JP3029544B2 - 紙料精選装置 - Google Patents
紙料精選装置Info
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- JP3029544B2 JP3029544B2 JP7006841A JP684195A JP3029544B2 JP 3029544 B2 JP3029544 B2 JP 3029544B2 JP 7006841 A JP7006841 A JP 7006841A JP 684195 A JP684195 A JP 684195A JP 3029544 B2 JP3029544 B2 JP 3029544B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/18—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor with the aid of centrifugal force
- D21D5/24—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor with the aid of centrifugal force in cyclones
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/023—Stationary screen-drums
- D21D5/026—Stationary screen-drums with rotating cleaning foils
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/28—Tanks for storing or agitating pulp
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙料精選装置に係り、
特に、スクリーンプレートを有した紙料精選装置では除
去できない異物を比重差で分離することができるクリー
ナを内蔵した紙料精選装置に関する。
特に、スクリーンプレートを有した紙料精選装置では除
去できない異物を比重差で分離することができるクリー
ナを内蔵した紙料精選装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙料原料中から、ほこり、異物をスクリ
ーンプレートを介して除去するものとして、紙料精選装
置(スクリーン)がある。
ーンプレートを介して除去するものとして、紙料精選装
置(スクリーン)がある。
【0003】また、遠心力と液せん断力を利用して比重
差で異物を紙料原料中から除去するものとしてクリーナ
(渦流式除塵機)がある。
差で異物を紙料原料中から除去するものとしてクリーナ
(渦流式除塵機)がある。
【0004】このクリーナ(渦流式除塵機)において
は、スクリーンプレートを有した紙料精選装置では除去
できない異物を比重差で分離することができる。
は、スクリーンプレートを有した紙料精選装置では除去
できない異物を比重差で分離することができる。
【0005】そのため、紙料精選装置の前又は後にクリ
ーナが配管で接続され、紙料原料中から、ほこり、異物
等を除去している。
ーナが配管で接続され、紙料原料中から、ほこり、異物
等を除去している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙料精
選装置の前又は後にクリーナが配管で接続されている
と、設置スペースを要すると共に設置現場で紙料精選装
置とクリーナを配管を使用して接続しなければならず、
作業が面倒であるという問題点が生じた。
選装置の前又は後にクリーナが配管で接続されている
と、設置スペースを要すると共に設置現場で紙料精選装
置とクリーナを配管を使用して接続しなければならず、
作業が面倒であるという問題点が生じた。
【0007】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るために、クリーナを内蔵した紙料精選装置を提供する
ことを目的としている。
るために、クリーナを内蔵した紙料精選装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙料精選装置においては、紙料を供給する
紙料ケーシング入口、異物を排出する第1、第2の異物
ケーシング出口、精選された紙料を排出する紙料ケーシ
ング出口とを備えたケーシングと、このケーシング内を
1次室と2次室とに仕切るスクリーンプレートと、この
スクリーンプレートに対向して設けられ、前記紙料を攪
拌する攪拌部材と、この攪拌部材の上流側の前記1次室
内に設けられ、前記スクリーンプレートで除去できにく
い砂等の異物を除去する複数の渦流式除塵機とを備え、
前記紙料ケーシング入口、異物を排出する第1、第2の
異物ケーシング出口は前記1次室に、前記紙料ケーシン
グ出口は前記2次室に、それぞれ臨み、この複数の渦流
式除塵機の原料入口と前記紙料ケーシング入口とを連通
させる第1の通路を前記攪拌部材の上流側の前記1次室
内に、前記複数の渦流式除塵機の異物出口と前記第1の
異物ケーシング出口とを連通させる第2の通路を前記攪
拌部材の上流側の前記1次室内に、それぞれ形成し、ま
た、前記複数の渦流式除塵機の紙料出口を前記攪拌部材
の上流側であって、前記第1の通路及び前記第2の通路
の外の前記1次室内に臨ませ、更に、前記第2の異物ケ
ーシング出口は、前記複数の渦流式除塵機の紙料出口と
離間し、前記第1の通路及び前記第2の通路の外の前記
1次室内に臨ませ、更に、前記ケーシングは分割されて
おり、分割された一方は開閉自在な蓋で形成され、該蓋
には前記複数の渦流式除塵機、前記第1の通路及び前記
第2の通路が設けられ、また、前記複数の渦流式除塵機
は、前記複数の渦流式除塵機の異物出口が該蓋の裏面側
に近い側に、前記複数の渦流式除塵機の原料出口が該蓋
の裏面側と遠い側に位置するように、並設しているもの
である。
に、本発明の紙料精選装置においては、紙料を供給する
紙料ケーシング入口、異物を排出する第1、第2の異物
ケーシング出口、精選された紙料を排出する紙料ケーシ
ング出口とを備えたケーシングと、このケーシング内を
1次室と2次室とに仕切るスクリーンプレートと、この
スクリーンプレートに対向して設けられ、前記紙料を攪
拌する攪拌部材と、この攪拌部材の上流側の前記1次室
内に設けられ、前記スクリーンプレートで除去できにく
い砂等の異物を除去する複数の渦流式除塵機とを備え、
前記紙料ケーシング入口、異物を排出する第1、第2の
異物ケーシング出口は前記1次室に、前記紙料ケーシン
グ出口は前記2次室に、それぞれ臨み、この複数の渦流
式除塵機の原料入口と前記紙料ケーシング入口とを連通
させる第1の通路を前記攪拌部材の上流側の前記1次室
内に、前記複数の渦流式除塵機の異物出口と前記第1の
異物ケーシング出口とを連通させる第2の通路を前記攪
拌部材の上流側の前記1次室内に、それぞれ形成し、ま
た、前記複数の渦流式除塵機の紙料出口を前記攪拌部材
の上流側であって、前記第1の通路及び前記第2の通路
の外の前記1次室内に臨ませ、更に、前記第2の異物ケ
ーシング出口は、前記複数の渦流式除塵機の紙料出口と
離間し、前記第1の通路及び前記第2の通路の外の前記
1次室内に臨ませ、更に、前記ケーシングは分割されて
おり、分割された一方は開閉自在な蓋で形成され、該蓋
には前記複数の渦流式除塵機、前記第1の通路及び前記
第2の通路が設けられ、また、前記複数の渦流式除塵機
は、前記複数の渦流式除塵機の異物出口が該蓋の裏面側
に近い側に、前記複数の渦流式除塵機の原料出口が該蓋
の裏面側と遠い側に位置するように、並設しているもの
である。
【0011】また、本発明の紙料精選装置においては、
紙料を供給する紙料ケーシング入口、異物を排出する第
1、第2の異物ケーシング出口、精選された紙料を排出
する紙料ケーシング出口とを備えたケーシングと、この
ケーシング内を第1の室と第2の室とに仕切る仕切壁
と、この第1の室を1次室と2次室に仕切るスクリーン
プレートと、このスクリーンプレートに対向して設けら
れ、前記紙料を攪拌する攪拌部材と、前記第2の室内に
設けられ、前記スクリーンプレートで除去できにくい砂
等の異物を除去し、紙料入口、異物出口、紙料出口を有
する渦流式除塵機とを備え、前記紙料ケーシング入口及
び前記第1の異物ケーシング出口は前記1次室に、前記
第2の異物ケーシング出口及び前記紙料ケーシング出口
は前記第2の室に、それぞれ臨み、前記渦流式除塵機の
前記紙料入口と前記2次室とを連通させる第1の通路を
形成し、前記渦流式除塵機の前記異物出口と前記第2の
異物ケーシング出口とを連通させる第2の通路を前記攪
拌部材の下流側の前記第2の室内に形成し、また、前記
渦流式除塵機の前記紙料出口と前記紙料ケーシング出口
とを連通させる第3の通路を前記第2の室内に形成して
いるものである。
紙料を供給する紙料ケーシング入口、異物を排出する第
1、第2の異物ケーシング出口、精選された紙料を排出
する紙料ケーシング出口とを備えたケーシングと、この
ケーシング内を第1の室と第2の室とに仕切る仕切壁
と、この第1の室を1次室と2次室に仕切るスクリーン
プレートと、このスクリーンプレートに対向して設けら
れ、前記紙料を攪拌する攪拌部材と、前記第2の室内に
設けられ、前記スクリーンプレートで除去できにくい砂
等の異物を除去し、紙料入口、異物出口、紙料出口を有
する渦流式除塵機とを備え、前記紙料ケーシング入口及
び前記第1の異物ケーシング出口は前記1次室に、前記
第2の異物ケーシング出口及び前記紙料ケーシング出口
は前記第2の室に、それぞれ臨み、前記渦流式除塵機の
前記紙料入口と前記2次室とを連通させる第1の通路を
形成し、前記渦流式除塵機の前記異物出口と前記第2の
異物ケーシング出口とを連通させる第2の通路を前記攪
拌部材の下流側の前記第2の室内に形成し、また、前記
渦流式除塵機の前記紙料出口と前記紙料ケーシング出口
とを連通させる第3の通路を前記第2の室内に形成して
いるものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】 また、請求項1のように構成された紙料精選装
置においては、蓋を開放すれば、複数の渦流式除塵機の
原料出口が外方に臨む構成となっている。
置においては、蓋を開放すれば、複数の渦流式除塵機の
原料出口が外方に臨む構成となっている。
【0015】また、請求項2のように構成された紙料精
選装置においては、スクリーンプレートの下流側に渦流
式除塵機を位置させているために、スクリーンプレート
で異物が除去された紙料が渦流式除塵機に導かれる。ま
た、渦流式除塵機が内蔵されているために、紙料精選装
置の前後に渦流式除塵機が必要な場合、設置現場で紙料
精選装置と渦流式除塵機を配管で接続することもない。
選装置においては、スクリーンプレートの下流側に渦流
式除塵機を位置させているために、スクリーンプレート
で異物が除去された紙料が渦流式除塵機に導かれる。ま
た、渦流式除塵機が内蔵されているために、紙料精選装
置の前後に渦流式除塵機が必要な場合、設置現場で紙料
精選装置と渦流式除塵機を配管で接続することもない。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図5において、1は紙料精選装置で、紙料
精選装置1は、遠心力と液せん断力を利用して紙料中の
異物を除去するクリーナ2(渦流式除塵機)を内蔵し
て、スクリーンプレート3では除去できない異物を比重
差で分離している。
と、図1乃至図5において、1は紙料精選装置で、紙料
精選装置1は、遠心力と液せん断力を利用して紙料中の
異物を除去するクリーナ2(渦流式除塵機)を内蔵し
て、スクリーンプレート3では除去できない異物を比重
差で分離している。
【0017】4は、ケーシングで、ケーシング4は、紙
料を供給する紙料ケーシング入口41、異物を排出する第
1、第2の異物ケーシング出口42、43、精選された紙料
を排出する紙料ケーシング出口44とを備えており、例え
ば、ケーシング4は分割され、分割された一方をヒンジ
45で開閉自在とした蓋46で形成している。蓋46は、ボル
ト47で固定されている。
料を供給する紙料ケーシング入口41、異物を排出する第
1、第2の異物ケーシング出口42、43、精選された紙料
を排出する紙料ケーシング出口44とを備えており、例え
ば、ケーシング4は分割され、分割された一方をヒンジ
45で開閉自在とした蓋46で形成している。蓋46は、ボル
ト47で固定されている。
【0018】蓋46には、複数のクリーナ2、後述する第
1の通路5及び第2の通路6を設けている。 ケーシン
グ4は、支持部材100 を介して支持台101 に取り付けら
れている。
1の通路5及び第2の通路6を設けている。 ケーシン
グ4は、支持部材100 を介して支持台101 に取り付けら
れている。
【0019】ケーシング4は、丸孔又はスリットの開口
部を有した例えば、円筒形状のスクリーンプレート(ド
ラム型スクリーン)3により、1次室31と2次室32とに
仕切られている。
部を有した例えば、円筒形状のスクリーンプレート(ド
ラム型スクリーン)3により、1次室31と2次室32とに
仕切られている。
【0020】なお、紙料ケーシング入口41、異物を排出
する第1、第2の異物ケーシング出口42、43は1次室31
に、紙料ケーシング出口44は2次室32に、それぞれ臨ん
でいる。
する第1、第2の異物ケーシング出口42、43は1次室31
に、紙料ケーシング出口44は2次室32に、それぞれ臨ん
でいる。
【0021】また、このスクリーンプレート3には、攪
拌部材7が対向して、例えば、1次室31内に設けられ、
攪拌部材7が回転することにより、ケーシング4内に受
け入れられた紙料が攪拌される。
拌部材7が対向して、例えば、1次室31内に設けられ、
攪拌部材7が回転することにより、ケーシング4内に受
け入れられた紙料が攪拌される。
【0022】攪拌部材7は、例えば、円筒形状のもの
で、外周に突起71が設けられ、駆動源としては、モータ
72で、モータ72の回転はベルト73を介して、攪拌部材7
の回転軸74に伝達される。(なお、攪拌部材7とスクリ
ーンプレート3とは、図1記載のものに限らず、例え
ば、特開昭61ー293512号公報記載のインペラ(10)とスク
リーンプレート(7) との組み合わせでも良い。) この攪拌部材7の上流側の1次室31内には、スクリーン
プレート3で除去できにくい砂等の異物を除去するクリ
ーナ2が、例えば、複数設けられている。
で、外周に突起71が設けられ、駆動源としては、モータ
72で、モータ72の回転はベルト73を介して、攪拌部材7
の回転軸74に伝達される。(なお、攪拌部材7とスクリ
ーンプレート3とは、図1記載のものに限らず、例え
ば、特開昭61ー293512号公報記載のインペラ(10)とスク
リーンプレート(7) との組み合わせでも良い。) この攪拌部材7の上流側の1次室31内には、スクリーン
プレート3で除去できにくい砂等の異物を除去するクリ
ーナ2が、例えば、複数設けられている。
【0023】クリーナ2は、例えば、砂等の重量異物を
除去するために、先端に異物出口21を有する略円錐形状
のケーシング22で形成され、異物出口21と反対側の端面
の中心には、紙料出口23が、また、異物出口21と遠い側
のケーシング22の側面には、紙料入口24が複数設けられ
ている。
除去するために、先端に異物出口21を有する略円錐形状
のケーシング22で形成され、異物出口21と反対側の端面
の中心には、紙料出口23が、また、異物出口21と遠い側
のケーシング22の側面には、紙料入口24が複数設けられ
ている。
【0024】また、このクリーナ2の紙料入口24と紙料
ケーシング入口41とは、第1の通路5で連通され、クリ
ーナ2の異物出口21と第1の異物ケーシング出口42と
は、第2の通路6で連通され、これら第1の通路5及び
第2の通路6は、攪拌部材7の上流側の1次室31内に設
けられている。
ケーシング入口41とは、第1の通路5で連通され、クリ
ーナ2の異物出口21と第1の異物ケーシング出口42と
は、第2の通路6で連通され、これら第1の通路5及び
第2の通路6は、攪拌部材7の上流側の1次室31内に設
けられている。
【0025】また、クリーナ2の紙料出口23は、攪拌部
材7の上流側であって、第1の通路5及び第2の通路6
の外の1次室31内に臨んでいる。
材7の上流側であって、第1の通路5及び第2の通路6
の外の1次室31内に臨んでいる。
【0026】また、第2の異物ケーシング出口43は、ク
リーナ2の紙料出口23と離間し、第1の通路5及び第2
の通路6の外の1次室31内に臨んでいる。
リーナ2の紙料出口23と離間し、第1の通路5及び第2
の通路6の外の1次室31内に臨んでいる。
【0027】なお、複数のクリーナ2は、複数のクリー
ナ2の異物出口21が蓋46の裏面側に近い側に、複数のク
リーナ2の紙料出口23が蓋46の裏面側と遠い側に位置す
るように、並設され、複数のクリーナ2は、例えば、蓋
46の裏面側に設けられた第1、第2の仕切り部材11、12
に固定されている。また、第1の通路5の一端は、複数
のクリーナ2の原料入口24に臨み、複数のクリーナ2の
紙料出口23は、攪拌部材7の上流側であって、第1の通
路5及び第2の通路6の外の1次室31内に臨んでいる。
ナ2の異物出口21が蓋46の裏面側に近い側に、複数のク
リーナ2の紙料出口23が蓋46の裏面側と遠い側に位置す
るように、並設され、複数のクリーナ2は、例えば、蓋
46の裏面側に設けられた第1、第2の仕切り部材11、12
に固定されている。また、第1の通路5の一端は、複数
のクリーナ2の原料入口24に臨み、複数のクリーナ2の
紙料出口23は、攪拌部材7の上流側であって、第1の通
路5及び第2の通路6の外の1次室31内に臨んでいる。
【0028】従って、図示しない圧送ポンプにより、パ
ルプ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流
入されると、紙料はクリーナ2の原料入口24から流入す
る。クリーナ2のケーシング22内に流入した紙料は、旋
回して渦流を形成し、砂等の重量異物は外側に、繊維を
多く含んだ紙料は中心側に位置する。
ルプ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流
入されると、紙料はクリーナ2の原料入口24から流入す
る。クリーナ2のケーシング22内に流入した紙料は、旋
回して渦流を形成し、砂等の重量異物は外側に、繊維を
多く含んだ紙料は中心側に位置する。
【0029】その結果、繊維を多く含んだ紙料は、紙料
出口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、砂等の重量
異物は、異物出口21、第2の通路6、第1の異物ケーシ
ング出口42を介して、ケーシング4外へと排出される。
出口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、砂等の重量
異物は、異物出口21、第2の通路6、第1の異物ケーシ
ング出口42を介して、ケーシング4外へと排出される。
【0030】紙料出口23から攪拌部材7側へと導かれた
紙料は、攪拌部材7により攪拌されて離解し、スクリー
ンプレート3を介して紙料中のほこり、異物が除去さ
れ、精選された紙料は、2次室32、紙料ケーシング出口
44を介して、ケーシング4外へと排出され、また、スク
リーンプレート3を通過できない異物は、第2の異物ケ
ーシング出口43を介して、ケーシング4外へと排出され
る。
紙料は、攪拌部材7により攪拌されて離解し、スクリー
ンプレート3を介して紙料中のほこり、異物が除去さ
れ、精選された紙料は、2次室32、紙料ケーシング出口
44を介して、ケーシング4外へと排出され、また、スク
リーンプレート3を通過できない異物は、第2の異物ケ
ーシング出口43を介して、ケーシング4外へと排出され
る。
【0031】この実施例の紙料精選装置1によれば、ク
リーナ2が内蔵されているために、紙料精選装置の前後
にクリーナが必要な場合、設置現場で紙料精選装置とク
リーナを配管で接続する必要もなく設置現場での作業性
の改善を図ることができ、しかも、ケーシング4の内部
に配管に相当する構成(例えば、第1の通路5、第2の
通路6、クリーナ2の紙料出口23が、攪拌部材7の上流
側であって、第1の通路5及び第2の通路6の外の1次
室31内に臨む構成)を備えているために、設置スペース
をそれ程要しない。
リーナ2が内蔵されているために、紙料精選装置の前後
にクリーナが必要な場合、設置現場で紙料精選装置とク
リーナを配管で接続する必要もなく設置現場での作業性
の改善を図ることができ、しかも、ケーシング4の内部
に配管に相当する構成(例えば、第1の通路5、第2の
通路6、クリーナ2の紙料出口23が、攪拌部材7の上流
側であって、第1の通路5及び第2の通路6の外の1次
室31内に臨む構成)を備えているために、設置スペース
をそれ程要しない。
【0032】また、複数のクリーナ2は、複数のクリー
ナ2の異物出口21が蓋46の裏面側に近い側に、複数のク
リーナ2の紙料出口23が蓋46の裏面側と遠い側に位置す
るように、並設され、複数のクリーナ2は、例えば、蓋
46の裏面側に設けられた第1、第2の仕切り部材11、12
に固定されているため、クリーナ2をコンパクトにして
紙料精選装置1に内蔵することができる。
ナ2の異物出口21が蓋46の裏面側に近い側に、複数のク
リーナ2の紙料出口23が蓋46の裏面側と遠い側に位置す
るように、並設され、複数のクリーナ2は、例えば、蓋
46の裏面側に設けられた第1、第2の仕切り部材11、12
に固定されているため、クリーナ2をコンパクトにして
紙料精選装置1に内蔵することができる。
【0033】更に、ケーシング4を分割し、分割した一
方を開閉自在な蓋46で形成し、該蓋46に複数のクリーナ
2、第1の通路5及び第2の通路6を設け、複数のクリ
ーナ2は、複数のクリーナ2の異物出口21が蓋46の裏面
側に近い側に、複数のクリーナ2の紙料出口23が蓋46の
裏面側と遠い側に位置するように、並設しているため、
蓋46を開放すれば、紙料出口23が外方に臨むから、紙料
出口23の詰まりによるトラブルの解消、保守点検が容易
となる。
方を開閉自在な蓋46で形成し、該蓋46に複数のクリーナ
2、第1の通路5及び第2の通路6を設け、複数のクリ
ーナ2は、複数のクリーナ2の異物出口21が蓋46の裏面
側に近い側に、複数のクリーナ2の紙料出口23が蓋46の
裏面側と遠い側に位置するように、並設しているため、
蓋46を開放すれば、紙料出口23が外方に臨むから、紙料
出口23の詰まりによるトラブルの解消、保守点検が容易
となる。
【0034】なお、前述の実施例のクリーナ2は、砂等
の重量異物を除去するために、略円錐形状のケーシング
22の先端に異物出口21を形成したが、略円錐形状のケー
シング22の向きを図6に示すように、図1記載とは逆に
構成して、例えば、フィルム等の軽量異物を除去するよ
うにし、紙料に含まれる異物の種類に応じて対応しても
良い。
の重量異物を除去するために、略円錐形状のケーシング
22の先端に異物出口21を形成したが、略円錐形状のケー
シング22の向きを図6に示すように、図1記載とは逆に
構成して、例えば、フィルム等の軽量異物を除去するよ
うにし、紙料に含まれる異物の種類に応じて対応しても
良い。
【0035】即ち、略円錐形状のケーシング22の先端に
紙料出口23、紙料出口23と反対側の端面の中心に異物出
口21、ケーシング22の側面に複数の紙料入口24をそれぞ
れ設ける。
紙料出口23、紙料出口23と反対側の端面の中心に異物出
口21、ケーシング22の側面に複数の紙料入口24をそれぞ
れ設ける。
【0036】その結果、紙料はクリーナー2の紙料入口
24から流入し、クリーナー2のケーシング22内に流入し
た紙料は、旋回して渦流を形成し、フィルム等の軽量異
物は中心側に、繊維を多く含んだ紙料はケーシング22の
先端の紙料出口23に位置する。
24から流入し、クリーナー2のケーシング22内に流入し
た紙料は、旋回して渦流を形成し、フィルム等の軽量異
物は中心側に、繊維を多く含んだ紙料はケーシング22の
先端の紙料出口23に位置する。
【0037】そして、繊維を多く含んだ紙料は、紙料出
口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、フィルム等の
軽量異物は、異物出口21、第2の通路6を介して、ケー
シング4外へと排出される。
口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、フィルム等の
軽量異物は、異物出口21、第2の通路6を介して、ケー
シング4外へと排出される。
【0038】なお、攪拌部材7側へと導かれた紙料の流
れは、前述した実施例と同様であるから、その説明は省
略する。
れは、前述した実施例と同様であるから、その説明は省
略する。
【0039】また、前述の実施例の紙料精選装置1にお
いては、クリーナ2をスクリーンプレート3の上流側に
位置させて、クリーナ2により異物を除去するようにし
て、異物によるスクリーンプレート3の破損を防止させ
ても良いが、本発明の紙料精選装置1は、これに限ら
ず、例えば、図7に記載しているように、クリーナ2を
スクリーンプレート3の下流側に位置させて、スクリー
ンプレート3により異物を除去するようにして、異物に
よるクリーナ2の目詰まりを防止させても良い。
いては、クリーナ2をスクリーンプレート3の上流側に
位置させて、クリーナ2により異物を除去するようにし
て、異物によるスクリーンプレート3の破損を防止させ
ても良いが、本発明の紙料精選装置1は、これに限ら
ず、例えば、図7に記載しているように、クリーナ2を
スクリーンプレート3の下流側に位置させて、スクリー
ンプレート3により異物を除去するようにして、異物に
よるクリーナ2の目詰まりを防止させても良い。
【0040】即ち、図7に示すように、ケーシング4内
を仕切壁10により、第1の室Xと第2の室Yとに仕切
り、この第1の室Xをスクリーンプレート3により、1
次室31と2次室32に仕切る。
を仕切壁10により、第1の室Xと第2の室Yとに仕切
り、この第1の室Xをスクリーンプレート3により、1
次室31と2次室32に仕切る。
【0041】そして、紙料をケーシング4内に供給する
紙料ケーシング入口41及び異物をケーシング4外に排出
する第1の異物ケーシング出口42は1次室31に、異物を
ケーシング4外に排出する第2の異物ケーシング出口43
及び精選された紙料をケーシング4外に排出する紙料ケ
ーシング出口44は第2の室Yに、それぞれ臨むように形
成し、攪拌部材7の下流側の第2の室Y内にクリーナ2
を設け、スクリーンプレート3で除去できにくい砂等の
異物を除去している。
紙料ケーシング入口41及び異物をケーシング4外に排出
する第1の異物ケーシング出口42は1次室31に、異物を
ケーシング4外に排出する第2の異物ケーシング出口43
及び精選された紙料をケーシング4外に排出する紙料ケ
ーシング出口44は第2の室Yに、それぞれ臨むように形
成し、攪拌部材7の下流側の第2の室Y内にクリーナ2
を設け、スクリーンプレート3で除去できにくい砂等の
異物を除去している。
【0042】クリーナ2は、紙料入口24、異物出口21、
紙料出口23を有している。クリーナ2の紙料入口24と2
次室32とは第1の通路5により、クリーナ2の異物出口
21と第2の異物ケーシング出口43とを第2の通路6によ
り、それぞれ連通させている。なお、第2の通路6は、
第2の室Y内に設けられている。
紙料出口23を有している。クリーナ2の紙料入口24と2
次室32とは第1の通路5により、クリーナ2の異物出口
21と第2の異物ケーシング出口43とを第2の通路6によ
り、それぞれ連通させている。なお、第2の通路6は、
第2の室Y内に設けられている。
【0043】また、クリーナ2の紙料出口23と紙料ケー
シング出口44とは第3の通路30により連通し、該第3の
通路30は、攪拌部材7の下流側の第2の室Y内に形成さ
れている。
シング出口44とは第3の通路30により連通し、該第3の
通路30は、攪拌部材7の下流側の第2の室Y内に形成さ
れている。
【0044】なお、攪拌部材7は、スクリーンプレート
3に対向し、例えば、1次室31内に設けられ、1次室31
内の紙料を攪拌する。
3に対向し、例えば、1次室31内に設けられ、1次室31
内の紙料を攪拌する。
【0045】また、第1の通路5の一端は、複数のクリ
ーナ2の原料入口24に、第2の通路6の一端は、複数の
クリーナ2の異物出口21に、第3の通路30の一端は、複
数のクリーナ2の紙料出口23にそれぞれ臨んでいる。
ーナ2の原料入口24に、第2の通路6の一端は、複数の
クリーナ2の異物出口21に、第3の通路30の一端は、複
数のクリーナ2の紙料出口23にそれぞれ臨んでいる。
【0046】従って、図7記載の紙料精選装置1も、前
述の実施例と同様に、図示しない圧送ポンプにより、パ
ルプ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流
入されると、攪拌部材7側へと導かれる。
述の実施例と同様に、図示しない圧送ポンプにより、パ
ルプ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流
入されると、攪拌部材7側へと導かれる。
【0047】攪拌部材7側へと導かれた紙料は、攪拌部
材7により攪拌されて離解し、スクリーンプレート3を
介して紙料中のほこり、異物が除去され、精選された紙
料は、2次室32、第1の通路5により、クリーナ2の原
料入口24へと流入される。
材7により攪拌されて離解し、スクリーンプレート3を
介して紙料中のほこり、異物が除去され、精選された紙
料は、2次室32、第1の通路5により、クリーナ2の原
料入口24へと流入される。
【0048】なお、スクリーンプレート3を通過できな
い異物は、第1の異物ケーシング出口42を介して、ケー
シング4外へと排出される。
い異物は、第1の異物ケーシング出口42を介して、ケー
シング4外へと排出される。
【0049】そして、クリーナ2のケーシング22内に流
入した紙料は、旋回して渦流を形成し、フィルム等の軽
量異物は中心側に、繊維を多く含んだ紙料はクリーナ2
の先端側に位置する。
入した紙料は、旋回して渦流を形成し、フィルム等の軽
量異物は中心側に、繊維を多く含んだ紙料はクリーナ2
の先端側に位置する。
【0050】その結果、繊維を多く含んだ紙料は、紙料
出口23から第3の通路30、紙料ケーシング出口44を介し
て、ケーシング4外へと排出される。
出口23から第3の通路30、紙料ケーシング出口44を介し
て、ケーシング4外へと排出される。
【0051】また、フィルム等の軽量異物は、異物出口
21、第2の通路6、第2の異物ケーシング出口43を介し
て、ケーシング4外へと排出される。
21、第2の通路6、第2の異物ケーシング出口43を介し
て、ケーシング4外へと排出される。
【0052】この実施例の紙料精選装置1によれば、ク
リーナ2が内蔵されているために、紙料精選装置1の前
後にクリーナが必要な場合、設置現場で紙料精選装置と
クリーナを配管で接続する必要もなく設置現場での作業
性の改善を図ることができ、しかも、設置スペースをそ
れ程要せず、更に、スクリーンプレート3の下流側にク
リーナ2を位置させ、該スクリーンプレート3により異
物を除去するようにしたため、異物によるクリーナ2の
目詰まりを防止することができ、また、クリーナ2の径
を小さくして並設するため、クリーナ2に供給される流
体の圧力が小さくしても、異物を分離することができ、
更に、クリーナ2を小さくして、しかも、複数設けたた
め、装置全体をもコンパクトにすることができると共に
処理能力をも増大させることができる。
リーナ2が内蔵されているために、紙料精選装置1の前
後にクリーナが必要な場合、設置現場で紙料精選装置と
クリーナを配管で接続する必要もなく設置現場での作業
性の改善を図ることができ、しかも、設置スペースをそ
れ程要せず、更に、スクリーンプレート3の下流側にク
リーナ2を位置させ、該スクリーンプレート3により異
物を除去するようにしたため、異物によるクリーナ2の
目詰まりを防止することができ、また、クリーナ2の径
を小さくして並設するため、クリーナ2に供給される流
体の圧力が小さくしても、異物を分離することができ、
更に、クリーナ2を小さくして、しかも、複数設けたた
め、装置全体をもコンパクトにすることができると共に
処理能力をも増大させることができる。
【0053】また、クリーナ2を第1、第2の仕切り部
材11、12に固定し、第2の室Yを図7に示すように、ケ
ーシング4のフランジ部4A、4Bで分割できるようにし、
フランジ部4A、4Bでケーシング4を分割して開放した
際、詰まり易い紙料出口23、異物出口21が外方に臨むよ
うにして、クリーナ2の保守点検を容易とすることがで
きる。
材11、12に固定し、第2の室Yを図7に示すように、ケ
ーシング4のフランジ部4A、4Bで分割できるようにし、
フランジ部4A、4Bでケーシング4を分割して開放した
際、詰まり易い紙料出口23、異物出口21が外方に臨むよ
うにして、クリーナ2の保守点検を容易とすることがで
きる。
【0054】また、図7記載の紙料精選装置1におい
て、紙料ケーシング入口41、紙料ケーシング出口44、第
1の異物ケーシング出口42、第2の異物ケーシング出口
43を閉塞し、第1の通路5、仕切壁10等を除去すること
により、図8に示すように、クリーナ2をスクリーンプ
レート3の上流側に位置させた紙料精選装置1とするこ
とができる。
て、紙料ケーシング入口41、紙料ケーシング出口44、第
1の異物ケーシング出口42、第2の異物ケーシング出口
43を閉塞し、第1の通路5、仕切壁10等を除去すること
により、図8に示すように、クリーナ2をスクリーンプ
レート3の上流側に位置させた紙料精選装置1とするこ
とができる。
【0055】即ち、図示しない圧送ポンプにより、パル
プ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流入
されると、紙料はクリーナ2の原料入口24から流入す
る。クリーナ2のケーシング22内に流入した紙料は、旋
回して渦流を形成し、砂等の重量異物は外側に、繊維を
多く含んだ紙料は中心側に位置する。
プ、故紙原料等の紙料が紙料ケーシング入口41から流入
されると、紙料はクリーナ2の原料入口24から流入す
る。クリーナ2のケーシング22内に流入した紙料は、旋
回して渦流を形成し、砂等の重量異物は外側に、繊維を
多く含んだ紙料は中心側に位置する。
【0056】その結果、繊維を多く含んだ紙料は、紙料
出口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、砂等の重量
異物は、異物出口21、第2の通路6、第1の異物ケーシ
ング出口42を介して、ケーシング4外へと排出される。
出口23から攪拌部材7側へと導かれ、また、砂等の重量
異物は、異物出口21、第2の通路6、第1の異物ケーシ
ング出口42を介して、ケーシング4外へと排出される。
【0057】紙料出口23から攪拌部材7側へと導かれた
紙料は、攪拌部材7により攪拌されて離解し、スクリー
ンプレート3を介して紙料中のほこり、異物が除去さ
れ、精選された紙料は、2次室32、紙料ケーシング出口
44を介して、ケーシング4外へと排出され、また、スク
リーンプレート3を通過できない異物は、第2の異物ケ
ーシング出口43を介して、ケーシング4外へと排出され
る。
紙料は、攪拌部材7により攪拌されて離解し、スクリー
ンプレート3を介して紙料中のほこり、異物が除去さ
れ、精選された紙料は、2次室32、紙料ケーシング出口
44を介して、ケーシング4外へと排出され、また、スク
リーンプレート3を通過できない異物は、第2の異物ケ
ーシング出口43を介して、ケーシング4外へと排出され
る。
【0058】
【0059】
【0060】
【発明の効果】 請求項1 記載の発明によれば、蓋を開放
すれば、複数の渦流式除塵機の紙料出口が外方に臨むか
ら、紙料出口の詰まりによるトラブルの解消、原料出口
の保守点検が容易となる。
すれば、複数の渦流式除塵機の紙料出口が外方に臨むか
ら、紙料出口の詰まりによるトラブルの解消、原料出口
の保守点検が容易となる。
【0061】又、請求項2記載の発明によれば、スクリ
ーンプレートの下流側に渦流式除塵機を位置させ該スク
リーンプレートにより異物を除去するようにしたため、
異物による渦流式除塵機の目詰まりをも防止することが
できる。
ーンプレートの下流側に渦流式除塵機を位置させ該スク
リーンプレートにより異物を除去するようにしたため、
異物による渦流式除塵機の目詰まりをも防止することが
できる。
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す紙料精選装置
の概略的断面図である。
の概略的断面図である。
【図2】図2は、図1のAーA線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、図1のクリーナの概略的断面図であ
る。
る。
【図4】図4は、図3のBーB線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図5】図5は、図1の紙料精選装置の蓋の開閉状態を
示す概略的平面図である。
示す概略的平面図である。
【図6】図6は、図1の他の実施例を示す紙料精選装置
の概略的断面図である。
の概略的断面図である。
【図7】図7は、図6の他の実施例を示す紙料精選装置
の概略的断面図である。
の概略的断面図である。
【図8】図8は、図7の他の実施例を示す紙料精選装置
の概略的断面図である。
の概略的断面図である。
1 紙料精選装置 2 クリーナー 3 スクリーンプレート 31 1次室 32 2次室 4 ケーシング 4a 紙料ケーシング入口 42 第1の異物ケーシング出口 43 第2の異物ケーシング出口 5 第1の通路 6 第2の通路 7 攪拌部材
Claims (2)
- 【請求項1】紙料を供給する紙料ケーシング入口、異物
を排出する第1、第2の異物ケーシング出口、精選され
た紙料を排出する紙料ケーシング出口とを備えたケーシ
ングと、 このケーシング内を1次室と2次室とに仕切るスクリー
ンプレートと、 このスクリーンプレートに対向して設けられ、前記紙料
を攪拌する攪拌部材と、 この攪拌部材の上流側の前記1次室内に設けられ、前記
スクリーンプレートで除去できにくい砂等の異物を除去
する複数の渦流式除塵機とを備え、 前記紙料ケーシング入口、異物を排出する第1、第2の
異物ケーシング出口は前記1次室に、前記紙料ケーシン
グ出口は前記2次室に、それぞれ臨み、 この複数の渦流式除塵機の原料入口と前記紙料ケーシン
グ入口とを連通させる第1の通路を前記攪拌部材の上流
側の前記1次室内に、前記複数の渦流式除塵機の異物出
口と前記第1の異物ケーシング出口とを連通させる第2
の通路を前記攪拌部材の上流側の前記1次室内に、それ
ぞれ形成し、 また、前記複数の渦流式除塵機の紙料出口を前記攪拌部
材の上流側であって、前記第1の通路及び前記第2の通
路の外の前記1次室内に臨ませ、 更に、前記第2の異物ケーシング出口は、前記複数の渦
流式除塵機の紙料出口と離間し、前記第1の通路及び前
記第2の通路の外の前記1次室内に臨ませ、 更に、前記ケーシングは分割されており、分割された一
方は開閉自在な蓋で形成され、該蓋には前記複数の渦流
式除塵機、前記第1の通路及び前記第2の通路が設けら
れ、 また、前記複数の渦流式除塵機は、前記複数の渦流式除
塵機の異物出口が該蓋の裏面側に近い側に、前記複数の
渦流式除塵機の原料出口が該蓋の裏面側と遠い側に位置
するように、並設していることを特徴とする紙料精選装
置。 - 【請求項2】紙料を供給する紙料ケーシング入口、異物
を排出する第1、第2の異物ケーシング出口、精選され
た紙料を排出する紙料ケーシング出口とを備えたケーシ
ングと、 このケーシング内を第1の室と第2の室とに仕切る仕切
壁と、 この第1の室を1次室と2次室に仕切るスクリーンプレ
ートと、 このスクリーンプレートに対向して設けられ、前記紙料
を攪拌する攪拌部材と、 前記第2の室内に設けられ、前記スクリーンプレートで
除去できにくい砂等の異物を除去し、紙料入口、異物出
口、紙料出口を有する渦流式除塵機とを備え、 前記紙料ケーシング入口及び前記第1の異物ケーシング
出口は前記1次室に、前記第2の異物ケーシング出口及
び前記紙料ケーシング出口は前記第2の室に、それぞれ
臨み、 前記渦流式除塵機の前記紙料入口と前記2次室とを連通
させる第1の通路を形成し、 前記渦流式除塵機の前記異物出口と前記第2の異物ケー
シング出口とを連通させる第2の通路を前記攪拌部材の
下流側の前記第2の室内に形成し、 また、前記渦流式除塵機の前記紙料出口と前記紙料ケー
シング出口とを連通させる第3の通路を前記第2の室内
に形成していることを特徴とする紙料精選装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006841A JP3029544B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 紙料精選装置 |
KR1019950003537A KR960029533A (ko) | 1995-01-20 | 1995-02-23 | 지료정선장치 |
TW084102376A TW297069B (ja) | 1995-01-20 | 1995-03-13 | |
US08/415,989 US5474240A (en) | 1995-01-20 | 1995-04-04 | Paper material refining apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006841A JP3029544B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 紙料精選装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199490A JPH08199490A (ja) | 1996-08-06 |
JP3029544B2 true JP3029544B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=11649477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7006841A Expired - Lifetime JP3029544B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 紙料精選装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5474240A (ja) |
JP (1) | JP3029544B2 (ja) |
KR (1) | KR960029533A (ja) |
TW (1) | TW297069B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3663010B2 (ja) * | 1996-07-01 | 2005-06-22 | 三井鉱山株式会社 | 粉砕機 |
KR20030010452A (ko) * | 2001-11-30 | 2003-02-05 | 이종선 | 원료 자동 정선장치 |
FI123094B (fi) * | 2010-03-18 | 2012-11-15 | Andritz Oy | Laitteisto ja menetelmä haitallisen materiaalin erottamiseksi massan valmistusprosessissa |
CN113019645B (zh) * | 2021-03-22 | 2022-09-09 | 江苏巨胜智能传动科技有限公司 | 一种乌龟养殖用产蛋沙处理装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1454492A (en) * | 1919-06-16 | 1923-05-08 | Edmund H Stroud | Dust collecting and separating system and apparatus |
US1846061A (en) * | 1929-03-18 | 1932-02-23 | Lucy G Marshall | Mill |
US2557865A (en) * | 1949-03-09 | 1951-06-19 | John P Pandazides | Hammer mill with concentric screens for separating varied sizes of finished materials |
AU605690B2 (en) * | 1988-04-26 | 1991-01-17 | Satake Engineering Co. Ltd. | Process of and system for flouring grains |
US4986480A (en) * | 1989-06-29 | 1991-01-22 | Kamyr Ab | Method and apparatus for feeding a conical refiner |
JPH06169740A (ja) * | 1991-02-13 | 1994-06-21 | Moon H Lee | ジューサー |
US5383608A (en) * | 1993-03-22 | 1995-01-24 | Andritz Sprout-Bauer, Inc. | Twin conical refiner with dual ribbon feeders |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7006841A patent/JP3029544B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-23 KR KR1019950003537A patent/KR960029533A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-03-13 TW TW084102376A patent/TW297069B/zh not_active IP Right Cessation
- 1995-04-04 US US08/415,989 patent/US5474240A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5474240A (en) | 1995-12-12 |
JPH08199490A (ja) | 1996-08-06 |
TW297069B (ja) | 1997-02-01 |
KR960029533A (ko) | 1996-08-17 |
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