JP3029662U - 空中浮上装置 - Google Patents

空中浮上装置

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JP3029662U
JP3029662U JP1996003861U JP386196U JP3029662U JP 3029662 U JP3029662 U JP 3029662U JP 1996003861 U JP1996003861 U JP 1996003861U JP 386196 U JP386196 U JP 386196U JP 3029662 U JP3029662 U JP 3029662U
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Japan
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rotary blade
levitation device
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pressure fluid
flexible tube
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JP1996003861U
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Inventor
一夫 斉藤
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一夫 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮空気等の高圧流体を送り込み、回
転翼を回転させ本体を浮上させる空中浮上装置におい
て、動力源から送られてくる高圧流体を効率よく噴射さ
せると共に、回転翼の回転時における空気抵抗を減少す
ること。 【解決手段】 操縦席が設けられた本体部と、該本体
部上方に回転自在に取付けられた中空状の回転翼とを有
する空中浮上装置において、前記回転翼の先端に噴射口
を設け、更に該回転翼の内部に、動力源から供給される
圧縮空気等の高圧流体を前記噴射口から放出するための
中空状の可撓管を内設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は、先端に噴射口を設け内部に可撓管を内設した回転翼に、コンプレッ サー等の動力源から供給される圧縮空気等の高圧流体を送り込み、回転翼を高速 回転させ本体を浮上させる空中浮上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、圧縮空気等の高圧流体を送り込み、回転翼を回転させ本体を浮上さ せる空中浮上装置があった。従来の空中浮上装置は、コンプレッサーから送られ てくる高圧流体を、回転翼の外部に固着させた可撓管を通して回転翼の先端まで 送り、高圧流体の噴射力によって回転翼を高速回転させ本体を浮上させる構造で ある。
【0003】 また特に、特開平6−8888号公報に開示されている空中浮上装置が知られ ている。
【0004】 同公報によると、この空中浮上装置は、図4及び図5に示すように、操縦席3 1が設けられた本体部30と、該本体部30の上方に回転自在に取付けられた回 転翼50と、を有する空中浮上装置10の前記回転翼50先端部50aに噴射口 52を設けるとともに、前記噴射口52とコンプレッサー等から成る動力源41 を可撓管A、通路51a、接続管61、可撓管B、及び通路50bを介して連結 されることにより噴射口52から動力源41により発生される高圧流体を噴射さ せるように構成し、延ては高圧流体の速度エネルギーにより回転翼50を回転さ せ、空中浮上装置10を浮上させる構成である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、可撓管を回転翼の外部に固着させた構成では、高速で回転する回転 翼に空気抵抗が生じてしまい、回転翼の破損が起きてしまった。また、可撓管の 耐久性や固着の方法及び外観の面等さまざまな問題があった。
【0006】 また、引例の空中浮上装置においては、図5に示すように、回転翼50内の通 路50bに可撓管Bを接続した場合、回転翼50の内部は幅広の中空状であるた め、可撓管Bより送り込まれた高圧流体は、体積の大きい回転翼50内の通路5 0b部分で圧力が低下してしまい、動力源41により発生される高圧流体を効率 よく噴射させることができなかった。また、回転翼50内が密閉されていない場 合、隙間から圧縮空気が漏れてしまう虞もあった。
【0007】 本考案は、上記の点に鑑み、圧縮空気等の高圧流体を送り込み、回転翼を回転 させ本体を浮上させる空中浮上装置において、動力源から送られてくる高圧流体 を効率よく噴射させると共に、回転翼の回転時における空気抵抗を減少した空中 浮上装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を達成するために、操縦席が設けられた本体部と、該本体 部上方に回転自在に取付けられた中空状の回転翼とを有する空中浮上装置におい て、前記回転翼の先端に噴射口を設け、更に該回転翼の内部に、動力源から供給 される圧縮空気等の高圧流体を前記噴射口から放出するための中空状の可撓管を 内設した。
【0009】 上記構成により、動力源から送られてくる高圧流体を効率よく噴射させること が可能となる、また更に、回転翼の回転時における空気抵抗を減少することが実 現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本考案の実施例及び作用を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】 前記本体部30は、総従者が搭乗し操縦を行うための操縦席31と、軽量且つ 高強度を有したジュラルミン等から成る、回転翼50等を支持するための鉛直上 部長手方向に延在する支柱33と、前記操縦席31下方に脚39を介して取付け られている着地用のスキッド38とにより構成されている。
【0012】 前記操縦席31には、前記空中浮上装置10を前進、並びに左右旋回させる等 の方向性操作を行うための操舵レバー34と、該空中浮上装置10の上昇、及び 下降操作を行うための高度操作レバー36とを有している。
【0013】 一方、前記支柱33上方には、通路53aが穿孔されているマスト53が装着 され、更に該マスト53先端にはベアリング67を介して多岐管51が旋回自在 に取付けられている。また、該マスト53基端には上下に摺動可能な球面軸受け 65を介して操作機構55が設置されている。
【0014】 前記多岐管51には、前記通路53aと連通した通路51aが穿孔されており 、該通路51a両端には中空円筒状の接続管61が嵌着されているとともに、中 央部が開口された楕円盤形状の揺動体57が図1に示すように支点Pにおいて揺 動自在に取付けられている。
【0015】 前記操作機構55は、球面軸受け65に当接することにより揺動するように構 成された非回転部55bと、該回転部55bにベアリング66を介して回転自在 に取付けられている回転部55aとにより構成されている。
【0016】 また、前記揺動体57両端においては、該揺動体57を挟装するようにして連 結体59が設けられているとともに、該連結体59は、勾配が変更自在となるよ うにして前記揺動体57に取付けられている。
【0017】 更に、前記連結体59先端方向においては、先端部50aに噴射口52が穿孔 されている回転翼50が挟着されるように構成されている。
【0018】 前記の如く回転翼50を挟着している連結体59は、前記操作機構55と第三 リンク63を介して連結されるように構成されているため、前記高度操作レバー 36を操作することにより、該勾配変更が成される。
【0019】 則ち、前記高度操作レバー36は、第二のリンク37を介して前記操作機構5 5の非回転部55bに連結されているとともに、該リンク機構により操作機構5 5が下方移動し、前記第三リンク63が連結体59縁部を牽引することとなり、 該連結体59、延ては回転翼50のピッチ角が増大し、揚力が、増大することに より、空中浮上装置10が上昇を伴う。
【0020】 更に、前記高度操作レバー36を手前に押すと、該リンク機構により操作機構 55が上方移動し、前記第三リンク63が連結体59縁部を上方に押圧すること になり、該連結体59、延ては回転翼50のピッチ角が減少し、揚力が減少する ことにより、空中浮上装置10が下降を伴う。
【0021】 また、前記操舵レバー34は、第一のリンク35を介して操作機構55の非回 転部55bに連結されているとともに、該リンク機構により操作機構55を左右 に傾斜可能なように構成されているため、前記操舵レバー34を右方に傾けると 、前記操作機構55も傾斜され、延ては回転翼50の右方傾斜が成されるため、 空中浮上装置10が右旋回を伴い、前記操舵レバー34を左方に傾けると、前記 操作機構55も傾斜され、延ては回転翼50の左方傾斜が成されるため、空中浮 上装置10が左旋回を伴う。
【0022】 なお、コンプレッサー等の動力源41は、空中浮上装置10の本体部30に配 置されるとともに、該動力源41と空中浮上装置10は、ゴムホース等からなる 中空状の可撓管Aを介して連結されている。
【0023】 前記可撓管Aは、前記マスト53基端に接続されている。 また、可撓管A同様にゴムホース等からなる可撓管Bは図3に示すように、回 転翼50の内部に内設されており、一端は接続管61に固着されており、他端は 回転翼50の先端部分まで延設されている。
【0024】 これにより高圧流体は可撓管A、通路53a、接続管61、及び可撓管Bを経 由し、回転翼50の先端部50aに穿孔されている噴射口52から噴射されるこ とにより、回転翼50が高速回転し本体部30が浮上する。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の空中浮上装置は、上述の構成とすることで 以下に示す効果を奏するものである。 (1)可撓管を回転翼の内部に内設したので、コンプレッサー等から供給される 高圧流体を確実に、しかも効率よく回転翼の先端まで送り込むことができる。 (2)可撓管を回転翼の内部に内設したので、回転翼の内部から圧縮空気が漏れ る心配がない。 (3)可撓管を回転翼の内部に内設したので、可撓管による空気抵抗が解消でき 、回転翼の破損が減少できる。 (4)可撓管を回転翼の内部に内設したので、可撓管の耐久性や固着の方法及び 外観面等の問題も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空中浮上装置の全体図である。
【図2】本考案の空中浮上装置の要部を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の空中浮上装置の回転翼部分の一部断面
図である。
【図4】従来の空中浮上装置を示す。
【図5】従来の空中浮上装置の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 空中浮上装置 30 本体部 41 動力源 50 回転翼 52 噴射口 59 連結体 61 接続管 A 可撓管 B 可撓管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦席が設けられた本体部と、該本体部
    上方に回転自在に取付けられた中空状の回転翼とを有す
    る空中浮上装置において、前記回転翼の先端に噴射口を
    設け、更に該回転翼の内部に、動力源から供給される圧
    縮空気等の高圧流体を前記噴射口から放出するための中
    空状の可撓管を内設したことを特徴とする空中浮上装
    置。
JP1996003861U 1996-04-01 1996-04-01 空中浮上装置 Expired - Lifetime JP3029662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996003861U JP3029662U (ja) 1996-04-01 1996-04-01 空中浮上装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996003861U JP3029662U (ja) 1996-04-01 1996-04-01 空中浮上装置

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JP3029662U true JP3029662U (ja) 1996-10-01

Family

ID=43164679

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996003861U Expired - Lifetime JP3029662U (ja) 1996-04-01 1996-04-01 空中浮上装置

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