JP3020818U - 棚状マガジンラック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジンラックを棚状にし、新聞や雑誌を横
積みにして収納し、雑誌を取り出すときは、他の雑誌は
そのままで、目的の雑誌だけを単独に取り出せることを
目的の考案である。 【構成】背板（１）側板（２）を縦長のキャビネット状
にする。棚板（３）の背板向側を下げ、棚板向を奥下方
に勾配にして取り付ける。棚板（３）の前向中心に欠き
込み（４）を設ける。本案は以上のような構成の、棚状
マガジンラックである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、一般家庭、あるいはオフイスなどに於いて、新聞やさまざまな雑 誌などを横積みにして収納をする、棚状マガジンラックの考案である。

【０００２】

【従来の技術】

従来に於いては、買い物篭状のマガジンラック、あるいは状差し状のマガジン ラック、あるいは書棚、あるいは多目的なキャビネット状の棚などを、マガジン ラックとして使用をしているものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

雑誌の大きさ、厚みなどはさまざまであるが、従来のマガジンラックでは、雑 誌の大きい小さい、厚い薄い、あるいは、種類などに仕訳をして収納をすること ができず、ごちゃまぜという感じである。 また棚などでは、新聞や薄くて大きい雑誌では立てて収納をしておくことがで きず、横に置けば場所もとり、積みあげれば下のほうから引き出すのが面倒でも ある。 本考案は、これらの不都合を解決する、マガジンラックの提供である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

背板（１）側板（２）を縦長のキャビネット状にする。 棚板（３）の背板面側を下げ、棚板面を奥下方に勾配にして取り付ける。 棚板（３）の前向中心に欠き込み（４）を設ける。 本案は以上のような構成の、棚状マガジンラックである。

【０００５】

【作用】

棚板（３）が奥下方に勾配になっているため、雑誌の端だけを掛れば、雑誌は 自重で収納される。 また雑誌は、自重でつねに下方へ行く力が働いているため、積んである中間、 あるいは一番下からでも他の雑誌はそのままで、その雑誌だけを取り出すことが できる。 欠き込み（４）を設けることにより、手が掛けやすくなり、特に雑誌を一番下 からでも引き出しやすくなり、また入れ替えも容易である。

【０００６】

【実施例】

雑誌をより取り出しやすくするためと、より多くに仕訳をして収納できるため に、棚板（３）の数を多くし、間隔は広くない方がよい。 中間の棚板（３）は、上下に位置を移動できる方がより使い勝手を増す。 雑誌を入れたままでも移動できるように、取っ手（５）を設けた方がよい。 床台（６）は側板（２）よりも少し広めの方がいろいろに使い勝手を増すもの である。

【０００７】

【考案の効果】

従来のマガジンラックよりは、いろんな種類の雑誌や新聞を整理整頓をしてよ りたくさんを収納することができる。 従来の書棚や、多目的な棚をマガジンラックとして使用をするよりは、収納も しやすく、一番に効果的なことは、横にして重ねても取り出しがしやすいことで ある。 また本考案の、棚板面に奥下方に勾配を持たせる考えは、電話台の、電話帳の 棚にも応用できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】平面図

【符号の説明】

１ 背板 ２ 側板 ３ 棚板 ４ 欠き込み ５ 取っ手 ６ 床台

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 背板（１）側板（２）棚板（３）にて、
   キャビネット状にし、なおかつ、棚板（３）の背板向側
   を下げ、奥下方に勾配を持たせたことを特徴とする、棚
   状マガジンラック。
2. 【請求項２】 棚板（３）に、欠き込み（４）を設けた
   ことを特徴とする、請求項１の棚状マガジンラック。