JP3029373U - 炬燵テーブル用小物入れ下台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 炬燵テーブル板の下に小物を入れる収納部を
形成して、物を整理して収納することができる炬燵テー
ブル用小物入れ下台を提供するものである。 【解決手段】 四角形状の支持板２の上面の各コーナ部
に支持台３…を取付けると共に、この支持台３と同じ高
さの角棒４、４をＸ状に交差させた間隔保持枠５を、そ
の交差部が支持板２の中央部に位置するように取付け、
前記間隔保持枠５の交差部側に、隣接する角棒４、４を
連結する棒状のストッパー部材６を取付けたことを特徴
とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は炬燵テーブル板の下に小物を入れられるようにした下台に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

一般に炬燵の上には炬燵テーブル板を載せて使用している。炬燵はテレビがあ る居間などに設置されていが、特に老人は生活の大部分をここで過ごすことが多 く、メガネやリモコンスイッチ、タバコ、灰皿、筆記用具、新聞など種々のもの を炬燵テーブル板の上に載せておく。このため整理することが面倒で、特に物が 新聞などの下になってしまうと、探すのが面倒である。また来客があってお茶な どを出す時には、炬燵テーブル板の上に置いてある物を脇に寄せたり、炬燵テー ブル板から下ろして片付けなければならず、物が紛失する原因にもなっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記欠点を除去し、炬燵テーブル板の下に小物を入れる収納部を形成 して、物を整理して収納することができる炬燵テーブル用小物入れ下台を提供す るものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１記載の炬燵テーブル用小物入れ下台は、四角形状をなす支持 板の上面の各コーナ部に支持台を取付けると共に、この支持台と同じ高さの角棒 をＸ状に交差させた間隔保持枠を、その交差部が支持板の中央部に位置するよう に取付けたことを特徴とするものである。

【０００５】 請求項１記載の炬燵テーブル用小物入れ下台は、これを炬燵ヤグラの上に載せ てから、この上に炬燵テーブル板を重ねて使用する。このように小物入れ下台を 組合せることにより、支持板と炬燵テーブル板との間に間隔保持枠で収納部が形 成され、ここに物を収納することができる。また支持板の各コーナ部に設けた支 持台とＸ状に交差させた間隔保持枠は高さが等しく形成されているので、この上 に重ねた炬燵テーブル板の上に人が乗ってもを確実に支持することができる。

【０００６】 また本考案の請求項２記載の炬燵テーブル用小物入れ下台は、角棒をＸ状に交 差させた間隔保持枠の交差部側に、隣接する角棒を連結する棒状のストッパー部 材を取付けたことを特徴とするものである。この構造では間隔保持枠で形成され た収納部の奥側が狭くなっているが、ストッパー部材を設けることにより物が奥 まで入り込まず、容易に取出すことができるようになっている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下本考案の実施の一形態を図１ないし図４を参照して詳細に説明する。図に おいて１は炬燵テーブル用小物入れ下台で、これは四角形状をなす支持板２の上 面の各コーナ部に、五角形のブロック状をなす支持台３…が取付けられている。 また支持板２の上面には、支持台３と高さが等しい２本の角棒４、４をＸ状に交 差させた間隔保持枠５が、その交差部が支持板２の中央部に位置し、各コーナ部 に対向して設けた支持台３、３に接続するように取付けられている。またＸ状に 交差させた間隔保持枠５の交差部側には、隣接する角棒４、４を連結するように 棒材で形成された２本のストッパー部材６、６が平行に取付けられている。なお この支持板２と間隔保持枠５を合わせた高さは約４cm程度に形成されている。

【０００８】 上記構成の炬燵テーブル用小物入れ下台１を使用する場合、図３に示すように 赤外線ヒーター８を取付けた炬燵ヤグラ９の上に炬燵ふとん10を被せて、この上 にストッパー部材６、６を設けた側を座る人に向けて炬燵テーブル用小物入れ下 台１を載せる。この後、炬燵テーブル板11を炬燵テーブル用小物入れ下台１の上 に重ねて使用する。

【０００９】 このように炬燵テーブル用小物入れ下台１を組合せることにより、支持板２と 炬燵テーブル板11との間に間隔保持枠５で収納部12が形成され、ここに図２に示 すように、メガネ13やリモコンスイッチ14、タバコ15、引き出し式の灰皿16など を収納できるので、炬燵テーブル板11の上に散乱することがなく、紛失を防止で きると共に、来客があっても炬燵テーブル板11の上が整理されているのできれい にしておくことができる。

【００１０】 またＸ状に交差させた間隔保持枠５の収納部12は奥側が狭くなっているが、ス トッパー部材６を設けた収納部12は物が奥まで入り込まず、取り出しが容易であ る。また支持板２の各コーナ部に設けた支持台３…とＸ状に交差させた間隔保持 枠５は高さが等しく形成されているので、この上に重ねた炬燵テーブル板11の上 に人が乗っても確実に支持することができる。

【００１１】 また炬燵として使用しない場合には、図４に示すように座卓となる炬燵ヤグラ ９の上に直接、炬燵テーブル用小物入れ下台１を載せ、この上に炬燵テーブル板 11を重ねて使用するが、この場合には収納部12の開口部分を隠すように、布カバ ー17を炬燵テーブル用小物入れ下台１の上に被せても良い。

【００１２】 図５は本考案の他の実施の形態を示すもので、各コーナ部に取付けた支持台３ …の上面に、支持板２の縁に沿って板材18を四角枠状に取付けて上部枠19を形成 したもので、更に炬燵テーブル板11の安定性を高めたものである。なお上記説明 では、ブロック状の支持台３と間隔保持枠５を別個に形成した場合について示し たが、一体に形成した構造でも良い。

【００１３】 図６は本考案の他の実施の形態を示すもので、四角形状の支持板２の上面の各 コーナ部にブロック状の支持台３…が取付けられ、また支持板２の上面には、２ 本の角棒４、４をＸ状に交差させた間隔保持枠５を支持板２の縁と平行にして、 交差部が支持板２の中央部に位置するように取付けられている。

【００１４】

【考案の効果】

以上説明した如く本考案に係る炬燵テーブル用小物入れ下台によれば、重ねた 炬燵テーブル板との間に小物を入れる収納部が形成されているので、ここに物を 整理して収納することができ、しかも炬燵テーブル板の上に人が乗っても強固に 支持することができる。また請求項２記載の収納部の奥側にストッパー部材を設 けた小物入れ下台は、物が奥まで入り込まず、容易に取出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の一形態による炬燵テーブル用小
物入れ下台の斜視図である。

【図２】図１に示す炬燵テーブル用小物入れ下台を示す
平面図である。

【図３】炬燵テーブル用小物入れ下台の上に炬燵テーブ
ル板を重ねた使用状態を示す断面図である。

【図４】座卓となる炬燵ヤグラの上に炬燵テーブル用小
物入れ下台を載せ、この上に炬燵テーブル板を重ねた状
態を示す断面図である。

【図５】本考案の他の実施の形態による炬燵テーブル用
小物入れ下台の平面図である。

【図６】本考案の他の実施の形態による炬燵テーブル用
小物入れ下台の平面図である。

【符合の説明】

１ 炬燵テーブル用小物入れ下台 ２ 支持板 ３ 支持台 ４ 角棒 ５ 間隔保持枠 ６ ストッパー部材 ８ 赤外線ヒーター ９ 炬燵ヤグラ 10 炬燵ふとん 11 炬燵テーブル板 12 収納部 17 布カバー 19 上部枠

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 四角形状をなす支持板の上面の各コーナ
   部に支持台を取付けると共に、この支持台と同じ高さの
   角棒をＸ状に交差させた間隔保持枠を、その交差部が支
   持板の中央部に位置するように取付けたことを特徴とす
   る炬燵テーブル用小物入れ下台。
2. 【請求項２】 Ｘ状に交差させた間隔保持枠の交差部側
   に、隣接する角棒を連結する棒状のストッパー部材を取
   付けたことを特徴とする請求項１記載の炬燵テーブル用
   小物入れ下台。