで金属管と合成樹脂管の接続端間の水密性を強化さ れるよう構築した管路であっても結局、内圧、土圧、温度変化等により合成樹脂 管が長さ方向に或る程度の伸縮は避け得ず、伸縮が繰り返される過程においては 、接続状態が、ゆるくなりがちである。
【0005】 接続状態がゆるくなれば水密性が、弱くなるのは勿論のこと合成樹脂管同志の 接続においては、この様な傾向が最も著しい。
【0006】 従って、金属管と合成樹脂管、又は合成樹脂管同志の接続においては、軸方向 に合成樹脂管が収縮されるものに対して、接続状態がゆるくなるのを効果的に防 ぐ方向に管接続具の構造改善が要望されるようになった。
【0007】 本考案の目的は、金属管と合成樹脂管、又は合成樹脂管同志の接続において、 合成樹脂管の接続状態を、より確実にし得る管接続具を提供せんとすることにあ る。
【0008】
【課題が解決するための手段】
本考案は、円周を半分にして合成樹脂管の接続側の半円形内輪の内周面に少な くとも、一つ以上のあごを形成して管接続の時、あごが合成樹脂管の接続端側の 肉に食い込まれて埋まるように構成した夫々幅方向の両端に半円形の内向段部を 有する2個の蓋部材の一端をヒンジ方式に結合し、蓋部材の自由端側のフランジ はボルトで締め付けられる管接続具において、上記内向段部の少なくとも一方の 内周面にあごを形成した管接続具を提供する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について添付図面により具体的に説明する。
【0010】 接続端に環状の溝を有する金属製管(エルボ等を含む)と合成樹脂管(エルボ 等を含む)との接続に使用される管接続具であって、円周を半分にした2個の蓋 よりなり、各蓋の両端に形成したフランジはボルト締結方式、又は一側フランジ はヒンジ結合方式にし、他側フランジはボルト締結方式にした管接続具において 、幅方向の一側には上記溝に嵌合する半円形内輪を有し、他側には合成樹脂管側 にパッキングが押出されないように阻止するパッキング受け段部を有し、合成樹 脂管専用の管接続具にはパッキング受け段部のみが形成されている。
【0011】 合成樹脂管の接続端側にあごが、埋められれば、合成樹脂管は軸方向に押し出 されない。よって、合成樹脂管の接続状態が安定に且つ強くなる。 図1は、円周を半分にした、2つの蓋1,2に形成した管接続具を例示したも ので、各蓋1,2の一端のヒンジ部1a,2aはヒンジ軸3に結合し、自由端側 のフランジ1b,2bにはボルト挿入孔4と締付孔5と選択的に穿孔してボルト 6で締付けされている。
【0012】 図示した以外の管接続具としては、蓋1,2の両端にフランジを形成し上記の 如き方法でボルトを締め付けるようにしたものである。
【0013】 斯様の管接続具には図2、図3に示した通り、幅方向の両端には半円形の内向 段部7,8が形成されている。
【0014】 一側内向段部7は、合成樹脂管側に位置して、前記リング状のパッキングの他 端を阻止して合成樹脂管側に押出されることを防ぐのが主目的であったが、本考 案においては、図2に示した通り合成樹脂管側に位置する内向段部7の内周面に あご9を形成して合成樹脂管を噛む機能を加えたのである。
【0015】 あご9は頂点が鋭い直角三角形であり、内面9aは真直ぐの面であり、外面9 bは櫛状をなしている。あご9の内面9aを真直ぐにしたのは、あご9が合成樹 脂管の肉に埋められた後には、合成樹脂管が長さ方向に収縮されても、あご9に 噛まれた合成樹脂管の該当部分だけはその影響を及ばさず、元の接続された状態 に留まるようにする為であり、外面9bを櫛状にしたのは、合成樹脂管に良く食 い込むようにする為である。あご9はひとつ以上形成するものとする。
【0016】 合成樹脂管の管径と内圧、伸縮性が大小によりあご9の加減が必要である。 あご9を複数に形成する場合には、あご間に適当の間隔を置くのが好ましい。
【0017】 図3に示す通り、一側内向段部7のあご9は合成樹脂管Bの接続端側の縁肉に 、食い込まれて噛み、他側の内向段部8の内側端8aは金属管Aの接続端に形成 した溝Cを掛けられて長さ方向に金属管Aが動くことができないように阻止し、 同時にそこのリングパッキングDの端面を受け当てて、図面の左側に抜き出ない ように止める。
【0018】 合成樹脂管Bに対するあご9の埋め噛む深さは、管接続の後合成樹脂管Bが内 圧を受けて拡径されれば、深化されるので、接続状態はより一層強くなる。
【0019】 図4、図5は、両側内向段部7,8の両方にあご9を形成した管接続具を示し たもので、両側のあご9は真直ぐの面が対向するようになっている。 この管接続具は、図5に示す通り、合成樹脂管Bと他の合成樹脂管B’を接続 する時適用される。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成を採用した結果、次のような効果を得ることができる。 (1)2つの蓋部材を組み合わせてボルトで締め付けされるようにした管接続具 において、一側又は両側の対向段部にあごを形成して合成樹脂管を接続する時、 あごが合成樹脂管の縁肉に食い込み噛むようにし、金属管と合成樹脂管又は合成 樹脂管同志の接続状態をより一層強化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の適用対象の中の一つであるヒンジ結合
式管接続具においてボルトを分解した状態の斜視図であ
る。
【図2】図1のI−I線の切断面の拡大図である。
【図3】金属管と合成樹脂管を接続した場合の部分的な
断面図である。
【図4】両側の内向段部にあごを形成した本考案の他の
実施例に係るものであって、図1のI−I線に準ずる切
断面の拡大図である。
【図5】合成樹脂管と合成樹脂管を接続した場合の部分
的断面図である。
【符号の説明】
1,2‥‥蓋部材 7,8‥‥内向段部 9‥‥あご 9a‥‥内面 9b‥‥外面 A‥‥金属管 B,B’‥‥合成樹脂管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々幅方向の両端に半円形の内向段部
    7,8を有する2個の蓋部材1,2の一端をヒンジ方式
    に結合し、蓋部材1,2の自由端側のフランジはボルト
    6で締め付けられる管接続具において、上記内向段部
    7,8の少なくとも一方の内周面にあご9を形成したこ
    とを特徴とする管接続具。
  2. 【請求項2】 前記、内向段部7,8共にあご9を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の管接続具。
JP1996003828U 1996-04-11 1996-04-11 管接続具 Expired - Lifetime JP3030283U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103789910A (zh) * 2012-11-02 2014-05-14 吴江市嘉运纺织整理有限公司 一种织机纱线夹持器

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