JP3021943U - 食器整理棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する場所、収納する物の形状に応じ、そ
の高さが選択可能で、取り外し移動並びに掃除等も容易
に行いうる整理棚を提供せんとするものである。 【構成】 床面に対し略直角方向に断面略コの字型の枠
体を複数個の儲け、該枠体間に棒状体を懸架して箱状体
を形成し、該箱状体の内部に輪状の湾曲部を有する棒状
体を設けてなることを特徴とする食器整理棚である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、食器棚やシステムキッキンの収納庫等で使用する食器等の整理棚に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、食器棚やシステムキッチンの収納庫における食器類、とりわけ平皿やス ープ皿等の収納に際しては、棚板間の空間に積み上げることによって収納するの が通常で、そのスペースの利用方法としては甚だ無駄の多いものであった。 また、収納すべき皿の数が増えると、棚板間に皿を積み上げるしかなく、その 中の特定の皿を取り出そうとすれば、積み上げた皿全部を取り出さなければなら ならず、皿の移動に際し、バランスを崩し、その数枚を棄損するといったアクシ デントに見舞われるといった不都合があった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

ところで、従来より、かかる問題点を解決すべく、収納物の種類に応じて棚板 の間隔に変化をもたせるといった工夫がなされてきたが、これでは収納物が限定 的になり、また棚板間の掃除もしにくく、却って不便を感じることが多いといっ た難点を有していた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、食器棚等、その棚板間のスペ ースに応じて設置可能であり、収納する皿の形状に応じ、その高さが選択可能で 、取り外し移動並びに掃除等も容易に行いうる整理棚を提供せんとするものであ る。

【０００５】 即ち、本考案による整理棚は、床面に対し略直角方向に断面略コの字型の枠体 を複数個の儲け、該枠体間に棒状体を懸架して箱状体を形成し、該箱状体の内部 に輪状の湾曲部を有する棒状体を設けてなることを特徴とするもので、使用する 場所、収納する物の形状に応じ、その高さが選択可能で、取り外し移動並びに掃 除等も容易に行いうるように構成したものである。

【０００６】

【作用】

本考案は、以上の如く簡単な構成でありながら、丈夫で棚板の間隔も希望の高 さの枠体を選択することによって調節自在であり、収納する皿の数量、形状等に 応じて、空間を効率よく使用することができ、収納する皿の形状の変更にも即座 に対応でき、掃除も容易なものとすることができる。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 尚、以下の実施例は本考案の具体的一例にすぎず、本考案の技術的範囲を限定 するものではない。 ここに図１は本考案の一実施例を示す斜視図である。また、１は枠体、２は棒 状体、３は輪状の湾曲部を有する棒状体である。

【０００８】 本考案は図１に示す如く床面に対し略直角方向に複数個の枠体１と、該枠体１ と対向する位置に前記枠体１と同一形状の枠体１をもうけ、前記枠体１１間に棒 状体２を複数配設固定することにより箱状体を形成し、前記枠体間の空間に輪状 の湾曲部を有する棒状体３を配設し、もって深皿、ボール等を安定して収納可能 に構成した食器整理棚である。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、簡単な構成でありながら深皿やボール等の収納に適し、丈夫でスペ ースに応じて、棚板の間隔も希望の高さの枠体を選択することによって調節自在 であり、収納する皿の数量、形状等に応じて、空間を効率よく使用することがで き、収納する皿の形状の変更にも即座に対応でき、掃除も容易なものとすること ができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 枠体 １ 枠体 ２ 棒状体 ３ 輪状の湾曲部を有する棒状体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 床面に対し略直角方向に複数個の枠体を
   もうけ、該枠体間にその中間に輪状の湾曲部を有する棒
   状体を固設して一体化すべく構成したことを特徴とする
   食器整理棚。