JP3029416B2 - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents

固体高分子型燃料電池

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JP3029416B2
JP3029416B2 JP10163566A JP16356698A JP3029416B2 JP 3029416 B2 JP3029416 B2 JP 3029416B2 JP 10163566 A JP10163566 A JP 10163566A JP 16356698 A JP16356698 A JP 16356698A JP 3029416 B2 JP3029416 B2 JP 3029416B2
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素イオン伝導性
を有する高分子膜や、水素イオン伝導性を有する無機又
は有機材料粉末に結着剤として高分子材料を加えた複合
材や、高分子膜に補強材として無機又は有機材料の粉末
や繊維を加えた複合材を電解質として用いる固体高分子
型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高効率のエネルギ変換装置として
燃料電池が注目を集めている。燃料電池は、これに用い
る電解質の種類により、例えばアルカリ性水溶液型、リ
ン酸型、固体高分子型等の低温動作燃料電池と、溶融炭
酸塩型、固体酸化物型等の高温動作燃料電池とに大別さ
れる。
【0003】これらの燃料電池のうち、電解質として水
素イオン伝導性を有する高分子電解質膜を用いる固体高
分子型燃料電池は、加圧容器等を必要とせずにコンパク
トな構造で高出力密度が得られ、かつ簡単なシステムで
運転できることから宇宙用、車両用等の移動用電源や非
常用等、小型の定置用電源として注目されている。
【0004】電解質として用いられる高分子膜として
は、スルホン酸基を持つポリスチレン系の陽イオン交換
膜、フルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデンフル
オライドとの混合膜、フルオロカーボンマトリックスに
トリフルオロエチレンをグラフト化したもの等が知られ
ており、最近ではパーフルオロカーボンスルホン酸膜
(例えばナフィオン:商品名、デュポン社製)等が用い
られている。
【0005】図16には従来の固体高分子型燃料電池1
が局部的に示されている。固体高分子型燃料電池は、通
常、単位セル2を複数積層した構成となっている。各単
位セル2は、図17に示すように、高分子電解質膜11
を備えている。この高分子電解質膜11の両面に高分子
電解質膜よりも小さい面積に形成された燃料極12と酸
化剤極13とが配置されている。燃料極12及び酸化剤
極13は多孔質材で形成されている。これら燃料極12
及び酸化剤極13の周囲にはガスシール用のパッキング
14,15が配置されている。
【0006】燃料極12の背面側、つまり図中上面側に
は、燃料極12への燃料ガスの供給機能と集電機能とを
発揮するアノード側セパレータ16が配置されている。
このアノード側セパレータ16の燃料極12との接触
面、つまり発電領域に対応する面には、燃料ガスの配流
路となる案内溝17が複数形成されている。
【0007】同様に、酸化剤極13の背面側、つまり図
中下面側には、酸化剤極13への酸化剤ガスの供給機能
と集電機能とを発揮するカソード側セパレータ18が配
置されている。このカソード側セパレータ18の酸化剤
極13との接触面、つまり発電領域に対応する面には、
酸化剤ガスの配流路となる案内溝19が複数形成されて
いる。
【0008】一方、アノード側セパレータ16の図中上
面側には導電性の加湿水透過板20が配置されており、
この加湿水透過板20の周囲にはシール材で形成された
パッキング21が配置されている。そして、加湿水透過
板20の図中上面側には導電性の冷却用セパレータ22
が配置されている。この冷却用セパレータ22の加湿水
透過板20に接触する面には、冷却水を配流するための
案内溝23が複数形成されている。
【0009】冷却用セパレータ22、パッキング21、
アノード側セパレータ16、パッキング14、高分子電
解質膜11、パッキング15及びカソード側セパレータ
18の周辺部には、図16に示す端板24に形成されて
いるものと同様に、燃料ガス供給孔25,燃料ガス排出
孔26、酸化剤ガス供給孔27、酸化剤ガス排出孔2
8、冷却水供給孔29、冷却水排出孔30が貫通状態
に、かつそれぞれ積層方向に通じる関係に形成されてい
る。
【0010】そして、図18乃至図20に示すように、
アノード側セパレータ16に設けられた各案内溝17は
連絡用流路を介して燃料ガス供給孔25及び燃料ガス排
出孔26に通じ、カソード側セパレータ18に設けられ
各案内溝19は連絡用流路を介して酸化剤ガス供給孔2
7及び酸化剤ガス排出孔28に通じ、また冷却用セパレ
ータ22に設けられた各案内溝23は連絡用流路を介し
て冷却水供給孔29及び冷却水排出孔30に通じてい
る。この構造から判るように、上述した各貫通孔と連絡
用流路とによって内部マニホールドが形成されている。
【0011】このように構成された固体高分子型燃料電
池1では、燃料ガス供給孔25を介して純水素や天然ガ
スやメタノールを改質した水素リッチな燃料ガスが供給
されると、供給された燃料ガスの一部が各単位セル2内
のアノード側セパレータ16に設けられた各案内溝17
を流れ、その一部が燃料極12に拡散して発電に供さ
れ、残りが燃料ガス排出孔26を介して回収される。ま
た、酸化剤ガス供給孔27を介して純酸素や空気などの
酸化剤ガスが供給されると、供給された酸化剤ガスの一
部が各単位セル2内のカソード側セパレータ18に設け
られた各案内溝19を流れ、その一部が酸化剤極13に
拡散して発電に供され、残りが酸化剤ガス排出孔28を
介して回収される。
【0012】一方、冷却水供給孔29を介して冷却水が
供給されると、供給された冷却水の一部が各単位セル2
内の冷却用セパレータ22に設けられた各案内溝23を
流れ、その一部が加湿水透過板20、アノード側セパレ
ータ16、燃料極12をそれぞれ透過して高分子電解質
膜12の加湿に供され、残りが冷却用セパレータ22を
介して吸熱した後に冷却水排出孔30を介して回収され
る。
【0013】しかしながら、上記のように構成された従
来の固体高分子型燃料電池にあっては、各反応ガスや冷
却水のフローパターンの組み合わせが限られており、こ
れが原因して各セルのセル面内温度分布に偏りが生じ、
結果としてセル性能を最大限に引き出せないという問題
があった。
【0014】すなわち、従来の固体高分子型燃料電池に
組み込まれているアノード側セパレータ16、カソード
側セパレータ18、冷却用セパレータ22に設けられて
いる案内溝17,19,23は、何れも発電領域を単純
に直線状に横断する形状となっている。このため、各反
応ガス及び冷却水のフローパターンの組み合わせが限ら
れており、供給孔と排出孔とを逆にする以外の組合せは
存在しない。
【0015】固体高分子型燃料電池では、冷却水を用い
て顕熱で冷却する冷却方式と反応ガスを用いて冷却する
冷却方式とが考えられる。冷却水を用いた顕熱による冷
却方式の場合、セル面内温度分布は冷却水のフローパタ
ーンに依存する傾向が強い。一方、反応ガスによる冷却
方式を採用した場合、セル面内温度分布は燃料ガス、酸
化剤ガスのフローパターン、とりわけ酸化剤ガスのフロ
ーパターンに依存する傾向が強い。特に、図16及び図
17に示したように、冷却用セパレータ22の案内溝2
3を流れる冷却水の一部をアノード側セパレータ16、
燃料極12の順に透過させて高分子電解質膜11の加湿
に用いる構造の燃料電池では、燃料極12側から供給さ
れた水が高分子電解質膜11、酸化剤極13を順に透過
してカソード側セパレータ18に設けられた案内溝19
へと移動し、この案内溝19内を通流している酸化剤ガ
ス中へと蒸発する この蒸発潜熱による冷却効果が大き
いので、セル面内温度分布は酸化剤ガスのフローパター
ンに大きく左右される。
【0016】このため、従来の固体高分子型燃料電池の
ように、直線状の案内溝17,18,19しか持たない
アノード側セパレータ16、カソード側セパレータ1
8、冷却用セパレータ22を組み込む構造では、各流体
の冷却特性を考慮に入れてフローパターンを最適に組み
合わせることができないので、必然的にセル面内温度分
布に偏りが生じ、結果としてセル性能を最大限に引き出
すことはできない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の固
体高分子型燃料電池にあっては、セル面内温度分布の均
一化を図ることが困難で、これが原因してセルの性能を
最大限に引き出すことができないという問題があった。
【0018】そこで本発明は、セル面内温度分布の偏り
を小さくすることができ、セル性能を最大限に引き出す
ことができる固体高分子型燃料電池を提供することを目
的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、高分子電解質膜を燃料極と酸化剤極とで
挟持してなる膜電極複合体と、この膜電極複合体の前記
燃料極の背面側に配置されて集電機能を有するとともに
前記燃料極との接触部に燃料ガスを配流するための案内
溝を有したアノード側セパレータと、前記膜電極複合体
の前記酸化剤極の背面側に配置されて集電機能を有する
とともに前記酸化剤極との接触部に酸化剤ガスを配流す
るための案内溝を有したカソード側セパレータと、前記
アノード側セパレータの背面側に配置されて集電機能を
有するとともに冷却水を配流するための案内溝を有した
冷却用セパレータと、前記アノード側セパレータ、前記
カソード側セパレータ及び前記冷却用セパレータの周辺
部にそれぞれ積層方向に通じる関係に設けられて対応す
る案内溝への流体の供給・排出に供される内部マニホー
ルドとして機能する複数の貫通孔とを備えた単位セルを
複数積層して構成され、前記冷却用セパレータの前記案
内溝を流れる前記冷却水の一部を前記アノード側セパレ
ータ、前記燃料極の順に透過させて前記高分子電解質膜
の加湿に用いるようにした固体高分子型燃料電池におい
て、前記アノード側セパレータ、前記カソード側セパレ
ータ及び前記冷却用セパレータの、少なくともカソード
側セパレータを含む任意の2つのセパレータは、前記案
内溝の配設形態及び前記案内溝への流体の供給・排出に
供される貫通孔の位置が異なる複数種類組み込まれてい
ることを特徴としている。
【0020】なお、前記案内溝の配設形態及び前記案内
溝への流体の供給・排出に供される貫通孔の位置が異な
るセパレータは、前記案内溝内を通流する前記流体のフ
ローパターンがほぼ180度異なる2種類組み込まれて
いて、積層方向に隣接する単位セル間でフローパターン
が異なるように各単位セルに組み込まれていてもよい。
【0021】また、前記案内溝の配設形態及び前記案内
溝への流体の供給・排出に供される貫通孔の位置が異な
るセパレータを組合せて形成された前記流体のフローパ
ターンが異なる2種類の単位セルを交互に積層して燃料
電池積層体を構成してもよい。
【0022】このように、アノード側セパレータ、カソ
ード側セパレータ及び冷却用セパレータのうち、少なく
ともカソード側セパレータを含む任意の2つのセパレー
タについて、流体を配流するための案内溝の配設形態及
び案内溝への流体の供給・排出に供される貫通孔の位置
が異なる複数種類を組み込むようにしているので、これ
らセパレータの組合せによって、セル面内温度分布の偏
りをより小さくし得るフローパターンを実現でき、セル
性能を最大限に引き出すことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1乃至図7には本発明に係る固
体高分子型燃料電池に組み込むのに適したセパレータ1
11〜117の斜視図が示されている。
【0024】これらセパレータ111〜117は、それ
ぞれ長さ370mm、幅370mm、厚さ5mmのカー
ボン製である。各セパレータ111〜117の周辺部に
は8個の貫通孔121a,121b,122a〜122
fが形成されている。これら貫通孔121a,121
b,122a〜122fは、各セパレータ111〜11
7について、その大きさ及び位置がそれぞれ等しい関係
に設けられている。したがって、例えばセパレータ11
1とセパレータ112とを重ねると、貫通孔121a同
士が、貫通孔121b同士が、貫通孔122a同士が、
貫通孔122b同士が、以下同様に対応する貫通孔同士
が完全に重合して通じ合い、また例えばセパレータ11
1に対してセパレータ112を裏返して重ねると、貫通
孔121a同士が、貫通孔121b同士が、貫通孔12
2aと貫通孔122fとが、貫通孔122bと貫通孔1
22eとが、以下同様に対応する貫通孔同士が完全に重
合して通じ合うことになる。
【0025】これらセパレータ111〜117は、各セ
パレータの中央部に設けられ、対応する貫通孔を介して
導かれた流体を配流するための案内溝124の配設形態
だけが唯一異なっている。
【0026】このように形成されたセパレータ111〜
117は、どれでもアノード側セパレータ、カソード側
セパレータ、冷却用セパレータとして使用することがで
きる。しかし、単位セルを構成するには、積層して所定
の案内溝124に所定の流体を流す必要があるので、予
めどのセパレータを何用とするかを決めておく必要があ
る。
【0027】例えば、予め図1,図2に示すセパレータ
111,112をアノード側セパレータとして用い、図
3に示すセパレータ113を冷却用セパレータとして用
い、図4〜図7に示すセパレータ114〜117をカソ
ード側セパレータとして用いるというように取り決める
こともできる。
【0028】この取り決めに従うと、アノード側セパレ
ータについては、図1に示すように、貫通孔122aか
ら紙面上を左右方向に蛇行しながら貫通孔122dに通
じる経路をとる案内溝124を有したものと、図2に示
すように、貫通孔122fから紙面上を左右方向に蛇行
しながら貫通孔122cに通じる経路をとる案内溝12
4を有したものとの2種類が用意されていることにな
る。ここで、貫通孔122a、122dの組と貫通孔1
22f、122cの組について、自由に何れか一方を燃
料ガス供給孔とし、他方を燃料ガス排出孔とすることが
できる。例えば、貫通孔122a、122cを燃料ガス
供給孔とし、貫通孔122d、122fを燃料ガス排出
孔とするように予め取り決めておくこともできる。
【0029】また、上記の取り決めに従うと、冷却用セ
パレータについては、この例では図3に示すように直線
状の案内溝124を有したセパレータ113、つまり1
種類のセパレータだけが用意されていることになる。そ
して、貫通孔122bを冷却水供給孔とし、貫通孔12
2eを冷却水排出孔とするように予め取り決めておくこ
ともできる。
【0030】さらにまた、上記の取り決めに従うと、カ
ソード側セパレータについては、図4に示すように、貫
通孔121aの図中右端側から紙面上を上下方向に蛇行
しながら貫通孔121bの図中左端側に通じる経路をと
る案内溝124を有したものと、図5に示すように、貫
通孔121aの図中左端側から紙面上を上下方向に蛇行
しながら貫通孔121bの図中右端側に通じる経路をと
る案内溝124を有したものと、図6に示すように、貫
通孔121aの図中右端側から紙面上を左右方向に蛇行
しながら貫通孔121bの図中左端側に通じる経路をと
る案内溝124を有したものと、図7に示すように、貫
通孔121aの図中左端側から紙面上を左右方向に蛇行
しながら貫通孔121bの図中右端側に通じる経路をと
る案内溝124を有したものとの4種類用意されてい
る。そして、貫通孔121a、121bの何れか一方を
酸化剤ガス供給孔とし、他方を酸化剤ガス排出孔とする
ことができる。ここでは一応、貫通孔121aを酸化剤
ガス供給孔とし、貫通孔121bを酸化剤ガス排出孔と
することに取り決めておく。
【0031】図8には図1に示したセパレータ111を
アノード側セパレータとして用い、図3に示したセパレ
ータ113を冷却用セパレータとして用い、図4に示す
セパレータ114をカソード側セパレータとして用いて
単位セルを組み立てた例が示されている。
【0032】なお、図8において、130は加湿水透過
板を示し、131はパッキングを示し、132は高分子
電解質膜を示し、133は燃料極を示し、134は酸化
剤極を示し、135,136はパッキングを示してい
る。図8に示す単位セルは、燃料ガスの流れる方向と酸
化剤ガスが流れる方向とが交差しているので、直交流型
といえる。
【0033】図8に示す単位セルでは、図1に示したセ
パレータ111をアノード側セパレータとして用い、図
3に示したセパレータ113を冷却用セパレータとして
用い、図4に示したセパレータ114をカソード側セパ
レータとして用いているが、上記の取り決めに従うと、
図9に示すように、図2に示したセパレータ112をア
ノード側セパレータとして用い、図3に示したセパレー
タ113を冷却用セパレータとして用い、図5に示した
セパレータ115をカソード側セパレータとして用いて
単位セルを組み立てることができる。
【0034】また、予めの取り決めを変更することによ
って、例えば図1,図2に示されるセパレータ111,
112を冷却用セパレータとして用い、図3に示される
セパレータ113をアノード側セパレータとして用い、
図4乃至図7に示されるセパレータ114〜117をカ
ソード側セパレータとして用いて単位セルを組み立てる
ことができる。このことから判るように、貫通孔を8個
に制限した場合には、アノード側セパレータ、カソード
側セパレータ及び冷却用セパレータのうち、少なくとも
カソード側セパレータを含む任意の2つのセパレータに
ついて、流体を配流するための案内溝の配設形態及び案
内溝への流体の供給・排出に供される貫通孔の位置が異
なる2種類を組み込むことができる。
【0035】このように、アノード側セパレータ、カソ
ード側セパレータ及び冷却用セパレータについて、流体
を配流するための案内溝の配設形態及び案内溝への流体
の供給・排出に供される貫通孔の位置が異なる複数種類
用意しているので、これらセパレータの組合せによっ
て、セル面内温度分布の偏りを小さくできるフローパタ
ーンを組み合わせることが可能となる。
【0036】以下、実験例に基づいて説明する。 実験例1 この例では、図8に示す組合せを採用した単位セルと、
アノード側セパレータとして図2に示されるセパレータ
112を用い、カソード側セパレータとして図5に示さ
れるセパレータ115を用い、さらに冷却用セパレータ
として図3に示されるセパレータ113を用いた図9に
示される単位セルとを直列に積層した2セル積層電池を
組み立てた。また、参考用に従来構造の2セル積層電池
を組み立てた。
【0037】これら2つの2セル積層電池について発電
試験を行い、そのときにセル面内での温度を5点ずつ測
定した。その結果、従来構造の2セル積層電池では最高
温度と最低温度との差が8℃であったが、この例に係る
2セル積層電池では2℃であった。この例に係る2セル
積層電池において、片方のアノード側セパレータ111
(又は112)の案内溝124を流れる燃料ガスの通流
方向を逆向きに切り換えたが温度差は2℃であった。
【0038】このように、アノード側セパレータ、カソ
ード側セパレータについて、反応ガスを配流するための
案内溝124の配設形態及び案内溝124への流体の供
給・排出に供される貫通孔の位置が異なる複数種類、こ
の例では2種類のセパレータを組み込み、しかもこの例
では上下のセル間で、かつ同種のセパレータにおいてフ
ローパターンが180度異なるようにしているので、反
応ガスのフローパターンが従来に較べて多様となり、こ
の結果、反応ガスによる冷却効果が現れ、セル面内の温
度分布の均一化を図ることができ、セル性能を最大限に
引き出すことが可能となる。
【0039】実験例2 前述したように、図1から図7に示されるセパレータ
は、用途が特定されるものではない。例えば、図1、図
2に示されるセパレータ111,112を冷却用セパレ
ータとして用いることもできる。
【0040】そこで、この例では、図3に示されるセパ
レータ113をアノード側セパレータとして用い、図4
に示されるセパレータ114をカソード側セパレータと
して用い、図1に示されるセパレータ111を冷却用セ
パレータとして用いた単位セル(詳細は図13に示され
る)と、図3に示されるセパレータ113をアノード側
セパレータとして用い、図5に示されるセパレータ11
5をカソード側セパレータとして用い、図2に示される
セパレータ112を冷却用セパレータとして用いた単位
セル(詳細は図14に示される)とを直列に積層した2
セル積層電池を組み立てた。
【0041】この2セル積層電池について発電試験を行
い、そのときにセル面内での温度を5点ずつ測定した。
その結果、温度差は2℃であった。この電池の場合、冷
却用セパレータを構成している図1,図2に示されるセ
パレータ111,112の貫通孔122a、122cを
冷却水供給孔とした場合、また貫通孔122a、122
fを冷却水供給孔とした場合の双方とも温度差は2℃で
あった。
【0042】この例においても、冷却水のフローパター
ンが従来に比べて多様となり、顕熱による冷却効果が現
れ、セル面内の温度分布の均一化に寄与している。 実験例3 図1に示されるセパレータ111をアノード側セパレー
タとし、図4に示されるセパレータ114をカソード側
セパレータとし、図3に示されるセパレータ113を冷
却用セパレータとして図8に示される単位セルを組み立
てた。一方、図2に示されるセパレータ112をアノー
ド側セパレータとし、図5に示されるセパレータ115
をカソード側セパレータとし、図3に示されるセパレー
タ113を冷却用セパレータとして図9に示される単位
セルを組み立てた。そして、図8に示される単位セルと
図9に示される単位セルとを交互に200セル積層し、
スタックとした。
【0043】この場合、同一セル内で燃料ガスと酸化剤
ガスは直交流となり、各反応ガスに関してそれぞれ2通
りのガスフローパターンを有し、それらが1セルごと交
互に存在することになる。
【0044】貫通孔122a、122cを燃料ガス供給
孔とした場合と、貫通孔122a、122fを燃料ガス
供給孔とした場合の双方について発電試験を行い、その
ときに10セル毎にセル面内での温度を5点ずつ測定し
た。その結果、双方とも最高温度と最低温度との差が3
℃であった。
【0045】一方、参考例として、従来のセル構造のス
タック(セル数60)についても発電試験を行ったとこ
ろ、温度差は12℃であった。この例についても反応ガ
スによる冷却効果が顕著に現れ、スタック全体及びセル
面内の温度分布の均一化に寄与している。
【0046】実験例4 図1に示されるセパレータ111をアノード側セパレー
タとし、図6に示されるセパレータ116をカソード側
セパレータとし、図3に示されるセパレータ113を冷
却用セパレータとして図10に示される単位セルを組み
立てた。一方、図2に示されるセパレータ112をアノ
ード側セパレータとし、図7に示されるセパレータ11
7をカソード側セパレータとし、図3に示されるセパレ
ータ113を冷却用セパレータとして図11に示される
単位セルを組み立てた。そして、図10に示される単位
セルと図11に示される単位セルとを交互に200セル
積層してスタックとした。
【0047】この例の場合、同一セル内で燃料ガスと酸
化剤ガスとは、それぞれの供給孔と排出孔とを入替える
ことにより、並行流もしくは対向流となる。並行流と対
向流の場合の双方について発電試験を行い、そのときに
10セル毎にセル面内での温度を5点ずつ測定した。そ
の結果、双方とも最高温度と最低温度との差が3℃であ
った。
【0048】この例の場合も反応ガスによる冷却効果が
顕著に現れ、スタック全体及びセル面内の温度分布の均
一化に寄与している。この例では据え付け環境や温度制
御性を考慮した最適なフローパターンを選択できる。
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】実験例5 図3に示されるセパレータ113をアノード側セパレー
タとして用い、図4に示されるセパレータ114をカソ
ード側セパレータとして用い、図1に示されるセパレー
タ111を冷却用セパレータとして用いた図13に示さ
れる単位セルを組み立てた。一方、図3に示されるセパ
レータ113をアノード側セパレータとして用い、図5
に示されるセパレータ115をカソード側セパレータと
して用い、図2に示されるセパレータ112を冷却用セ
パレータとして図14に示される単位セルを組み立て
た。そして、図13に示される単位セルと図14に示さ
れる単位セルとを交互に200セル積層したスタックを
組み立てた。
【0053】貫通孔122a、122cを冷却水供給孔
とした場合と貫通孔122a、122fを冷却水供給孔
とした場合の双方について発電試験を行い、このときに
10セル毎にセル面内での温度を5点ずつ測定した。こ
の結果、双方ともに最高温度と最低温度の差が2℃であ
った。
【0054】上述した各例及び各実験例では、何れも冷
却用セパレータに設けられた案内溝124を通流する冷
却水の一部を、加湿水透過板130、アノード側セパレ
ータ、燃料極133を介して高分子電解質膜132に
湿水として供給する構成を採用している。このような構
成の燃料電池では、先に説明したように、供給された加
湿水が高分子電解質膜132、酸化剤極134を透過し
てカソード側セパレータに設けられた案内溝へと移動
し、この案内溝内を通流している酸化剤ガス中へと蒸発
する この蒸発潜熱に伴う冷却効果は大きい。この冷却
効果によって、セル面内に温度分布が生じようとする
が、上述した各例及び各実験例のように、フローパター
ンの異なる複数種類のセパレータ組み込むことによって
温度分布を緩和させることが可能となる。
【0055】図15には燃料ガス中に水蒸気を含ませる
ことによって高分子電解質膜132を加湿する方式を採
用した固体高分子型燃料電池システムに組み込まれる単
位セルに本発明を適用した一例が示されている。なお、
この例では図3に示されるセパレータ113の案内溝1
24の形成されている領域を突出させたセパレータ11
3aを冷却用セパレータとして用いている。
【0056】また、上述した各例では、セパレータに直
線状の案内溝や蛇行状の案内溝を設けているが、この配
設形状に限られるものではない。また、上述した各例で
はカソード側セパレータと冷却用セパレータとを別体に
形成しているが、一体に形成してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、燃料ガ
ス、酸化剤ガス、冷却水のうち、少なくとも酸化剤ガス
を含む任意の2種類について複数のフローパターンを実
現でき、これらフローパターンの組合せによってセル面
内温度分布の偏りをより小さくすることができ、この結
果、セル性能を最大限に引き出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図2】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図3】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図4】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図5】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図6】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図7】本発明に係る固体高分子型燃料電池に組み込み
可能なセパレータ(集電体)の斜視図
【図8】本発明に係る固体高分子型燃料電池における単
位セルの第1の例の分解斜視図
【図9】本発明に係る固体高分子型燃料電池における単
位セルの第2の例の分解斜視図
【図10】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第3の例の分解斜視図
【図11】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第4の例の分解斜視図
【図12】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第5の例の分解斜視図
【図13】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第6の例の分解斜視図
【図14】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第7の例の分解斜視図
【図15】本発明に係る固体高分子型燃料電池における
単位セルの第8の例の分解斜視図
【図16】従来の固体高分子型燃料電池を局部的に示す
【図17】図16におけるX−X線に沿って切断し矢印
方向に見た図
【図18】従来の固体高分子型燃料電池に組み込まれて
いるアノード側セパレータの斜視図
【図19】従来の固体高分子型燃料電池に組み込まれて
いるカソード側セパレータの斜視図
【図20】従来の固体高分子型燃料電池に組み込まれて
いる冷却用セパレータの斜視図
【符号の説明】
111,112,113,113a,114,115,
116,117…セパレータ 121a,121b,122a〜122f…内部マニホ
ールド用の貫通孔 124…案内溝 130…加湿水透過板 131,135,136…パッキング 132…高分子電解質膜 133…燃料極 134…酸化剤極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−306371(JP,A) 特開 平7−142078(JP,A) 特開 平3−98269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子電解質膜を燃料極と酸化剤極とで挟
    持してなる膜電極複合体と、この膜電極複合体の前記燃
    料極の背面側に配置されて集電機能を有するとともに前
    記燃料極との接触部に燃料ガスを配流するための案内溝
    を有したアノード側セパレータと、前記膜電極複合体の
    前記酸化剤極の背面側に配置されて集電機能を有すると
    ともに前記酸化剤極との接触部に酸化剤ガスを配流する
    ための案内溝を有したカソード側セパレータと、前記ア
    ノード側セパレータの背面側に配置されて集電機能を有
    するとともに冷却水を配流するための案内溝を有した冷
    却用セパレータと、前記アノード側セパレータ、前記カ
    ソード側セパレータ及び前記冷却用セパレータの周辺部
    にそれぞれ積層方向に通じる関係に設けられて対応する
    案内溝への流体の供給・排出に供される内部マニホール
    ドとして機能する複数の貫通孔とを備えた単位セルを複
    数積層して構成され、前記冷却用セパレータの前記案内
    溝を流れる前記冷却水の一部を前記アノード側セパレー
    タ、前記燃料極の順に透過させて前記高分子電解質膜の
    加湿に用いるようにした固体高分子型燃料電池におい
    て、 前記アノード側セパレータ、前記カソード側セパレータ
    及び前記冷却用セパレータのうち、少なくともカソード
    側セパレータを含む任意の2つのセパレータは、前記案
    内溝の配設形態及び前記案内溝への流体の供給・排出に
    供される貫通孔の位置が異なる複数種類組み込まれてい
    ることを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  2. 【請求項2】前記案内溝の配設形態及び前記案内溝への
    流体の供給・排出に供される貫通孔の位置が異なるセパ
    レータは、前記案内溝内を通流する前記流体のフローパ
    ターンがほぼ180度異なる2種類組み込まれており、
    積層方向に隣接する単位セル間でフローパターンが異な
    るように各単位セルに組み込まれていることを特徴とす
    る請求項1に記載の固体高分子型燃料電池。
  3. 【請求項3】前記案内溝の配設形態及び前記案内溝への
    流体の供給・排出に供される貫通孔の位置が異なるセパ
    レータを組合せて形成された前記流体のフローパターン
    が異なる2種類の単位セルを交互に積層して燃料電池積
    層体が構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の固体高分子型燃料電池。
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