JP3029315B2 - 超音波血流イメージング装置 - Google Patents

超音波血流イメージング装置

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JP3029315B2
JP3029315B2 JP3089885A JP8988591A JP3029315B2 JP 3029315 B2 JP3029315 B2 JP 3029315B2 JP 3089885 A JP3089885 A JP 3089885A JP 8988591 A JP8988591 A JP 8988591A JP 3029315 B2 JP3029315 B2 JP 3029315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波ドップラ効果を
利用して被検体(生体)内の血流情報を得、当該血流情
報を2次元画像として表示する超音波血流イメージング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波血流イメージング装置
は、超音波ドプラ法とパルス反射法とを実施することが
可能な装置である。このような装置には、一つの超音波
プローブにて、血流情報と断層像(Bモード像)情報と
を得ることができ、しかも、カラー処理された血流情報
を断層像に重ねてリアルタイム表示することが可能な装
置がある。このような装置において、血流情報の一つで
ある血流速度を測定する原理を以下説明する。
【0003】すなわち、被検体内を流れている血流に対
し、超音波プローブから超音波パルス(ビーム)を送波
すると、この超音波ビームの送波における中心周波数f
oは、流動する血球によって散乱を受ける。このため、
散乱を受けた中心周波数foは、ドップラ偏移を受け、
周波数fdだけ変化する。従って、このとき超音波プロ
ーブにて受波した超音波エコーの受波における中心周波
数fは、f=fo+fdとなる。この場合、送波におけ
る中心周波数foとドプラ偏移周波数fdとは次式のよ
うに示される。
【0004】
【0005】従って、ドプラ偏移周波数fdを検出する
ことによって、血流速度vを計測することができる。
【0006】このようにして得られた血流速度vを、2
次元画像として表示を行うには次のように行われる。先
ず、図17に示すように、超音波プローブ1から被検体
に対し、a,b,c,…方向に順次超音波パルスを送波
する(セクタスキャン)もちろん、セクタスキャンに限
定されることなく、リニアスキャン等の他のスキャン方
式でも良い。
【0007】最初にa方向に数回超音波パルスが送波さ
れると、これら超音波パルスは被検体内の血流でドプラ
偏移を受ける。そして、超音波エコーは、同一の超音波
プローブ1によって受波され、図18に示すように、電
気信号に変換されて受信回路2に送られる。受信回路2
の出力は、位相検波回路3に与えられ、ここでドプラ偏
移信号が検出される。なお、図18に示す装置において
は、送信系の図示を省略している。
【0008】前記検出されたドプラ偏移信号は、超音波
パルスの超音波送受波方向に予め定められた、例えば2
56個のサンプル点SP毎に捕えられる。各サンプル点
で捕えられたドプラ偏移信号は、位相検波回路3に備わ
るMTI(moving target indication)フィルターに通
され、ここで動きの遅いクラッタ信号の幾分かは除去さ
れる。クラッタ信号が幾分かは除去されたドプラ偏移信
号は、周波数分析器4で周波数分析される。該分析によ
り血流情報が得られ、該血流情報はディジタル・スキャ
ン・コンバータDSC5に送られここで走査変換された
後にモニタ6に送出される。
【0009】そして、モニタ6においては、a方向に関
する血流像が2次元画像としてリアルタイムで表示され
る。以下、b,c,…の各方向に対しても同様な動作が
繰り返されて、各スキャン方向に対応した血流像(流速
分布像)が表示されることになる。以上において位相検
波回路3により得られるドプラ偏移信号には、ドプラ偏
移信号の他に不要なノイズ信号が含まれており、また、
ドプラ偏移信号は、血流に基づくドプラ偏移信号(血流
信号)と、動きを伴う心臓等の壁からのドプラ偏移信号
(クラッタ信号)とからなることに注目すべきである。
MTIフィルターはクラッタ信号の除去に有効である。
【0010】従って、血流情報が、血流信号の他に、ク
ラッタ信号をも含んだものであるとすると、表示された
血流情報は低い精度のものであるから、結局、高精度の
診断ができない。これを可能なかぎり防止するためMT
Iフィルターを設けているが、この他の対策として、ノ
イズ信号はパワーが小さいことに着目し、パワーの小さ
い血流情報そのものを表示しないという手段が、従来か
ら採用されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍、上記の手段
においては、画一的に小パワーの血流情報を表示しない
ようにしているため、小パワーの血流信号に基づく血流
情報は失われてしまう、このため、このような血流情報
が失われてしまった部分が黒色の表示となることがあっ
た。
【0012】また、血流信号とクラッタ信号との弁別
は、従来は行っていなかったため、例えば超音波プロー
ブを動かしたときや、被検者が呼吸をしたときや、心臓
付近をイメージング対象としたときなどには、これら動
きの影響で発生するクラッタ信号も血流情報として表示
されるため、血流信号だけの血流情報を適格に観察する
ことができず、診断に重大な悪影響を与えていた。
【0013】そこで本発明の目的は、血流信号を最大限
に表し且つノイズ信号やクラッタ信号を最低限に表した
血流情報を表示することが可能な超音波血流イメージン
グ装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
被検体に対して超音波を送受波し、前記送受波により得
られた反射波信号に基づいて生成した断層像と、前記反
射波信号から求めたドプラ検波信号に基づいて生成した
2次元血流像とを重畳して表示する超音波イメージング
装置において、前記ドプラ検波信号に基づいて求めたパ
ワー値をしきい値に比較する比較手段と、前記比較手段
の比較結果に基づいて、前記2次元血流像を表示する画
素と表示しない画素とを弁別する弁別手段と、前記被検
体の体表からの距離、プローブ駆動周波数及び診断対象
部位に応じて前記しきい値を変える手段とを具備したこ
とを特徴とする。請求項2に係る発明は、被検体に対し
て超音波を送受波し、前記送受波により得られた反射波
信号に基づいて生成した断層像と前記反射波信号から求
めたドプラ検波信号に基づいて生成した2次元血流像と
を重畳して表示する超音波イメージング装置において、
前記ドプラ検波信号に基づいて求めたパワー値をしきい
値に比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基
づいて前記2次元血流像を表示する画素と表示しない画
素とを判別するものであり、1つの画素についての弁別
をその画素の比較結果と近傍画素の比較結果とに基づい
て行う判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づい
て、前記2次元血流像を表示する画素と表示しない画素
とを弁別する弁別手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】請求項1,2,3に係る発明によれば、弁別手
段には、自己相関器の出力であるパワー、血流の平均速
度、分散が与えられる。該弁別手段は、パワー、血流の
平均速度、分散について2以上組合せた場合におけるそ
れらの対応関係に基づき、血流によるドプラ偏移信号
(血流信号)と、ノイズ信号と、クラッタ信号とを高精
度に弁別することができる。このような弁別がなされる
ことにより、本来必要とする血流信号のみが得られ、よ
って高精度の血流情報が得られるものとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を説明する。
【0019】図1に示すように、本実施例の超音波血流
イメージング装置は、超音波プローブ10、送信系2
0、受信系30、Bモード処理系40、CFM処理系5
0、FFT処理系60、映像処理系70、及び制御系8
0から構成される。
【0020】超音波プローブ(PROBE) 10は、並設され
た複数の超音波トランスデューサを有している。超音波
プローブ(PROBE) 10は、これらの超音波トランスデュ
ーサ個々より被検体に対して超音波パルスを送受波す
る。
【0021】送信系20は、パルス発生器(PGC) 21、
送信遅延回路(TDC) 22及びパルサ(PUL) 23を有し、
超音波プローブ10に対し超音波パルスの送波のための
信号を与える。
【0022】ここで、パルス発生器21は、血流情報で
あるカラー・フロー・マッピング(CFM:カラードッ
プラー像とも言う。)の一つの方向における一つの超音
波ラスタを得るために、N個のレートパルスを送信遅延
回路22に与える。この送信遅延回路22は、パルス発
生器21から受けたレートパルスに対し、超音波トラン
スデューサ毎に所定の遅延時間を与える。これにより、
超音波ビームを所定の方向に偏向させて送波し且つこの
偏向送波においてビームを収束させることができる。そ
して、前記遅延されたレートパルスは、パルサー23に
与えられる。パルサー23は、前記遅延されたレートパ
ルスそれぞれに基づき超音波トランスデューサそれぞれ
を所定回数だけ繰返し送信駆動することになる。
【0023】以上により超音波プローブ10がパルサー
23により送信駆動されると、超音波プローブ10から
図示しない被検体に超音波パルスが送波される。そし
て、この被検体内に送波された超音波パルスは、被検体
内の血管内を流れる血液によりドプラ偏移を受ける。従
って、超音波エコーはドプラ偏移信号を含むことにな
る。このドプラ偏移信号を含む超音波エコーは送信時と
同じ超音波トランスデューサにより受波される。従っ
て、超音波プローブ10により例えば図17に示す超音
波ラスタ毎に複数の受信信号が得られる。
【0024】受信系30は、プリアンプ31、受信遅延
回路(RDC) 32及び加算回路(SUC) 33を有する。超音
波プローブ10により得られた受信信号は、プリアンプ
21に与えられ、増幅される。この増幅された受信信号
は、受信遅延回路(TDC) 32に与えられる。この受信遅
延回路32では送信時に与えた遅延時間を元に戻すよう
な遅延時間を、超音波トランスデューサそれぞれからの
受信信号に与える。そして加算器33は、超音波トラン
スデューサそれぞれからの受信信号をレートパルス毎に
加算する。
【0025】Bモード処理系40は、対数増幅回路(LA
C) 41、包絡線検波回路(EDC) 42、アナログ/ディ
ジタル変換器(ADC) 43からなる。このBモード処理系
40は、加算回路33から与えられる複数レートの加算
信号のうち一番目のレートの加算信号のみを入力する。
当該加算信号は対数増幅回路41に与えられ、対数増幅
される。この対数増幅された信号は包絡線検波回路42
により包絡線検波される。この包絡線検波回路42は加
算信号を包絡線検波してBモード像(断層像)を生成す
るための映像信号を、超音波ラスタ毎に得る。この信号
は、A/D変換器(ADC) 43によりディジタル信号化さ
れ、DSC71に与えられる。
【0026】CFM処理系50は、位相検波回路51、
ADC52、MTIフィルタ53、自己相関回路54、
判別処理回路55、演算回路56、これら各回路を制御
するCFMコントローラ57からなる。CFM処理系5
0は、自己相関法を利用して血流情報であるCFM画像
を得るものであって、本願発明の最も特徴とするもので
ある。
【0027】位相検波回路51には、加算回路33から
レート毎の加算信号が与えられる。この位相検波回路5
1は、加算信号である受信信号を直交位相検波し、図示
しないローパスフィルタ(LPF)により高周波数成分
を除去してドプラ偏移信号fd、すなわち、血流像生成
のためのドプラ検波出力を出力する。このドプラ検波出
力には、本来必要とする血流信号の他に、本来必要とし
ない信号である、心臓の壁等のように動きの遅い物体か
らの反射信号(クラッタ信号)やノイズ信号も含まれて
いる。
【0028】この位相検波回路51からのドプラ検波出
力は、CFM処理系50及びFFT処理系60に与えら
れる。
【0029】FFT処理系60は、高速フーリエ変換処
理すべきサンプル点を定めるレンジゲート回路(RGC) 6
1と、高速フーリエ変換器(FFT) 62とからなる。この
FFT処理系60は、レンジゲート回路(RGC) 61で定
めた一つのサンプル点についての血流速度の時間変化を
示す血流計として機能する。
【0030】映像系70は、超音波スキャン画像を標準
TVスキャン画像にスキャン変換するDSC71と、D
SC71の出力画像にカラー処理を施すカラー処理回路
(CPC) 72と、カラー処理画像を表示するモニタ73と
から構成される。
【0031】制御系80は、パネルSW81とメインコ
ントローラ82とからなる。メインコントローラ82
は、パネルSW81から与えられる操作指令に基づき、
CFM処理系50内のCFMコントローラ57に、CF
M処理系50内の各回路を制御する制御信号S1 を与え
る。
【0032】ここで、CFM制御系50について詳細に
説明する。すなわち、ADC52はドプラ検波出力をデ
ィジタル信号に変換し、その変換出力を、MTIフィル
タ53に与える。MTIフィルタ53は、N個のレート
パルスにおける同一画素間の位相変化により、血流の動
きを検出し、クラッタ信号を幾分か除去することができ
る。この自己相関回路(ACC) 54にはクラッタ信号を幾
分か除去したドプラ検波出力が与えられ、これを周波数
分析する。この自己相関回路54は、周波数分析器の一
種であり、多点についての周波数分析をリアルタイムで
行なうことができる。
【0033】判別処理回路(DPC) 55は、自己相関回路
54と演算回路56との間に設けられている。判別処理
回路(DPC) 55は、自己相関回路54から与えられる、
血流信号、残存クラッタ信号、ノイズ信号からなるドプ
ラ検波出力の各画素値と、予め定めた閾値とを、後述す
る方法にて比較し、当該ドプラ検波出力の画素値が、前
記予め定めた閾値を超えた期間中の該当画素値をブラン
ク処理するものである。
【0034】図2は判別処理回路55の詳細を示すブロ
ック図である。この図を参照して上述したブランク処理
を詳細に説明する。ここでは、一例として、パワーPに
ついてのブランク処理を説明する。もちろん、平均速度
v、分散σも同様に行うことができる。すなわち、判別
処理回路55は閾値テーブル55A、コンパレータ55
B、セレクタ55Cからなる。閾値テーブル55Aには
CFMコントローラ57から、体表からの距離情報と診
断対象情報が与えられる。これにより、閾値テーブル5
5Aは、閾値データをコンパレータ55Bに与える。コ
ンパレータ55Bは予め定められた閾値と、自己相関回
路54から与えられるドプラ検波出力としてパワー入力
データとを比較する。この状況は図3,図4に示され
る。そして、パワー入力データが閾値を超える期間中
は、フラグfgをセレクタ55Cに与える。このフラグ
fgが与えられた期間はブランク処理、すなわち、零に
されることにより、ノイズ信号、クラッタ信号を含まな
いトプラ検波出力であるパワー出力データが得られ、こ
れが演算回路56に与えられる。
【0035】演算回路56は、判別処理回路55から与
えられる信号に基づき、血流情報として血流の平均速度
v、分散σ、パワーpを求める。さらに演算回路56か
ら出力される血流情報として平均速度v、分散σ、パワ
ーpは、DSC71に書き込まれる。
【0036】一方、レンジゲート回路61は、一つの超
音波ラスタ上に一つのサンプル点を設定すべく、位相検
波回路51から与えられるドプラ検波出力にレンジゲー
トを与える。これにより、ドプラ検波出力のうちで、前
記サンプル点におけるトプラ検波出力のみが抽出され
る。FFT62は、レンジゲート回路61から与えられ
るドプラ検波出力の周波数解析を行ない、血流速度の時
間的変化を求め、これにより求められた血流速度情報
は、DSC71に書き込まれる。
【0037】以上により、DSC71には、Bモード像
を生成するためのデータ、CFM像を生成するためのデ
ータ、血流速度情報を生成するためのデータが書込まれ
たことになる。そして、これらデータはDSC71から
読出され、カラー処理回路72によりカラー処理され
る。例えば、平均速度−分散(v−σ)表示の場合に
は、カラー処理回路72により、超音波プローブ10に
近づく血液の流れは赤色系の色に変換され、超音波プロ
ーブ10から遠ざかる血液の流れは青色系の色に変換さ
れる。また、カラー処理回路72により、平均速度vの
大きさは、輝度の違いにより表現され、さらに、分散σ
は色相により表現される。また血流情報は、必要に応じ
て、カラー処理回路72からエンコーダ74を介してV
CR(ビデオカセットレコーダ)75に記録される。
【0038】以上の説明においては、平均速度v、分散
σ、パワーp毎に固定閾値を用意するものとしていた。
つまり、生体による超音波減衰の影響を考慮しない場合
を例示した。しかし、図5に示すように、体表からの距
離に応じた値の閾値を用意することができる。図5は、
体表から離れるに従って、小さい値の閾値となる場合を
示している。これによると、生体による超音波減衰の影
響が考慮されたブランク処理が実現される。
【0039】また、図5、図6に示すように、診断対象
に応じて固有の閾値を用意することができる。さらに診
断対象に応じた固有の閾値に診断対象に応じた深さ方向
の固有の減衰係数を付し、診断対象と,体表からの距離
との組合せに応じて、閾値を変化させることもできる。
図6においては、診断対象としては循環器、腹部、周辺
血管を例示し、それぞれにイニシャル固定閾値A1 ,A
2,A3 と、減衰傾き係数k1 ,k2 ,k3 を例示し
た。ここで、初期値A1 ,A2 ,A3 はそれぞれ生体深
さ、及びプローブ駆動周波数に応じてk1 ,k2 ,k3
で補正されるものとする。また、図5、図6における閾
値は、平均速度vの閾値弁別処理ための閾値、分散σの
閾値弁別処理のための閾値、パワーpの閾値弁別処理の
ための閾値、をそれぞれ示している。従って、図5,図
6の方式によれば、診断位置、診断対象に応じて、血流
信号とクラッタ信号との高精度な弁別が実現され、高精
度な血流イメージングが実現される。
【0040】これにより、従来、クラッタ信号と血流信
号とが周波数的に接近したものである場合、MTIフィ
ルタ53によりクラッタ信号だけを十分に除去できない
が、このような場合であっても、本実施例によれば、上
述した閾値弁別処理により、閾値を超える期間中の画素
はブランク処理されるので、全画面がカラーノイズの現
れた表示とはならない。CFM像はほぼ血流信号のみか
ら作られたものとなる。
【0041】また超音波プローブ10が体表を移動して
いる場合は、閾値の値を小さくすることで、超音波プロ
ーブ10を移動させた場合の不要なカラーノイズ(モー
ションアーチファクト)の発生を防止することもでき
る。例えば前記実施例によれば、四肢の血管を、超音波
プローブ10を移動しながら走査したとしても、超音波
プローブ10の移動により、モニタの表示面の全面に色
がつくため、血管を見失なうような不具合も生じなくな
る。
【0042】なお、閾値は、超音波の生体内減衰、プロ
ーブ駆動周波数、送受信音場に起因する感度分布、診断
対象等をパラメータとして選定される。
【0043】前述の例では、ブランク処理された画素を
黒色データとする例について説明したが、これに限るこ
となく、モニタ73に表示される血流とは異なる表示フ
ォーマットのものとすることができる。例えば、血流で
は使用していないカラーコーディングや、血流より輝度
を下げた表示としてもよい。さらに血流信号とクラッタ
信号とノイズ信号を別々のフォーマットで表示しても良
い。
【0044】次に本発明の第2の実施例の装置について
説明する。
【0045】図7は本発明一実施例の超音波血流イメー
ジング装置を示すブロック図である。図7に示すように
本実施例装置は、超音波プローブ110と、プリアンプ
111と、パルサ(PUL) 112と、発振回路113と、
ディレイ回路(DLC) 114と、加算回路(SUC) 115
と、包絡線検波回路(EDC) 116と、ミキサ(MIX) 11
7A,117Bと、90°移相回路118と、ローパス
フィルタ(LPF) 119A,119Bと、アナログ/ディ
ジタル変換回路 (ADC)120A,120Bと、MTIフ
ィルタ121A,121Bと、自己相関回路(ACC) 12
2と、平均速度v−演算回路123と、分散σ−演算回
路124と、パワーp−演算回路125と、判別処理回
路(DPC) 126と、DSC127と、カラー処理回路(C
PC) 128、マルチプレクサ(MPX) 129と、D/A変
換回路(DAC) 130と、モニタ131とを有する。ここ
で、ミキサ(MIX) 117A,117Bと、90°移相回
路118と、ローパスフィルタ(LPF) 119A,119
Bと、アナログ/ディジタル変換回路(ADC) 120A,
120Bと、MTIフィルタ121A,121Bと、自
己相関回路(ACC) 122と、平均速度v−演算回路12
3と、分散σ−演算回路124と、パワーp−演算回路
125と、判別処理回路(DPC) 126とは、CFM処理
系200を構成する。
【0046】加算回路115 から出力された信号のうち一
方は、包絡線検波回路116を介してDSC127へ送
られ、他方はCFM処理系に送られる。加算回路115 か
ら信号は二分され、各々ミキサ117A,117Bに与
えられる。各ミキサ117A,117Bには、90°移
相回路118によって発振回路113からの基準信号f
oが90°の位相差で加えられる。この結果、ローパス
フィルタ119A,119Bにはドプラ偏移信号fdと
(2fo/fd)信号とが入力され、ローパスフィルタ
119A,119Bによって高周波成分が除去されてド
プラ偏移信号fdのみが得られる。これは血流情報を演
算するためのトプラ検波出力となる。ただしこのドプラ
偏移信号fdには、血流信号と、クラッタ信号と、ノイ
ズ信号とが含まれている。そして、ローパスフィルタ1
19A,119Bより得られるドプラ検波出力は、MT
Iフィルタ121A,121Bに加えられる。このMT
Iフィルタ121A,121Bにより、ドプラ偏移信号
fdにおける血流信号を極力得るようにする。自己相関
回路122は周波数分析器であり、MTIフィルタ12
1A,121Bからの出力を受け、該受けた信号の多点
についてリアルタイムにて周波数分析を行う。また、平
均速度v−演算回路123は平均速度vを算出する。分
散σ−演算回路124は分散σを算出する。パワーp−
演算回路125はパワーpを算出する。
【0047】これらの平均速度v、分散σ、パワーp
は、判別処理回路126へ送られ、血流信号、ノイズ信
号、クラッタ信号に弁別され、ノイズ信号、クラッタ信
号と判断された画素は、ブランク処理され、血流信号と
判断された画素のみが出力される。
【0048】ここで、本実施例の最も特徴とする判別処
理回路126の詳細を図8を参照して説明する。判別処
理回路126は、バッファ126A,第1の判別回路1
26B,第2の判別回路126C,弁別回路126Dか
らなる。
【0049】今、あるi番目の演算画素Di の平均速度
をVi 、分散をTi 、パワーをPi とする。ここで、第
1の判別回路126Aは、次のように判断する。
【0050】f1 (Vi ,Ti ,Pi ) > TH1の
ときに、Di をクラッタ信号と判断してZi=1とす
る。
【0051】f2 (Vi ,Ti ,Pi ) < TH2の
ときに、Di をノイズと判断してZi =2とする。
【0052】上記以外の時には、Di を血流信号と判断
してZi =3とする(図9参照)。
【0053】ここで、f1 ,f2 はそれぞれVi
i ,Pi の関数であり、TH1,TH2は閾値であ
る。また、図10を参照してさらに説明を行う。図10
は図9において、ある分散の値T0 でのパワーと平均速
度の分布図である。ここで、血流信号、クラッタ信号、
ノイズ信号は図10に示すような分布をしている。従来
は、図に示すようにパワーの値が閾値T0 以下のものブ
ランク処理していた。このため血流信号のパワーの小さ
な信号はブランク処理され、クラッタ信号はブランク処
理されず表示されていた。本発明では図10に示すよう
な閾値関数を設定し、各信号を効率良く弁別する。
【0054】ここでは、理解が容易なように、 f1 (Vi ,Ti ,Pi )=f2 (Vi ,Ti ,Pi
としており、図のf1 =2がTH2,f1 =5がTH1
に相当する。これらの関数と閾値は、血流信号と、ノイ
ズ信号、クラッタ信号とを効率よく弁別できるように、
装置パネル上から設定される診断対象や、使用する超音
波プローブの種類、送受信条件、MTIフィルターの次
数やカットオフ周波数、データ数、ゲイン等によって、
設定され、また体表から距離(深さ)によっても変化さ
せることができる。
【0055】次にこれらの判定結果Zi は、第2の判別
回路126Bに送られ、空間的な分布状態から最終的に
i が、血流信号かノイズ信号かクラッター信号かを判
断し、最終的な判断結果Z′i を弁別回路126Dに送
る。弁別回路126DではZ′i の値が1,2の時、す
なわちノイズ信号や、クラッタ信号の時には、その演算
画素Di に対し、0の値を出力し、その画素をブランク
する。また、設定により、Z′i の値が1の時、すなわ
ちクラッタ信号の時には、血流信号と異なる表示になる
ような値、例えば表示輝度や表示色を血流信号とは別の
値で表示するような値を出力することも可能である。
【0056】第2の判別回路126Cで例えば、第1の
判別回路126Bの出力を、2n+1個の画素(Zi-n
〜Zi+n )を入力し、次の判別動作をする。
【0057】Zi =2かつZi-n 〜Zi+n 中に、Zi
3の画素の値が、TH3の値以上あれば、Z′i =3と
する。
【0058】Zi =3かつZi-n 〜Zi+n 中に、Zi
1の画素の値が、TH4の値以上あれば、Z′i =1と
する。
【0059】Zi =3かつZi-n 〜Zi+n 中に、Zi
3の画素の値が、TH5の値以下であればZ′i =2と
する。
【0060】ここで、TH3,TH4,TH5は、或る
閾値であり、これらの判断論理や閾値は、装置パネル上
から設定される診断部位、使用超音波プローブ、送受信
条件、MTIフィルターの次数やカットオフ周波数、デ
ーター数、ゲイン等によって設定され、深さによっても
変化させることができる。例えば、TH3は血管の太さ
が太いような診断部位では大きな値となり細いような部
位では小さな値とする。
【0061】判別処理回路126の出力は、DSC12
7を介してカラー処理回路128に取り込まれ、ここで
カラー処理が施されるようになっている。このカラー処
理回路128は平均速度、分散、パワーの各信号を、R
GB信号に変換するものである。そしてこのカラー処理
回路128の処理出力及びBモード像の出力は、MPX
129及びD/A変換回路130を介してモニタ131
に送出されるようになっている。
【0062】このように本実施例装置においては、血流
信号、ノイズ、クラッタ信号の弁別を、それぞれの速
度、分散、パワーとそれらの空間的分布の状態を用いて
行うため、血流信号で表示されないものを最低限にしつ
つ、ノイズやクラッタ信号を最大限に表示させないよう
にし、血流情報の把握が容易となり、診断能の向上に寄
与する。
【0063】特に空間的分布は、深さ方向だけでなく複
数の走査線にまたがって、その分布情報を使う事もでき
る。
【0064】また、それぞれの演算画素の、速度、分
散、パワーそれぞれの空間的分布の情報を用いて、血
流、ノイズ、クラッタの弁別を行っても良い。さらに、
これらの弁別を、MPX129の後段で行うことも可能
である。また、自己相関回路122の代わりにフーリエ
変換器を用いても良い。
【0065】また、図11〜図14は、血流信号,クラ
ッタ信号,ノイズ信号と、速度、分散、パワーとの関係
を示す特性図である。この特性関係を利用して、血流信
号,クラッタ信号,ノイズ信号を、速度、分散、パワー
の組合せで弁別することができる。
【0066】さらに、診断対象の相違によっても前記特
性は異なるので、この異なる特性を利用して血流信号,
クラッタ信号,ノイズ信号を、速度、分散、パワーで弁
別することができる。図15は心臓の場合を示し、図1
6は頸動脈の場合を示している。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明は、超音波プロー
ブ、送信系、受信系、Bモード処理系、CFM処理系、
FFT処理系、映像系、制御系からなる超音波血流イメ
ージング装置である。CFM処理系は、新規なる弁別手
段を具備する。該弁別手段には、自己相関器の出力であ
るパワー、血流の平均速度、分散が与えられる。該弁別
手段は、パワー、血流の平均速度、分散について2以上
組合せた場合におけるそれらの対応関係に基づき、血流
によるドプラ偏移信号(血流信号)と、ノイズ信号と、
クラッタ信号とを高精度に弁別することができる。この
ような弁別がなされることにより、本来必要とする血流
信号のみが得られ、よって高精度の血流情報が得られる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例装置のブロック図。
【図2】図1における弁別処理回路の詳細なブロック
図。
【図3】図1における弁別処理回路の動作を示す図。
【図4】閾値が体表からの距離に応じて変化しない場合
の特性図。
【図5】閾値が体表からの距離に応じて変化する場合の
特性図。
【図6】閾値が診断対象に応じて変化する場合の固定閾
値と係数との組合せ例を示す図。
【図7】本発明の第2の実施例装置のブロック図。
【図8】図7における弁別処理回路の詳細なブロック
図。
【図9】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布と
分散σと平均速度vとパワーpと閾値関数との関係を示
す特性図。
【図10】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布
と平均速度vとパワーpと閾値関数との関係を示す特性
図。
【図11】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布
と分散σと該分散σの出現頻度との関係を示す特性図。
【図12】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布
と平均速度vと該平均速度vの出現頻度との関係を示す
特性図。
【図13】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布
と平均速度vと分散σとパワーpとの関係を示す特性
図。
【図14】血流信号,クラッタ信号,ノイズ信号の分布
と平均速度vとパワーpとの関係を示す特性図。
【図15】診断対象が心臓の場合における血流信号,ク
ラッタ信号,ノイズ信号の分布とパワーpと分散σとの
関係を示す特性図。
【図16】診断対象が頸動脈の場合における血流信号,
クラッタ信号,ノイズ信号の分布とパワーpと分散σと
の関係を示す特性図。
【図17】血流情報を計測する場合の従来の超音波スキ
ャン方式(セクタスキャン方式)を示す図。
【図18】従来の超音波血流イメージング装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
10…超音波プローブ、20…送信系、21…パルス発
生器(PGC) 、22…送信遅延回路(TDC) 、23…パルサ
(PUL) 、30…受信系、31…プリアンプ、32…受信
遅延回路(RDC) 、33…加算回路(SUC) 、40…Bモー
ド処理系、41…対数増幅回路(LAC) 、42…包絡線検
波回路(EDC) 、43…アナログ/ディジタル変換器(AD
C) 、50…CFM処理系、51…位相検波回路、52
…アナログ/ディジタル変換器ADC、53…MTIフ
ィルタ、54…自己相関回路、55…判別処理回路、5
6…演算回路、57…CFMコントローラ、60…FF
T処理系、61…レンジゲート回路(RGC) 、62…高速
フーリエ変換器(FFT) 、70…映像処理系、71…デイ
シダル・スキャン・コンバータDSC、72…カラー処
理回路(CPC) 、73…モニタ、80…制御系、81…パ
ネルSW、82…メインコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮島 泰夫 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式 会社東芝那須工場内 (56)参考文献 特開 昭62−258644(JP,A) 特開 平3−247328(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対して超音波を送受波し、前記
    送受波により得られた反射波信号に基づいて生成した断
    層像と、前記反射波信号から求めたドプラ検波信号に基
    づいて生成した2次元血流像とを重畳して表示する超音
    波イメージング装置において、 前記ドプラ検波信号に基づいて求めたパワー値をしきい
    値に比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記2次元血流像
    を表示する画素と表示しない画素とを弁別する弁別手段
    と、 前記被検体の体表からの距離、プローブ駆動周波数及び
    診断対象部位に応じて前記しきい値を変える手段 とを具
    備したことを特徴とする超音波血流イメージング装置。
  2. 【請求項2】 被検体に対して超音波を送受波し、前記
    送受波により得られた反射波信号に基づいて生成した断
    層像と前記反射波信号から求めたドプラ検波信号に基づ
    いて生成した2次元血流像とを重畳して表示する超音波
    イメージング装置において、 前記ドプラ検波信号に基づいて求めたパワー値をしきい
    値に比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて前記2次元血流像を
    表示する画素と表示しない画素とを判別するものであ
    り、1つの画素についての判別をその画素の比較結果と
    近傍画素の比較結果とに基づいて行う判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記2次元血流像
    を表示する画素と表示しない画素とを弁別する弁別手段
    を具備したことを特徴とする超音波血流イメージング装
    置。
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