JP3028769B2 - 情報回線の配線施工方法及び情報回線用ワイヤハーネス - Google Patents

情報回線の配線施工方法及び情報回線用ワイヤハーネス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の情報機器
端末からの情報回線を端子盤に集約して電話交換器やL
AN装置等の外部装置に接続するための情報回線におけ
る配線構造及び情報回線用ワイヤハーネスに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の配線構造は、例えばビル内の各
階に設置された多数の電話機を電話交換器に集約して接
続するために用いられ、従来、例えば図9に示す構造が
一般的である。すなわち、ビルの各階にある多数の机1
に電話器等の多数の情報機器端末(図示せず)が設置さ
れ、これらと各階に設置した端子盤2とが、それぞれツ
イステッドペア電線3を介して配線されている。
【0003】ここで、端子盤2としては、例えば特公昭
53−38421号公報に記載のものが利用され、図1
0に示すように、パネル2aに多数の圧接端子4を列設
した構成としてあり、この圧接端子4に多数のツイステ
ッドペア電線3をセットして下部にナイフ刃5を備えた
接続ブロック6を押し込むようになっている。これにて
各電線3が接続ブロック6により端子盤2に集約して接
続・固定されるのである。接続ブロック6の上部には上
記ナイフ刃5に連なる接続端子(図示せず)が設けられ
ており、この接続ブロック6に例えば電話交換器に連な
るパッチコネクタ7を接続できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、施工現場での作業に極めて多くの手間を要するた
め、現場施工費が多大なものになるという問題がある。
すなわち、各ツイステッドペア電線3を端子盤2に接続
するには、各電線3を色で区別しながら絶縁被覆を1本
づつ剥して端子盤2の圧接端子4に順次差し込み、複数
本がまとまったところで接続ブロック6を押し込んで各
電線3を圧接端子4に接続するのである。これを端子盤
2に多数列設された圧接端子4の全てについて行うか
ら、その作業量は膨大である。しかも、極めて多数本の
錯綜した電線3群を1本ずつ区別しながら圧接端子4に
差し込む必要があるから、差し込み位置を間違えること
もある。この場合には、いったん押し込んだ接続ブロッ
ク6を圧接端子4から取り外して電線3の差し替え作業
が必要になり、それらの作業にも極めて多大な手間を要
する。
【0005】また、各ツイステッドペア電線3はカラー
コードによって色分けされているから、各電線3間は色
で区別できるとはいえ、その電線3を端子盤2のどの圧
接端子4に接続するかについては、色を手掛かりにして
一見して判別することはできず、電線3群の端子盤2へ
の接続作業は大いに手間取るという問題があった。本発
明は上記事情に鑑みてなされたものである。従って、敷
設現場での施工作業をできるだけ簡単に行うことができ
る情報回線における配線構造及び情報回線用ワイヤハー
ネスを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る発
明は、複数台の情報機器端末からの電線群を端子盤に集
約して外部装置に接続するための配線施工方法であっ
て、端子盤の電線群の接続領域には色分け表示が施され
ており、各情報機器端末に連なる電線群は集約して外被
チューブに収容してこれを複数本束ねて予めワイヤハー
ネス化するとともに、各外被チューブには、その外被チ
ューブが被包する電線群の端子盤への接続箇所における
端子盤の色に応じた着色が施され、その外被チューブの
色と端子盤の接続領域の色とを対応させて電線群の接続
作業を行うところに特徴を有する。また、請求項2に係
る発明は、複数台の情報機器端末からの電線群を端子盤
に集約して外部装置に接続するためのワイヤハーネスで
あって、各情報機器端末に連なる電線群が外被チューブ
に収容されてこれを複数本束ねることでワイヤハーネス
化されているとともに、各外被チューブには、その外被
チューブが被包する電線群の端子盤への接続箇所におけ
る端子盤の色に応じた着色が施されているところ特徴を
有する。
【0007】さらに、請求項3に係る発明は、上記請求
項3記載の情報回線用ワイヤハーネスにおいて、着色が
施された外被チューブには、その外被チューブが被包す
る電線群の端子盤への接続箇所における端子盤の接続位
置に応じた記号が付されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用・効果】請求項1及び3の発明によれば、
各情報機器端末と外部装置との間は、ワイヤハーネス化
されるから、工場生産にてワイヤハーネスを製作してお
けば、施工現場ではワイヤハーネス端部の端子盤用コネ
クタを端子盤に取り付け、ここに電話交換器やLAN装
置等の外部装置からの外部コネクタを接続すればよい。
しかも、端子盤用コネクタを端子盤に接続する際に、外
被チューブには端子盤の接続部分に対応した識別色が設
けられているから、その識別色に従って端子盤の所定箇
所に端子盤コネクタを接続すればよく、その接続作業も
極めて簡単でかつ間違いが生じ難くなり、総じて、配線
現場における接続作業を従来に比べて著しく高能率化で
きるという効果が得られる。
【0009】また、請求項2の発明では、外被チューブ
の色に応じてそれと同色の端子盤の領域に端子盤コネク
タを接続すればよく、色を手掛かりにして一見して接続
すべき箇所を識別することができ、作業性が一層向上す
るという利点がある。また、請求項3の発明では、外被
チューブに色と記号という2種類の識別標識を備えてい
るので、識別標識の組み合わせ可能数が増え、多回路に
対応することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、本発明を具体化した第1の実施
形態について図1ないし図6を参照して説明する。図1
は本実施例の配線構造を適用したオフィスを平面図によ
り示してあり、フロア全体をN1〜N6で表す6つの領
域に仮想的に区分してある。各領域には、領域記号N1
〜N6に後述する端子盤20の色の頭文字を表すw,
r,b,y,vを添字として表した符号で示す各5台の
作業机がグループ化されて配置してあり、それぞれの作
業机には、電話器或いはコンピュータ等の情報機器端末
(図示せず)がそれぞれ一台づつ配置される。
【0011】また、フロアの所定箇所には端子盤20が
設けられており、この端子盤20と上記6つの各領域N
1〜N6との間には、図2に示すように、ワイヤーハー
ネス30が敷設されている。上記端子盤20は、上記領
域N1〜N6の一領域に対応するブロック21を複数備
えている。そしてこのブロック21を4つづつ一まとめ
にしてユニットと化してある。従って、6つの領域N1
〜N6は、4つ分を一つのユニットで担当し、残りの二
つを他のユニット(図示せず)で担当している。上記ユ
ニットの各ブロック21は、各領域の情報機器端末に対
応させて5つの端子群エリア22に分かれている。この
各端子群エリア22は、5つを互いを色により識別すべ
く、端部のものから順に、白、赤、青、黄、紫に着色さ
れた樹脂にて成形された樹脂ハウジングを外部に備えて
いる。ここに、それぞれの端子群エリア22は、色分け
して表す場合には、識別色の頭文字を添字として端子群
エリア22w,22r,22b,22y,22vという
こととする。そして、各端子群エリア22に設けられた
8つのスリット23内の各圧接刃(図示せず)に、上記
ワイヤーハーネス30の各電線が圧着される。
【0012】ワイヤーハーネス30は、バンド30aで
まとめられた6つのサブハーネス31を備え、このサブ
ハーネス31が上記領域N1〜N6の各領域と、上記端
子盤20の各ブロック21とに対応する。各サブハーネ
ス31は、5本のツイストペアケーブル32を撚り合わ
せ、例えば、ポリエステルテープ31aで束ねて形成さ
れている。このツイストペアケーブル32が、本発明に
係る「電線群」に相当する。また、6つのサブハーネス
31は上記領域N1〜N6に対応する識別番号M(M=
1〜6)を付すことにより相互の間を識別を図ってい
る。但し、上記識別番号Mは、図4,5に示すように、
ハーネスの結線配作業は上記ツイストペアケーブル32
毎行うことを考慮してツイストペアケーブル32の外被
チューブ33に所属サブハーネスの番号を刻印すること
により行っている(図は、識別番号6を例に示した)。
なお、サブハーネス31としてツイストペアケーブル3
2を束ねる際には、配線作業時等の引っ張り力に抗すべ
く中心にPVC紐31bを設けてある。また、上記識別
番号Mは数字であるが、互いに識別可能であれば、文
字、マーク等であってもよい。
【0013】各ツイストペアケーブル32は、各情報機
器端末を所定の前記端子群エリア22に対応させるべ
く、その外被チューブ33を端子群エリア22の5つの
識別色に合わせた、白、赤、青、黄、紫の5つの色に着
色してある(以下、個々の色のツイストペアケーブルを
「ツイストペアケーブル32w,32r,32b,32
y,32v」という)。すなわち、ツイストペアケーブ
ル32は、一つのサブハーネスにおいて、5色に色分け
され、その色分けされたものに所属サブハーネス31を
示す同じ識別番号Mが付されている。また、このツイス
トペアケーブル32は、図3に示すように、2本の芯線
41を撚り合わせてなるペア線を4対束ねて外被チュー
ブ33で被包したもので、その両端部は、接続作業を容
易に行うべく、以下に述べる端末処理が施されている。
【0014】すなわち、上記端子盤20側の端末処理に
おいては、図2,4に示すように、撚り合わせてある芯
線41を概熊手状に広げ、それと二箇所で交錯するよう
に上下からテープ42,42で留めてある。この芯線4
1の間隔及び序列は上記端子群エリア22のスリット2
3に対応させてあり、これにより、この二箇所のテープ
42,42の間に架け渡される状態となった8本の芯線
41を、上記端子群エリアの8つのスリット23に一度
に挿入させることができる。スリット23に挿入された
芯線41は(図6にその状態を示す)、インパクトツー
ル(図示せず)で圧接刃に押し込むことにより圧接され
る。この際、先端側の余った芯線41は、インパクトツ
ールに備えたカッターによりの切り落とされる。なお、
各芯線41同士は、一般的に単線を識別する識別色(例
えば、赤、青、その他二色のストライド等)を付されて
おり、上記序列はその色をもって確認すればよいが、結
局その確認は熊手状となった端末の裏表を確認するだけ
なので、予め表裏を識別できるように、例えば、テープ
に別途マークをしておいてもよい。
【0015】一方、上記ツイストペアケーブル32の情
報機器端末の側の端末処理においては、図5に示すよう
に、8芯のモジュラージャック43のターミナル(図示
せず)に接続されている。このモジュラージャック43
は、情報機器端末のモジュラーコンセントに接続され
る。上記構成の配線構造の施工手順は次のようである。
各領域N1〜N6の作業机N1w〜N6vの配置計画に
従い、作業机毎に一台づつ設置する情報機器端末の位置
を決める。そして、各領域及び作業机に対応する端子盤
20のブロック21及び端子群エリア22を決めてお
く。ブロック21には、各領域N1〜N6の領域番号を
付しておくか、端子盤の見取り図に記しておく。この
際、領域に対応するブロック21が決まれば、あとは、
各ブロック21の端子群エリア22w,22r,22
b,22y,22vの5色の識別色の頭文字と上記作業
机N1w〜N6vを表す添字対応させるだけで、全ての
作業机の端子盤20における接続端子が決まる。
【0016】上記配置が決まった作業机N1w〜N6v
上の各情報機器端末の位置と端子盤20の位置とに応じ
て必要な長さの6種類のサブハーネス31を各領域毎に
準備する。各サブハーネス31は、上記端子群エリア2
2w,22r,22b,22y,22vの識別色に対応
するように5色に色分けしたツイストペアケーブル32
w,32r,32b,32y,32vを束ねることによ
り形成する。この際、束ねられたツイストペアケーブル
32の両端には、図4及び図5に示すように、外被チュ
ーブ33にサブハーネス31の識別番号M(M=1〜
6)を刻印しておく。また、ツイストペアケーブル32
は、両端部を以下のように端末処理しておく。すなわ
ち、端子盤20側においては、図4に示すように、ツイ
ストペアケーブル32を構成する芯線41を熊手状に広
げて二箇所でテープ42で留め、上記端子群エリア22
の各スリット23に対応するようにし、情報機器端末の
側においては、図5に示すように、各芯線41をモジュ
ラージャック43のターミナルに接続しておく。なお、
サブハーネス31の製作作業は施工現場ではなくハーネ
ス工場にて行うことができ、特に、モジュラージャック
43の接続の際に要する圧接或いは圧着作業は所要の自
動機械を利用して能率的に行うことができる。
【0017】このように製作された6つのサブハーネス
31はハーネス工場から施工現場に搬入され、ここで床
下配線空間の所定の位置に敷設され、例えば、バンド3
0aで固定されワイヤーハーネス30となる。なお、こ
のサブハーネス31をワイヤーハーネス30化する作業
は、上記ハーネス工場で行って施工現場に搬入してもよ
い。次に施工現場で、ワイヤーハーネス30を端子盤2
0及び情報機器端末に接続する作業を行う。まず、端子
盤20とワイヤーハーネス30の接続作業においては、
各ブロック21毎すなわち各領域N1〜N6ごと接続す
る。例えば、領域N6の接続を行うには、図4に示すよ
うに、ツイストペアケーブル32の外被チューブに識別
番号6を刻印してあるサブハーネス31を、領域N6用
のブロック21まで引き延ばし、端部の白色の端子群エ
リア22wに、白色のツイストペアケーブル32wを取
り付ける。この際、熊手状となった端末の裏表を確認し
て二つのテープ42,42の間に端子群エリア22wを
対面させるだけで、所定のスリット23に所定の芯線4
1の位置が合い、容易に取り付け作業が行える。
【0018】同様にして、赤、青、黄、紫のツイストペ
アケーブル32r,32b,32y,32vを、赤、
青、黄、紫の端子群エリア22r,22b,22y,2
2vに取り付ける(図6)。そして、インパクトツール
によりスリット23内の圧接刃に芯線41を圧接する。
この際、余分な電線が切り落とされる。以上の作業を各
ブロック21について行えば、端子盤20とワイヤーハ
ーネス30の接続は終了する。一方、情報機器端末とワ
イヤーハーネス30との接続作業は、各ツイストペアケ
ーブル32に刻印された識別番号M及び識別色を、各作
業机N1w〜N6vの領域番号及びその添字より決まる
識別色に対応させて、同作業机上の情報機器端末のモジ
ュラーコンセントにモジュラージャック43を結合させ
るだけで終了する。
【0019】以上をもって、全ての作業が終了する。上
記した本実施例によれば、次のような効果が得られる。
まず、各情報機器端末と端子盤20との間がワイヤハー
ネス化されるから、現場にて施工作業を行う前に、ハー
ネス工場にて細かい端末作業等を、例えば、専用機械、
専用作業者により、効率よく行うことができる。また、
ワイヤーハーネス30は電線の識別標識として識別番号
及び識別色の二つを備えているので、例えば本実施形態
のように、比較的小さいグループ(ツイストペアケーブ
ル32)を色で、比較的大きなグループ(サブハーネス
31)を数字で分ければ、色と数字という識別標識の違
いでグループを識別し、色の違い又は数字の違いでグル
ープ内の相互の間を識別することができる。これによ
り、従来作業が煩雑となっていた電線数が多いハーネス
でも、簡単に電線同士を識別することが可能となり、作
業効率が向上する。特に本実施形態のように、細かいグ
ループを色により識別してあれば、照明灯環境が良くな
い施工現場でも、一目で配線を識別できるという利点も
ある。また、ワイヤーハーネス30は、着色を施した外
被チューブ33に識別番号が付されているため、色と数
字の二つの識別標識を手元で一目で確認できるので、施
工現場で接続作業が非常に簡単になる。
【0020】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。 (1)本実施形態のワイヤーハーネス30は、サブハー
ネス31をバンドで束ねることにより構成されている
が、サブハーネス化せずに直接ツイストペアケーブル3
2をまとめてもよい。但し、本実施形態のように、サブ
ハーネス化することで、施工現場の領域毎一まとめにす
れば、識別作業も容易となる。 (2)また、本実施形態のワイヤーハーネス30は、ツ
イストペアケーブル32をPVC紐31bの周りに断面
円状にまとめてあるが、例えば、図8に示すように、融
着テープ50に横一列に並べてフラット状にしてもよ
い。このようにすれば、図7に示すように、フラットに
束ねたものをサブハーネスとして重ね合わせることがで
き、例えば、施工現場でサブハーネスを一まとめにする
作業が容易になる。 (3)本実施形態のツイストペアケーブル32の外被チ
ューブ33は、識別色に色分けされていると共に、識別
番号Mも付してあるが、識別色だけを備えたものであっ
ても良い。但し、本実施形態のように、識別色と識別番
号の2種類の識別標識を備えたものであれば、識別標識
同士の違いも明確であるから、電線の本数が多いワイヤ
ーハーネスでも2つの識別標識を組み合わせることによ
り容易に判別でき、接続作業の効率も上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すケーブルの敷設図で
ある。
【図2】ワイヤハーネスの全体を示す斜視図である。
【図3】ワイヤーハーネスの断面図である
【図4】ツイストペアケーブルの端子盤側の端末処理を
示す平面図である。
【図5】ツイストペアケーブルの情報機器端末側の端末
処理を示す平面図である。
【図6】端子盤へ電線を圧着する前段階の状態を示す斜
視図である。
【図7】他の実施形態に係るワイヤーハーネスの斜視図
である。
【図8】ワイヤーハーネスの断面図である。
【図9】従来の情報回線の配線構造を示すケーブル敷設
図である。
【図10】従来の端子盤を示す斜視図である。
【符号の説明】
20…端子盤 22w,22r,22b,22y,22v…端子群エリ
ア 30…ワイヤハーネス 32w,32r,32b,32y,32v…ツイストペ
アケーブル 33…外被チューブ 41…芯線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−37875(JP,A) 特開 昭53−37876(JP,A) 特開 昭61−245412(JP,A) 特開 昭61−58108(JP,A) 特開 平7−105706(JP,A) 特開 昭48−82382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/00 H01B 13/00 H02G 1/00 H05K 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の情報機器端末からの電線群を端子
    盤に集約して外部装置に接続するための配線施工方法で
    あって、前記端子盤の前記電線群の接続領域には色分け
    表示が施されており、前記各情報機器端末に連なる電線
    群は集約して外被チューブに収容してこれを複数本束ね
    て予めワイヤハーネス化するとともに、各外被チューブ
    には、その外被チューブが被包する電線群の前記端子盤
    への接続箇所における前記端子盤の色に応じた着色が施
    され、その外被チューブの色と前記端子盤の接続領域の
    色とを対応させて前記電線群の接続作業を行うことを特
    徴とする情報回線の配線施工方法。
  2. 【請求項2】複数台の情報機器端末からの電線群を端子
    盤に集約して外部装置に接続するためのワイヤハーネス
    であって、前記各情報機器端末に連なる電線群が外被チ
    ューブに収容されてこれを複数本束ねることでワイヤハ
    ーネス化されているとともに、各外被チューブには、そ
    の外被チューブが被包する電線群の前記端子盤への接続
    箇所における前記端子盤の色に応じた着色が施されてい
    ることを特徴とする情報回線用ワイヤハーネス。
  3. 【請求項3】前記着色が施された外被チューブには、そ
    の外被チューブが被包する電線群の前記端子盤への接続
    箇所における前記端子盤の接続位置に応じた記号が付さ
    れていることを特徴とする上記請求項3記載の情報回線
    用ワイヤハーネス。
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