JP3028437B2 - 砂浜海岸の養浜工法とその装置 - Google Patents

砂浜海岸の養浜工法とその装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は砂浜海岸の養浜工法とそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、砂浜海岸の海中の砂は、図7に
示すように、陸地1に対し沿岸流が矢印2方向に流れて
いるとすると、寄せ波が矢印3方向から汀線5に向かっ
て押し寄せ、引き波が矢印4方向に引いて行くのに沿っ
て次第に移動する。
【0003】今例えば、図8に示すように、上記汀線5
に対し突堤6がほぼ直角に突出延長しているとすると、
漂砂は、その突堤6に阻まれて上流側の汀線5′と突堤
6とが囲む海中に除々に滞留堆積し、汀線5′を点線位
置7へと前進させるだけで、突堤6の下流側への補給が
断たれる。一方、突堤6の下流側では上流側からの砂の
補給がなく、砂はさらに下流側に運び去られるだけであ
るため、汀線5″は点線位置8へと後退し、その分だけ
海岸は痩せてしまう。
【0004】図9に示すように、同じ砂浜海岸に、防波
堤9と10で泊地11を囲繞し岸壁12と港口13を備
えた港Aを構築したとすると、上記と同様にして、上流
側の汀線5′と防波堤9とが囲む海中に除々に漂砂を滞
留堆積させ、汀線5′をその一端が防波堤9の先端に達
する点線位置7へと前進させるとともに、高さがその防
波堤9の天端にも達するに至る大きな砂溜まりBをつく
る。
【0005】このため、時化のときには、大量の砂が、
防波堤9を越えて泊地11に流入し港内を一晩で埋めて
しまうことさえある。また、漂砂は、防波堤9の先端を
廻って港口13から港内に入る矢印14方向の波によっ
ても、間断なく港内に流入し堆積する。これに対し、防
波堤10の下流側では、上記と同様にして、上流側から
の砂の補給がなく、そこの砂はさらに下流側に運び去ら
れるだけであるから、汀線5″は点線位置8へと後退し
海岸は痩せる。
【0006】なお、突堤や防波堤の先端では、沿岸流,
寄せ波及び引き波等が一種の過流現象を生じ上記した砂
の滞留堆積や港内流入を助長していると思われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、砂浜海岸
は、特にそこに防波堤等の海洋構造物を構築設置した場
合、沿岸流上流側に砂溜まりを発達させ、ときには当該
構造物を埋没させ、下流側では海岸を痩せさせてしまう
という事態を惹起するが、その影響は非常に大きく大災
害になるおそれもある。
【0008】これらに対しては、従来、汀線が後退する
海岸に侵食防止護岸の築造や離岸堤15,15の築造
(図9)を行い、また、泊地を浚渫する等の対策が講じ
られてきているが、これらの対策はいずれも莫大な工費
と維持費が掛り、しかもなお、当該海岸を安定維持する
ことは困難であるのが現状である。
【0009】発明者は、かかる課題を解消すべく永年に
亘り鋭意研究の結果本発明をなすに至ったものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、砂が流失し汀
線が陸地側に後退する沿岸流下流側海中の海水を集水ウ
ェルを介し、海岸に砂溜まりができ汀線を沖側に前進さ
せる沿岸流上流側の海中にパイプ輸送して放水すること
を要旨とする。
【0011】これをさらに具体的にいうと、本発明は、
砂浜海岸の沿岸流下流側海中に防砂透水性の集水ウェル
C,Dを設置し、海水をその集水ウェルC,Dからポン
プ34,39で汲み上げ、それをパイプ16〜20を通
じて沿岸流上流側海中に放水することにより、該上流側
海中に滞留堆積しようとする砂を沖に押し出し、沿岸流
によって自然流下させ、かつ、その砂を上記下流側海中
の集水ウェルC,Dの海水流入にともない該集水ウェル
C,Dの周囲に滞留堆積させることを内容とする砂浜海
岸の養浜工法とその装置に係るものである。
【0012】
【作用】砂が流失し汀線が陸地側に後退する沿岸流下流
側海中の海水が、集水ウェルを介し、海岸に砂溜まりが
でき汀線を沖側に前進させる沿岸流上流側の海中に放水
され、これによって、該上流側海中に滞留堆積しようと
する砂を沖に押し出し、沿岸流によって自然流下させ、
かつ、その砂を上記下流側海中の集水ウェルへの海水流
入にともない該集水ウェルの周囲に滞留堆積させる。
【0013】
【実施例】以下図示の実施例について詳しく説明する。
図1は、図9に示したと同じように、沿岸流が矢印2方
向に流れている砂浜海岸に、防波堤9と10で泊地11
を囲繞しかつ岸壁12と港口13を設けてなる港Aを構
築するとともに、本発明養浜工装置を設置した状態の平
面図である。
【0014】C,Dはその港Aに対し沿岸流下流側の海
中に設置した集水ウェル、Eはその集水ウェルC,Dに
対向する陸地1に設置した高架水槽で、これらは給水パ
イプ16,17により接続されている。
【0015】18は基端を高架水槽Eに接続した送水メ
インパイプ、19,20はその送水メインパイプ18に
接続した放水パイプで、放水パイプ19は港Aの上流側
さらに具体的には防波堤9の外側近傍の海中に、また、
放水パイプ20は泊地11内にそれぞれ放水口を位置さ
せている。
【0016】集水ウェルCの構造は次のとおりである。
21は汀線5″の沖側海底にH型鋼材等の多数の杭22
を所要の間隔で形成した平面方形または円形の囲い、2
3は周壁に設けた多数の孔24に麻袋等の防砂透水性材
料を詰め込んでなる大口径の鋼管製あるいは鉄筋コンク
リート製の井筒で、この井筒23は囲い21の中央にお
いて、海底地盤にしっかりと支持されるところまで掘り
下げ設置されている。
【0017】25は井筒23の底部内に敷設した防砂シ
ートで、その上には砂利26,玉石27等を積層し、こ
れによって、井筒23内にその底部から砂が侵入しない
ようにしている。砂の侵入が見込まれない地盤であると
きは、防砂シート25の敷設を省略できることもちろん
である。
【0018】28は、囲い21内であって井筒23の外
方に投入した玉石またはコンクリートブロック等の塊状
充填材で、それは杭22の列設間隔から抜脱しない大き
さであり、乱積み状態のその塊状充填材28の間を海水
が流動できるようにしてあるものである。
【0019】29は上記囲い21及び井筒23の上端面
に架設した天端部体である。
【0020】上記構成の集水ウェルCは、囲い21の周
囲が砂で埋められるときは構造上の心配はないが、洗掘
による弊害の対策として、その周囲に洗掘防止装置30
を設置する。この洗掘防止装置30は、囲い21から所
要の距離離れた周囲海底に多数の鋼材を縦横に組んで形
成した格子状敷設体31を敷設するとともに、その上
に、各格子より大きい消波ブロック32を積載し、さら
に、その消波ブロック32と囲い21との間に例えば3
00kg程度の石33を乱積み積載してなる。
【0021】34は井筒23内に設置した海水汲み上げ
用のポンプで、陸地1に設置した前記高架水槽Eに給水
パイプ16により接続してある。
【0022】集水ウェルDの構造は次のとおりである。
35は汀線5″の沖側海底を適宜床堀りしたところに敷
設した格子状敷設体で、この格子状敷設体35は、上記
格子状敷設体31と同じく多数の鋼材を縦横に組んで形
成したものである。
【0023】36は、上記井筒23と同様、周壁に設け
た多数の孔に麻袋等の防砂透水性材料を詰め込んでなる
大口径の鋼管製または鉄筋コンクリート製の横置き井筒
で、上記格子状敷設体35の中央に横置き乗載してあ
る。37は格子状敷設体35の両外側に乗載したその各
格子より大きい消波ブロック、38はその井筒36と消
波ブロック37との間に乱積みした例えば300kg程度
の石で、海水はこれら消波ブロック37及び石38の間
を流動する。
【0024】39は横置き井筒36内に設置した海水汲
み上げ用のポンプで、前記高架水槽Eに給水パイプ17
により接続してある。
【0025】集水ウェルDも、砂で埋められるときは構
造上の心配はなく、また、上記のように、横置き井筒3
6を格子状敷設体35に乗載し、かつその格子状敷設体
35に消波ブロック37及び石38を乗載して、横置き
井筒36を囲繞保護しているので、波浪の洗掘作用にも
十分対応できるものである。
【0026】この実施例では、説明を簡略化するため
に、集水ウェルCとDを各1基並設した例を示したが、
実際には、同じ集水ウェルCまたはDを所要複数基設置
し、その各々に対応させて送水メインパイプ18及び放
水パイプ19,20等の付帯設備を増設することが考え
られる。なお、井筒23,36としては、それ自体が防
砂透水性材料製のものであればよく、この実施例のよう
に周壁の多数の孔に詰物をする構造に限定するものでは
ない。
【0027】上述の構成の本装置は、集水ウェルC,D
の井筒23,36に浸透流入した海水を、ポンプ34,
39により強制的に汲み上げ、給水パイプ16,17を
通じて高架水槽Eに一旦供給貯留した後、水頭差を利用
して送水メインパイプ18及び放水パイプ19,20を
通じ、防波堤9の外側近傍の海中、泊地11内、あるい
はまた、必要があれば所要の配管をすることによって、
港口13の港外に向けて放水する。
【0028】何らかの理由で海水を高架水槽Eに汲み上
げることができないとき等には、圧送ポンプを利用し圧
送し放水してよいこと明らかである。
【0029】上記のように、放水パイプ19によって防
波堤9の外側近傍の海中に放水することによって、そこ
に滞留堆積しようとする砂は沖の方に押し出される。ま
た、放水パイプ20によって泊地11内に、あるいは所
要の配管によって港口13の港外に向けて行われる放水
により、防波堤9の先端を廻って泊地11に流入しよう
すとる砂は、その流入を阻止れさる。
【0030】一方、井筒23,36に浸入した海水は、
ポンプ34,39によって強制的に汲み上げられるか
ら、集水ウェルC,Dの周囲には砂を含んだ海水が吸い
寄せられ、そこに砂が除々に堆積し、海水だけが井筒2
3,36に流入して行くことになり、かつ、集水ウェル
C,Dの周囲に残る海水は砂の濃度が高く比重が重くな
る。
【0031】海水は、沖から周期的に寄せてくる寄せ波
によって汀線5″に運ばれる。引き波のエネルギーは、
上記のように海水の比重が重くなったことと、海底地盤
との摩擦や寄せ波によっても打ち消され、寄せ波自体の
エネルギーよりも弱くなるから、砂を運び去ることがで
きず、逐次汀線5″付近に滞留堆積し、その汀線5″は
安定する。
【0032】防波堤9の先端で過流現象を生じたとして
も、その影響は集水ウェルC,Dの吸水または集水作用
により消され、従来のように、港Aの外側での砂の滞留
堆積や港内流入を助長するようなことがない。
【0033】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明によれば、次の効果を奏する。砂が流失し汀線が陸
地側に後退する沿岸流下流側海中の海水が、集水ウェル
を介し、砂溜まりができ汀線を沖側に前進させる沿岸流
上流側の海中に放水され、これによって、該上流側海中
に滞留堆積しようとする砂を沖に押し出し、沿岸流によ
って自然流下させ、かつ、その砂を上記下流側海中の集
水ウェルへの海水流入にともない該集水ウェルの周囲に
滞留堆積させる。
【0034】したがって、砂浜海岸は、特にそこに防波
堤等の海洋構造物を構築設置した場合であっても、沿岸
流上流側に砂溜まりを発達させ汀線を沖側に前進させる
とか、同下流側で汀線を陸地側に後退せさせてしまうと
いうことがなく、当該海岸を安定維持することができ
る。
【0035】しかも、沿岸流下流側海中の海水を、集水
ウェルを介し、同上流側の海中に放水するだけで、それ
もパイプ送水で足りるから、従来の護岸や離岸堤の築造
あるいはまた泊地の浚渫等とは違い工費や維持費が低廉
ですむものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための概略平面図で
ある。
【図2】同上の集水ウェルの設置状態を示す概略断面図
である。
【図3】同上の縦断面図である。
【図4】同上の集水ウェルの平面図である。
【図5】同上の集水ウェルを構成する井筒の側面図であ
る。
【図6】集水ウェルの他の例の設置状態を示す概略断面
図である。
【図7】砂浜海岸の砂の移動を示す説明図である。
【図8】砂浜海岸に突堤を築造した状態を示す概略平面
図である。
【図9】砂浜海岸に港を築造した状態を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
A 港 C,D 集水ウェル E 高架水槽 2 沿岸流 5 汀線 16〜20 パイプ 34,39 海水汲み上げ用のポンプ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砂浜海岸の沿岸流下流側海中に防砂透水性
    の集水ウェルを設置し、海水をその集水ウェルからポン
    プで汲み上げ、それをパイプを通じて沿岸流上流側海中
    に放水することにより、該上流側海中に滞留堆積しよう
    とする砂を沖に押し出し、沿岸流によって自然流下さ
    せ、かつ、その砂を上記下流側海中の集水ウェルへの海
    水流入にともない該集水ウェルの周囲に滞留堆積させる
    ことを特徴とする砂浜海岸の養浜工法。
  2. 【請求項2】防波堤,港等の海洋構造物を築造した砂浜
    海岸において、その海洋構造物に対する沿岸流下流側海
    中に防砂透水性の集水ウェルを設置し、海水をその集水
    ウェルからポンプで汲み上げ、それをパイプを通じて、
    同海洋構造物に対する沿岸流上流側海中または同海洋構
    造物内海中に放水することにより、該上流側海中に滞留
    堆積しようとする砂または同海洋構造物内海中に流入堆
    積しようとする砂を沖に押し出し、沿岸流によって自然
    流下させ、かつ、その砂を上記下流側海中の集水ウェル
    への海水流入にともない該集水ウェルの周囲に滞留堆積
    させることを特徴とする砂浜海岸の養浜工法。
  3. 【請求項3】砂浜海岸の沿岸流下流側海中に防砂透水性
    の集水ウェルを設置し、その集水ウェル内に海水汲み上
    げ用のポンプを設置し、そのポンプに接続した放水パイ
    プの放水口を上記沿岸流上流側海中に開口してなること
    を特徴とする砂浜海岸の養浜工装置。
  4. 【請求項4】砂浜海岸に築造した防波堤,港等の海洋構
    造物に対する沿岸流下流側海中に防砂透水性の集水ウェ
    ルを設置し、その集水ウェル内に海水汲み上げ用のポン
    プを設置し、そのポンプに接続した放水パイプの放水口
    を、上記海洋構造物に対する沿岸流上流側海中または同
    海洋構造物内海中に開口してなることを特徴とする砂浜
    海岸の養浜工装置。
  5. 【請求項5】海水を、集水ウェルに対向する沿岸流下流
    側陸地に設置の高架水槽に、一旦汲み上げた後、水頭差
    を利用して送水し放水パイプから所定海中に放水するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の砂浜海岸の養浜
    工法。
  6. 【請求項6】集水ウェルに対向する沿岸流下流側陸地に
    高架水槽を設置し、海水を該集水ウェルから一旦その高
    架水槽に汲み上げた後、水頭差を利用して送水し放水パ
    イプから所定海中に放水するようにしてなることを特徴
    とする請求項3または4記載の砂浜海岸の養浜工装置。
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