JP3030036U - 鍵複製機械のためのクランプ装置 - Google Patents

鍵複製機械のためのクランプ装置

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JP3030036U
JP3030036U JP1996003778U JP377896U JP3030036U JP 3030036 U JP3030036 U JP 3030036U JP 1996003778 U JP1996003778 U JP 1996003778U JP 377896 U JP377896 U JP 377896U JP 3030036 U JP3030036 U JP 3030036U
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cylindrical
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JP1996003778U
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ウ クォ−シェン
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ウ クォ−シェン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 円筒状鍵のみならず板状鍵をも複製できる鍵
複製機のための鍵クランプ装置を提供する。 【解決手段】 或るベース3の上に設けられて2つの平
行な上方及び下方の水平案内ロッド1に沿って互いに対
して動くことのできる2組の、固定ジョー2と可動ジョ
ー2”との対と、上記ベースの上に上記固定及び可動の
各ジョーの下方に設けられており、そして上記固定ジョ
ーの上に配置され、かつ或る予め与えられた水準位置に
設けられた水平板状部分を有する、ピボット可能な位置
決めストッパ73を含む直立のバイアス印加手段7と、
直立のシリンダ71と、及び上記シリンダ71の中に収
容されていて、クランプされるべき円筒状鍵の粗材又は
元鍵8を上向きに上記水平プレート部分に対して押しつ
けるための圧縮ばね6とを含むようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鍵複製機械のための、円筒状鍵又は板状鍵をクランプするクランプ装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鍵複製機械用のクランプ装置は、例えば板状鍵か円筒状鍵かといった特 定の型の鍵をクランプするのにしか使用することができない。 けれども市場において販売されている鍵には例えば板鍵、円筒鍵及び半円筒鍵 のようにいくつかの型のものがあり、そしてそれぞれの鍵はこの鍵が紛失したと きや追加的にもう1つが必要なときに特定の型のクランプ装置を有する鍵複製機 によって複製しなければならない。従って錠前屋は異なった種類の鍵の複製を行 なうためにそれぞれの型のクランプ装置を有するいくつかの鍵複製機を備える必 要がある。これは鍵複製の費用の上昇をもたらす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような欠点を除き、そして円筒状鍵や板状鍵をクランプするた めの鍵複製機用クランプ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の好ましい態様の1つにおいて、この鍵複製機用クランプ装置は、或る ベースの上に設けられて2つの平行な上方及び下方の水平案内ロッドに沿って互 いに対して動くことのできる2組の、固定ジョーと可動ジョーとの対〔上記固定 及び可動の各ジョーにはそれらの互いに向き合った側の上に異なった半径の半円 筒形のいくつかの垂直方向切込が設けられて、上記各可動ジョーが上記各固定ジ ョーの方向へ動かされたときに異なった直径の円筒状鍵をクランプするためのほ ぼ円筒形の垂直ないくつかのクランプ用孔を形成するようになっている〕と、上 記ベースの上に上記固定及び可動の各ジョーの下方に設けられており、そして上 記固定ジョーの上に配置され、かつ或る予め与えられた水準位置に設けられた水 平板状部分を有する、ピボット可能な位置決めストッパを含む直立のバイアス印 加手段と、直立のシリンダと、及び上記シリンダの中に収容されていて、クラン プされるべき円筒状鍵の粗材又は元鍵を上向きに上記水平プレート部分に対して バイアスするための圧縮ばねとを含む。
【0005】
【考案の実施の態様】
図1を参照するならば、本考案の具体例の1つである円筒状鍵や板状鍵をクラ ンプするための鍵複製機用クランプ装置は、ベース3の上に配置されて水平部分 21と、水平な上方及び下方の2つの平行案内ロッド1及び1’が係合するため の上方及び下方の2つの通孔23及び24を備えた垂直部分22とを有する、2 対の各ジョー2、2’、2”、2"'を含み、各対のジョー2、2’、2”、2"' は水平な上方及び下方の2つの平行案内ロッド1及び1’に沿って滑らかに相対 的に動かされることができるようになっている。図2に示すように、ジョー2及 び2”はベース3の頂部にねじ9により固定されている固定ジョーであるが、ジ ョー2’及び2"'は可動ジョーである。上方及び下方の2つの平行な案内ロッド 1と1’との間でボルト4が固定ジョー2又は2”に水平に固定されており、そ してその端部に形成されたねじ部41を有してこれが、可動ジョー2’又は2"' に形成された孔27を通過し、そしてグリップ5とねじ係合するようになってお り、それにより、鍵をクランプするためにグリップ5を時計回り方向へ回すこと によって可動ジョーが固定ジョーへ向かって動かされるようになっている。 再び図1を参照して、各固定及び可動のジョーのそれぞれの対には、それらの 互いに向かい合った側の上に異なった半径のいくつかの(例えばこの具体例では 3つの)長手方向の半円筒形切込25が設けられていて、それらが互いに接近す るように動かされたときにいくつかの長手方向のほぼ円筒形のクランプ用孔を形 成して異なった直径の種々の鍵8を垂直にクランプするようになっている。
【0006】 グリップ5を反時計回り方向へ回して各可動ジョーをそれら固定ジーから遠ざ かるように動かすために、圧縮ばね6がそれら可動ジョーと固定ジョーとの間で 或る穴の中に収容されていて可動ジョーをこの圧縮ばねに貯蔵されたエネルギー によって開放位置の方向へ押しつけるようにバイアスされている。従ってもしグ リップ5が時計回り方向へ回されたならば、可動ジョーは固定ジョーに近接した クランプ位置まで動かされて圧縮ばね6は圧縮され、鍵の複製作業を実施するた めに各鍵をクランプする。鍵の複製作業が終了した後、クランプ装置を開放すべ きときは、グリップ5を反時計回り方向へ回せば可動ジョーは圧縮ばね6に貯蔵 されたエネルギーにより開放位置へ動かされる。
【0007】 固定及び可動の各ジョーの水平部分21の下方に直立バイアス印加手段7がベ ース3の上に設けられており、これは長手方向シリンダ71、このシリンダの中 に収容されている圧縮ばね72及びその固定ジョーの上方に配置されているピボ ット可能な位置決めストッパ73を含む。シリンダ71の壁に鍵の握り部を受け かつ位置決めするために2つの長手方向スリット711が差し渡し位置に設けら れている。ピボット可能なストッパ73はL字形に形成されており、そして固定 ジョーの頂部に水平方向へピボット可能に固定されていて、或る予め定められた 水準位置に配置された水平板状部分731を有している。円筒状鍵の粗材又は元 鍵をクランプ装置にクランプするべきときは、この円筒状鍵の粗材又は元鍵の握 り部81を、シリンダ71内に収容されている圧縮ばね72に抗して一方の手で (例えば左手で)下向きに押し下げ、そしてもう一方の手で位置決めストッパ7 3をその鍵粗材又は元鍵の直下の位置まで回し、そのようにして鍵粗材又は元鍵 は圧縮ばねにより加えられた力によって位置決めストッパ73の水平板状部分7 31に対して押しつけられる。このときクランプ装置のグリップ5を時計回り方 向へ回して可動ジョーを動かし、それにより鍵粗材又は元鍵8をクランプして鍵 複製作業を実施する。
【0008】 固定及び可動の各ジョーにはそれらの互いに向かい合った側の上端に水平方向 のL字形切込26が設けられていて、それらが互いに近接するように動かされた ときに板状鍵9をクランプするための2つの矩形溝が形成されるようになってい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一方のクランプ装置により円筒状鍵がクラン
プされるような本考案に従う鍵複製機用の1対のクラン
プ装置の1具体例の斜視図。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】 図1のIII−III線に沿う断面図。
【図4】 図3と同様であるが、但しクランプ装置によ
りクランプされた板状鍵を示している図。
【符号の説明】
1、1’ 水平な上方及び下方の平行案内ロッド 2、2’、2”、2"' 2対のジョー 3 ベース 4 ボルト 5 グリップ 6 圧縮ばね 7 直立バイアス印加手段 8 元鍵 9 板状鍵 21 水平部分 22 垂直部分 23、24 通孔 25 半円筒形切込 26 L字形切込 27 通孔 71 シリンダ 72 圧縮ばね 73 ピボット可能位置決めストッパ 81 握り部 731 水平板状部分

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵複製機械のための、円筒状鍵又は板状
    鍵をクランプするクランプ装置において、 或るベースの上に設けられて2つの平行な上方及び下方
    の水平案内ロッドに沿って互いに対して動くことのでき
    る2組の、固定ジョーと可動ジョーとの対〔上記固定及
    び可動の各ジョーにはそれらの互いに向き合った側の上
    に異なった半径の半円筒形のいくつかの垂直方向切込が
    設けられて、上記各可動ジョーが上記各固定ジョーの方
    向へ動かされたときに異なった直径の円筒状鍵をクラン
    プするためのほぼ円筒形の垂直ないくつかのクランプ用
    孔を形成するようになっている〕と、 上記ベースの上に上記固定及び可動の各ジョーの下方に
    設けられており、そして上記固定ジョーの上に配置さ
    れ、かつ或る予め与えられた水準位置に設けられた水平
    板状部分を有する、ピボット可能な位置決めストッパを
    含む直立のバイアス印加手段と、 直立のシリンダと、及び上記シリンダの中に収容されて
    いて、クランプされるべき円筒状鍵の粗材又は元鍵を上
    向きに上記水平プレート部分に対して押しつけるための
    圧縮ばねと、を含む、上記クランプ装置。
  2. 【請求項2】 上記ピボット可能な位置決めストッパが
    上記水平プレート部分を形成するためにL字型に形成さ
    れており、そして上記固定のジョーの頂部にピボット可
    能に固定されている、請求項1のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 上記固定及び可動の各ジョーがそれらの
    各互いに向き合った側の上端に互いに向かい合った水平
    のL字型切込を備えて、上記各可動ジョーが上記各固定
    ジョーの方向へ動かされたときに板状鍵をクランプする
    ための矩形溝を形成するようになっている、請求項1の
    クランプ装置。
  4. 【請求項4】 上記シリンダが上記円筒状鍵のグリップ
    部を受け、かつ位置決めするための2つの互いに向かい
    合った長手方向スリットを備えている、請求項1のクラ
    ンプ装置。
JP1996003778U 1996-04-10 1996-04-10 鍵複製機械のためのクランプ装置 Expired - Lifetime JP3030036U (ja)

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