JP3029781U - ビニールハウス用スライド窓装置 - Google Patents

ビニールハウス用スライド窓装置

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JP3029781U JP1996003526U JP352696U JP3029781U JP 3029781 U JP3029781 U JP 3029781U JP 1996003526 U JP1996003526 U JP 1996003526U JP 352696 U JP352696 U JP 352696U JP 3029781 U JP3029781 U JP 3029781U
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正行 山城
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渡辺パイプ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ビニールハウスを構成する構造材であるアーチ
状パイプの任意の場所に容易に装着でき、全閉塞時の密
閉度がよく、簡単な操作によってビニールハウス内の温
度調節や湿度調節を確実に行うようにする。 【解決手段】ビニールハウス天井部のアーチ状構造材に
ローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具に
シート固定用下桟4を固定し、ハウスの上側シート受け
材7に定着された換気用シート9の下縁部をシート固定
用下桟の蟻溝6に定着し、シート固定用下桟に外側シー
ト寄せ金具10と内側シート寄せ金具11とを対向して
取付け、曲りラック棒13のラック13Aは駆動用シャ
フト14に固定されたピニオンギア15と噛み合わせ、
上側シート受け材とハウスの下側シート受け材18との
間に差し渡されたシート押え紐19によって換気用シー
トおよびシート固定用下桟が規制される状態にし、チェ
ーン駆動装置16によってシート固定用下桟が引き戻さ
れて、シート押え紐と構造材との間で上方に摺動して換
気用シートをたくし上げて換気を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はビニールハウス等における天井、谷部、側面などに装備されるスライ ド窓装置に係り、特にビニールハウスを構成する構造材であるアーチ状パイプの 任意の場所にスライド窓装置を容易に装着でき、かつビニールハウス内の温度調 節や湿度調節を確実に行えるビニールハウス用スライド窓装置に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、各種野菜、果物などの促成栽培が盛んに行なわれるようになり、ビニー ルハウスの必要性が一段と増しており、このようなビニールハウス建設のために 種々の現場における作業性の向上に注目したものが考案されるようになった。 例えば、ビニールハウス内の温度調節や湿度調節を行なうために実用新案登録 第3015301号公報によって提案されたビニールハウス妻面用窓装置1は、 外枠2と回転窓枠3とからなっており、外枠2は上方裏側に一対の細溝6Bによ り形成された係止用の膨出縁部6Aが長手方向に形成され、下方に弯曲縁5を有 する上部材6と、下方裏側に一対の細溝9Bにより形成された係止用の突出縁9 Aが長手方向に設けられ、上方に回転窓枠3の下部を係止する折曲縁8を有する 下部材9と、両側縦部材11とからなっている。 なお、上記上部材6と下部材9および両側縦部材11にはビニールシート取付 け溝4,7,10が表面にそれぞれ形成されている。
【0003】 一方、回転窓枠3は上方に弯曲縁12を有し、下方に折曲縁14をそれぞれ具 備した上部材15と、上方に折曲縁16を有する下部材18と、両側縦部材20 とからなっている。なお、上記上部材15と下部材18および両側縦部材20に はビニールシート取付け溝13,17,19が表面にそれぞれ形成されている。 したがって、外枠2の弯曲縁5と回転窓枠3の弯曲縁12とを係合して外枠2 に回転窓枠3を容易に回動可能に取り付けることができるというものである。
【0004】 そして、外枠2の両側縦部材11の内側にそれぞれ固定した支持部材21に円 弧状歯車22を軸23により回動可能に取り付け、この円弧状歯車22に基部が 固定された2連のリンク24の端部を回転窓枠3の両側縦部材20に回動可能に 取付ける。また、前記それぞれの円弧状歯車22と噛み合う2つのピニオン25 は一対の支持部材21間に架設された軸26にそれぞれ固定されており、この軸 26の一端にはウォームギヤ27が設けられており、これとウォーム28が噛み 合っている。そしてウォーム28の回転軸29の下端には小孔が設けられている から、鉤棒30をこの小孔に引っ掛けてウォーム28を回転させて回転窓3の開 閉がスムーズにできると共に、ウォームギヤ装置を利用しているから、開閉途中 の任意の位置に回転窓3を確実に停止させておくことができる。
【0005】 したがって、ビニールハウス妻面の妻柱の任意の位置に窓装置を容易に取り付 けることができ、かつ鉤つき操作棒の簡単な操作によって開閉の微妙な調整がで きるから、ビニールハウス内空気の繊細な温度調節や湿度調節が容易に行うこと ができるというものである。
【0006】 一方、実公平4−17699号公報によって提案された天窓の開閉装置は、母 屋材1がアーチ状パイプ2に架設され、母屋材1にヒンジ部たる蝶番3を介して 天窓枠Aが回転自在に結合されている。この天窓枠Aは天窓枠本体4と天窓枠本 体4に一体に結合したアーム5からなっており、天窓枠本体4にはアーム5が設 けられ、このアーム5の一端は天窓枠本体4と反対方向に延びている。このアー ム5には任意の間隔を置いて緩衝部材たる二つのばね部材、すなわち、コイルス プリング6,7が設けられ、各コイルスプリング6,7には動力伝達部材たるチ ェーン8の端部がそれぞれ結合されている。チェーン8は駆動部材たる回転自在 なシャフト9に設けたスプロケット10に支持されている。
【0007】 そして、上記回転シャフト9を時計方向に回転するとチェーン8がスプロケッ ト10に支持されながら時計方向に移動し、アーム5の右端部と天窓枠本体4が 時計方向に引張られ、蝶番3を支点にして天窓枠本体4が閉じる。 また、回転シャフト9を反時計方向に回転するとチェーン8が反時計方向に移 動し、アーム5の左端部が引張られ、天窓枠本体4が蝶番3を支点にして開く、 上記の作動中において、回転シャフト9を時計方向又は反時計方向に回転しすぎ たとき、いいかえれば天窓枠本体4が全開又は全閉した時にはコイルスプリング 6または7が延び、チェーン8の引張力が天窓枠本体4に伝達されずコイルスプ リング6または7に吸収されるものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実用新案登録第3015301号公報によって提案された ビニールハウス妻面用窓装置は妻面の任意の位置に容易に取り付けられるという 利点と、外枠と回転枠がきちんとした枠体に形成されているため密閉度がよく、 かつ正確な開き度が保たれビニールハウス内の温度調節や湿度調節を確実に行え るという利点があるが、経済性にやや問題が残されている。 一方、実公平4−17699号公報によって提案された天窓の開閉装置は、天 井部分に母屋材からなる枠体と天窓枠とが必要であり、構造とその取付けが複雑 で、しかも重量も大きく、さらに重量の大きい天窓枠はチェーン操作によっても 構造上正確に開閉できず、特に全閉塞時に隙間があって密閉度がわるく、そのた めビニールハウス内の温度調節や湿度調節を確実に行なえないという欠点があっ た。
【0009】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ビニールハウス等における 天井、谷部、側面などに換気用窓を容易に装備でき、特にビニールハウスを構成 する構造材であるアーチ状パイプの任意の場所に全閉塞時の密閉度がよい窓を容 易に装着でき、かつ簡単な操作によって開閉でき、ビニールハウス内の温度調節 や湿度調節を確実に行えるビニールハウス用スライド窓装置を提供することを目 的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、ビニールハウスの構造材に摺動可能に 設けられた下桟ガイド金具にシート固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受 け材に定着された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟に定着し、該下桟に ラック棒の一端を枢着し、該ラック棒のラックは駆動用シャフトに固定されたピ ニオンギアと噛み合わせ、該駆動用シャフトは端部にチェーン駆動装置を具備し ており、一方シート押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制 される状態にし、前記チェーン駆動装置によってラック棒を介して前記シート固 定用下桟が前記シート押え紐に規制された状態で押し出されてハウスの下側シー ト受け材に乗り上げ、最終的に該下側シート受け材に定着されたシートに密着す る全閉塞位置に停止することを特徴とし、またビニールハウス天井部のアーチ状 構造材にローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具にシート固定用下 桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に定着された換気用シートの下縁部をシ ート固定用下桟の蟻溝に定着し、該シート固定用下桟に外側シート寄せ金具と内 側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下桟に曲りラック棒の一端を枢着し、 該曲りラック棒のラックは駆動用シャフトに固定されたピニオンギアと噛み合わ せ、該駆動用シャフトは端部にチェーン駆動装置を具備しており、一方前記上側 シート受け材とハウスの下側シート受け材との間に差し渡されたシート押え紐に よって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される状態にし、前記チェー ン駆動装置によって曲りラック棒を介して前記シート固定用下桟が引き戻されて 前記シート押え紐に規制された状態でハウスの下側シート受け材に乗り上げた全 閉塞位置から開放され、前記シート押え紐と構造材との間で上方に摺動して前記 換気用シートをたくし上げて換気をおこなうことを特徴としている。
【0011】 また、ビニールハウス谷部の横側構造材にローラを介して摺動可能に設けられ た下桟ガイド金具にシート固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に定 着された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻溝に定着し、該シート固 定用下桟に外側シート寄せ金具と内側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下 桟にラック棒の一端を枢着し、該ラック棒のラックは駆動用シャフトに固定され たピニオンギアと噛み合わせ、該駆動用シャフトは端部にチェーン駆動装置を具 備しており、一方前記上側シート受け材とハウスの谷部固定リングとの間に差し 渡されたシート押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制され る状態にし、前記チェーン駆動装置によってラック棒を介して前記シート固定用 下桟が引き戻されて前記シート押え紐に規制された状態でハウスの下側シート受 け材に乗り上げた全閉塞位置から開放され、前記シート押え紐と構造材との間で 上方に摺動して前記換気用シートをたくし上げて換気をおこなうことを特徴とし 、またビニールハウス肩部の横側構造材にローラを介して摺動可能に設けられた 下桟ガイド金具にシート固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に定着 された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻溝に定着し、該シート固定 用下桟に外側シート寄せ金具と内側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下桟 にコーティングワイヤーの一端を取付け、該コーティングワイヤーの他端は巻き 取り用シャフトに巻き付け、該巻き取り用シャフトは巻き取り駆動装置を具備し ており、一方前記上側シート受け材と地中固定リングとの間に差し渡されたシー ト押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される状態にし、 前記巻き取り駆動装置によって前記シート固定用下桟が前記シート押え紐に規制 された状態でハウスの下側シート受け材に乗り上げた全閉塞位置から開放され、 上方に摺動して前記換気用シートをたくし上げて換気をおこなうことを特徴とし ている。そして上記シート固定用下桟には結露水をビニールハウス外に流す排水 孔を設けたことを特徴としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態について説明すると、ビニールハウスにおける天井 部の構造材であるアーチ状パイプの複数本にそれぞれローラを介して摺動可能に 設けられた下桟ガイド金具にシート固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受 け材に波形線材によって定着された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の 蟻溝に同様に波形線材によって定着させ、そのシート固定用下桟には換気用シー トを整然とたくし上げるための外側シート寄せ金具と内側シート寄せ金具とが対 向して取付けられている。 そして、シート固定用下桟の一端にラック棒の一端を枢着し、そのラック棒の ラックは駆動用シャフトに固定されたピニオンギアと噛み合わせ、この駆動用シ ャフトは端部にチェーン駆動装置を具備しているから、このチェーン駆動装置の チェーン操作により上記ピニオンギアを回転させ、これと噛み合うラックを前後 方向に移動させることができる。
【0013】 一方、前記上側シート受け材とハウスの下側シート受け材との間に差し渡され たシート押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される状態 にしてあるから、上記ラック棒が斜め前方に押し出された場合にはシート固定用 下桟が前記パイプに沿うて斜め前方に押し出されるが、その際シート押え紐によ って規制されているためラック棒に枢着されたシート固定用下桟が必然的にハウ スの下側シート受け材に乗り上げ、さらに押されるとシート押え紐によって規制 され下側シート受け材に密着した全閉塞位置で停止する。その際ラック棒が曲が っていると、シート固定用下桟の下側シート受け材への乗り上げ、押し付けがよ り円滑となり、相互の密閉度が一層よくなる。また上記全閉塞位置では換気用シ ートの内面についた結露水はシート固定用下桟の連結部に設けられた排水孔から 下側シート受け材に定着された下側シート上に流下する。 反対に、前記チェーン操作によって上記曲りラック棒が斜め後方に引き戻され る場合には、シート固定用下桟が前記シート押え紐に規制された状態でハウスの 下側シート受け材に乗り上げた全閉塞位置から開放され、前記シート押え紐とパ イプとの間で斜め上方にスライドして換気用シートをたくし上げ、外側シート寄 せ金具と内側シート寄せ金具とによってその間に換気用シートを順序よく整然と 交互に折りたたみながら移動し、その開かれた空間から換気がおこなわれる。
【0014】 また、他の実施の形態について説明すると、ビニールハウス谷部の横側構造材 であるパイプにローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具にシート固 定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に波形線材によって定着された換 気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻溝に同様に波形線材によって定着さ せ、そのシート固定用下桟には換気用シートを整然とたくし上げるための外側シ ート寄せ金具と内側シート寄せ金具とが対向して取付けられている。そして下桟 にラック棒の一端を枢着し、そのラックは駆動用シャフトに固定されたピニオン ギアと噛み合わせ、この駆動用シャフトは端部にチェーン駆動装置を具備してい るから、このチェーン駆動装置のチェーン操作により上記ピニオンギアを回転さ せ、これと噛み合うラック棒を前後方向に移動させることができる。
【0015】 一方、前記上側シート受け材とハウスの谷部固定リングとの間に差し渡された シート押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される状態に してあるから、上記ラック棒が斜め下方に押し出された場合にはシート固定用下 桟が前記パイプに沿うて斜め下方に押し出されるが、その際シート押え紐によっ て規制されて上記のように必然的にハウスの下側シート受け材に乗り上げ、その 下側シート受け材に密着した全閉塞位置で停止する。 反対に、前記チェーン操作によって上記ラック棒が斜め上方に引き戻される場 合には、シート固定用下桟が前記シート押え紐に規制された状態でハウスの下側 シート受け材に乗り上げた全閉塞位置から開放され、前記シート押え紐とパイプ との間で斜め上方にスライドして換気用シートをたくし上げ、外側シート寄せ金 具と内側シート寄せ金具とによってその間に換気用シートを順序よく整然と交互 に折りたたみながら移動し、その開かれた空間から換気がおこなわれる。
【0016】 さらに、他の実施の形態について説明すると、ビニールハウス肩部の横側構造 材であるパイプにローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具にシート 固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に波形線材によって定着された 換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻溝に同様に定着し、そのシート固 定用下桟には換気用シートを整然とたくし上げるための外側シート寄せ金具と内 側シート寄せ金具とが対向して取付けられている。 そして、このシート固定用下桟にコーティングワイヤーの一端を取付け、この コーティングワイヤーの他端は巻き取り用シャフトに巻き付け、その巻き取り用 シャフトは巻き取り駆動装置を具備しているから、この巻き取り駆動装置の操作 により上記下桟を巻き上げることができる。
【0017】 一方、前記上側シート受け材と地中固定リングとの間に差し渡されたシート押 え紐によって換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される状態にしてある から、前記巻き取り駆動装置によって前記シート固定用下桟が前記シート押え紐 に規制された状態で上記のように必然的にハウスの下側シート受け材に乗り上げ 、その下側シート受け材に密着した全閉塞位置で停止する。 反対に、前記巻き取り駆動装置によって巻き上げると、シート固定用下桟が前 記シート押え紐に規制された状態から開放され、上方にスライドして換気用シー トをたくし上げ、外側シート寄せ金具と内側シート寄せ金具とによってその間に 換気用シートを順序よく整然と交互に折りたたみながら移動し、その開かれた空 間から換気がおこなわれる。
【0018】
【実施例】
次に、本考案に係るビニールハウス用スライド窓装置の実施例について図面を 参照して説明すると、図1は本実施例の斜視図、図2と図3は本実施例の側面図 であり、図2はスライド窓の全閉塞状態を示し、図3はスライド窓が開いた状態 を示しており、図4は図2の一部拡大側面図である。
【0019】 ビニールハウスにおける天井部Aの構造材であるアーチ状パイプ1にローラ2 を介して摺動可能に下桟ガイド金具3が設けられ、その下桟ガイド金具3にシー ト固定用下桟4が固定されている。このシート固定用下桟4の一端には幅広の連 結部5を介して蟻溝状下桟部6が設けられている。そして上記アーチ状パイプ1 の天井部に固定金具により取り付けた上側シート受け材7に波形線材8によって 定着された換気用シート9の下縁部を前記シート固定用下桟4の蟻溝状下桟部6 に波形線材8によって定着させ、そのシート固定用下桟4には換気用シート9を 整然とたくし上げるための針金状の外側シート寄せ金具10と内側シート寄せ金 具11とが上記幅広の連結部5の前後に向かい合うように取付けられている。
【0020】 さらに、シート固定用下桟4の他端にはブラケット12にラック棒13の一端 を枢着し、そのラック棒13のラック13Aは駆動用シャフト14に固定された ピニオンギア15と噛み合わせ、この駆動用シャフト14には端部にチェーン駆 動装置16を具備させてある。そして、このチェーン駆動装置16には減速用の ギアが内蔵され、そのギアを介してチェーン17の操作により上記ピニオンギア 15を回転させることができ、これと噛み合うラック13Aを前後方向に移動さ せることができる。
【0021】 一方、前記上側シート受け材7とハウスの下側シート受け材18との間に差し 渡されたシート押え紐19によって換気用シート9およびシート固定用下桟4が 常に規制される状態にされている。そのため、チェーン17の操作により上記ラ ック棒13が斜め前方に押し出された場合にはシート固定用下桟4がアーチ状パ イプ1に沿うて斜め前方に押し出されるが、その際シート押え紐19によって規 制されているためラック13に枢着されたシート固定用下桟4が必然的にハウス の下側シート受け材18に乗り上げ、さらに押されるとシート押え紐19によっ て下側シート受け材18に密着した全閉塞位置で停止する。その際ラック棒13 が下方に曲がっていると、シート固定用下桟4の下側シート受け材18への乗り 上げ、押し付けがより円滑となり、相互の密閉度が一層よくなる。 この全閉塞位置では換気用シート9の内面についた結露水はシート固定用下桟 4の連結部5に設けられた結露水排水孔20から下側シート受け材18に定着さ れた下側シート21上に流下される。
【0022】 反対に、前記チェーン17の操作によって上記ラック棒13が斜め後方に引き 戻される場合には、シート固定用下桟4が前記シート押え紐19の規制から解か れた状態でハウスの下側シート受け材18に乗り上げた全閉塞位置から前記シー ト押え紐19とパイプ1との間で斜め上方にスライドして換気用シート9をたく し上げ、外側シート寄せ金具10と内側シート寄せ金具11とによってその間に 換気用シート9を順序よく整然と交互に折りたたみながら移動し、その開かれた 空間から換気がおこなわれる。
【0023】 さらに、図5と図6には別のタイプのシート固定用下桟4Aが示されており、 この下桟ガイド金具3Aに固定されたシート固定用下桟4Aは幅広の連結部5A を介して蟻溝状下桟部6Aが設けられている。この蟻溝状下桟部6Aの一縁には 針金状の外側シート寄せ金具10Aがボルトナットによって取り付けられ、また 針金状の内側シート寄せ金具11Aがシート固定用下桟4Aの内側には取付け金 具22を用いてボルトナットによって上記幅広の連結部5Aの前後に向かい合う ように取付けられている。そして、上記アーチ状パイプ1の天井部に固定金具に より取り付けた上側シート受け材7に波形線材8によって定着された換気用シー ト9の下縁部を前記シート固定用下桟4Aの蟻溝状下桟部6Aに波形線材8によ って定着させてある。なお、符号20Aはシート固定用下桟4Aの連結部5Aに 設けられた結露水排水孔、符号23は防水用パッキンである。
【0024】 また、図7に示した他の実施例はビニールハウス谷部Bの横側構造材であるパ イプ1にローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具3にシート固定用 下桟4を固定し、ハウスの上側シート受け材7に波形線材によって定着された換 気用シート9の下縁部をシート固定用下桟4の蟻溝6に同様に波形線材によって 定着させ、そのシート固定用下桟4には換気用シート9を整然とたくし上げるた めの針金状の外側シート寄せ金具10と内側シート寄せ金具11とが対向して取 付けられている。 そして、上記下桟4にラック棒13の一端を枢着し、そのラック13Aは駆動 用シャフト14に固定されたピニオンギア15と噛み合わせ、この駆動用シャフ ト14は端部にチェーン駆動装置16を具備しているから、このチェーン駆動装 置16のチェーン操作により上記ピニオンギア15を回転させ、これと噛み合う ラック棒13を前後方向に移動させることができる。
【0025】 一方、前記上側シート受け材7とハウスの谷部固定リング24との間に差し渡 されたシート押え紐19によって換気用シート9およびシート固定用下桟4が規 制される状態にしてあるから、前記の実施例と同様にシート固定用下桟4が前記 パイプに沿うて斜め下方に移動する際、シート押え紐19によって規制されて必 然的にハウスの下側シート受け材に乗り上げ、その下側シート受け材に密着した 全閉塞位置で停止する。 反対に、前記チェーン操作によって上記ラック棒が斜め上方に引き戻される場 合にも、前記実施例と同様に全閉塞位置から開放され、前記シート押え紐とパイ プとの間で斜め上方にスライドして換気用シート9をたくし上げ、外側シート寄 せ金具10と内側シート寄せ金具11とによってその間に換気用シート9を順序 よく整然と交互に折りたたみながら移動し、その開かれた空間から換気がおこな われる。
【0026】 さらに、図8に示すようにもう1つの他の実施例はビニールハウス肩部Cの横 側構造材であるパイプ1にローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具 3にシート固定用下桟4を固定し、ハウスの上側シート受け材7に波形線材によ って定着された換気用シート9の下縁部をシート固定用下桟4の蟻溝6に同様に 定着し、そのシート固定用下桟4には換気用シート9を整然とたくし上げるため の外側シート寄せ金具10と内側シート寄せ金具11とが対向して取付けられて いる。 そして、このシート固定用下桟4にコーティングワイヤー25の一端を取付け 、このコーティングワイヤー25の他端は巻き取り用シャフト26に巻き付け、 その巻き取り用シャフト26は図示しない巻き取り駆動装置を備え、この巻き取 り駆動装置の操作により上記下桟4を巻き上げることができる。
【0027】 一方、前記上側シート受け材7と地中固定リング27との間に差し渡されたシ ート押え紐19によって換気用シート9およびシート固定用下桟4が規制される 状態にしてあるから、前記巻き取り駆動装置によって前記シート固定用下桟が前 記シート押え紐に規制された状態で下側シート受け材18に密着した全閉塞位置 で停止する。 反対に、前記巻き取り駆動装置によって巻き上げると、シート固定用下桟4が 前記シート押え紐19に規制された状態から開放され、上方にスライドして換気 用シート9をたくし上げ、外側シート寄せ金具10と内側シート寄せ金具11と によってその間に換気用シート9を順序よく整然と交互に折りたたみながら移動 し、その開かれた空間から換気がおこなわれる。
【0028】
【考案の効果】
上述した本考案によれば、ビニールハウス天井付近の構造材に装備したスライ ド窓装置のチェーン駆動装置のチェーン操作により上記ピニオンギアを回転させ 、これと噛み合うラックを前後方向に移動させることができるから、上記ラック が斜め前方に押し出された場合にはシート固定用下桟が前記パイプに沿うて斜め 前方に押し出され、その際シート押え紐によって規制されて必然的にハウスの下 側シート受け材に乗り上げ、その下側シート受け材に密着し完全に閉塞すること ができる。その際、上記ラックとして曲りラックを使用すると、シート固定用下 桟の下側シート受け材への乗り上げ、押し付けがより円滑となり、相互の密閉度 を一層向上することができる。 この全閉塞位置において換気用シートの内面についた結露水はシート固定用下 桟に設けられた排水孔から下側シート受け材に定着された下側シート上に流下さ れ、ビニールハウス外に排水することができる。 反対に、前記チェーン操作によって上記ラックが斜め後方に引き戻される場合 には、シート固定用下桟が前記シート押え紐に規制された状態で全閉塞位置から 斜め上方に円滑にスライドして換気用シートをたくし上げ、外側シート寄せ金具 と内側シート寄せ金具とによってその間に換気用シートを順序よく整然と交互に 折りたたみながら移動できるため天井部に必要な換気用空間を正確に定められる ので、簡単な操作によってビニールハウス内の温度調節や湿度調節を確実に行う ことができる。
【0029】 また、ビニールハウス谷部付近の横側構造材にスライド窓装置を装備している から、チェーン操作により簡単に換気用シートによるビニールハウス谷部付近の 必要な換気用空間を正確に定められるので、ビニールハウス内の温度調節や湿度 調節を確実に行うことができる。さらにビニールハウス肩部の横側構造材にスラ イド窓装置を装備し、シート固定用下桟にコーティングワイヤーの一端を取付け 、コーティングワイヤーの他端を巻き取り用シャフトに巻き付け、その巻き取り 用シャフトは巻き取り駆動装置に連結しているから、コーティングワイヤーを巻 き取るだけで、ビニールハウス肩部の必要な換気用空間を正確に定められるので 、ビニールハウス内の温度調節や湿度調節を確実に行うことができる。 したがって、ビニールハウス等における天井、谷部、側面などに全閉塞時の密 閉度が高く、かつ必要な換気用空間を正確に定められる窓を容易に装備できる効 果は非常に大きいし、シート固定用下桟には結露水をビニールハウス外に流す排 水孔が設けられているため結露水の滞留を防止でき、しかも全体が軽量化できハ ウス本体への荷重負担が少ないため長期使用によっても全閉塞時の密閉度が低下 しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の拡大斜視図である。
【図2】本実施例の全閉塞状態の側面図である。
【図3】本実施例の開放状態の側面図である。
【図4】本実施例の要部の拡大説明図である。
【図5】他の実施例の要部の拡大説明図である。
【図6】本実施例の内側シート寄せ金具の斜視図であ
る。
【図7】他の実施例の要部拡大側面図である。
【図8】他の実施例の要部拡大側面図である。
【符号の説明】
1 パイプ 2 ローラ 3,3A 下桟ガイド金具 4,4A シート固定用下桟 5,5A 連結部 6,6A 蟻溝 7 上側シート受け材 8 波形線材 9 換気用シート 10,10A 外側シート寄せ金具 11,11A 内側シート寄せ金具 12 ブラケット 13 ラック棒 13A ラック 14 駆動用シャフト 15 ピニオンギア 16 チェーン駆動装置 17 チェーン 18,18A 下側シート受け材 19 シート押え紐 20,20A 排水孔 21 下側シート 22 取付け金具 23 防水パッキン 24 谷部固定リング 25 コーティングワイヤー 26 巻き取り用シャフト 27 地中固定リング A ビニールハウス天井部 B ビニールハウス谷部 C ビニールハウス肩部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニールハウスの構造材に摺動可能に設
    けられた下桟ガイド金具にシート固定用下桟を固定し、
    ハウスの上側シート受け材に定着された換気用シートの
    下縁部をシート固定用下桟に定着し、該下桟にラック棒
    の一端を枢着し、該ラック棒のラックは駆動用シャフト
    に固定されたピニオンギアと噛み合わせ、該駆動用シャ
    フトは端部にチェーン駆動装置を具備しており、一方シ
    ート押え紐によって換気用シートおよびシート固定用下
    桟が規制される状態にし、前記チェーン駆動装置によっ
    てラック棒を介して前記シート固定用下桟が前記シート
    押え紐に規制された状態で押し出されてハウスの下側シ
    ート受け材に乗り上げ、最終的に該下側シート受け材に
    定着されたシートに密着する全閉塞位置に停止すること
    を特徴とするビニールハウス用スライド窓装置。
  2. 【請求項2】 ビニールハウス天井部のアーチ状構造材
    にローラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具
    にシート固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け
    材に定着された換気用シートの下縁部をシート固定用下
    桟の蟻溝に定着し、該シート固定用下桟に外側シート寄
    せ金具と内側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下
    桟に曲りラック棒の一端を枢着し、該曲りラック棒のラ
    ックは駆動用シャフトに固定されたピニオンギアと噛み
    合わせ、該駆動用シャフトは端部にチェーン駆動装置を
    具備しており、一方前記上側シート受け材とハウスの下
    側シート受け材との間に差し渡されたシート押え紐によ
    って換気用シートおよびシート固定用下桟が規制される
    状態にし、前記チェーン駆動装置によって曲りラック棒
    を介して前記シート固定用下桟が引き戻されて前記シー
    ト押え紐に規制された状態でハウスの下側シート受け材
    に乗り上げた全閉塞位置から開放され、前記シート押え
    紐と構造材との間で上方に摺動して前記換気用シートを
    たくし上げて換気をおこなうことを特徴とするビニール
    ハウス用スライド窓装置。
  3. 【請求項3】 ビニールハウス谷部の横側構造材にロー
    ラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具にシー
    ト固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に定
    着された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻
    溝に定着し、該シート固定用下桟に外側シート寄せ金具
    と内側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下桟にラ
    ック棒の一端を枢着し、該ラック棒のラックは駆動用シ
    ャフトに固定されたピニオンギアと噛み合わせ、該駆動
    用シャフトは端部にチェーン駆動装置を具備しており、
    一方前記上側シート受け材とハウスの谷部固定リングと
    の間に差し渡されたシート押え紐によって換気用シート
    およびシート固定用下桟が規制される状態にし、前記チ
    ェーン駆動装置によってラック棒を介して前記シート固
    定用下桟が引き戻されて前記シート押え紐に規制された
    状態でハウスの下側シート受け材に乗り上げた全閉塞位
    置から開放され、前記シート押え紐と構造材との間で上
    方に摺動して前記換気用シートをたくし上げて換気をお
    こなうことを特徴とするビニールハウス谷部用スライド
    窓装置。
  4. 【請求項4】 ビニールハウス肩部の横側構造材にロー
    ラを介して摺動可能に設けられた下桟ガイド金具にシー
    ト固定用下桟を固定し、ハウスの上側シート受け材に定
    着された換気用シートの下縁部をシート固定用下桟の蟻
    溝に定着し、該シート固定用下桟に外側シート寄せ金具
    と内側シート寄せ金具とを対向して取付け、該下桟にコ
    ーティングワイヤーの一端を取付け、該コーティングワ
    イヤーの他端は巻き取り用シャフトに巻き付け、該巻き
    取り用シャフトは巻き取り駆動装置を具備しており、一
    方前記上側シート受け材と地中固定リングとの間に差し
    渡されたシート押え紐によって換気用シートおよびシー
    ト固定用下桟が規制される状態にし、前記巻き取り駆動
    装置によって前記シート固定用下桟が前記シート押え紐
    に規制された状態でハウスの下側シート受け材に乗り上
    げた全閉塞位置から開放され、上方に摺動して前記換気
    用シートをたくし上げて換気をおこなうことを特徴とす
    るビニールハウス肩部用スライド窓装置。
  5. 【請求項5】 シート固定用下桟には結露水をビニール
    ハウス外に流す排水孔を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1記載のビニールハウス用スライ
    ド窓装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180067995A (ko) * 2016-12-13 2018-06-21 김종화 식물공장형 시설 하우스의 환기 장치
KR101996626B1 (ko) * 2019-02-19 2019-07-04 김학선 지붕 개폐형 온실

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