JP3029487U - パソコン用机 - Google Patents

パソコン用机

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JP3029487U
JP3029487U JP1996000033U JP3396U JP3029487U JP 3029487 U JP3029487 U JP 3029487U JP 1996000033 U JP1996000033 U JP 1996000033U JP 3396 U JP3396 U JP 3396U JP 3029487 U JP3029487 U JP 3029487U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】棚板を使用者の所望の任意の高さに調整するこ
とが出来る簡易な構成のパソコン用机を提供することで
ある。 【解決手段】棚板22をフレーム柱200に固定する固
定部材3は、フレーム柱沿いに移動可能な軸スリーブ3
0と軸スリーブを圧迫し縮径させてフレーム柱を挟持さ
せる固定スリーブ34を含む。軸スリーブはフレーム柱
貫挿孔300と外周面の一端に向かい縮径するテーパ状
縮径部301を有し、縮径部の周壁には雄ねじと貫挿孔
の軸方向に延出した複数のスリット304が形成されて
いる。固定スリーブはフレーム柱貫挿孔340を有し、
貫挿孔の内周面に雌ねじが形成されている。軸スリーブ
の縮径部の雄ねじに対する固定スリーブの雌ねじの螺合
程度の変化により縮径部の径を縮小又は増大させて軸ス
リーブの貫挿孔中のフレーム柱の挟持又は挟持を解消さ
せ軸スリーブをフレーム柱に固定又は固定解除する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はパソコン用机に関係しており、特に棚板を任意の高さに調整できるパ ソコン用机に関係している。
【0002】
【従来の技術】
従来のパソコン(パーソナルコンピューター)用机では、例えば図1に示す如 く、主としてフレーム体10に複数段の棚板12を適当な高さ間隔に固定し、夫 々の棚板12の上面にパソコン本体やその周辺装置を載置する。フレーム体10 の両側のフレーム柱100には所定間隔に複数のねじ孔102が穿設されていて 、棚板12は両側縁をフレーム体10のフレーム柱100における所望のねじ孔 102に螺合される固定部材14(例えば、ねじ等)により使用者の異なる身長 に応じて所望の高さに固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した如き従来のパソコン用机には次のような欠点がある。 即ち、 (1)棚板の高さ調整が不便である。
【0004】 各ブランドのパソコン本体のモニターやキーボードやその他周辺装置の寸法は 一様でないので、これらを載置する棚板12の適切な高さも異なる。従って使用 者は棚板12を必要に応じて適切な高さに調整しなければならない。しかしなが ら上述した如き従来のパソコン用机においてフレーム体10に対する棚板12の 固定はフレーム柱100に穿設した複数のねじ孔102に対する固定部材14の 螺合により行われているので、各棚板12の高さを調整する時は、固定部材14 をフレーム柱100のねじ孔102から一旦外してから所望の高さに近いねじ孔 102に再び螺合させなければならず、高さの調整が煩わしく不便である。
【0005】 (2)微動調整機能がないので棚板を最適な高さに調整できるとは限らない。 上述した如く従来のパソコン用机において棚板12はフレーム柱100に所定 のピッチで穿設された複数のねじ孔102の高さにしか調整できず、複数のねじ 孔の相互間の高さ位置に調整することは出来ないので、使用者の所望の高さに最 適に調整することが出来るとは限らない。
【0006】 本考案は上記事情の下でなされ、本考案の目的は棚板を使用者の所望の任意の 高さに調整することが出来る簡易な構成のパソコン用机を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために本考案のパソコン用机は、フレーム体と棚板と 棚板をフレーム体のフレーム柱に固定する固定部材とを備えたパソコン用机であ り、上記固定部材は、フレーム柱沿いに移動可能な軸スリーブと軸スリーブを圧 迫し軸スリーブを縮径させてフレーム柱を挟持させる固定スリーブとを含んでい る。そして、上記軸スリーブは、フレーム柱が貫挿される貫挿孔を有していると ともに外周面の一端部に一端に向かうにつれて縮径するテーパ形状の縮径部を有 しており、少なくとも縮径部の周壁には雄ねじと貫挿孔の軸方向に沿って延出し た複数条のスリットとが形成されている。また上記固定スリーブは、フレーム柱 が貫挿される貫挿孔を有しており、この貫挿孔の内周面には軸スリーブの縮径部 の雄ねじと螺合する雌ねじが形成されており、軸スリーブの縮径部の雄ねじに対 する雌ねじの螺合の程度を増大させることにより軸スリーブの縮径部の径を縮小 させて軸スリーブの貫挿孔に貫挿されているフレーム柱を挟持させて軸スリーブ をフレーム柱に固定させる、ことを特徴としている。
【0008】 このように構成されたことを特徴とする本考案のパソコン用机において棚板の 高さを調整するには、軸スリーブの縮径部の雄ねじに対する固定スリーブの雌ね じの螺合の程度を減少させれば軸スリーブの縮径部の径が拡大して軸スリーブの 貫挿孔に貫挿されているフレーム柱に対する挟持を解消させることが出来て軸ス リーブを棚板とともにフレーム柱に沿い所望の任意の高さ位置に自由に移動させ ることが出来る。
【0009】 棚板をフレーム柱に沿った所望の任意の高さ位置に移動させた後は、軸スリー ブの縮径部の雄ねじに対する固定スリーブの雌ねじの螺合の程度を増大させるこ とにより軸スリーブの縮径部の径を縮小させて軸スリーブの貫挿孔に貫挿されて いるフレーム柱を挟持させて軸スリーブを棚板とともにフレーム柱に沿った所望 の任意の高さ位置に固定させることが出来る。
【0010】 なお上述した如く構成されたことを特徴とする本考案のパソコン用机において は、固定スリーブの貫挿孔の内周面は軸スリーブの外周面の上記一端部の一端に 対応した末端に向かうにつれて縮径するテーパ形状に形成されている、ことが好 ましい。
【0011】 上述した如く構成されたことを特徴とする本考案のパソコン用机においてはさ らに、軸スリーブの貫挿孔の内周面には複数のボールが転がり可能に保持されて いて、複数のボールは軸スリーブの貫挿孔に貫挿されているフレーム柱に当接さ れている、ことが好ましい。
【0012】 そしてこの場合には、上記複数のボールの夫々はリング状のボール座に転がり 可能に保持されていて、ボール座を介して軸スリーブの貫挿孔の内周面に保持さ れている、ことが好ましい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のパソコン用机の種々の実施の形態を詳細に説明するが、本考案 はこれら種々の実施の形態のみに限定されず前述した実用新案登録請求の範囲に 記載された技術の範囲内であればこれから説明する種々の実施の形態以外の形態 を採用することが出来ることは当然である。
【0014】 図2は本考案のパソコン用机の第1の実施の形態の全体を示す斜視図であり、 図2に示す如く第1の実施の形態のパソコン用机は、フレーム体20、複数の棚 板22及びこれら複数の棚板22をフレーム体20に固定する複数の固定部材3 を備えている。フレーム体20は複数本の円柱状のフレーム柱200を有してい て、固定部材3の夫々はフレーム柱200に沿い移動可能な軸スリーブ30と軸 スリーブ30をフレーム柱200の所望の任意の位置に固定する為の固定スリー ブ34とを含んでいる。
【0015】 図3は図2の固定部材3を拡大し分解して示す分解斜視図であり、図3に示す 如く固定部材3の軸スリーブ30は中空形状であって、その軸心沿いにフレーム 柱200(図中の一点鎖線が示す)が貫挿される貫挿孔300が穿設されている 。軸スリーブ30の外周面の一端部(図3では下端部)には一端(図3では下端 )に向かうにつれて直径が序々に減少されるテーパ形状の縮径部301が形成さ れていて、縮径部301の外周面には雄ねじが設けられているとともに、さらに 縮径部301の周壁には上記軸心沿いに延出した複数条のスリット304が周方 向に所定の間隔で形成されている。
【0016】 軸スリーブ30の他端部(図3では上端部)の外周面には連結片32が固定さ れていて、連結片32には連結孔320が穿設されている。棚板22(図中の一 点鎖線が示す)の側縁には軸スリーブ30の連結片32に適用される連結片33 が固定されていて、連結片33には軸スリーブ30の連結片32の連結孔320 と対応する連結孔330が穿設されている。そして棚板22は連結片33を軸ス リーブ30の連結片32に適用させて棚板22の連結片33の連結孔330と軸 スリーブ30の連結片32の連結孔320とに挿入される連結部材(例えば、ね じ等、図示せず)により棚板22は軸スリーブ30に固定される。
【0017】 固定部材3の固定スリーブ34もまた中空形状であって、軸心沿いにフレーム 柱200が貫挿する貫挿孔340が穿設されている。貫挿孔340の内周面は軸 スリーブ30の上記一端部の一端(図3では下端部の下端)に対応した末端(図 3では下端部の下端)に向かい直径が序々に小さくなるテーパ形状をしていて、 上記内周面の上端の孔径は軸スリーブ30の縮径部301の末端(図3では下端 部の下端)の外径よりもやや大きく設定されている。さらに貫挿孔340の内周 面には軸スリーブ30の縮径部301の雄ねじと螺合する雌ねじが設けられてい る。
【0018】 図4は図2のA部分の縦断面図であり、図4に示す如く軸スリーブ30の貫挿 孔300にフレーム柱200を挿入するとともに軸スリーブ30に棚板22を固 定し、また固定スリーブ34の貫挿孔340にフレーム柱200を挿入して固定 スリーブ34の貫挿孔340の内周面の雌ねじを貫挿孔340の上端の開口から 軸スリーブ30の縮径部301の外周面の雄ねじに螺合させる。
【0019】 そしてこの螺合の程度を増大させれば、軸スリーブ30の縮径部301が固定 スリーブ34の貫挿孔340の内周面により圧迫されてスリット304の幅が狭 まり縮径部301の直径が小さくなって縮径部301の内周面がフレーム柱20 0を挟持する。これにより軸スリーブ30は棚板22とともにフレーム柱200 に固定されてフレーム柱200に沿った移動が不可能となる。
【0020】 軸スリーブ30の縮径部301の外周面の雄ねじに対する固定スリーブ34の 貫挿孔340の内周面の雌ねじの螺合の程度を減少させれば、軸スリーブ30の 縮径部301に対する固定スリーブ34の貫挿孔340の内周面による圧迫が緩 みスリット304の幅が上記圧迫前の元の大きさに向かい戻ることにより縮径部 301の直径が上記圧迫前の元の大きさに向かい戻り縮径部301の内周面によ るフレーム柱200の挟持が解除される。この状態で軸スリーブ30を棚板22 とともにフレーム柱200沿いの所望の任意の高さ位置に移動させた後に、軸ス リーブ30の縮径部301の外周面の雄ねじに対する固定スリーブ34の貫挿孔 340の内周面の雌ねじの螺合の程度を再度増大させれば、前述した如くして軸 スリーブ30を棚板22とともにフレーム柱200沿いの所望の任意の高さ位置 に固定することが出来る。
【0021】 図5は本考案のパソコン用机の第2の実施の形態の要部の分解斜視図であり、 図5に示す如く第2の実施の形態は図2乃至図4を参照して上述した第1の実施 の形態と類似の構成をしているが、第1の実施の形態と異なることはフレーム柱 400(図中の一点鎖線が示す)が4角柱形状をしていて、これに対応する為に 固定部材5の軸スリーブ50の貫挿孔500が4角柱形状のフレーム柱400に 対応する4角形状断面にされているとともに、固定スリーブ54の外周面も4角 柱形状のフレーム柱400の外形とマッチするよう4角形状断面にされている。 軸スリーブ50の外周面は前述の第1の実施の形態の軸スリーブ30の外周面 と同様に一端部に一端に向かうにれて序々に直径が小さくなるテーパー形状の縮 径部501が形成されていて、この縮径部501の外周面には雄ねじが設けられ ているとともに、さらに縮径部501の周壁には貫挿孔500の軸心沿いに延出 した複数条のスリット504が周方向に所定の間隔で形成されている。
【0022】 固定部材5の固定スリーブ54もまた中空形状であり、軸心沿いに4角柱形状 のフレーム柱400が貫挿する貫挿孔540が穿設されている。貫挿孔540の 内周面は軸スリーブ50の上記一端部の一端(第2の実施の形態では下端部の下 端)に対応した末端(図5では下端部の下端)に向かい直径が序々に小さくなる テーパ形状をしていて、上記内周面の上端の孔径は軸スリーブ50の縮径部50 1の末端(図5では下端部の下端)の外径よりもやや大きく設定されている。そ して貫挿孔540の内周面にも軸スリーブ50の縮径部501の雄ねじと螺合す る雌ねじが設けられている。
【0023】 第2の実施の形態における固定部材5もまた、軸スリーブ50の縮径部501 の外周面の雄ねじに対する固定スリーブ54の貫挿孔540の内周面の雌ねじの 螺合の程度を増減させることにより、軸スリーブ50の縮径部501に対する固 定スリーブ54の貫挿孔540の内周面による圧迫を強化または緩和させること が出来て、スリット504の幅を狭くまたは上記圧迫前の元の大きさに復帰させ ることにより縮径部501の直径を小さくまたは上記圧迫前の元の大きさに向か い復帰させて縮径部501の内周面によるフレーム柱400の挟持を行わせたり 挟持を解除させたりすることが出来る。このようにして、軸スリーブ50を棚板 とともにフレーム柱400沿いに自由に移動させることが出来るしフレーム柱4 00沿いの所望の任意の高さ位置に容易に固定することが出来る。
【0024】 図6は本考案のパソコン用机の第3の実施の形態の要部の縦断面図であり、図 6に示す如く第3の実施の形態は図2乃至図4を参照して前述した第1の実施の 形態と類似の構成をしており、第1の実施の形態のフレーム柱200,固定部材 3の軸スリーブ30及び固定スリーブ34と同様な構成のフレーム柱60,固定 部材6の軸スリーブ61及び固定スリーブ62とを含んでいる。そして第3の実 施の形態の固定部材6が第1の実施の形態の固定部材3と異なっているのは、軸 スリーブ61において外周面に雄ねじが形成されているとともに周壁に複数条の スリットが周方向に所定の間隔で形成されているテーパ形状の縮径部が設けられ ている一端部(図6では下端部)とは反対側に位置する他端部(図6では上端部 )の貫挿孔610の内周面に複数のボール63が転がり可能に保持されているこ とである。
【0025】 軸スリーブ61の貫挿孔610の内周面において複数のボール63が保持され ている場所にはボール63が転がり可能に配置された孔611が形成されていて 、軸スリーブ61の外周面側の孔611の開口からのボール63の離脱を防止す るために孔611の上記開口は閉塞栓612により閉塞されている。孔611中 のボール63は軸スリーブ61の内周面側の孔611の開口から貫挿孔610中 へと突出されていて、軸スリーブ61の貫挿孔610に貫挿されているフレーム 柱60の外周面に当接されている。
【0026】 このように構成された第3の実施の形態も、前述した第1の実施の形態の場合 と同様に機能し、軸スリーブ61の縮径部の外周面の雄ねじに対する固定スリー ブ62のテーパ形状の貫挿孔の内周面の雌ねじの螺合の程度を増減させることに より、軸スリーブ61を棚板とともにフレーム柱60沿いに自由に移動させるこ とが出来るしフレーム柱60沿いの所望の任意の高さ位置に容易に固定すること が出来る。
【0027】 そして図6は軸スリーブ61の縮径部の外周面の雄ねじに対する固定スリーブ 62のテーパ形状のスリーブ孔の内周面の雌ねじの螺合の程度が増大されて、軸 スリーブ61を棚板とともにフレーム柱60沿いの所望の任意の高さ位置に固定 された状態を示している。
【0028】 さらに軸スリーブ61の複数のボール63はフレーム柱60沿いに軸スリーブ 61が移動する際に軸スリーブ61の貫挿孔610の内周面とフレーム柱60の 外周面との間に生じる摩擦力を低減させてフレーム柱60沿いの軸スリーブ61 の移動をより容易としている。
【0029】 図7は本考案のパソコン用机の第4の実施の形態の要部の縦断面図であり、図 7に示す如く第4の実施の形態は図6を参照して前述した第3の実施の形態と類 似の構成をしており、ひいては図2乃至図4を参照して前述した第1の実施の形 態と類似の構成をしており、第1の実施の形態のフレーム柱200,固定部材3 の軸スリーブ30及び固定スリーブ34と同様な構成のフレーム柱70,固定部 材7の軸スリーブ71及び固定スリーブ72とを含んでいる。そして第4の実施 の形態の固定部材7が第1の実施の形態の固定部材3と異なっているのは、軸ス リーブ71において外周面に雄ねじが形成されているとともに周壁に複数条のス リットが周方向に所定の間隔で形成されているテーパ形状の縮径部713が設け られている一端部(図7では下端部)とは反対側に位置する他端部(図7では上 端部)の貫挿孔710の内周面に複数のボール731が転がり可能に保持されて いることであり、さらに第4の実施の形態の固定部材7が第3の実施の形態の固 定部材6と異なっているのは、複数のボール731がリング状のボール座73に 夫々転がり可能に保持されていて、ボール座73が軸スリーブ71の他端部(図 7では上端部)の貫挿孔710の内周面の座面712に嵌合して保持されている ことである。ボール座73中の複数のボール731は貫挿孔710中へと突出さ れていて、軸スリーブ71の貫挿孔710に貫挿されているフレーム柱70の外 周面に当接されている。
【0030】 このように構成された第4の実施の形態も、前述した第1の実施の形態の場合 と同様に機能し、軸スリーブ71の縮径部713の外周面の雄ねじに対する固定 スリーブ72のテーパ形状の貫挿孔の内周面の雌ねじの螺合の程度を増減させる ことにより、軸スリーブ71を棚板とともにフレーム柱70沿いに自由に移動さ せることが出来るしフレーム柱70沿いの所望の任意の高さ位置に容易に固定す ることが出来る。
【0031】 そして軸スリーブ71のボール座73中の複数のボール731は、図6に示さ れた第3の実施の形態の複数のボール63の場合と同様に、フレーム柱70沿い に軸スリーブ71が移動する際に軸スリーブ71の貫挿孔710の内周面とフレ ーム柱70の外周面との間に生じる摩擦力を低減させてフレーム柱70沿いの軸 スリーブ71の移動をより容易としている。
【0032】 なお図7は、軸スリーブ71の縮径部713の外周面の雄ねじに対する固定ス リーブ72のテーパ形状の貫挿孔の内周面の雌ねじの螺合の程度が減少されて、 軸スリーブ71を棚板とともにフレーム柱70沿いに自由に移動させることが出 来る状態を示している。
【0033】 しかもボール座73を介して複数のボール731を軸スリーブ71の貫挿孔7 10の内周面に保持させることで、図6に示された第3の実施の形態の如く軸ス リーブ61の貫挿孔610の内周面の所定の位置に孔611を形成し軸スリーブ 61の外周面側の孔611の開口を閉塞栓612で閉塞し軸スリーブ61の外周 面側の孔611の開口にボール63を保持させる場合と比べると、軸スリーブ7 1の貫挿孔710の内周面に対して複数のボール731をより精密にかつ容易に 保持させることが出来る。
【0034】
【考案の効果】 上記のように構成された本考案は、次のような効果を有する。
【0035】 (1)棚板の高さ調整が容易である。
【0036】 上述した記載から明らかなように、本考案のパソコン用机の結合部材は軸スリ ーブの縮径部の雄ねじに対する固定スリーブの雌ねじの螺合の程度を増減させる ことだけで軸スリーブの縮径部の径を縮小または元の寸法に復帰させて軸スリー ブの貫挿孔に貫挿されているフレーム柱を挟持または挟持を解消することが出来 、軸スリーブを棚板とともにフレーム柱に固定または固定を解除して移動自在と することが出来て棚板の高さ調整が容易である。
【0037】 (2)棚板を所望の任意の高さに調整することができる。
【0038】 軸スリーブを棚板とともにフレーム柱に沿った所望の任意の高さに容易に移動 出来て、しかも上記所望の任意の高さに容易に固定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパソコン用机の全体を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案のパソコン用机の第1の実施の形態の全
体を示す斜視図である。
【図3】図2の固定部材を拡大し分解して示す分解斜視
図である。
【図4】図2のA部分の縦断面図である。
【図5】本考案のパソコン用机の第2の実施の形態の要
部の分解斜視図である。
【図6】本考案のパソコン用机の第3の実施の形態の要
部の縦断面図である。
【図7】本考案のパソコン用机の第4の実施の形態の要
部の縦断面図である。
【符号の説明】
3,5,6,7 固定部材 20 フレーム体 22 棚板 30,50,61,71 軸スリーブ 34,54,62,72 固定スリーブ 60,70,200,400 フレーム柱 300,500,610,710 貫挿孔 301,501,713 縮径部 304,504 スリット 340,540 貫挿孔 63,731 ボール 73 ボール座 611 孔 612 閉塞栓

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム体と棚板と棚板をフレーム体のフ
    レーム柱に固定する固定部材とを備えたパソコン用机で
    あり、 上記固定部材は、フレーム柱沿いに移動可能な軸スリー
    ブと軸スリーブを圧迫し軸スリーブを縮径させてフレー
    ム柱を挟持させる固定スリーブとを含んでおり、 上記軸スリーブは、フレーム柱が貫挿される貫挿孔を有
    しているとともに外周面の一端部に一端に向かうにつれ
    て縮径するテーパ形状の縮径部を有しており、少なくと
    も縮径部の周壁には雄ねじと貫挿孔の軸方向に沿って延
    出した複数条のスリットとが形成されており、 上記固定スリーブは、フレーム柱が貫挿される貫挿孔を
    有しており、この貫挿孔の内周面には軸スリーブの縮径
    部の雄ねじと螺合する雌ねじが形成されており、軸スリ
    ーブの縮径部の雄ねじに対する雌ねじの螺合の程度を増
    大させることにより軸スリーブの縮径部の径を縮小させ
    て軸スリーブの貫挿孔に貫挿されているフレーム柱を挟
    持させて軸スリーブをフレーム柱に固定させる、 ことを特徴とするパソコン用机。
  2. 【請求項2】固定スリーブの貫挿孔の内周面は軸スリー
    ブの外周面の上記一端部の一端に対応した末端に向かう
    につれて縮径するテーパ形状に形成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載のパソコン用机。
  3. 【請求項3】軸スリーブの貫挿孔の内周面には複数のボ
    ールが転がり可能に保持されていて、複数のボールは軸
    スリーブの貫挿孔に貫挿されているフレーム柱に当接さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1に記載のパソコン用机。
  4. 【請求項4】上記複数のボールの夫々はリング状のボー
    ル座に転がり可能に保持されていて、ボール座を介して
    軸スリーブの貫挿孔の内周面に保持されている、 ことを特徴とする請求項3に記載のパソコン用机。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522313U (ja) * 1991-08-30 1993-03-23 本州製紙株式会社 胴部接続用フラツプを改良したダンボ−ル容器
JPH05213334A (ja) * 1992-01-30 1993-08-24 Otor シート材料の箱、ブランク、箱を製造する機械

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