JP3028983U - エアバッグ構成体のためのガスジェネレータとエアバッグシステム - Google Patents

エアバッグ構成体のためのガスジェネレータとエアバッグシステム

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JP3028983U JP1996001682U JP168296U JP3028983U JP 3028983 U JP3028983 U JP 3028983U JP 1996001682 U JP1996001682 U JP 1996001682U JP 168296 U JP168296 U JP 168296U JP 3028983 U JP3028983 U JP 3028983U
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ダブリュ.プラット ジェロルド
ピー,ジョーダン マイケル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグシステムにおけるガスジェネレー
タの有効寿命の向上と高温反応ガス発生剤の使用を高い
信頼性を確保した状態で可能にする改良ガスジェネレー
タの提供。 【解決手段】 ガスジェネレータ(10)の起動時に反
応生成物によって焼き孔を作りやすいハウジングの局
部、例えば燃焼部室(34)の内壁に保護層を配設す
る。また、保護層はセラミック等の多孔構造物(98)
の特定面、ポート(40)の近傍の局部、ハウジング底
面の局部等に付与される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は乗物車輌のエアバッグ受動拘束システムで使用されるガスジェネレー タ或いはインフレータに関する。具体的には、本考案はインフレータのハウジン グの局部に或いはこれらの近傍に配設された保護構造、保護メッキ(プレーテイ ング)或いは保護被覆(コーテイング)であって、これによってインフレータの 高反応温度のガス発生剤組成物によって生じた高温の化学反応性ガスによる損害 を防止する、斯ゝる保護手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の乗物で使用されるエアバッグ受動拘束システムの多くはガス発生剤組成 物の点火によってエアバッグの膨張に必要なガスを生成するインフレータに依存 している。これらの組成物は一旦その点火温度に加熱されると、燃焼して比較的 短期間に多量のガスを生成し、それによりエアバッグの要求される急激膨張をも たらす。これらガス発生剤がエアバッグシステムの設置されている自動車等の乗 物の寿命期間に適正な機能発揮が期待されている斯ゝるエアバッグシステムに要 求されている長期の信頼性を与えることも重要である。
【0003】 最近、最も一般的に使用されているガス発生剤組成物は燃料成分としてアジ化 ナトリウム等のアジ化物化合物を含んでいる。米国特許第3,741,585号 にもっと詳しく説明されているように、これらの組成物は長期間の信頼性、ガス 発生過程において比較的低い反応温度及び無毒性ガス生成物をもたらす。しかし これらの組成物はそれ自体が有毒なものであり、且つ容易に加水分解する。米国 特許第4,369,079号に説明されているように、これらの組成物は銅、鉛 等の重い金属と容易に反応して予期せざる点火と異常爆発に至る敏感な物質を生 成する。これらの問題は米国特許第4,369,079号と第4,931,11 2号に記述されているテトラゾールとニトロトリアザロンに基づく組成物等の更 に別のガス発生剤組成物の開発をもたらした。この新規組成物は、低温燃焼する ものとして記述されているが、前述の米国特許第3,741,585号における アジ化物基組成物の場合の93.3−537.8℃(200゜−1000゜F) より著しく高い温度で燃焼する。これら新規組成物は当業界では非アゾ化物発生 剤、或いは高反応温度発生剤として多くの場合に呼称される組成物のクラスの1 部である。以下にはこのクラスの組成物を高反応温度発生剤と称することにする 。
【0004】 多種多様な材料がインフレータハウジングの構造材料としてこれまで使用され ており、それには鋼、ステンレス鋼及びアルミニウムが含まれている。最近では 、アルミニウムがその比較的軽いことの利点、その長期間腐食抵抗及びその処理 の比較的容易性により好まれている。 特に有益なインフレータと慣性溶接を用いたその製作法は米国特許第4,54 7,342号に説明されている。
【0005】 上述の米国特許は全て本願出願人に譲渡されており、こゝでは参考文献として 組込まれる。
【0006】 米国特許第4,547,342号に記述のものに類似している進展したプロト タイプのインフレータとして、非アゾ化物や高反応温度発生剤カテゴリに入るガ ス発生材料が使用されている斯ゝるインフレータをテストした結果は、インフレ ータハウジング構造に時々局所的な損傷が見つかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的はこの種の損傷が生じないように保護されたインフレータハウジ ング構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、上記問題を回避しながら高温度発生剤の使用が許容される改 良インフレータハウジングが提供される。即ち、本考案によれば、高温発生剤に よって生成された反応生成物の高温度と化学反応性とによって特に攻撃を受けや すいインフレータハウジングの内局部に保護層を設ける。この保護層は被覆物や メッキ物の形態で与えることが出来るし、或いはメタル、セラミック或いは熱抵 抗酸化物から造られた個別の構成部品として提供され得る。
【0009】 本考案は特に、アルミやアルミ合金で作られて、高温ガス発生組成物を用いる インフレータにおいて利用されるように意図されているが、本考案に係る保護層 によって付与される化学反応性反応生成物に対する保護能力はその他の材料で作 られたインフレータや他のガス発生組成物を用いたインフレータにおいて保護の 必要性がある場合にも有益であり得る。
【0010】
【実施例】
米国特許第4,547,342号に説明されているように、アルミニウムは実 証済みの慣性溶接(inertial welding)法の利用可能性と比較 的に軽量で且つ化学安定性があることから、これまでインフレータハウジングの 材料として選定されている。一時的には金属アソ化物がインフレータ間で使用す るガス発生剤として選定されたことがあるが、非アゾ化物発生剤或いは高温反応 温度発生剤として一般に知られている新しいガス発生剤材料がアゾ化物に較べ、 適合性、毒性及び安全性に関して有利である。ハウジングにアルミ材を用いてい るインフレータにおいて、これらの高温反応温度発生剤をテストした結果は、こ のアルミハウジングが焼け孔(バーンスルー)等の損傷をときとして被っていた 。このような損傷はエアバッグの正常な機能を阻害する。 本考案はこのような損傷を被ることなくアルミハウジングにおいて前記の新な 発生剤が使用可能になる保護層を提供する。
【0011】 本考案に係る改良インフレータハウジングは発生した反応生成物の高温度及び /或いは強度の衝突の結果が反応生成物によって生れた厳しい削摩性と化学反応 性の条件によりハウジングの特定個所(局部)を劣化させてしまう斯ゝる個所に おいて、ハウジングを特に保護するために保護層を具備している。この種の保護 層が存在しない場合には、相対的に格段に肉厚に、それ故に重い構造にこの厳し い条件にさらされる局部が成るように或いは別の構造材料に成るようにインフレ ータを変更することが必要になる。しかし、このような変更をすることは本考案 によって与えられた保護ハウジングに較べ重量が大きくなり、及び/或いは材料 購入費と製作費が高くなる。この特に厳しい条件は反応生成物が高温度になって いる個所(即ち顕著に冷却される前に)及び/或いはこの個所で反応生成物が高 速度であるか或いは反応生成物の流れ方向をこの個所で変化させるようにハウジ ングが機能するが故にハウジングに強度の衝撃を反応生成物が与える斯ゝるハウ ジングの個所で見い出される。 これらの教えに照らしてインフレータの設計を深く検討すれば前記厳しい条件 を課せられる個所を特定するのに役立つが、インフレータのテスト燃焼とこの燃 焼したハウジングの細心の検査は保護層を施こすべきハウジング構造物上の個所 を特定することを可能にする。
【0012】 保護層はハウジングの内面に被覆物或いはメッキ物として配設され得るし、ま た保護対象のハウジング局部の近傍に配位する個別の構造物として配設され得る 。被覆物やメッキ物として配設された保護層は概して、腐食抵抗性と化学抵抗性 のある物質を含んで成り、これらの物質は以後反応抵抗性物質と称す。窒化ホウ 素、カルシウムシリケート、アルミニウムシリケート、アルミナ、シリカ、或い はジルコニア等のセラミックが保護対象の表面に揮発性キヤリア(坦体)を用い て、或いは塗布によって被覆され得る。銅、ニッケル或いは亜鉛等の金属は電気 メッキ法、化学メッキ法、揮発性坦体利用、溶融金属浸漬或いは塗布等の技法に より被覆物或いはメッキ物として付与され得る。保護対象面がアルミやその合金 であるときには、酸化アルミの保護被覆物が陽極酸化法によって付与され得る。 この種の物質は保護層を個別構造物として付与されるときにも使用され得るが、 この種の個別構造物は相対的に肉厚である(保護被覆物の肉厚よりも)ことによ って、被覆物としての使用に適した反応抵抗性物質よりも幾分低い削摩抵抗と化 学抵抗を有するエネルギーブロック(遮蔽)物質の使用が可能になる。この個別 構造物の肉厚が相対的に大きいことによって、ハウジングのシールド局部のため の付与された保護を妥協することなく構造物の削摩やそ他の劣化を限定された度 合に抑えることが出来る。特に、発明者は炭素鋼とステンレス鋼等の鋼が個別構 造物保護層として使用するのに有効な材料であることを見い出した。
【0013】 図1に示すインフレータは米国特許第4,547,342号に示すインフレー タから改良された変形態様のものである。この変形インフレータ構成体(アッセ ンブリ)10は上位シエル或いはデイフューザ14と下位シエル或いは基部(ベ ース)16の内部に収容されており、両シエルは3個所の同時に形成された同心 状溶接個所(ウエルド)18,20,22において接合されている。上位シエル 14と下位シエル16はインフレータハウジングを形成している。前記3個所の 溶接によって接合されている2個の円筒形隔壁24,26と外位円筒壁28は3 個の同心部室、最内位点火(イグニッタ)部室32、中間位の燃焼部室34及び 最外位部室36を規定しており、これらの3部室は円筒隔壁24,26に配設さ れている均等間隔のポート38,40を通じて相互連結している。外位円筒壁2 8も均等間隔のポート42を有し、このポートが発生ガスを関与しているエアバ ッグ(図示省略)の内部に案内する。点火部室32はイニシエータ(起動装置) 56を収容しているが、これは外部クラッシュセンサ手段(図示省略)に接続さ れた電気端子を有する従来式電気点火管(スクイブ)であり得る。このイニシエ ータは点火剤装填器(イグニッタチアージアッセンブリ)45の近傍に配置され ている。この装填器45はホウ素と窒化カリウム顆粒の混合物等の点火剤を収容 した破裂性アルミ容器46を含む。点火部室はインフレータが車内や倉庫の火事 で生起する可能性のあるような高度外部温度にさらされたときに点火起動する斯 ゝる自動点火装置を収容することも出来る。この自動点火装置はアルミのハウジ ングがその強度を失う温度より下の温度で点火し、それによってアルミハウジン グが点火の結果として崩壊することの絶対に無いように設計される。中間位の燃 焼部室34はスクリーン構成体64によって囲まれたガス発生剤組成物のペレッ ト62を収容している。保留用デイスク68はペレット62とスクリーン構成体 64をその場に、溶接個所18,20,22となるための慣性溶接工程の際に保 持させるために配設される。最外位の部室36は内方に湾曲したフランジ86を 上端に有する偏向リング84を収容している。偏向リング84は下端で成形され た多孔構造物89と係合しており、この多孔構造物は織布ワイヤマットを圧縮成 形することにより、或いは多孔性燃結セラミック材料から成形され得る。デイフ ューザフイルタ構成体90は部室36の上部の中に配設される。フイルタ構成体 90は多孔構造物89からバッフルワッシャ91によって分離されている。この ワッシャ91は生成した反応生成物が多孔構造物89から出て、フイルタ構成体 90を通って更に流れ出すようにその流れを指向させる。
【0014】 衝突が生じた場合には、クラッシュセンサ(図示省略)が電気パルスを点火管 (スクイブ)56に与え、これにより点火管が発射してアルミ容器46を突き通 し、これによって点火剤が点火させられ、更にアルミ容器46を破裂させる。そ の結果の熱点火反応生成物は中間の燃焼部室34にポート38を通って流れ、そ してガス発生剤ペレット62と接触し、それによりペレットが多量の膨張用反応 生成物を解放させる。膨張用反応生成物は基本的に、ペレット62を通り、スク リーン構成体64を通り、次いでポート40を通って流れる関係するエアバッグ を膨張させるに充分なガスから成る。ポート40を通過した後、反応生成物は偏 向リング84に衝突し、そして多孔構造物89に向い、そしてこれを通過する。 反応生成物は多孔構造物89から偏向リング84の外側に直に当るように排出し 、フイルタ構成体90とポート42を通って関係するエアバッグの内側に放出、 即ち指向させられ、それによってこのエアバッグを膨張させる。
【0015】 上記したようなインフレータが金属アゾ化物のガス発生剤で以って有効に作動 したが、前述の焼け孔、削摩等々の問題は相対的に新しい非アゾ化物の、或いは 高反応温度のガス発生剤を用いたこの種のインフレータの開発テストにおいて起 きていた。本考案によれば、インフレータハウジングの内側、即ち上位シエル或 いはデイフューザ14と下位シエル或いは基部16の夫々の内側は適宜の高温度 、反応抵抗性物質の被覆物を含んで成る保護層を具備する。窒化ホウ素、アルミ ニウムシリケート、カルシウムシリケート、アルミナ、シリカ、ジルコニア、ニ ッケル、亜鉛、銅等の前述のセラミック、酸化物或いは金属はこの種の被覆物を 形成するのに適している。本考案者はアルミハウジングに付与された陽極酸化ア ルミ層が特に適していることを見い出した。
【0016】 ハウジング内面の全体に保護層を具備せしめることは必要ないが、そうするな らばしない場合よりも多くのケースで一層便宜的であり及び/或いは経済的であ る。保護層はインフレータの対立する両外面である燃焼部室34の内面に施こさ れるべきあり、そして反応生成物が高温度になって構造物面に強く衝突する個所 に施こされるべきである。従って、保護層はハウジングポート40の近傍におい て施こされるべきである。反応生成物はこのポート40を介して燃焼部室34か ら最外位部室36に比較的高速度で流通する。更に、シールディング(遮蔽)は 最外位部室36の底の基部16の内面全体に施こされるべきである。この内面で は降下流の反応生成物はその方向を逆転されて、フイルタ構成体90と放出ポー ト42へ上向きに流れるが、その間に部室36の底に強烈に衝突する。その個所 では、個別の構造物、或いはシールド、を保護層として配設するのが有益である 。図2に示すインフレータは図1に示すインフレータの変形態様例である。図で は同類品目が同一品目番号で指定されている。図2において、最外位部室36の 底にある基部16の内面は個別の構造物95によってシールドされる、即ち遮蔽 される。この構造物は部室369類似形状の底に乗るように平坦なワッシャの様 に成形される。これはシートメタル個片から打抜きや他の方法で作られる。この シートメタルの厚さは好ましくは0.254から0.782mm(0.010から 0.030インチ)にする。或いは、同様の形状のセラミック構造物を使用する ことが出来る。この種の保護層構造物は生成された反応生成物の強い衝撃を受け るメタルハウジングの局部を、この反応生成物の全体的な流れを変える機能によ って保護するのに特に有効で且つ都合が良い。
【0017】 個別の構造物の保護層の使用が有益となる対象のもう1つの個所は多孔メタル 構造物89とバッフルワッシャ91の個所に近接した上位シエル或いはデイフュ ーザ14の外壁上にある。中空円筒リング様の構造物98は図2の例では、この 個所に配設されている。このような中空円筒リングはインフレータハウジングの 上位シエル或いはデイフューザ14の円筒壁28の内径より僅かに大きな直径を 有している。それ故に、保護リングはこの壁の内面の近傍に配置させることが出 来る。0.254から0.782mm(0.010から0.030インチ)の範囲 の肉厚を有する鋼製の中空円筒リングは特に有効で、経済的である。このような 円筒リング形式の構造物の保護層は単一体としてバッフルワッシャ91と一体に 形成することが出来る。このようにすると、組立に必要な部品点数が減じられる で、インフレータの組立が簡単になる。既述したように、個別品の保護層構造物 の肉厚は(保護層被覆物の層厚を越えるものである)反応生成物が削摩したり或 いは劣化させることになる材質の使用をある限度まで使用することを許容する。 それはこの種の構造物のある程度の劣化がハウジングの下敷部分の完全な状態を 阻害することなく生起するからである。
【0018】 図3,4には、保護層構造物のインフレータの既存要素との更に別の組合せが 示されている。図3は図1,2の両図に描かれたガスジェネレータで使用される 成形多孔構造物89の変形例の底面図である。図4は図3の多孔構造物の一平面 における切断面図である。この種の成形多孔構造物は多孔質セラミック或いは多 孔メタルマットから作り得る変形例の多孔構造物100の底面101は中実層( 非多孔)として形成され、それにより反応生成物がハウジングに最外位部室36 の底において接触出来ないようにし、そしてこの生成物が構造物の上位多孔部分 102を流通出来るようにし、それによって生成物のガスを冷却し且つ粒子をガ スから除去する。中実底層は図2の例に示すスチールワッシャ95と同様に有効 に機能し、そして有効に代替する。中実層は種々の技法によって多孔構造物の底 に形成され得る。多孔構造物の底には中実成形個片を固定子(ファスナー)、溶 接或いは高温接着剤のいづれかによって付設することが出来る。好適な方法は成 形多孔体の表面にこの多孔体を、ムライト(アルミニウムシリケート);アルミ ナ、シリカ、ジルコニア等のセラミック材の懸濁液或いはペーストに所望の厚さ まで浸漬することによってセラミック被覆物を施こし、その後に結果の被覆物を 硬化させ、それによって多孔体面の多孔を閉塞させる、斯ゝる方法である。この 種の技法はフイルタやスクリーン等の多孔構造物の保護層が望ましいものと決め られている表面に保護層を付与するために使用出来る。
【0019】 高反応温度発生剤、即ち非アジ化物発生剤として知られているガス発生剤は以 下に列挙するようなテトラアゾール化合物を含んでいる。即ち、5−アミノテト ラゾール、テトラゾール、バイテトラゾール及びこれら化合物の金属塩;1,2 ,4−トリアゾール−5−オン、3−ニイトロ−1,2,4−トリアゾール−5 −オン及びその金属塩化合物;アルカリ、ジシアンアミドのアルカリ土と遷移金 属の塩及びその混合物;硝酸グアナジン、硝酸アミノグアナジン、硝酸ジアミノ グアニジン、硝酸トリアミノグアニジン、硝酸セミカーバジド、硝酸エチレンジ アミン、二硝酸ヘキサメチレンテトラアミン及びこれらの化合物の混合物;及び 5−ニトロバルビツル酸及び5−ニトロオロツト酸が挙げられる。 ガス発生剤組成物は更に酸化窒素や酸化第二銅等の酸化物を含む。現状で好ま しい高反応温度ガス発生剤組成物は酸化第二銅と化合したアミノテトラゾール、 硝酸ナトリウム、硝酸グアナジン、マイカ及びステアリン酸カルシウムを含んで 成る。
【0020】 陽極酸化アルミ被覆物は代表的な陽極酸化法によってアルミのハウジングに付 与することが出来る。これらの代表的な方法は陽極酸化対象面の仕上、エマルジ ョンクリーニング、すゝぎ、アルカリクリーニング、すゝぎ、硝酸を用いた化学 エッチング或いは浸漬、明輝化、スマット除去、すゝぎ、陽極酸化、すゝぎ及び シーリングの工程を通常は含んでいる。陽極酸化工程は既知の方法で行うことが 出来る。この方法の基本はクロム酸法、硫酸法及びハードアニーリング法である 。陽極酸化被覆物は略5から101.6μm(略0.2から4ミル)厚であり得 るが、このハード陽極酸化法に得られた肉厚被覆物は反応生成物の強度の衝撃を 被るハウジングの局部に陽極酸化保護層を付与するために一般に好ましいもので ある。しかし、発生した反応生成物の性質と組成は使用された具体的ガス発生剤 に依存して変化する。定式(ルーチン)の開発テストはいづれの陽極酸化法が所 定のガス発生剤材料に対して用いたときに最良に役立つのかを証明するために使 用されるべきである。インフレータハウジングが慣性溶接法や類似の方法を用い て組立られるならば、陽極酸化層は機械工作やその他の技法で溶接対象の表面か ら除去されるべきである。
【0021】 こゝで説明した保護層の技術思想はインフレータハウジング構造物の保護のた めに一般的に適用可能である。プロトタイプインフレータの定式のテストによれ ば、追加の保護を必要とするハウジング局部を特定することが出来る。他方こゝ で説明した種々の保護層の定式のテストは具体的なインフレータ環境において最 良に機能する保護層材料を特定するのに役立てるべきである。従って、本考案は こゝで述べた具体的な事例に限定されるものと解釈されるべきではない。
【0022】
【考案の効果】
エアバッグシステム(装置)内のガスジェネレータに局部的に保護層を本考案 に従って付与することにより、システムの寿命期間にガスジェネレータの局部的 劣化が防止されると共に、高温反応ガス発生剤の使用が許容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保護被覆層が配設されている、ド
ライバ用サイドエアバッグ構成体(アッセンブリ)で使
用されるインフレータの断面図である。
【図2】本考案に係る幾つかの保護層構造物或いはシー
ルド(遮蔽物)を組込んだ図1のインフレータの変形版
の断面図である。
【図3】本考案に係るシールドを設けるために変形され
ている多孔(ポーラス)構造物の底面図である。
【図4】図3に示すポーラス構造物の断面図である。
【符号の説明】
10…インフレータ構成体(組立品) 14…上位シエル(或いはデイフューザ) 16…下位シエル(或いは基部) 18,20,22…溶接部分 24,26…隔壁 28…外位円筒壁 32…最内位点火部室 34…中間燃焼部室 36…最外位部室 38,40…ポート 42…ポート 45…点火剤装填構成体 46…アルミ容器 56…イニシエータ(スクイブ) 62…ペレット(ガス発生剤) 64…スクリーン構成体 68…保留用デイスク 84…偏向リング 86…フランジ 89…成形多孔構造物 90…デイフューザフイルタ構成体 91…バッフルワッシャ 100…成形多孔構造物 101…底面 102…上位多孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジェロルド ダブリュ.プラット アメリカ合衆国,ユタ 84010,ボンティ フル,イースト 661 ノース 1400 (72)考案者 マイケル ピー,ジョーダン アメリカ合衆国,ユタ 84405,サウス ウェバー,サウス セダー サークル 8140 (72)考案者 アラン ジェイ.ワード アメリカ合衆国,ユタ 84414,ノース オグデン,ノース 2942 イースト 1150

Claims (27)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを膨張させるに充分な量の発
    生ガスを生成することが出来るガス発生組成物を包囲し
    た金属ハウジングを含んで成る自動車等の乗物用のエア
    バッグ構成体のためのガスジェネレータにおいて、 該組成物によって発生した反応生成物と接触することに
    より劣化させられる該金属ハウジングの内面の局部に保
    護層を配設したことを特徴とする、エアバッグ構成体の
    ためのガスジェネレータ。
  2. 【請求項2】 該ガス発生組成物が高反応温度ガス発生
    剤を含んで成る、請求項1に記載のガスジェネレータ。
  3. 【請求項3】 該高反応温度ガス発生剤はトリアゾール
    化合物、テトラゾール化合物、5−ニトロバルビツル酸
    の塩、5−ニトロオロツト酸の塩、ジシアンアミドの塩
    及びアミン或いは置換アミンの硝酸塩から成る群から選
    択された少なくとも1種を含んで成る、請求項2に記載
    のガスジェネレータ。
  4. 【請求項4】 該保護層は窒化ホウ素、アルミニウムシ
    リケート、カルシウムシリケート、アルミナ、シリカ、
    ジルコニア、陽極酸化アルミニウム、ニッケル、亜鉛及
    び銅から成る群から選択された反応抵抗性材料を含んで
    成る、請求項2に記載のガスジェネレータ。
  5. 【請求項5】 該金属ハウジングがアルミ或いはアルミ
    合金製である、請求項2に記載のガスジェネレータ。
  6. 【請求項6】 該保護層が金属とセラミックから成る群
    から選択された材料を含んで成る、請求項5に記載のガ
    スジェネレータ。
  7. 【請求項7】 該保護層は窒化ホウ素、アルミニウムシ
    リケート、カルシウムシリケート、アルミナ、シリカ、
    ジルコニア、陽極酸化アルミニウム、ニッケル、亜鉛及
    び銅から成る群から選択された反応抵抗性材料を含んで
    成る、請求項5に記載のガスジェネレータ。
  8. 【請求項8】 該保護層が該金属ハウジングの露出内面
    の全部に付与された被覆物を含んで成る、請求項5に記
    載のガスジェネレータ。
  9. 【請求項9】 該保護層が陽極酸化アルミニウムの被覆
    物を含んで成る、請求項5に記載のガスジェネレータ。
  10. 【請求項10】 該保護層が発生した反応生成物による
    衝撃を蒙る該金属ハウジングの内面局部に配設されてい
    る、請求項5に記載のガスジェネレータ。
  11. 【請求項11】 該保護層が発生した反応生成物の流れ
    方向を変えるように機能する該金属ハウジング局部に配
    設されている、請求項10に記載のガスジェネレータ。
  12. 【請求項12】 該保護層がガス発生組成物により生成
    されたガスを該エアバッグに指向させるための流路部分
    を規定するように機能する該金属ハウジングの局部に配
    設されている、請求項10に記載のガスジェネレータ。
  13. 【請求項13】 該保護層が該金属ハウジングの内面の
    該局部の近傍に配置された個別の構造物を含んで成る、
    請求項10に記載のガスジェネレータ。
  14. 【請求項14】 該個別構造物が金属とセラミックから
    成る群から選択されたエネルギー遮断材料で作られてい
    る。請求項13に記載のガスジェネレータ。
  15. 【請求項15】 該エネルギー遮断材料が鋼材である、
    請求項14に記載のガスジェネレータ。
  16. 【請求項16】 ガス発生剤材料を含有するアルミニウ
    ムハウジングを含むエアバッグと、当該エアバッグを膨
    張させるに充分なガスを発生可能なガスジェネレータと
    して、酸化銅とアミノテトラゾールを含む斯ゝるガスジ
    ェネレータとを含む自動車等の乗物用のエアバッグシス
    テムにおいて、 該アルミニウムハウジングの内部の少なくとも1局部に
    陽極酸化アルミニウム層を配設したことを特徴とするエ
    アバッグシステム。
  17. 【請求項17】 自動車等の乗物用のエアバッグシステ
    ムで使用するためのガスジェネレータとして: (a)発生ガスを放出させることが出来る少なくとも1
    つのポートをハウジング外壁に有するハウジング; (b)エアバッグを膨張させるに充分な発生ガスを生成
    することが出来るガス発生材料を収容している燃焼部
    室;及び (c)該燃焼部室で生成された該発生ガスを該ポートに
    指向させるための流れ偏向手段を含んで成り、当該流れ
    偏向手段は発生ガスが衝突して方向転換させられること
    になるガスジェネレータの面部を含む、斯ゝる構成のガ
    スジェネレータにおいて、 該、発生ガスが該面部の少なくとも1つに衝突する代り
    にエネルギー遮断材料の構造物によって方向転換させら
    れるように当該エネルギー遮断材料構造物を該少なくと
    も1つの面部に隣接する個所に配設したことを特徴とす
    るガスジェネレータ。
  18. 【請求項18】 該ガス発生材料が高反応温度ガス発生
    剤を含む、請求項17に記載のガスジェネレータ。
  19. 【請求項19】 該高反応温度ガス発生剤はトリアゾー
    ル化合物、テトラゾール化合物、5−ニトロバルビツル
    酸の塩、5−ニトロオロツト酸の塩、ジシアンアミドの
    塩、アミンの硝酸塩及び置換アミンの硝酸塩から成る群
    から選択された少なくとも1種を含んで成る、請求項1
    8に記載のガスジェネレータ。
  20. 【請求項20】 該保護層が金属とセラミックから成る
    群から選択された材料を含んで成る、請求項17に記載
    のガスジェネレータ。
  21. 【請求項21】 該エネルギー遮断材料が鋼材であっ
    て、アルミニウムで作られた該面部の1部の近傍にあ
    る、請求項17に記載のガスジェネレータ。
  22. 【請求項22】 該構造物が該エネルギー遮断材料の平
    坦なシートから形成されている、請求項17に記載のガ
    スジェネレータ。
  23. 【請求項23】 該構造物の少なくとも1つは中空円筒
    として成形されている、請求項17に記載のガスジェネ
    レータ。
  24. 【請求項24】 該流れ偏向手段が発生ガスの通過する
    多孔要素を含み、該構造物が当該多孔要素の表面の1つ
    に配置されている、請求項17に記載のガスジェネレー
    タ。
  25. 【請求項25】 該構造物が該多孔要素の表面で多孔を
    閉塞することにより付与される、請求項24に記載のガ
    スジェネレータ。
  26. 【請求項26】 該多孔要素が多孔質焼結セラミックを
    含む、請求項24に記載のガスジェネレータ。
  27. 【請求項27】 該多孔要素が多孔メタルを含む、請求
    項24に記載のガスジェネレータ。
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