JP3030195B2 - ボール選別装置 - Google Patents

ボール選別装置

Info

Publication number
JP3030195B2
JP3030195B2 JP5343148A JP34314893A JP3030195B2 JP 3030195 B2 JP3030195 B2 JP 3030195B2 JP 5343148 A JP5343148 A JP 5343148A JP 34314893 A JP34314893 A JP 34314893A JP 3030195 B2 JP3030195 B2 JP 3030195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
belt conveyor
roller
guide plate
pressing roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5343148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07163678A (ja
Inventor
良一 川合
Original Assignee
株式会社ジェイ・エー・シー・ケイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジェイ・エー・シー・ケイ filed Critical 株式会社ジェイ・エー・シー・ケイ
Priority to JP5343148A priority Critical patent/JP3030195B2/ja
Publication of JPH07163678A publication Critical patent/JPH07163678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030195B2 publication Critical patent/JP3030195B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にバッティングセン
ターで使用する軟球と硬球の選別装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】軟球と硬球の従来選別装置は図6に示す
ように、投入シューター21からボールを、不動の内輪
22と、モーター23及び減速機24で回転する外輪2
5とから構成される選別ドラム26の中にいれて、外輪
に取り付けられたベアリング27でボールは位置決めさ
れ、外輪の回転により内輪外周に沿って選別地点まで移
送されていく。選別地点では図7に示すように、上方に
はボール押圧輪28が配置しており、内輪にはボールの
直径より少し狭い幅Wを備える一対の丸レール29,2
9が配置している。一対の丸レール上にボールが達した
とき、押圧輪がバネ30の力によりボールを押圧するも
ので、ボールが軟球ならば、変形しながら一対の丸レー
ル間に挿入し、一対の丸レール間を通過して軟球取出口
31に排出されるし、ボールが硬球ならば変形せずに、
そのまま外輪の回転により硬球取出口32に排出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のボール選別機に
おいて、軟球は押圧輪によって変形され、そのうえ一対
の丸レール間に無理に挿入され、一対の丸レールに強く
摩擦しながら通過させるので、ゴムの劣化した軟球の場
合には元の形に復元しないこともあり、また軟球の摩耗
が激しく、損傷や破裂の原因ともなっていた。
【0004】本発明は前記事情に基づき考えられたもの
であり、その目的は選別際にボールへの摩耗を軽減し、
ボールの耐用性向上に寄与すると共に、破裂の原因とな
らないようにしたボール選別装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のボール選別装置
は、ボールを移送するベルトコンベアーを支持ローラー
により張設し、いずれか一方の支持ローラーの上方に、
ボールの直径よりもやや狭い間隔を設けて対向配置した
押ローラーを、下向きの付勢力を保有して上下動可能に
支持すると共に該押ローラーの上下動を検知するセンサ
を配設し、該センサの信号を受けてベルトコンベアーの
移送終端側に起伏する誘導板を備えたダンパー装置を設
置してあることを構成上の特徴とする。
【0006】
【作用】ベルトコンベアーによって移送されるボール
は、押ローラーと支持ローラーの間に挟まれ、挟まれた
ボールが軟球であった場合、ローラー間を変形しながら
通過し、ベルトコンベアーの移送終端側からそのまま誘
導板上に転がり、一方ローラー間に挟まれたボールが硬
球であった場合、変形せずに押ローラーを押上げて通過
し、該押ローラーの上昇をセンサによって検知し、該セ
ンサからの信号を受けてダンパー装置が誘導板を起立さ
せて、硬球をベルトコンベアーの移送終端から落下させ
る。
【0007】
【実施例】本発明による選別装置の構造を図1乃至図3
を参照しながら説明する。
【0008】図1乃至図3で示すのは本発明の選別装置
の代表的な実施例であり、この実施例による選別装置
は、一対の支持ローラー2,3により張設されているボ
ール移送用のベルトコンベアー1と、移送終端側にある
支持ローラー2の上方に、ボールの直径よりやや狭い間
隔を設け、且つ上下動可能に対向配置した押ローラー4
と、該押ローラ4の上下動を検知するセンサ5と、該セ
ンサ5の信号を受けて起伏する誘導板6を備えたダンパ
ー装置7とからなっている。そして、これら各構成部材
は支持台8により取り付けられている。
【0009】支持台8は図3の如く、矩形枠41の四隅
に前支柱42,42、後支柱43,43を下向きにそれ
ぞれ垂設し、前支柱42,42と後支柱43,43の間
に横桟44,44を夫々取付けるものである。
【0010】ベルトコンベアー1は支持台8の横桟4
4,44間に架設した駆動軸9と従動軸10にそれぞれ
軸止される一対の支持ローラー2,3と、一対の支持ロ
ーラー2,3に張設されている無端ベルト11の表側に
は、ボールを保持しながら移動できるようにベルト11
の進行方向に対してV字状を成す突起板12が設けてあ
る。前記支持ローラー2,3のうち駆動軸9に軸止され
る支持ローラー2は、ベルトコンベアー1の移送終端側
に配設してあって、該駆動軸9は支持ローラー2に内蔵
しているモーター(図示せず)に連結してある。
【0011】前記した駆動する支持ローラー2の上方に
位置する押ローラー4は、矩形枠41を構成する左右枠
材45,45の各中間部から下向きに垂設した一対の支
持腕46,46にベルトコンベアー1の移送終端側に延
在する作動杆47,47を介在して支持されている。す
なわち一対の作動杆47,47は各支持腕46,46の
下端部にそれぞれ上下動可能に軸支されると共に、横桟
44,44に立設した作動杆47,47の下降阻止用ス
トッパー13,13によりベルトコンベアー1とほぼ平
行に支持されているものであって、この一対の作動杆4
7,47の先部の間に架設した軸によって前記押ローラ
ー4が回転可能に軸支されているものである。作動杆4
7,47の上面には左右枠材45,45を貫通して上方
に突出する感知棒14,14が植設してあり、いずれか
一方の感知棒14上端の上下動を検知する近接センサ5
が支持台8の上面に配設してある。この感知棒14,1
4には左右枠材45,45と作動杆47,47の間に介
在するバネ15が嵌挿してあり、作動杆47,47を介
して先端の押ローラー4に下向きの付勢力を付与してい
る。
【0012】押ローラー4と支持ローラー2のある移送
終端のベルトコンベアー1との間隔は、ベルトコンベア
ー1上を移送してくるボールの直径よりもやや狭く設定
してあって、押ローラー4の下を通過する際のボールが
軟球16の場合には弾性変形して押ローラー4の上昇が
ほとんどない状態、つまり感知棒14の上昇がほとんど
ない状態になり、且つ押ローラー4の下を通過する際の
ボールが硬球17の場合には変形せずに押ローラー4を
上昇させると共に感知棒14が上昇し、押ローラー4を
下降させるような付勢力を与えるように前記バネ15の
付勢力が設定してある。
【0013】ダンパー装置7は、ベルトコンベアー1の
移送終端側に設定してあって、前記近接センサ5の検知
信号を受けて磁極が反転するソレノイド(図示せず)
と、磁極の反転にともなって上向きに出入りするピスト
ンロッド18と、ピストンロッド18の先端に軸支する
伝達杆19と、伝達杆19に中間部が軸支され且つ基端
が揺動可能に保持されている誘導板6から構成されてい
る。したがってダンパー装置7は感知棒14の上下動を
検知する近接センサ5の信号を受けてピストンロッド1
8が上方向に飛び出したり、或いは引っ込んだりするの
に伴って、伝達杆19を介して誘導板6はベルトコンベ
アー1の移送終端側へ傾斜したり、或いは直立状態にな
ったりする。また誘導板6の傾斜時において、ベルトコ
ンベアー1の移送終端からボールが誘導板6上を転がる
ように、誘導板6の先端位置がベルトコンベアー1の移
送終端に接近した箇所に設けられるように設定してあ
る。なお、ベルトコンベアー1上を移送されてくるボー
ルが押ローラー4を通過する際の検知信号に応じて傾倒
する誘導板6上を転がったり、或いはベルトコンベアー
1の移送終端から下方に落下したりするように、誘導板
6の起伏作動のタイミングはダンパー装置7に接続する
制御部(図示せず)によって制御されている。
【0014】符号20は夏と冬とでは軟球16の硬さが
少し変わるので、それにともないバネ15,15の付勢
力を調整するための調節ネジである。又ベルトコンベア
ー1の送り側を少し高くなるように傾けると、ベルト1
1の突起板12にボールが引っ掛かり易くなるし、ベル
ト11の両側に案内レール(図示せず)を設け、ベルト
コンベアー1からボールが落ちないようにすることが望
ましい。
【0015】本発明の選別装置は上記実施例に限定され
るものではなく、例えば押ローラー4にモーターを内蔵
し、ベルトコンベアー1の移送終端側にボールを送り易
くすることも可能であるし、支柱42,42,43,4
3の外側に外板(図示せず)を取付け、支柱42,4
2,43,43間を隠蔽することも可能である。また、
その形状及び構造は本発明の要旨に反しないかぎり適宜
変更可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明の選別装置は上記構造からなされ
る選別により次のような効果をあげることができる。
【0017】本発明の選別装置は、ボールがベルトコン
ベアーの支持ローラとその上方に対向配置した押ローラ
ーとの間を通過する際の押ローラーの上下動を検知する
ことによって軟球と硬球との選別を行うので、ボールへ
の摩擦が軽減され、特に軟球の破損や劣化の起因となる
ことなく、長期間のボールの使用を可能にする顕著な効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボール選別装置の構造例を示す一部切
欠側面図である。
【図2】誘導板の起立時を示す一部切欠側面図である。
【図3】支持台の構造例を示す斜視図である。
【図4】ベルトコンベアーの一部切欠平面図である
【図5】図4の正面図である。
【図6】従来選別機の使用例を示す側面図である。
【図7】従来選別機の要部平面図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベアー 2,3 支持ローラー 4 押ローラー 5 近接センサ(センサ) 6 誘導板 7 ダンパー装置 8 支持台 12 突起板 13 ストッパー 14 感知棒 15 バネ 20 調節ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールを移送するベルトコンベアー
    (1)と、該ベルトコンベアー(1)のいずれか一方の
    支持ローラー(2)の上方に、ボールの直径よりやや狭
    い間隔を設け、且つ下向きに付勢力を保有して上下動可
    能に支持される押ローラー(4)と、該押ローラー
    (4)の上下動を検知するセンサ(5)と、該センサ
    (5)の検知信号を受けてベルトコンベアー(1)の移
    送終端側へ起伏する誘導板(6)を備えたダンパー装置
    (7)とから構成されることを特徴とするボール選別装
    置。
JP5343148A 1993-12-14 1993-12-14 ボール選別装置 Expired - Fee Related JP3030195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5343148A JP3030195B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ボール選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5343148A JP3030195B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ボール選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07163678A JPH07163678A (ja) 1995-06-27
JP3030195B2 true JP3030195B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=18359294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5343148A Expired - Fee Related JP3030195B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ボール選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030195B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07163678A (ja) 1995-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5921374A (en) Sorting and discharging device with spherical sorting rollers
EP0591206B1 (en) Apparatus for correcting lateral misalignment of a conveyor belt
CN210230675U (zh) 一种分选机导轨
US5292114A (en) Automatic feeder module for a mail sorting system
CN207844627U (zh) 卷材张紧输送装置
JP3030195B2 (ja) ボール選別装置
CN108014451B (zh) 一种社区跑步机
KR101908676B1 (ko) 냉동식품용 컨베이어 장치
CN210434889U (zh) 一种水果多用途果杯装置
NL8103958A (nl) Transportinrichting.
US3598225A (en) Accumulating conveyor
JP3160495B2 (ja) 硬軟球の選別装置
CN213474358U (zh) 一种翻转机构及其分拣机器人
US3015489A (en) Bowling ball stop mechanism
CN211588336U (zh) 一种电阻生产用引脚折角装置
CN209394279U (zh) 一种led箱体组装装置
US5152525A (en) Bowling pin orienting and directing system
US4320897A (en) Bowling-ball return device
CN216633857U (zh) 兼容不同厚度板材的自动拉丝机
CN220484372U (zh) 一种物料输送设备
JP2598487Y2 (ja) ボール搬送装置
CN114523448B (zh) 一种滚纸轴装配设备
CN217661432U (zh) 一种曲棍球游戏机
CN113380437B (zh) 一种自动化辐照加工生产线
KR0123910Y1 (ko) 벨트 콘베이어의 벨트위치 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees